体育会一覧
CLUB LIST

少林寺拳法部

4部門制覇! 総合2位で全日本終幕/全日本学生大会

少林寺拳法 2018.11.05

 女子初段の部に出場した上野絵美(営4=志学館)・木村奈菜子(政経3=東邦大東邦)、男子白緑の部に出場した長田宗之(文1=岡崎北)・永井雄貴(政経1=埼玉県私立開智)を含む4部門で日本一をつかみ取った。男子は総合2位、女子は総合1位を獲得するも、総合連覇には惜しくも届かなかった。


◆11・4 全日本学生大会(日本武道館)

▼男子白緑の部 長田・永井組――1位

 男女白緑の部 白鳥・谷合組――4位

 女子茶帯の部 土井・藤田組――3位

 男女茶帯の部 久保・渡邉組――1位

        髙木・村松組――3位

 男子初段の部 鈴木・根本組――3位

 女子初段の部 上野・木村組――1位

    男子二段の部 梶山・高橋組――1位

 男女二段以上の部 金親・金子組――3位

 男子三段以上の部 青木・惠中組――2位

 女子三段以上の部 田中綾・谷口組――2位

 三人掛けの部 飯塚・廣瀨・石井組――5位

 立合評価法男子中量級 廣瀨――5位

    団体の部――2位

 女子団体の部――3位

 男子最優秀大学 明大――2位

 女子最優秀大学 明大――1位

 最優秀大学 明大――2位


 拳士たちの頬は歓喜の涙で濡れていた。男子二段の部に出場した梶山和人(法2=川越東)・高橋佑太(法3=明大中野)組。昨年度の新人大会からペアを組み活躍が期待されていたが、新人大会5位、関東学生大会3位と本来の力が出し切れずにいた。結果を求め試行錯誤する中で「イライラを高橋先輩にぶつけてしまうこともあった」(梶山)。今大会直前は「互いに自分のことで精一杯で、うまくかみ合っていない」(高橋)状態だった。それでも「思い切りやろう」(高橋)。その一言で思いを一つにした2人は、力強い演武で会場を魅了。金色に輝くメダルを手にし「最後に勝てて本当に良かった」(梶山)と笑みがこぼれた。苦難を乗り越え、最高の舞台でついに栄冠を勝ち取った。

 「彼が最初から最後まで支えてくれた」(久保舞奈・政経2=明大明治)。男女茶帯の部に出場した久保・渡邉正尭(商2=東葛飾)組。9月に行われた新人大会で優勝し、自信を持って臨む今大会だったが「彼女は結構ナイーブになりやすい」(渡邉)。演武の完成度は高いレベルにあったが、久保はどこかに不安を抱えていた。しかし、どの組にも負けない信頼関係からなる息の合った動きと気迫で圧倒。他組との差別化のため取り入れた、演武構成間での黒帯のような動きや立ち振る舞いも評価された。心配性な久保を支え続けた渡邉は「ここまで長かった」と、大粒の涙を流しながら日本一の喜びをかみ締めた。


 総合連覇を達成することはできなかった。「全部を出し切っての2位、これが今の実力」(金親優希主将・政経4=桜林)。下級生が奮起した今大会だが、総合2位という結果に「悔しい」(長田)。この経験を糧に、若き拳士たちは挑戦を続ける。全日本の頂点に返り咲くその日まで。


[藤山由理]


※後日、総括記事を掲載します。


試合後のコメント

関谷芳久監督
――今大会を振り返っていかがですか。

 「総合成績は69―66の僅差での負けでした。演武の部門では勝てていたので、運用法(立会評価法)が課題です。これをバネにして、今後も頑張っていきます」


金親

――惜しくも総合2位でした。

 「3点差だってさっき聞きました。本当にちょっとの差でしたね。運用法の差だったりが響いてしまったのかなって思います。演武はすべてを出し切ったので、全員が。結果を出した組もあればそうでなかった組もあるんですけど、全体としてはいい形で大会を終えられたのではないかなって思います。悔しい気持ちが一番ですけど、全員が全部を出し切っての2位なので、これが今の実力だったのかなって思います。これを来年、後輩たちがまた総合優勝できるように頑張ってもらいたいなって思います」


――ご自身はこれで引退になりますが今のお気持ちは。

 「『やり切った』の一言ですね。少林寺拳法を始めて16年ぐらいになるんですけど、この先続けるかどうかは正直分からないので、一つの区切りとして16年間の全てをここにぶつけようっていう気持ちで今回は臨んだので、それを全部出し切れたっていうことに関して後悔はないですね。(少林寺拳法をやっていて)人とのつながることの大切さというか、礼儀だとか、そういうところを一番学んだのかなって思います。それは今後の社会でも必ず役立つと思います。一番は祖父に感謝しています。祖父と知り合いの先生がつながっていて、そこの影響で、それだけのきっかけで始めた少林寺拳法なんですけど、続けてよかったなって思います」


上野

――少林寺拳法を通じて学んだことはありますか。

 「努力は裏切らないということです。1年生の時から良い成績が残せなくて悩んでいたんですけど、自分自身の演武や他大学の演武をたくさん研究して、毎日自分と向き合いながら毎日修練に励んできたので、その努力は今回こうして1位という結果で実ったんじゃないかなって思います」


木村

――上野さんと組んで1位を獲得しましたが、今のお気持ちは。

「演武の前に上野先輩が『今まで組んでくれてありがとう』っていう話をしてくれたのが本当にうれしくて、うれしすぎて何も覚えていないです。ありきたりな言葉なんですけど、感謝しかなくて、上野先輩と組ませていただいてこれまで充実した練習期間を過ごせましたし、大会中も色々サポートしていただいて、先輩の在り方というか、そういうのを学べたのもありますし、自分も上野先輩みたいな先輩になりたいと思います」


根本航平(法4=千葉北)・鈴木雄大(法3=明大中野)組

――来年に向けて一言お願いします。

鈴木:「やっぱり幹部の先輩方、主に根本先輩なんですけど、根本先輩の熱い思いを本選の演武で受け取ったので、絶対にそれを自分の背中で後輩に伝えていけたらなと思います。あとは絶対に総合優勝します」

根本:「今回の敗北は鈴木にとっては大きな成長の糧になると思います。今後、返り咲く日が必ず来ると思います」


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読のご案内