酒井がシングルス唯一のベスト8 ダブルスは2組がベスト4/関東学生選手権

卓球 2018.06.23
 団体インカレの直前であり、全日本学生選手権(個人の部)の推薦権を懸けた、関東学生選手権が行われた。明大はダブルスが2組入賞したものの、シングルスのランク入りはベスト8の酒井明日翔(政経4=帝京)のみとなった。
 
◆6・21~23 関東学生選手権
▼男子シングルス
   酒井――ベスト8
▼男子ダブルス
   大畑・竹崎組、菅沼・西組――ベスト4


 妥協しない姿勢で戦った。順調に勝ち進み、迎えた準々決勝の酒井の相手は春季リーグで敗北を喫した田添響(専大)。1ゲーム目は先取するも、3ゲームを連続で取られ、後がない状況に。落とせない5ゲーム目は「強気で攻めていくことを意識していた」(酒井)と、攻撃的なプレーで後陣ドライブの応酬に。互いにマッチポイントまで得点し、交互に1点ずつ取る競り合いで15-15までもつれ込んだ。最終的に相手に連続で点を取られ敗退したものの「全体的にいつもより良い卓球ができた」(酒井)と納得した表情で振り返った。

 ダブルスでは2組が大健闘ぶりを見せた。大畑開暉(情コミ3=出雲北陵)・竹崎千明(情コミ1=野田学園)組、菅沼湧輝(営1=大阪桐蔭)・西康洋(商1=明徳義塾)組がベスト4に入賞。中でも菅沼・西組は4回戦で及川瑞基・三部航平組(専大)相手に3―0の大金星を挙げた。髙山幸信監督も「ひた向きな姿勢が良い」と評価するペア。秋季リーグのレギュラー争いに名乗りを上げた。


   今大会ダブルスは2組がベスト4に入賞したものの、シングルスの結果は振るわなかった明大。約3週間後にはグランドスラムへ最大の難関、団体インカレが控える。「挑戦者のつもりで気持ちを入れ、全力で倒しに行く」(髙山監督)と、残された時間で万全な状態へ準備する。チームの勢力を上げ、団体インカレ3連覇を狙う。

[大橋侑奈・佐々木渉]

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