悔しくもポイント獲得ならず 次戦でのリベンジを誓う/東京六大学対抗グライダー競技会

航空 2018.09.09

 今季初となる大会、東京六大学対抗グライダー競技会が行われた。今年は台風21号などの悪天候、さらには機体のトラブルにも見舞われ、大会通じてポイント獲得はできなかった。


◆9・2~8 東京六大学対抗グライダー競技会(妻沼滑空場)

▼明大――5位


 限られた人しか上空を舞うことはできない。大会出場にはライセンスの取得、実技試験の合格が必須だ。そんな中、明大からは渡邊はるか主将(理工4=東京都立西)、石川萌子(農4=湘南白百合学園)の2選手が初出場を果たした。エンジンを用いないグライダーはウインチと呼ばれる機械で上空に飛ばし、上昇気流(サーマル)に乗せて高度を取る。定められた四つの各チェックポイントを回ることでポイントが得られるため、より長い距離、かつ正確性が求められる。技量はもちろん、風の強さや気流の場所を読むといった状況判断能力も欠かせない競技だ。


 順応した宝珠花での滑走との違いに苦戦を強いられた。「滑走路の広さも離脱できる高度も異なる」(渡邊)。六大学で唯一自前の滑空場をもつ明大。他大学と比べ練習量では上回るものの、妻沼での練習回数が圧倒的に少ない。そのため、地形の把握や実践といった点でどうしても後れを取ってしまう。「1、2年生は早くソロで飛ぶために意見交換をしている」(渡邊)。チーム全体でスタンダードの向上を図り、環境が変わっても臆さないフライトが目指される。


 機材の不調が結果を左右させた。大会最終日順調なスタートを見せるも、すぐに無線の不具合が発生。早期帰還を余儀なくされ、ポイント獲得には至らなかった。「せっかくいい時間に飛ばせていただいたのに、悔しい」(石川)。初出場となった今大会、本領を発揮することはできなかった。しかし「外堀は固まった。後は競技に専念するのみ」(石川)。今大会での雪辱を胸に翌月の関東大会では全力をぶつける。


[高智琉大朗]


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