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これぞ〝粘りの明治〟 逆転劇で勝利をもぎ取る/東京六大学秋季フレッシュトーナメント

硬式野球 2018.11.02

 来季につながる1勝だ。1点リードの6回裏、連続四球と失策という最悪のかたちで逆転を許す。しかし8回表、田村翔大内野手(総合2=佼成学園)の2点適時打で再逆転に成功。秋季フレッシュトーナメントは5位で幕を閉じた。



(明)髙橋聖、大竹、○中山―植田、今関

(東)松田、小宗、●奥野―大音

【安】(明)10(東)2

【二】(明)吉村(2回)、公家2(3回、7回)、堤(4回)(東)櫻木(7回)

(明)◇犠打1 植田(3回) ◇併殺0 ◇残塁14 ◇盗塁5 青木(2回)、長原2(6回、8回)、田村(8回)、丸山(8回)◇失策1


 粘りを見せた。今秋リーグ戦、得点力不足に泣いた明大。この日も「勝負どころで、もたついてしまった」(公家響内野手・政経2=横浜)打線は、5回まで長打3本を含む7安打を放つも1得点の拙攻ぶり。6回にはリードを許すまさかの展開に、スタンドから野次が飛ぶ一幕も見られた。しかし、8回表。打ち切り時間も迫る窮地に「気持ちを出していこう」。新人戦主将の言葉を受け、この日一番の声が飛び始めると状況が一変する。安打、死球とつながりを見せ1死二、三塁の好機を演出。田村が打席に立つと「みんなの応援が届いた」。仲間の思いを胸に振り抜いた打球は中前へ。値千金の逆転適時打でチームを勝利へ導いた。「チャンスでの一打を今後大切にしていきたい」(田村)。苦しみながらつかんだこの1勝は、明大の未来を担う選手たちにとって大きな糧となっただろう。


 〝奪冠〟の夢へ。この一戦で全日程を終えたナインは来春の巻き返しに向けスタートを切る。また、下級生の底上げがチーム力アップのカギになるといっても過言ではないだろう。「やはりリーグ戦で頑張りたい」(公家)。大観衆の神宮で若き紫紺ナインが躍動する姿に期待したい。


[小野原琢真]


試合後のコメント

公家

――8回の攻撃前、チームで話したことを教えてください。

 「時間もあり、このままでは終わってしまう状況だったので、ベンチ一体となって気持ちを出してやろうと話しました」


――来季へ向け、意気込みをお願いします。

 「やはりリーグ戦が一番大事というか、頑張らなくてはならないところなので、春はリーグ戦で活躍できるように頑張ります」


田村

――8回の打席はどのような気持ちで立っていましたか。

 「みんながベンチで応援してくれているのが打席まで届いていたので、何としてでも打ちたい、という気持ちでした」


――新人戦を通して感じたものはありますか。

 「みんなが打てない試合でも、チャンスで打てれば勝てるので、それを今後大事にしていきたいです」


中山晶量投手(営2=鳴門)

――登板を振り返っていただけますか。

 「出たときがビハインドだったので、流れを呼び込むような投球がしたいと思って投げていました」


――リーグ戦で登板した経験が生きている部分はありますか。

 「展開的にはあの時(立大2回戦)と似ていたので、それを今日は生かせました。リーグ戦で抑えられたことで経験を積めているのかなと思います」


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