団体インカレ3連覇ならず 準Vで閉幕/全日本大学総合選手権・団体の部

卓球 2018.07.16

 悲願のインカレ3連覇とはならなかった。全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)最終日。準決勝では激しい打ち合いに苦戦するも見事チームカウント3-1で愛知工大を破る。しかし専大との決勝戦では終始相手の勢いに押され、ストレートで敗北を喫し、2位に終わった。


◆7・12~15 第88回全日本大学総合選手権・団体の部(墨田区総合体育館)

▼7・15 準決勝・決勝

 ○明大3-1愛知工大

  明大0-3専大○


 悔しすぎる結果となった。決勝での専大戦、チームカウント0-2と後がない状況でチームの勝敗を託された渡辺裕介主将(商4=明徳義塾)・龍崎東寅(商2=帝京)組。1、2ゲーム目を連取され追い込まれる展開にも、何とかして「次につなげたかった」(渡辺裕)。第3ゲームを11-8で奪い一矢報いる。流れに乗りたいところだったが健闘むなしく1-3で惜敗。チームの準優勝が決まった。

渡辺裕をはじめとする4年生にとっては最後の団体インカレ。準決勝では愛知工大相手に4番手に登場し、自らの手でチームを決勝に導いた。「優勝することしか考えてなかった」。準優勝という結果に肩を落としたが「最後の1本まで絶対に諦めないという姿勢が表れていて立派だった」(髙山監督)。主将としての意地を背中で示した。


 グランドスラム達成の夢は絶たれた。しかし9月には専大も出場する秋季リーグが控えている。今のチームで戦う学生最後の団体戦で必ずリベンジを果たしてみせる。


[長谷川璃月]


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