4ピリオド目に攻めあぐね中大に敗戦/関東学生1部リーグ戦

水泳(水球) 2018.06.03


 またも後半から力尽きてしまった。リーグ4戦目の相手は中大。序盤から積極的に攻め1ピリオドから3―3、2―2、2―3と互角の勝負を繰り広げた。しかし、4ピリオドに入ると流れが一変。終始中大のペースとなってしまい8失点を喫した。終わってみれば1016の大差での負けとなった。


 


◆5・19~6・24 関東学生1部リーグ戦                  

 

▼6・2 対中大戦(早大所沢プール)

 

 明大10{3―3、2―2、2―3、3―8}16中大〇



 4ピリオドで勝負が決まった。試合開始早々、退水から先制点を献上してしまうもすぐに取り返した。右サイドの深くまで増田隆広(商2=明大中野)が持ち込むと中央にいた熊谷郁(営1=明大中野)にパス。熊谷はワンタッチで増田へリターン。増田がゴール上側へ突き刺した。「日頃から練習しているパターンが出せた」(熊谷)と技ありのプレーで観客を沸かせた。その後は一進一退の攻防が続き、第3ピリオド2分。五味原魁(政経1=明大中野)のサイドからのパスに中央左にいた松島健(理工2=名古屋)が反応し勝ち越し点。6―5と一時はリードをしてみせた。しかし攻め手が尽き、焦りが生まれた第4ピリオドは完全に流れが中大へ。連続6失点を含む8点を献上するなど、最後に粘り勝つことができなかった。


 チームのピンチを救ってみせた。第2ピリオド4分にここまで3得点を決めていた増田が永久退水。チームは試合前半でのエースの離脱に戸惑った。しかし神佑樹(農3=明大中野)は「絶対に決めたかった」と気持ちのこもったシュートで同点ゴール。チーム全体の嫌な雰囲気を払拭(ふっしょく)した。「相手のマークに負けないでプレーする」という神。次戦の早大戦での活躍に期待がかかる。

 

[鈴木貴裕]


試合後のコメント 

三城光主将(情コミ4=修道) 

――今日の試合の振り返りをお願いします。

 「増田がチームから欠けてしまって、しかしそれに気落ちすることなくいい試合展開で4分の3は自分たちの思い通りにできました。ただ最後のピリオド一気に8点入れられてしまって最後の詰めが甘かったです。エースがいないことで攻め手がなく際どい際どいパスがなく厳しい攻めをできず焦りがでました」


――次戦に向けてはいかがですか。

 「明日の早大も今日の中大のようにがつがつ来るので、今日の経験を生かして今日の悔しさをばねに絶対勝ちます」

 

――得点のお気持ちをお願いします。

 「増田の永退後に自分がファウルをもらって流れを渡さないために一本絶対に決めたかったので良かったです」


――試合で意識することはなん何ですか。

 「相手のマークに負けないでプレーすることを常に意識しています。今日もあまりやられていないので自分の中では及第点だと思います」

 

熊谷

――3得点でしたがいかがですか。

   「カウンターを決められたかなと思います。でも、1ピリオド目最初2本くらい外してしまっているので、そういうしっかり決めるべきところを決めていきたいです」



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