徹底されたディフェンスで桜美林大に圧勝/関東大学女子新人戦

バスケットボール(女子)
2018.06.04

 前半で試合を決めた。3回戦は3部リーグ所属の桜美林大との対戦。第1クオーター(Q)から速攻を中心に得点を稼ぎ、66―13と大量リードで前半を終える。後半も勢いは衰えず125―32で快勝。終始、攻守で圧倒した。


◆5・26~6・17 第8回関東大学女子新人戦(各大学体育館)

▼6・3 3回戦 対桜美林大戦(大東大東松山体育館)

○明大125{30―9、36―4、26―10、33―9}32桜美林大


 スターターは、G稲葉窓華(政経2=下妻一)、G西来実(理工1=鵬学園)、F鷹見柚香(商2=昌平)、F清水智央(文2=東京成徳大)、C洲崎志織(理工2=正智深谷)。


 攻撃の手を緩めなかった。序盤からディフェンスでプレッシャーをかけ続け、相手のボールを何度もスティール。そのまま速攻を仕掛け一気に流れをつかんだ。「みんな攻め気でシュートに行けたのが良かった」(洲崎)。インサイドでは清水と洲崎のハイローでのポストプレーで得点を量産。2人で合計57得点を稼いだ。後半になると中だけでなく3Pシュートも決まり125―32で快勝。今大会3戦目にして初の100点ゲームとなった。


 リバウンドを制し、相手を封じ込めた。「みんなでディフェンスとリバウンドは絶対頑張ろうと決めていた」(洲崎)。ボールにしっかり反応し、第1、2Qともに失点は1桁。疲れが出てきた後半も、相手のシュートが入るたびにディフェンスを修正。試合全体での失点もわずか32点に抑え、高い守備力を見せつけた。


 次の相手は今大会のヤマ場、1部リーグ所属の拓大。格上の相手に対し、リバウンドやルーズボールなど「泥臭いプレーは相手より強い気持ちで行きたい」(清水)。持ち前の攻め気のプレーで、高さのある拓大を攻略する。


[大橋未来]

試合後のコメント

清水

――試合を振り返ってみていかがですか。

 「相手が小さかったというのもあって、外から攻めるというよりは中にパスを入れることを意識してプレーしました。そういう面に関してはうまく攻めることができたと思います」

――次は拓大との試合です。

 「自分たちよりも大きいし、個人の技術もうまいと思います。でも、ボールを追い掛けるところやリバウンドのところとか泥臭い部分は、技術というより気持ちの部分だと思うので、プレーがうまくいかなかったとしても、そういうところは相手より強くやっていけたらいいと思います」


洲崎

――試合を振り返ってみていかがですか。

 「連戦だったんですけど、ディフェンスは頑張れたところもあったし、速攻も何本か出たところは良かったと思います」

――ディフェンスについて作戦はありましたか。

 「昨日に引き続いてリバウンドとディフェンスは絶対頑張ろうと決めていたので、そこでみんなの気持ちが入ったのかなと思います」

――拓大戦への意気込みをお願いします。

 「拓大は本当に格上のチームで身長もあります。今まで通りでは絶対に攻められないので、中でも外でもオフェンスができるようにすることと、ディフェンスでは全員が足を動かして、自分たちのボールになるまで集中して頑張れるように、1週間で仕上げていきたいです」