総力でつかんだ関東女子団体V 創部史上初の快挙/関東女子学生優勝大会

剣道 2018.09.04


 新たな歴史を刻んだ。今大会は各大学5名の出場者で戦う関東団体戦。過去最高成績を収めた昨年のベスト4を超える優勝を成し遂げた。同時に、11月に開催される全国団体戦への切符を手に入れた。


◆9・3 第44回関東女子学生優勝大会(東京武道館)

▼明大――優勝

 

 危なげない展開だった。準々決勝までに取られた技はわずか1本。勝ちをほとんど譲らず順調に勝ち進んだ。中大との準決勝では代表戦までもつれこみ大将同士の戦いに。それでも「こういう時に勝たないと意味がない」(藤﨑薫子・営3=島原)と落ち着いて技を受けることを意識。仕掛けたメンに応じて相手が手元を挙げたところに引きドウを決め、大将としての役割を全うしてみせた。そして迎えた決勝は筑波大との対戦。昨年同大会の準決勝で敗れた相手だったが、小松加奈(商2=東奥義塾)のコテ、相手の崩れた体勢に打った中原光紗(法4=八代白百合)のメンが決まり2-1で勝利した。

 

  チームワークでつかみ取った栄冠だ。普段の稽古からアドバイスをし合い「お互いを高めあえる」(山﨑里奈・法1=中村学園女子)関係にある。下級生も発言できる環境がチームの連携と技術を強化。スコアとしては引き分けでも優勢に進んだ対戦が多く見られた。総力の求められる団体戦で明大流が功を奏した。

 

 この優勝はあくまで通過点だ。3年ぶりの全日本団体制覇に向け、もう一度初心に戻りあいさつなどの基本から見直す。「思い切り暴れたい」(中原)と気合いは十分だ。関東一の称号を手にした剣士たちの勢いは止まらない。

 

[西山はる菜]

 

試合後のコメント

大塚武男監督

――準決勝の代表戦に藤﨑選手を抜てきしました。

 「練習試合を1回やっていて、その時に中野佳央里選手(中大)と藤﨑が戦って良い試合をしていたので藤﨑しかいないかなと」

 

――優勝の一番の要因は何でしょうか。

 「みんなの気持ちが一つになったことですかね。バラバラだといくら力があっても優勝はなかなかできないので。出ていない選手も含めて全員で勝ち取った勝利だと思います」

 

――全日本団体に向け意気込みをお願いします。

 「優勝はもちろんですが最初から優勝じゃなくて一回一回大事に戦おうと思っています」

 

中原

――筑波大にリベンジを果たしました。

 「筑波大はみんな力のある選手なのですが、明大は個性的で力もあるので伸び伸び剣道ができたら優勝できると思ったので、最後の試合の前に『全員が思い切った試合をやろう』と声を掛けて、みんなが自分の仕事をしっかりして優勝できたので本当に素晴らしかったと思います」

 

――自身も決勝で1本取りました。

 「準決勝で自分が負けて藤﨑にプレッシャーをかけてしまったので、決勝ではなんとしても取ろうと思っていました。1本を取ろうと思ってチャンスを逃さないようにしていて取れたので良かったです」

 


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