惜しくも慶大に2点差で敗戦 7位決定戦に回る/関東学生1部リーグ戦

水泳(水球) 2018.06.16

 総当たり戦を6位で終え、迎えた慶大との順位決定戦。第2ピリオド終了時点で5―5と拮抗(きっこう)した試合展開を見せた。しかし、第3ピリオドに連続失点を許し、試合は相手ペースに。その後も粘りを見せたが、最終スコア9-11で敗れた。


◆5・19~6・24  関東学生1部リーグ戦

▼6・16  順位決定戦 対慶大戦(専大生田プール)

 明大9{2―1、3―4、1―3、3―3}11慶大〇


 接戦を落とした。第1ピリオド1分に相手の反則を足掛かりに増田隆広(商2=明大中野)のゴールで先制。その後は一進一退の攻防を繰り広げ、同点で第2ピリオドを終える。しかし、第3ピリオドに3連続で得点を奪われ、慶大に3点のリードを許す。第4ピリオドに入り再度同点に追い付くなど食らいついたが、試合時間残り2分の間に連続失点を喫した。この失点が決勝点となり敗戦。つかみかけた流れを生かせなかった。


 粘り強い戦いを見せた。第4ピリオド開始早々に失点し、3点を追い掛ける展開となった。しかし、直後にゴール前で相手の反則を誘発し、ペナルティスローを獲得。それを熊谷郁(営1=明大中野)が冷静に決める。さらに、3分、5分にも熊谷が得点し、同点までこぎ着けた。「今までならずるずると負けてしまっていた」(塚本康弘コーチ)。勝利には結び付かなかったが、チームとして確かな成長が見られた。


 この敗戦により7位以下となることが確定。2部との入替戦を回避することはできなかった。「少しでも優位に試合を進められるように」(三城光主将・情コミ4=修道)。次戦の早大戦に勝利すれば2部2位のチームとの対戦となる。早大に勝利し、良い流れで入替戦を迎えたい。


[藤里陽]


試合後のコメント

明石将裕監督

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「対策も立てられてしまっていましたし、やりづらい試合でした」


――反則が多い試合となりました。

 「笛もありましたが、お互い荒く、お互いが取られていたので仕方ないと思います。むしろ(相手の退水を)取った後にどう決めるかというのを追求しなければならないと思います」


塚本コーチ

 ――試合を振り返っていかがでしたか。

 「序盤はチームとしてやりたいこと、やらなきゃいけないことができていたので、展開としては拮抗(きっこう)した試合になっていたと思います」


――一時は同点まで追い付きました。

 「今までは追い付けずにそのままずるずる負けてしまうという展開が多かった中で、こういう拮抗(きっこう)した試合で一時でも追い付けたというのは、チームとして自信になると思います」


三城

――今のお気持ちはいかがでしょうか。

 「悔しい気持ちでいっぱいですし、今は何も考えられないという感じです」


――6位も目の前に見えていました。

 「やはり上を目指していましたし手に届くところに結果が見えていたので、悔しいです」



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