志村が2位入賞 明大勢自己ベスト記録続出/全日本学生新人選手権

ウエイトリフティング
2018.10.20

9月の東日本新人戦から舞台を全国に広げて開催された今大会。明大勢として出場した4人のうち3人が自己ベストを更新し、好調をアピールした。

 

101921 第63回全日本学生新人選手権(スポーツ総合センター)

62キロ級  

 2位 志村(S101 J127 T228

▼69キロ級    

 6位 大畑(S110 J130 T240

▼77キロ級   

 4位 畑中(S126 J140 T266

 5位 寺澤(S118 J143 T261

 

※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル

 

 調子は右肩上がりだ。志村優人(政経1=埼玉栄)はスナッチで自己ベストを1キロ更新。ジャークベストに挑んだ6本目を唯一失敗し「6本成功ができなかったので悔しい」と謙遜したものの、春から少しずつ記録を伸ばしている。さらに、畑中佑介(法2=榛生昇陽)、寺澤寿喜(営2=滑川)はそれぞれトータル記録で4キロ自己ベストを上回った。畑中は、これまで記録を伸ばし切れずにいたジャークが「かなり軽かった」と自信をつけ、プラット上で笑顔を見せた。そして大畑柊磨(政経2=香寺)も、自己ベスト更新はならなかったものの、夏季に患っていたケガが治り復調しつつある。

 

 底上げを図る。東日本新人戦に引き続き、下級生が次々と自己ベストを塗り替えている。12月に控えるインカレでも、好調の下級生が多く出場する可能性は十分だ。今大会はインカレ前最後の公式戦。若い力がチームに刺激を与え、上昇気流を巻き起こす。

 

[西山はる菜]

 

試合後のコメント

大畑

――2年目に入り、ケガ対策は何かしていますか。

 「マットレスを買いました。いいマットレスにしました。腰が全然違いますね。次の日の疲れの取れ具合が違います」

 

――インカレに向けて目標をお願いします。

 「自己ベストを超えれば3位以内に入れそうなので、3位以内に入賞して明大に貢献したいと思います」

 

寺澤

――振り返っていかがですか。

 「今回の大会が一番大学で良かったと思います」

 

――2年生の雰囲気はいかがですか。

 「とてもいいと思います。2年生が引っ張っている感じで。自分も置いていかれないように頑張っていきたいです」

 

――今年の目標は何でしょうか。

 「学内の記録会が近くにあるのでいい記録を出せるように。来年の個人戦に向けて頑張っていきたいです」