鮮やかな逆転劇! 強豪相手にリーグ戦初勝利を挙げる/関東学生リーグ戦

ラクロス(男子)
2018.10.07

 念願の勝利だ。負ければ入れ替え戦が確定してしまう大事な一戦。昨年度ファイナル4に進出した強豪・一橋大に対して、明大は粘りのプレー見せ同点で第3Q(クオーター)を終える。迎えた最終第4Qで明大は一挙4点を獲得し、今季初勝利を果たした。 

◆8・11~11・10 関東学生リーグ(富士通スタジアム川崎他)
▼10・7 対一橋大戦(学習院大グラウンド)
 ◯明大9{2―3、1―2、2―0、4―2}7一橋大

 〝勝ちたい〟気持ちが勝利を呼んだ。「準備期間がたくさんあった」(東裕人主将・政経4=サレジオ学院)と延期が続いたことで準備は万全。試合は第1Qの序盤に加藤裕太(農4=西部学園文理)のショットで先制。その直後に日高達也(政経4=茗渓学園)がフェイスオフに競り勝ち、そのままショットで2点目を獲得。このまま流れに乗りたいところだったが、明大にミスが目立ち始める。その後は逆転を許してしまい、一橋大のペースで前半を折り返す。後半も苦しい展開が続いたが、第4Qに中村恭平(政経4=國學院久我山)のショットで同点に追い付くと、流れは明大に。その後も得点を重ね9対7で試合終了。接戦にもつれ込むも全試合、負けや引き分けに終わっている今季リーグ戦でうれしい初勝利となった。

 首の皮一枚でつながった。なんとか入れ替え戦確定を免れた明大。ただ、崖っぷちにいることに変わりはない。次はリーグ戦最終戦となる慶大戦だ。勝てば3位で1部残留を決められる負けられない一戦。最後は勝利で幕を閉じたい。

[岩田純]

試合後のコメント

――今季初勝利を挙げることができましたね。

 「もう感無量です。勝たないと入れ替え戦確定という試合だったので、来年につなげることができて良かったです」

――来週に慶大戦がありますが。
 「慶大は順位が確定しててフルメンバーで来るか分からないんですけど、どんな相手でも必ず勝ち切るということを目標にやっていきたいと思ってます」

中村
――試合を振り返っていかがですか。

 「負けと引き分けが続いていた中で、今日は緊張感のある試合で最後に勝ち切ることができて良かったです」

――次の試合に向けて一言お願いします。
 「4年間の集大成ということなので、ぶっ倒れてもいいくらい死ぬ気でプレーしていきたいと思います」