4―0で快勝! 国武大撃破で初戦突破/関東大学トーナメント

サッカー
2018.07.15

 快勝で初戦を突破した。今夏に開催される総理大臣杯全日本大学トーナメントへの予選を兼ねた今大会。32校がトーナメント形式で争い、上位6校に出場権が与えられる。1回戦で千葉県大学1部リーグ所属の国武大と対戦。4―0で大勝し2回戦進出を決めた。

 早い時間帯の先制ゴールで流れを呼び込んだ。「序盤で必ずチャンスはあると話していた」(中村健)。前半9分、中央で受けた中村健が自らボールを運びペナルティエリア手前まで突破。鋭い切り返しで相手をいなし右足で放ったシュートはゴールに吸い込まれた。「初戦という難しい試合の中、早い時間で先制できたのは良かった」(栗田大輔監督)。このゴールで勢いに乗った明大は、袴田のCKからの2ゴールを含む大量4得点。後半には5人の選手を交代するも〝誰が出ても勝てるチーム〟は健在。前後半合わせて被シュート2本に抑え4―0で勝利を収めた。

2回戦の相手は関東大学2部リーグに所属している日体大。中1日とタイトな日程だが「チーム全員が戦う準備をしているので心配はない」(中村健)と気合い十分。次戦もチーム一丸となって勝利をつかんでみせる。

[浅野拓磨]


試合後のコメント

栗田監督

――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか

「トーナメントの初戦というのは難しいですが、落ち着いて得点を取れました。次につなげられて良かったと思います」

 

――選手を5人交代しました。

「1週間に最大5試合のトーナメントで交代をどう使うかというのは、チームのマネジメントとして大事です。そういう意味では先制点を取れたことは非常に良かったです」


中村健

――早い時間に先制点を取りました。

 「前半の早い時間帯に必ずチャンスはあると試合前に話していました。自分はボランチですけど積極的にゴールを狙っていきました。ボールを受けた位置は低めでしたが、冷静に決められました」


 ――課題は見つかりましたか。

 「悪くはなかったとは思いますが、後半の立ち上がりに相手にペースをつかまれる時間があり、後半はあまり得点が取れませんでした。そこを修正していきたいです」


――次戦はあさってとタイトな日程です。

 「そうですね。しかし不安はありません。チーム全員で戦うということを全員が意識しています。次戦も総力戦で勝ちます」