4点差逃げ切れず 立大に惜しくも引き分ける/東京六大学秋季リーグ戦

準硬式野球
2018.09.08

後味の悪い試合となった。秋季リーグ戦第2節の相手は立大。1回表に先制点を挙げ勢いに乗るも、中盤に打線が滞り勝利に一歩及ばず。4-4の引き分け終わった。

 

◆9・1~1028 東京六大学秋季リーグ戦(立川公園野球場他)

◆9・8 対立大1回戦(立川公園野球場)

明大4―4立大

 

1回戦

1

2

3

4

5

6

7

8

9

明大

4

0

0

0

0

0

0

0

0

4

立大

1

1

0

0

0

0

1

1

0

4

 

勝ち切れなかった。初回、1番・竹村律生内野手(営3=佐野日大)の出塁を皮切りに打線がつながり、高桑一真外野手(商2=日大二)の犠飛で1点を先取。さらにルーキー・原晟也内野手(情コミ1=彦根東)の三塁適時打で2点を追加するなど、いきなり4得点を挙げた。しかし、2回以降はチーム全体でわずかに2安打。「流れを引き寄せられなかった」(平島嘉之主将・営4=明大中野八王子)。7回には1点差まで詰め寄られ、8回からは昨春活躍した前田剛志投手(農1=札幌第一)が登板。しかし死球からピンチを招くと、適時打を浴び同点に。あと一歩のところで白星に至らなかった。

 

 いい流れをつかみたい。前節の慶大戦が悪天候で順延、今試合も終盤に追いつかれるなどまだ流れに乗り切れていない。「明日はいい形で次につなげられるようにやりたい」(平島)。明日の立大2回戦に勝って軌道に乗り、優勝へ前進する。

 

[中澤美月]

試合後のコメント

 

平島

――本日の試合を振り返ってみていかがでしたか。

 「初回に4点取れたことはチームとしていい部分だと思いますけれど、その後に追加点を取れなかった部分が今の勝ち切れない理由だと思います。逆に初回点を取った後に取られてしまったことも流れを引き寄せられなかったと思います」

 

高島泰都投手(法1=滝川西)

――先週の慶大戦と比べて今日の投球はどうでしたか。

 「慶大戦の時は直球がコーナーに決まっていたのですが、今日は直球がストライクゾーンに決まらなかったので、スライダーなど変化球中心に投げました」

 

――初回の適時打はどうでしたか。

 「ベンチでずっと直球を張れと言われてましたので、その指示通りに一発で仕留められたのでよかったと思います」

前田

――8回に同点打を許してしまった原因はありますか。

 「自分のいままでの投球練習の気持ちの入れ方が甘かったと思います。打たれた球も自信がある球で、いつもはあまり抜けない球なのに抜けてしまったので、甘さが出たと思います」