日体大、駒大に連勝で白星発進/春季関東学生1部リーグ戦

卓球
2018.05.12
 好スタートを切った。春季リーグ戦初日は日体大、駒大との対戦。新体制で初の団体戦は、競った試合も見られたが最終的には勝ち切り、次戦へ弾みをつけた。
 初出場で存在感を見せつけた。2戦目の駒大戦、チームカウント1―1の場面に登場した沼村斉弥(商1=野田学園)。「想像よりは緊張せずにできた」(沼村)と初出場のリーグ戦で躍動する。好調だったサーブで相手を崩し、主導権を握るとゲームカウント3―0のストレート勝ちでチームに貢献した。1週間前に行われた新人戦シングルスではベスト16止まりで悔しさをにじませた沼村。「元々力は持っている」(髙山幸信監督)との言葉通り、短期間で修正し、勝利を決めチームの流れを引き寄せた。さらに同じく1年生の出雲卓斗(政経1=遊学館)も日体大戦でリーグ戦初勝利。新チームにとって頼もしい即戦力ルーキーの台頭を示した。

 油断はできない。試合が進むにつれ上位校との対戦が控えているリーグ戦。「全勝優勝しか考えていない」(髙山監督)。昨年の悔しさを晴らすべく、頂点を見据え突き進む。

[花岡桃]