猛追届かず 東海大に56-64で敗戦/関東大学1部リーグ戦

バスケットボール(男子)
2018.10.29

最後まで食らい付けなかった。首位・東海大との対戦。前半は3030と互角の勝負を繰り広げる。しかし、後半の出だしでつまずき一気に12点のリードを許す。これが尾を引き5664で敗北。2部降格の可能性がぐっと高まった。

8・251111 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)

◆1028 対東海大2回戦(東海大湘南体育館)

明大56151715131220141464東海大

 

 スターターは、PG渡辺翔太(政経2=宇都宮工)SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。 

東海大のホームで迎えた今試合。会場は東海大一色に染まる中、冷静に試合を展開。流れを奪われそうな場面では、控えの山口裕朗(営4=足立学園)野口龍太郎(政経3=九州学院)が3Pシュートを沈める。前半は3030好ゲームを見せた。しかし、後半の出だしは1点も奪えないまま5分が経過。一気に12点差をつけられる。それでも「みんな攻め気をなくしていなかった」(今川)と、反撃の機をうかがう。そして8点ビハインドでむかえた第4クオーター(Q)。植松義也(営2=桐光学園)の豪快なダンクシュートで反撃ののろしを上げると、瞬く間に1点差まで詰め寄る。だが、猛追はここまで。土壇場で相手に3Pシュートを決められ5664で勝負あり。自動降格圏の11位・中大との勝ち点差はわずか一つと、2部降格が本格的に迫ってきた。

リーグも終盤となり、残るは2試合。次戦の相手は2位の大東大と首位争いに絡むチームだ。「リバウンドを積極的にいって、大東大を仕留めたい」(植松)。2部への自動降格を避けるために、なんとしても2勝がほしい。 

[大橋未来]

試合後のコメント

今川

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「点を取れないっていうのが4Q中ずっとありました。タフショットの3Pシュートが入ったからなんとかつなげましたが、あまり改善できた試合ではなかったです。けどチームで最後まで戦えたっていうのは、前節とは違って良かったです」

――後半の出だしで12点差が付きました。

 「まだみんなの攻め気がなくなっていなかったので、もう1回流れが来れば点差は縮まると思っていました。オフェンスも大事なんですけど、点数が取れていない時間帯にディフェンスをしっかりやれば絶対に流れは来るので、そこをしっかりやっていきたかったです。でもそれができず12点差になってしまったので、そこは反省ですね」

植松

――ダンクを決めました。

 

 「ダンクは今までバスケをやってきて公式戦初です。前節の試合で負けたときに積極性が足りなかったので、今回はそこを意識しました。ダンクはやるチャンスは少ないですけど、今回できたということに自信を持ってドライブからでも狙っていきたいです」