日体大に惜敗 好スタートならず/関東学生秋季1部リーグ戦

ハンドボール 2018.09.02

 春リーグを8位に終えリベンジに燃える中、日体大との開幕戦が行われた。前半は相手のペースに飲まれ12-14で試合を折り返す。後半戦は3連続得点を挙げるなど必死に食らいつくも一歩及ばず。25-26で敗北を喫した。


◆9・1~10・7関東学生秋季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)

▼9・1 対日体大戦(日大八幡山体育館)

明大25{12-14、13-12}26日体大○


 最後の5分に泣いた。昨シーズン白星を挙げた相手だけに負けられない戦いであったが、前半はパスミスなどが目立ち、試合の流れは日体大に。後半戦開始早々には3連続得点を挙げるも、22-25と依然ピンチは続く。迎えた試合終了5分前。相手チームの2人が反則により退場。数的に圧倒的有利な状況に。しかし「急ぎすぎて攻めきれず、時間を使いすぎた」(山田信也・政経3=愛知県私立愛知)。残り1分で連続得点するもあと1点が惜しくも届かず25-26に終わった。「必ず点を取らなければならない場面」(加藤良典監督)を逃す歯がゆい試合となった。


 明大の真価を発揮する。秋季リーグはまだ始まったばかり。初戦こそ落としたものの、選手の層は確実に厚くなっている。目標は部員が口をそろえる‶ベスト4″。一戦一戦に全力を注ぐ。


[長谷川璃月]


試合後のコメント

加藤監督

――今日の試合を振り返っていかがですか。

  「取って取られてでずっと僅差。リードしていた場面で離し切れなかったところが敗因」


――沢山の選手を使っていました。

  「ベンチにいるメンバーも含めて、誰が出ても機能するくらい選手個々の力が伸びてきている。1年生も力がある子が多くて、コートに入ると学年は関係ない」


――秋季リーグの目標を教えてください。

  「インカレにつながる試合にするためにも、シード権がもらえる4位以内」


山田

――今日の試合を振り返っていかがですか。

  「リスタートや速攻が速いチームだったので自分たちのリズムを意識した。初戦の固さでパスミスやシュートミスが後半に多くなった」


門間優次郎主将(法4=法政二)

――目標を教えてください。

  「関東ベスト4がインカレでもベスト4になるので4位は絶対。初戦は負けたが残りの試合を切り替えて優勝に持っていく」


関連記事 RELATED ENTRIES