(女子)大矢が惜しくも総合4位 全日本選手権出場を逃す/東日本選手権
あと一歩届かなかった。大矢里佳(商2=中京大中京)がショートプログラム(SP)から一つ順位を落とし総合4位。全日本選手権出場圏内となる3位以上を守ることができなかった。
◆10・25~28 東日本選手権(テクノルアイスパーク八戸)
▼シニア女子(FS) |
||
4位 |
大矢 里佳 |
87.77 |
9位 |
井上 千尋 |
80.34 |
19位 |
森 千夏 |
68.75 |
▼シニア女子(総合) |
||
4位 |
大矢 里佳 |
138.11 |
12位 |
井上 千尋 |
118.80 |
20位 |
森 千夏 |
107.67 |
小さなミスが明暗を分けた。全日本選手権出場圏内となる3位でフリースケーティング(FS)を迎えた大矢。冒頭のトリプルフリップ、ダブルトーループのコンビネーションジャンプこそは綺麗に決めたものの、それ以降のジャンプ全てが減点。「ジャンプの回転不足が目立ったことはすごく悔しい」(大矢)と、転倒などの大きなミスがなかっただけにもったいない結果になった。結果FS4位、総合順位も4位となり、全日本選手権出場を惜しくも逃した。「悔しいですが、自分の実力不足だというのは感じた」(大矢)。この悔しさを胸に来年こそは全日本の舞台に返り咲きたい。
次なる戦いが迫っている。井上千尋(商1=椙山女学園)が12位、森千夏(営2=愛知みずほ大瑞穂)が20位と、それぞれ不完全燃焼に終わった今大会。特に昨年度の同大会2位の森は今季不調に悩まされており、早い復活が待たれる。東日本インカレ、インカレは学校ごとの成績が出るため、全員活躍が必要不可欠。「大学に貢献する成績を取れるように」(森)。まずは2週間後に行われる東日本インカレで日大、東洋大などを破り、全員の力で2年連続の団体優勝を果たしたい。
[大西健太]
試合後のコメント
大矢
――本日の演技を振り返っていかがですか。
「今日は細かいミスをしてしまったのと、ジャンプの回転不足が目立ったことはすごく悔しいなと思います」
――惜しくも全日本選手権出場を逃してしまいましたが
「悔しいは悔しいですけれど、自分の実力不足だというのは感じたので、また頑張ります」
――今後さらにレベルアップするためにはどのようなことが必要でしょうか。
「もちろん今入っているジャンプをクリーンで跳ぶことは必ずなんですけれど、ジャンプの難易度も上げていかないといけないと思っているので、練習で頑張ります」
森
――本日の演技を振り返っていかがですか。
「思いっきりできたので、失敗しちゃいましたけれど、良かったと思います」
――なかなか調子が上がってきませんが
「気持ちだったかなと思います。普段の練習から跳べていなかったのは、自信がなかったから跳べていなくて、自信をもって思い切りやったらできたので、それを試合や普段の練習からできるようにしたいと思います」
井上
――SPからFSで気持ちを切り替えることはできましたか。
「今日は自分のできることを精一杯やろうと思って、思い切ってやれました」
――次戦に向けて意気込みをお願いします。
「次は東インカレなので、団体優勝できるようにミスしない練習をして、本番でもミスをしないようにしたいと思います」
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