インカレ開幕！　４人が２日目へ臨む／全日本学生選手権

レスリング

2018.08.28

学生レスリング界の頂点を決めるインカレが開幕した。初日はフリースタイルが行われ、明大からは二ノ宮寛斗（営３＝岐南工）、金子泰士（営２＝館林）、佐々木雄大（政経２＝野田中央）、土橋雄太（法２＝秋田商）が２日目へ駒を進めた。

◆８・28～31　全日本学生選手権（駒沢体育館）

［フリースタイル］
▼57キロ級
　松尾――棄権
　加藤――３回戦敗退
　庄司――２回戦敗退
▼61キロ級
　平嶋――棄権
　喜多――２回戦敗退
　由良――２回戦敗退
▼65キロ級
　仲田――１回戦敗退
　杉山――棄権
　菊池――３回戦敗退
　岩﨑――２回戦敗退
　竹沢――３回戦敗退
▼74キロ級
　佐々木延――２回戦敗退
▼79キロ級
　金子――３回戦進出
▼86キロ級
　永井――２回戦敗退
　鈴木――２回戦敗退
　佐々木雄――３回戦進出
　土橋――３回戦進出
▼92キロ級
　深谷――２回戦敗退
▼97キロ級
　道免――２回戦敗退
　二ノ宮――３回戦進出
▼125キロ級
　米川――1回戦敗退
　
　終止圧倒し、勝利を収めた。昨年度の今大会は３回戦敗退に終わった土橋。「狙うのは優勝」と雪辱を果たすべく初戦に臨んだ。開始30秒でバックからのローリングで４ポイントを先制すると、その１分後には守りに入る相手のスキを突きそのままローリングで６点を追加。ＴＦ(テクニカルフォール)勝ちを決めた。わずか１分半で試合を決め、実力の差を見せつけた。
　大一番を明日に控える。３回戦では高校時代の後輩である山田修太郎(山梨学大)との対戦が予想される。６月の新人戦の準決勝では敗戦し今度こそ先輩の意地を見せたい。「まずは２回戦を勝ち上がり、気合いを入れたい」とリベンジに向け闘志を燃やす。

　チーム一丸で勝利を目指す。明大から２日目に駒を進めたのは昨年度の10名に対し４名と大幅に減った。しかし、残るは波に乗る土橋に加え、明大レスリング部不動のエース・二ノ宮、ＪＯＣ杯準優勝の佐々木雄、新人戦３位の金子と実力者ばかりだ。「勝ち残った人も負けた人も全員で支え合って優勝を狙いたい」(土橋)。勝利への思いは一つ、表彰台の頂点を目指す。

［長沼遼太］
試合後のコメント
土橋
――相手に１点も与えず、１分半で試合を決めました。
　「いつもより動けていました。明日の試合も自分から動けるようにしっかりアップをして、相手を崩して自分に優位な試合展開にしたいです」

――新人戦は満足のいかない結果に終わりましたが今大会にかける思いはいかがですか。
　「もちろん、狙うのは優勝ですが、明日の２戦目で自分の高校の後輩と当たるのでそこで勝負をかけたいです」

――２年生が３人明日に駒を進めました。
　「一樹（斎藤・文２＝鹿屋中央）と洸希（松尾・営２＝岐南工）がケガで出てないんですけど、出ればその２人も勝ち残っていたと思います。残っている人も負けた人も支え合って、全員で優勝取りにいきたいです。同期とは一緒にいることが多いので仲は良いです」

――明日への意気込みをお願いします。
　「明日は試合が早いんですけど、気を抜かずに初戦を取りに行きたいです。２戦目の勝負どころで負けないように気合いを入れたいと思います」