ルーキー特集⑦植田雅弘・佐久間秀徳・中嶋大樹
紫紺に新たな風を吹かせる。今年も多くの新星が明大競走部の門をたたいた。すでに大舞台を経験している選手もおり、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全8回に分けて23人のルーキーを紹介する。
第7回は長距離の植田雅弘(理工1=愛知)、佐久間秀徳(商1=国学院久我山)、中嶋大樹(文1=国学院久我山)の3人です。(この取材は6月17日に行われたものです)
植田
――明治に入学した理由をお聞かせください。
「同じ高校の三輪軌道先輩(理工3=愛知)が明治なので意識したところがあって、あと目指した学部も一緒だったので、理工学部入りながらでもやっていけると思いました。」
――理工学部との両立は難しいですか。
「まあ今のところはできています。確かに授業数が他よりも多いなっていうところはあるんですけど、練習も自分がやれるときにやらしてもらっているので大丈夫だと思います」
――この2カ月で自主性という部分は高められた感じですか。
「自分が2カ月間ケガしていたので、メニューには加わられていないんですけど、ケガしているなりに自分ができることとかを考えながら練習できたので、その面では自主性は高められたと思います」
――ご自身の性格はいかがですか。
「考えるのが好きなので、人の走り方を見て、自分の動きと照らし合わせながら走っている感じですね」
――4年間で成し遂げたいことをお聞かせください。
「まずはしっかりケガを治して、自己ベスト更新です。あとは目標にしている5000メートル13分台、1万メートル28分台を出して箱根で勝負していきたいと思います」
佐久間
――明治を選んだ理由を教えてください。
「自分はスピード型の走りだったので、明治はスピードを重視した練習と聞いたので、自分に合っているかなと思って選びました」
――高校時代との変化はありますか。
「東京都の中でトップだというだけだったんですけど、明治に入っていろんな才能がある人がいっぱいいてまだまだ自分弱いな、と感じます」
――意識する選手はいますか。
「同じ部屋に阿部(弘輝・政経3=学校法人石川)さんがいて、関東インカレを見てすごいなと思います」
――初の関東インカレ1500メートルで決勝進出を果たしましたが。
「自分が走れると思っていなかったので、大学で10位までいけたのは良かったかなって思うんですけど、決勝走ってみて弱いなと思いました」
――1500と5000だと走りやすいのはどちらですか。
「5000がメインのはずなんですけど、今は1500の方ですね(笑)」
――4年間での目標をお願いします。
「大学生のトップレベルになって、箱根駅伝で区間賞を取りたいです」
中嶋
――4月の日体大記録会でベスト更新をしましたが、大学に入って順調でしょうか。
「日体大からはあんまり自分的にはいい状態では持ってこれていなくて、2週間前の5000でも、ちょっとタイム悪かったり、その次の1500でもベスト更新っていう目標を掲げていたんですけど、できなかったりしたので、今は練習を積み重ねて、次の試合でベスト更新できるように頑張っています」
――チームの雰囲気はどうでしょうか。
「入学した時は結構緊張してたんですけど、先輩とか結構明るくて、自分もだんだん馴染めてきて、楽しくやってます」
――意識している同期、先輩はいらっしゃいますか。
「同期では同じ高校の佐久間です。先輩では小袖さん(英人・政経2=八戸学院光星)ですかね。同じ部屋なんですけど、長い距離も走れて、ラストスパートもすごくきれるので、そういうところで目標にしたいかなと思います」
――長い距離を走ることは視野にありますか。
「一応考えています。でも今の状態だと走れないと思うので、これから夏の合宿もあるし、それでスタミナをつけて、秋からに向けて1万も5000も走れるようにしていきたいです」
――4年間の目標をお聞かせください。
「駅伝も走れて、トラックも強い選手になりたいなと思います」
[綾部禎、垣内萌恵、仁科せい]
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