(男子部)東経大に圧勝 1部復帰へ弾みをつける/関東大学春季リーグ戦

バドミントン
2018.05.01
 3連勝を果たし1部復帰への道が近づいている。リーグ3日目の相手は2部5位の東経大。第1シングルス、澁谷勇希主将(政経4=埼玉栄)が序盤から自身のペースで優位に試合を進め快勝。この一勝でチームを軌道に乗せ、残りの試合も危なげなく勝ち切った。
 一方で課題も残っている。第2ダブルスの武石優斗(商4=札幌一)・西谷春樹(政経4=青森山田)組が実力を十分に発揮できずに終わった。1ゲーム目に続き、2ゲーム目の序盤では好調に点を連取し17―11と差をつけていたが、「悪い流れに引きずられた」(西谷)。終盤に近づくにつれて形勢は逆転。そのまま相手に引き離され19―21で試合を献上した。ファイナルでは気持ちを入れ直し11点と大差をつけて快勝したが「まだ何かつかめていない感じがする」(澁谷)。目指すは2部優勝だけでなく1部復帰だ。そのためには少しのミスも許されない。
 ここからが正念場だ。「まだまだ出し切れていない。課題の残る1日だった」(澁谷)。勝ち星は挙げ続けているが、試合内容にもこだわっていく。いよいよリーグ戦も後半に突入する。残り2戦も完全勝利で入替戦への切符を手にしたい。

[素宮愛結]

試合後のコメント
西谷
――本日の試合を振り返っていかがですか。

 「あんまり調子が良い感じではなくて、ちょっと色々話し合って修正しなきゃいけないと感じています」
――ペアの武石さんとはリーグ戦に向けてどのような話をされましたか。
 「特に話し合いはしていませんが普段からコミュニケーションを取るようにしています。練習でもお互いの良い点や改善すべき点を話し合ったりしています。お互いにのびのびとプレーをできたらいいと思います」
――この1年間どのような気持ちで試合に臨みますか。
 「最後の年なのでリーグ戦を一番重要視していて今回このまま勝ち続けて秋でしっかり1部で戦うっていう最終的な目標じゃないですけれどそれに向けて計画を立ててやっていきたいと思います」

澁谷
――主将から見て気になる点はありますか。

 「やっぱり武石・西谷組が気になりました。まだ調子が良くない点もありますし思い通りにできていない印象があります」
――残りの試合へ向けての意気込みをお願いします。
 「ずっと5―0で来ているので、普通にやっていけば5―0で勝てると感じています。その準備を怠らないようにしたいと思います」