悔しい黒星発進も、確かな手ごたえつかむ/関東大学女子1部リーグ戦

硬式庭球 2018.09.06

 悲願の王座に向け、明大女子の挑戦が始まった。初戦で迎えたのは昨年2位の筑波大。ダブルスを1勝1敗で終え、勝負は運命のシングルスへ。しかし、勝ち切れず無念の黒星発進となった。



【S3金山VS千村】

 「あと一押し」の連続だった。金山晴菜(政経2=野田学園)が対決したのは千村もも花(筑波大)。昨年度も同大会でぶつかり、敗れている相手だ。第1セットは得意の強烈なフォアハンドで流れをつかむ。相手のミスも誘い、難なくこのセットを手にした。しかし第2セット以降、どのゲームも初めはリードするも、最後の1ポイントを取り切れない展開が続く。悪い流れを断ち切れず1-2で逆転負けを喫した。一方で「去年よりも競ることができた」と成長を実感できた試合でもあった。


【S1斉藤VS牛島】

 地力の差を見せられた。斉藤の相手は8月のインカレシングルス王者。「相手は強い。思い切っていこう」と攻めのショットを仕掛け続ける。しかし、やはりチャンピオンだ。ミスなく得点を重ねられ、0-2で決着。だが「インカレ※が自信になって、前よりも戦えている」と、手ごたえを確かめることができた。

※先日のインカレシングルスで、約4時間の試合を制し、第2シードを撃破した。

その試合の記事はこちら


 成長したのは個人だけではない。チームとしても「昨年より戦えている」(斉藤)と確かな実力向上を体感している。次戦の相手は昨年の王座覇者・早大。最強の壁に果敢にぶつかっていけるか。彼女たちの挑戦は始まったばかりだ。


[山根太輝]



試合後のコメント

金山

――試合前に考えていたことは何でしょうか。

「去年と一緒の相手だなって思いながらコートに入りました。相手が左利きなので、取りにくいサーブを打ってくるから、何とか凌いでラリー戦に持っていこう、自分が決められる時だけ前に入って決めていこうと思いました」


――反省点は何でしょうか。

「リードしているのに、そこを取れませんでした。そのゲームを取っていたら、もしかしたらスコアが逆だったのかなと思います。勝っていると油断してしまうことがあるので、集中しないといけません」


斉藤

――今日の全体結果を振り返っていかがですか。

「負けてはしまいましたが、去年よりも戦えているなと思いました。去年よりも1部で戦うという意識は高まっていますし、向かっていく気持ちが全員強いです。あと4戦あるのでまだまだチャンスはあります」


――リーグ戦はチーム全員で戦っていますね。

「周りを見れば、仲間やOB、OG、保護者の方が応援してくれています。ベンチコーチも審判もボーラーも一緒に戦ってくれているのだとすごく感じます。その中で、出ている選手がその思いを背負って戦わないといけないといつも以上に思います」


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