大谷意地の3種目入賞 女子も長井が5位に食い込む/全日本学生選手権

体操 2018.08.13

 3日間にわたる熱戦が幕を閉じた。兵庫県で開催された全日本インカレ。最終12日に行われた2部種目別決勝には、男女合わせて5名が出場し、萬井智己(政経1=埼玉栄)があん馬で2位、つり輪で大谷陸人(営4=常磐大)が4位に輝くなど、おのおのの持ち得る力を思う存分に発揮した。


◆8・8~12 第72回全日本学生選手権(ベイコム総合体育館)

▼2部男子種目別決勝

<跳馬>

大谷――7位

<平行棒>

大谷――8位

<鉄棒>

石倉――7位

<あん馬>

萬井――2位

<つり輪>

大谷――4位

▼2部女子種目別決勝

<平均台>

長井――5位


 4年間の思いを演技にぶつけた。種目別決勝に唯一の3種目進出と、最後まで貫禄を見せた大谷。決して恵まれたとは言えない練習環境もあり、伸び悩んだ時期もあった。それでも「気持ちを強く持ち続ける」ことで精神・技術ともに成長。「ベストの演技ができた」と、出場種目すべてで入賞を果たした。また、この日が明大として最後の試合だった主将は、「現状に満足せず挑戦していってほしい」と1部昇格へ戦い続ける後輩たちに向け、最後のエールを送った。


 憧れの人と共に戦った最高の舞台だった。女子選手で唯一種目別決勝へと駒を進めた長井彩佳(文3=埼玉栄)。この日、「緊張はしない」と普段通り試合に臨んだが、いつもとは違う点が一つあった。それが、サポートについた網中萌華(商4=埼玉栄)の存在だ。「萌華さんがいてくれたから今の私がある」と中学時代から、網中の背中を追い続けてきた長井。それだけに、最後は一緒に戦いたいと、補助を自らお願いした。演技の結果は5位入賞。表彰台へは1歩届かなかったが、「すごく楽しかった」とかけがえのない一戦になった。


 新たな世代の幕開けだ。新主将を務めるのは石倉歩実(営3=埼玉栄)、長井の両選手。今大会も主力として活躍した両者だが、「1部昇格のためには、実力がまだまだ」(石倉)と来季に向け既に前を向いている。「ストイックに練習して、来年こそは団体で出たい」(長井)。身も心もより大きくなった新チームの姿を、再び目に焼き付けたい。


[小野原琢真]


試合後のコメント

大谷

――今日の演技の振り返りをお願いします。

 「三つとも練習通りにできました。ベストの演技ができたので、悔いはないです」


――次の代に期待することは何ですか。

 「石倉とは一緒にチームで回ったので、感じたことがあると思います。現状で満足せずに、やりたいことを見つけて挑戦していってほしいです」


石倉

――大谷主将はどのような存在でしたか。

「熱意や体操に対する思いが誰よりも強く、付いていこうと思える存在でした」


――新主将としての意気込みをお願いします。

「1部昇格が目標ですが、実力がまだまだ足りていないので、今年以上に厳しい練習をしていく必要があるかなと思います」


長井

――網中選手はどのような存在でしたか。

 「明大に入るきっかけにもなった方で、萌華さんがいたから今があると言っても過言でないくらい支えてもらいました」


――新主将としての意気込みをお願いします。

 「チームをまとめることは得意ではないのですが、ストイックに練習する姿を見せて後輩たちに付いてきてもらえたらいいなと思います。後輩たちは強いので来年こそは団体でインカレに出たいです」


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