7―3で勝利 日体大破り4連勝/関東大学リーグ戦

アイスホッケー
2018.10.21

 2次リーグ2戦目の相手は日体大。開始3分13秒、FW高橋瞬主将(政経4=白樺学園)のゴールで先制するも序盤は打ち合いに。2―2で迎えた第2ピリオド3分28秒にFW松本昂大(商4=北海道清水)が勝ち越し点を決めると、ゴールラッシュで突き放した。日体大を7―3で下し、4連勝とした。

◆9・8~1125 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

1020 対日体大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

○明大7{2―2、3―0、2―1}3日体大

 5―2となった第3ピリオド。1718秒、FW牛来森都(法4=北海)のパスをFW高木聖大(文2=日光明峰)が振り抜き、ゴールネットを揺らした。「練習してきたかいがあった」と今リーグ戦初ゴールにガッツポーズを見せた。

 二重にうれしいゴールとなった。昨年まではDFとして出場していた高木。しかし「新しい挑戦」と今年からFWに転向。タレントぞろいのFW陣に自ら飛び込んだ。練習から自信があったシュートとパスを磨き出場機会をつかむと、ついに決めたFWとしての初ゴール。「結果を残せて良かった。これからも負けないようにレギュラーを確定させたい」。挑戦はまだ始まったばかりだ。

 今試合は、7選手で7ゴールとどこからでも点が取れる強さが光った。守備陣では、第3ピリオドからルーキーのGK畑中秀斗(政経1=北海道苫小牧工)も出場。好セーブを見せるも「あまり納得してない」と失点を悔しがった。攻守に長いリーグ戦を戦い抜く戦力はそろっている。井原朗監督は「期待している選手は全員。これからもっと良くなってくる」。現在、第9節を終えて8勝1敗で早大に次ぐ2位。頂点をつかむまで全員ホッケーを磨き続ける。

[福永智隆]

試合後のコメント

井原監督

ーー今試合を振り返っていかがですか。

  「いい時間帯もありましたけど、悪い時間もありました。1次リーグからもう少し上積みしたいということで、セットは組み替えながらやっています。確定ではなく、今後も少しずついじりながら試していこうと思っています」

松本

 ーー今試合を振り返っていかがですか。

  「向こうも足動いていたし、こっちもびっくりしてそれに合わせた感じで足が動いていて声も出ていたし、チームとしては良かったです。個人としては1ピリ足が動かなくて変なところでパスをしたりシュートを打てるタイミングでパスしてしまったりという点が見られたので、意識しすぎずに攻撃的なホッケーができればいいなと思います」

ーーセットを組み替えていかがですか。

  「まわりに頼りすぎていたところがあります。あまりかみ合ってなかったかなと思うので4年生として3年生2人が横にいるのでしっかりリーダーシップをとって自分が引っ張っていけたらいいかなと思います。そこが反省点です」

高木

ーー今試合を振り返っていかがですか。

  「チーム的には失点も最初あったんですけど、点数が乗ってくると明治らしくいいチームになるのでそこにいくまでは今日は時間がかかったかなと思います。でも、ベンチの中もいい雰囲気でちゃんと声が出ていたので、指示の声だったりサポートの声だったりしっかり出ていたので悪くはない内容だったと思います」

ーーご自身のプレーはいかがですか。

 「ずっと大学入る前まで、DFだったんですけど、今年からFWをやっています。シフトも4つ目で少なかったんですけど少ないところで結果を残していかないとと思っていました。周りがパスコースつくってくれたり守りを下げるプレーをしてくれて、自分にすごくスペースができてキーパーと1対1のような感じで打てたので練習してきたかいがあったなと思いました」

ーー次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「どんどん相手が強くなっていくので、少ないシフトの中でもちょっとずつ結果出していきたいです。今回もいい準備からつながったのでいい準備をして臨みたいと思い

ます」

畑中

――第3ピリオドからの出場でした。

 「3ピリ0点で抑えたら次戦先発で出してあげるよと言われて、ちょっとうきうきしていたのですがその夢も叶わず1失点してしまいました」

――ナイスセーブなシーンもありました。

  「自分ではあまり納得いっていないです。失点した場面でパックを引かれてパックの位置が動いたのに自分の位置を動かさないでポジションのズレが生じて、イージーなシュートだったのですが、取れるものも取れなくて失点してしまったのでそこはシュート数も少なかったので良くはなかったかなと思います」

――今後の目標を教えてください。

 「やっぱり明治のキーパーとして試合に出たいなという風に思います。そのために練習から試合を意識して、2人のキーパーに負けないように頑張りたいと思います」