ルーキーが活躍するも、慶大に惜敗/関東大学男子1部リーグ戦

硬式庭球 2018.09.04

 王座進出を懸けたリーグ戦が開幕した。初戦の相手は昨年ストレート負けを喫した慶大。ダブルスを全て落とすも、シングルスでルーキー・田中瑛士(商1=東京学館新潟)と藤永啓人(営1=長崎県私立海星)が躍動。しかしあと一歩届かず、リーグ戦は黒星スタートとなった。




【S5田中瑛VS平山

気合で勝利をもぎ取った。シングルス5に出場した田中瑛の相手は、先日行われた関東学生選手権でベスト4に入った平山浩大(慶大)。互いに拮抗(きっこう)しながら、迎えた第3セット。田中瑛は得意のフォアハンドで相手を翻弄(ほんろう)するも、勝利目前というところで足をつるというアクシデントに見舞われる。「終わった」と一時は諦めかけるも、気力と声援で流れを引き寄せ、ゲームカウント7―5で試合を制した。「逆に運が良かった」。予想外の事態が試合を動かす原動力となった。

 

【S6藤永VS伊藤】

 同期の掛け声が勝利をもたらした。シングルス6・藤永の相手は中学時からの知り合いである伊藤竹秋(慶大)。互いに手の内を知りつつも、守備のラリー、攻めのボレーを使いこなし、勝負は第3セットにもつれ込んだ。隣コートで試合をしていた田中瑛の「『頑張るぞ』の一言で気合いが入った」。同期の掛け声で、競った中でも勝ち切ることに成功した。

 

 1年生が躍動するも、カギとしていたダブルスでの3連敗が後に響き、チームとしては敗北を喫した。しかし下を向いてはいられない。次戦は王座13連覇中の早大。タフな試合が予想されるが「いつも以上の力を発揮できるように」(本城和貴主将・政経4=東山)。チームで掲げた王座進出という目標に向けて、王者の牙城を崩すことができるかに期待だ。

 

 [綾部禎]

 


試合後のコメント

 本城主将

 ――今日の全体の結果を踏まえての感想をお聞かせください。

  「大事な初戦を落としてしまったのは痛いです。さらに、大事にしていたダブルスで0―3だったのも、改善しないといけません。しかし、雰囲気は悪くないです。特にS5・6の1年生が勝ち切ってくれたのは大きいですね」

 

田中瑛

 ――試合を振り返って、いかかでしたか。

  「とても楽しみにしていた初のリーグ戦でした。完全に納得のいく試合ではありませんでしたが、良いファイトができ、様々な課題が出て良い1日だったと思います」


 ――試合のカギとなったところをお聞かせください。

  「最後の足がつったところでゲームが動いたと思います。逆に運が良かったです」

 

藤永

 ――次の試合に向けて、お願いします。

  「まず、次の試合までに今日の反省点を改善して、1年生らしく周りに勢いを与えられるようなプレーをしようと思いました。今日の試合は、そこまで調子も良くなく、自分の納得のいくプレーはできませんでしたが、しっかり勝ってチームの一勝をもぎ取ることができたので良かったです」


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