3試合ストレート勝ちでベスト4を決める/全日本大学総合選手権・団体の部

卓球
2018.07.14

 全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)は32校による決勝トーナメントが始まった。明大は準々決勝までの3試合を全てストレートで勝利し、ベスト4に名乗りを上げた。

◆7・1215 第88回全日本大学総合選手権・団体の部(墨田区総合体育館)

▼7・14 決勝トーナメント

 ◯明大3―0福岡大

 ◯明大3―0駒大

 ◯明大3―0法大

 龍崎東寅(商2=帝京)がチームを結果で引っ張っている。準々決勝の法大戦では両者譲らずフルゲームに。勝敗を左右する第5ゲーム9―7。フォアハンドの打ち合いを制したのは龍崎だった。「諦めない心がああいうプレーを生んだ」。この1点で激闘に勝負あり。大事な1番手で勢いをもたらし、チームも準決勝進出を決めた。2度目の団体インカレとなった龍崎は「しっかり勝って出雲(卓斗・政経1=遊学館)に安心して試合をさせてあげたい」。昨年の優勝を知る先輩は、この思いを結果で表すように単複で全勝。チームの柱としての自覚が、負けない新エースを動かしている。


 あと二つ。日本一を目指す戦いも残すところ、準決勝と決勝のみ。ベスト4には明大の他に、愛知工大、筑波大、専大と強豪が順当に勝ち上がった。「勝てると思ってやらないと駄目。絶対、優勝したい」(龍崎)。明大が背負うのは団体インカレ3連覇の偉業。ハイレベルな頂上決戦を制し、最後は笑顔で締めくくりたい。


[福永智隆]