格下・東海大相手にまさかの敗戦/春季オープン戦

アメリカンフットボール 2018.05.14
 春季オープン戦3戦目の相手はBIG8に所属している東海大。格下相手に大量得点が予想されたが、スナップミスと度重なるインターセプトなどで終始主導権を握ることはできず。第1Q序盤での大量失点が響き、完敗を喫した。

 今回の試合は下級生の試合慣れという意味合いが強かった。その中でも目立った活躍をしたのは、LB♯53大西永悟(政経2=明大明治)。明大入学までアメフトは未経験ながら、縦に素早く差し込むディフェンスが光った。「随所で良いプレーがあったので良い」とLB♯6茂木崇宏主将(政経4=佼成学園)も太鼓判を押す。今試合は負けたものの、下級生にとっては、試合の雰囲気を知る良い経験となったはずだ。

 次戦は昨年の学生王者・日大との対戦が予定されている。昨年のリーグ戦では大差で負けているだけに、得意のランで一矢を報いたい。

[綾部禎]

試合後のコメント
岩崎恭之監督
――今回の試合を振り返っていかがでしたか。

 「雨の中の影響もありますが、オフェンスがミスだらけで全然駄目でした。しっかりボールホールドができていなかったりとか、最後に取り切ることができなかったのが敗因ですね」
――東海大戦は下級生を主に起用するという立ち位置だったのでしょうか。
 「下級生にどんどん経験を積んでもらいたいという形でしたね。勝ち負けはそこまで意識はしていませんでしたけど、得点が0だったので、この辺をどのように立て直していくのかは課題ですね」

茂木
――試合を終えていかがですか。

 「最悪でしたね。試合入る前の雰囲気から緩かったですし、試合入ってからも自分たちのミスで試合をぶち壊して、流れをつくれず、その流れを変えることもできなかったので、内容的には最悪の試合でした」
――次戦以降に向けてはどうですか。
 「中大戦が終わってからの、取り組みの甘さが今回の結果に出たので、そこを4年生でミーティングし、チームを締め直したいです。秋シーズンも2週間おきに試合があるので、そこをイメージしながら、この2週間でミスを修正し、まず戦う土俵に立って、そこで自分たちの力を最大限発揮できるようにこれから取り組んでいこうと思います」

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