投手陣踏ん張れず 立大に無念のコールド負け/東京六大学秋季リーグ戦

準硬式野球
2018.09.09

いいところなく終わった。石崎海斗投手(政経3=佐倉)が立大打線に捕まり、4回途中7失点の大乱調。その後も相手の勢いを止めることができず、1―11でコールド負けを喫した。

 

◆9・1~1028 東京六大学秋季リーグ戦(立川公園野球場他)

◆9・9 対立大2回戦(早大東伏見グラウンド)

明大1―11立大○

 

2回戦

1

2

3

4

5

6

7

立大

2

1

0

4

2

2

0

11

明大

0

0

1

0

0

0

0

1

 

 チームに流れを呼び込めなかった。1年半ぶりにリーグ戦先発登板となった石崎。しかし初回から得意のスライダーを狙い打ちされ、いきなり2点を失う。3回こそ直球を軸に三者凡退に抑えたものの、3巡目には直球も弾き返されて計7失点。「攻撃をする前に点を取られてしまった」(石崎)と、先発投手として試合を作れなかった。続いてリリーフした宮澤賢輔投手(情コミ3=明大中野八王子)、槻橋駿投手(商2=生田)もそれぞれ四球絡みから2失点。結局、全投手合わせて11失点と立大の猛打を止めることができなかった。

 

 投打が噛み合わない。打線も走者こそ出すものの、得点圏であと一本が出なかった。「流れをもってこれなかった」(平島嘉之主将・営4=明大中野八王子)と、不完全燃焼な試合が続いている。型にハマったときには止めることができないのが明大の持ち味。次戦こそはきっかけをつかみ、優勝への軌道に乗りたい。

 

[大西健太]

 

試合後のコメント

平島

――本日の試合を振り返っていかがですか。

「点差の通り、大差で負けてしまったので悔しい気持ちでいっぱいです。流れをつかめなかったということが大きかったと思います」

 

――悪い流れになってしまった原因はどのようなところでしょうか。

「全ては初回に先制点を取られたところだと思っていて、それ以外でもいろいろな流れがあったと思いますけれど、やはり先制点というのは自分の中ではとても大きいと思います。オープン戦を含め、勝ちにつなげていけるような試合は先制点を取って、その後に中をしっかりしという流れができていたと思うのですが、今日は先制点を取られ、なおかつその後に攻撃で点数を返せなかったというのが全ての流れを持っていかれたという部分だと思います」

 

石崎

――久しぶりの先発登板で、リリーフとの違いはありましたか。

「リリーフであればある程度試合がどちらかに傾いた状況ですけれど、先発だと0-0の状態から始まって、流れをいかに持っていくのかが重要なので、少しリリーフとは違うなと感じました」

 

――今後の登板で意識されることはありますか。

「まとまりすぎても打たれてしまうので、インアウト高め低めの高低を使って、相手を抑えたいと思います」