大体大に敗れベスト16 有終の美飾れず/全日本学生優勝大会

剣道 2018.10.28

 悲願の優勝とはならなかった。関東学生優勝大会で3位となり迎えた今大会だったが3回戦の大体大との一戦で逆転負けを喫しベスト16で終戦。続く、筑波大戦、国士大戦とさらなる強豪校との対戦を見据えていただけに悔しい敗戦となった。

 

1028 第66回全日本学生優勝大会(大阪市中央体育館)

▼明大――ベスト16

 

 まさかの敗戦となった。3回戦は関西ベスト8の大体大と対戦。次鋒(じほう)・山本雅人(政経3=麗澤瑞浪)、五将・千田海(商4=仙台育英)と続けて勝利を収める。この流れに乗り快勝を見せるかに思われたが、中堅・小田宗治(商1=東海大札幌)がドウに対してメンを捉えられ1本負け。三将・山田将也(商4=育英)、副将・槌田祐勢(政経3=九州学院)においても果敢な攻めを見せるがわずかに及ばずともに1本負けとなった。負けが許されない状況で大将の山田凌平主将(政経4=九州学院)へ。しかし、試合中盤に一瞬のスキを突かれコテを決められてしまう。そのまま時間が経過し無念の1本負け。「厳しさを最後の最後に感じた」(山田凌)。ベスト16という悔しい形で幕を閉じた。

 

 〝黄金世代〟の真価を発揮することはできなかった。おととしの全日本学生個人王者・山田凌、同大会2年連続ベスト8の千田等、実績と実力をともなったメンバーが多くそろう明大本来では「勝ち試合だった」(山田将)はずの大体大相手に逆転負けを喫した。「全体が一丸となるという部分で欠けている」(阿部凌大・政経4=高輪)。昨年同大会で3位となり十分に頂点を狙える今大会だったが、層が厚い世代というプレッシャーに対しおのおのが持ちうる実力を団体として出し切ることができなかった。

 「この悔しさを味わわないように」(山田凌)。来年も槌田、梶谷彪雅(政経2=九州学院)ら強力なメンバーが残る男子団体。チーム一丸となり今度こそ頂点へ。4年生からの思いを受け継いだ新世代が団体制覇へ向け再スタートを切る。

 

[清水康佑]

 

試合後のコメント

大塚武男監督

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

「まさかの展開になってしまいました。(大体大の)前半は良かったんですけど、中堅のあたりからムードが悪くなってしまいました。選手はよく頑張ったと思うんですけど、剣道の難しさが出てしまった試合でした」

 

山田凌

――大学4年間を振り返っていかがでしたか。

「最後がこういう結果で、去年がすごくしっくりきててその流れでいけるかなと思ったらそううまくいかないので、厳しさを最後に感じさせられました」


阿部

――後輩に向けて一言お願いします。

「もうこの思いをしないように、練習からみんな日本一を目指して。ここからも優秀なメンバーが揃っていると思うので、しっかりと結果を出せるように頑張ってほしいです」

 

千田

――4年間の明大での剣道はいかがでしたか。

「日本一になれなくてとても悔しいんですけど、この4年間はとてもいい経験になりました。同期がとてもいい選手で、こいつらには負けられねぇなと思って切磋琢磨(せっさたくま)してきました。ここまでやれて良かったなと思います」

 

山田将

――来年期待することは何でしょうか。

「自分のような負け方であったり今日の大体大戦のように勝ち試合だったのに最後に逆転されて負けた部分を考えると団体戦で勝つためには流れを大切にしてチームワークで勝てるようにしてほしいと思います」



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