ストレート勝ちで初戦突破/東日本大学選手権

バレーボール
2018.06.21

 盤石な試合運びで初戦を突破した。東日本の大学ナンバーワンを決める東日本インカレが開幕。明大は一橋大を寄せ付けずストレートで勝利し、2回戦へと駒を進めた。目標の優勝に向けまずまずのスタートを切った。


 ◆6・2124 東日本大学選手権(墨田区総合体育館他)

▼6・21 一橋大戦(浦安市運動公園総合体育館) 

◯明大3{25―1225―132516}0一橋大

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

WS鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB松田海飛(文2=愛工大名電)、OP池田颯太(営2=松本国際)、WS小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)

 改めて選手層の厚さを証明した。小川の選手宣誓で幕を開けた東日本インカレ。1回戦は関東4部に所属する一橋大との対戦となった。明大は速攻を軸に攻撃を組み立て、大差で2セットを連取。第3セットには松田以外の選手をベンチに下げ、全選手が出場を果たした。このセットもOP島波輝(政経2=皇学館)の強力なバックアタックなどで得点を重ね、危なげなく勝利を収めた。


 大一番に標準を合わせていきたい。快勝した一方で、連係ミスによる落球など不用意な失点も目立った。「関東の1部のチームとやったときに自分たちの(ミスの)失点が多いと必ず終盤に厳しい展開になる」(小川)。特にブロックに対しては「クイックに対して全然ワンタッチが取れていなかった」(松田)と課題を残す形となった。連戦となる2日目、そして強豪との対戦が予想される3日目の準々決勝。少しのミスが命取りとなりかねない。目標の優勝に向かって着実に突き進んでいきたい。

[前田拓磨]

試合後のコメント

鈴木康時監督 

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「今日は相手が相手なので、自分たちでイージーミスを出さないようにということで、しっかりコンディションを上げるような試合という形になりました」

――失点数とミスについてはいかがですか。

「自分たちの個人技でのミスとコンビネーションのミスというのがあって、コンビネーションのミスはなくしたいです」

小川

 ――今日の試合を振り返っていかがですか。

「初戦だったので、感覚を確かめる形だったので、全力でやりつつ公式試合の感覚を全員認識できたのではないかなと思います」

――失点数はいかがですか。

1213も自分たちのミスがほとんどなので、向こうに点数を取られたというより自分たちのミスなので、1点を大切に扱っていくことが東日本優勝につながっていくのではないかなと思います」

松田

――今日は1人だけフルでの出場となりましたが、AチームとBチームの雰囲気はいかがでしたか。

 「Aはプレーに集中する感じだったのですが、BはBで雰囲気とかそういう面で楽しんでやろうみたいな感じになってそこで自分も走ったりして、それをAチームの中でもやって、周りを雰囲気で引っ張っていければなと思います」