武道の聖地で堂々の演武 4年生の最後の舞台に下級生も花を添える/全日本演武大会

合気道 2018.05.27

 

◆5・26 第56回全日本演武大会(日本武道館)
▼演武者 
川岸、河守田、橋本、山田寛、田中、小高、落合、梶間、鈴木駿、鈴木優、永友、新井、石井、宗像、山田彩、山中、加藤、小島、小林、松井、岡、渡邊


 

 日頃の鍛錬の成果を存分に発揮した。年齢、国籍、さまざまな垣根を越え合気道家が一堂に集まった全日本演武大会。明大からは川岸駿介主将(商4=明大中野)、山田寛彬(文4=渋谷教育学園)、宗像瑛子(法3=宇都宮女子)、山中彩香(文3=明大明治)の4名が関東学生連盟として出場した他、荒井清監督が会長を務めるれいめい会の演武にも20名が参加。武道の聖地・日本武道館で堂々の演武を見せた。

 集大成の演武を披露した。学生連盟演武には3、4年生の各2名が出場。過去2回、全日本演武大会での演武経験を持つ川岸は「やってきたことを全部出し切る」(川岸)と、学生らしいダイナミックな演武を披露。新入生への指導で主眼を置いているという「原点に立ち返った基本に忠実な動き」を意識した。また、山田寛彬(文4=渋谷教育学園)は学生連盟としては今大会が初の演武。大舞台を前に「埋もれないように目立っていこう」(山田寛)とめりはりのある演武を見せた。
 下級生も今大会にかける思いは強かった。川岸の受けとして演武に参加した山中は、大役を果たし「念願で夢だった。とにかくうれしさに浸っている」と熱い思いを口にした。先輩の胸を借り、4年生にとっての武道館での最後の演武に花を添えた。

 技と知識を次の代へつなげる。合気道部の幹部交代が行われるのは8月末の夏合宿。代替わりまで3カ月を切った。「1年生は始めて3、4カ月が一番大事な時期。基礎をつくってあげて、悔いのない指導をしていきたい」(川岸)。総勢12名の大所帯である3年生世代にバトンを渡すべく。最上級生は最後の大仕事として、後輩の指導に当たる。

[垣内萌恵]

大会後のコメント
川岸
――今日の演武はどうでしたか。

 「最後の武道館での演武だったので、やってきたことを全て出し切ろうという気持ちでやりました」

――満足いく出来でしたか。
 「思い通りに動けない部分もありましたが、総合としては自分らしい演武ができたと思います。大きい演武をしたいと思っていたので、それはできました」

山田寛
――今日の演武の感想をお願いします。

 「しっかりと力は出せたと思います。大人数の中でやるので、その中に埋もれないように、目立っていこう、しっかりやろうと臨みました」

――武道館で最後の演武となりました。
 「自分はこの大会は初の出場でした。お客さんがすごく多くて、学生として日本武道館で演武できるのは感慨深いです。大きく動いて、めりはりのある動きを意識しました」

宗像
――上級生となり心境の変化はございますか。

 「新しく1年生が入ってきて、また黒帯になって指導する側になったので、自分が学んできたことを後輩に伝えようと思っています。また、1年生に教えていく中で自分が初心に戻って、改めて技を磨けるように気持ちを入れ替えています」

山中
――4年生もこれで全国大会引退です。

 「主将である川岸先輩の武道館最後の演武として、受けで出させていただけたのは念願であり夢だったので、今はとにかくうれしさに浸っています」



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