(女子部)一時逆転も格上松蔭大に僅差で敗戦/関東大学女子選手権

バスケットボール(女子) 2018.05.10
 スターターは、PG藤野、SG坂本真祐(情コミ3=山村学園)、SF清水智央(文2=東京成徳大高)、PF多久文乃主将(情コミ4=東京成徳)、C上澤果林(営4=大阪桐蔭)
 
 要所で藤野の活躍が光った。7点を追い掛け迎えた第3Q。積極的にドライブを仕掛けファウルを奪取し、藤野が流れを引き寄せる。残り1分で相手の3Pシュートが決まり、点差を離されかけた場面では「思い切って打った」(藤野)。その16秒後に仕返しの3Pシュートを沈め、リードを広げさせず。このQで46-47と1点差まで追い付くことに成功した。今試合チームトップの24得点を決めた藤野だが、昨年はケガで欠場。その悔しさ、そして4年生としてチームにささげる強い気持ちがプレーに表れた。
 
 確かな手応えを次につなげる。「通用する部分がたくさんあって自信になった」(坂本)。関東1部リーグ所属の相手に健闘した明大。9月に開催されるリーグ戦では2部下位ブロックで戦う。上位ブロック昇格に向け、さらなる成長を誓う。

[浅野拓磨]
試合後のコメント
多久
――試合を振り返っていかがですか。

「出だしはビビってしまい、食い付いていけなかったかなと思います。だけど、後半になるに連れてディフェンスはしっかり気持ちを持ってできたので、良かったと思います」

――ハーフタイムはどのようなことをお話しされましたか。
「前半は攻め切れなかったり、単発のシュートになってしまうことが多かったので、その後の合わせだったり、リバウンドだったりをしっかり入るという話がありました」

藤野
――後半はあと一歩のところまで迫りました。 

「外の人も中の人も思い切りシュートを打てていたので、そこは良かったと思います」

――この大会を振り返っていかがですか。
「ディフェンスは前回の試合と比べて良くなっていると思うので、そこは継続して今回課題に出たローテーションも最後までできるように改善していきたいです。オフェンスは攻め気でやれば通用する部分もありました。そこを練習して、次の大会に臨めたらいいと思います」

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