ディフェンス好調 大東大に連勝/関東大学女子2部リーグ戦Bブロック

バスケットボール(女子)
2018.09.16

要所を押さえた。3勝1敗で迎えた4節目の相手は大東大。1戦目は引き締まったディフェンスで得点を抑え34点差で勝利。2戦目はオフェンスを修正され点差は縮められたが、なんとか連勝をつかんだ。

 ◆9・1~1028 第68回関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館)

▼9・15 対大東大1回戦(神大湘南ひらつかキャンパス体育館)

○明大88231621132210221554大東大

▼9・16 対大東大2回戦(神大湘南ひらつかキャンパス体育館)

○明大81151921132215232370大東大

 

 スターターは、G藤野希生(国際4=埼玉栄)、G坂本真祐(情コミ3=山村学園)、F多久文乃主将(情コミ4=東京成徳)、F清水智央(文2=東京成徳)、C洲崎志織(情コミ2=正智深谷)。

  相手の得点源を完全に抑えた。大東大はこれまでの試合で平均約30得点を挙げているエース・内藤祐衣を擁する。1試合目は内藤をわずか14得点に抑え相手にリズムをつかませなかった。

オフェンスでは多久がリバウンドで躍動しセカンドチャンスをつくり出した。「安心感があった」(小野尾梨紗・文3=昭和学院)と、外してもリバウンドが取れる心の余裕からアウトサイドシュートを次々とリングに沈める。小野尾は3Pシュート6本を含む25得点を決め勝利に大きく貢献。前試合で課題となった得点力不足を克服してみせた。

2戦目は高い対応力を見せた。開始直後から7点のリードを許し敗戦ムードが流れたが「思い切って代えた」(渡辺徹監督)。センターの洲崎とガードの小野尾を交代しディフェンスに特化したメンバーに。この起用が功を奏し11点差で勝利。連勝をつかんだ。

昇格には連勝が不可欠だ。次戦の相手は7位の大妻女子大。現在3位の明大は2部Aリーグ復帰に向け足踏みは許されない。「そろそろめどを立てたい」(渡辺監督)。連勝をつかみ昇格を視野に入れたい。

[長沼遼太]

試合後のコメント

1戦目

小野尾

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「この一週間ちゃんと大東戦に向けて対策を練ってきたので、ちゃんとこの試合で出せたのは良かったと思います」

――3ポイントを6本決めましたがいかがですか。

「自分のリズムで打てていたと思うので。でも、そのリズムで打てていたというのは周りがそういうリズムを作ってくれたというのもあったので、明日も自分のリズムを作っていけるようにしたい」

 

2戦目

渡辺監督

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「ディフェンスが良くなってきていて相手に簡単にやらせていなかったです。昨日も今日も相手の3番を抑えられていました。昨日も今日もユメ(清水)とかイク(阪本)が中心となって抑えてくれていたので相手のリズムを作らせないディフェンスになったのかなと思います」

――次への意気込みをお願いします。

「タイプ的には外からガンガン打ってくる感じなので、簡単にシュートを打たせないことを意識したいです。次で2勝して昇格へのめどを立てたいですね」