女子が王座進出! 男子は悔しくも王座の道絶たれる/関東学生1部リーグ戦

アーチェリー
2018.04.23
 男子は18点差に涙を飲んだ。相手はここまで1勝3敗の拓大。王座出場権を獲得するためには絶対負けられない一戦を迎えた。「前半、流れの良くないところがあった」(米谷洋祐・商4=県立座間)と、50m競技を17点劣勢で折り返した。何とか30m競技で巻き返しを図ったものの差を縮めることはできず惜敗。3年ぶり王座進出の道は悔しくも絶たれてしまった。
 「最後までチームの力を高めていきたい」(高井智久主将・商4=実践学園)。次は雨天により順延した立大戦。残りの試合もチーム一丸で勝利を目指す。

 女子は4年連続で王座の切符を手に入れた。リーグ最終戦は学習院大が相手。実力は拮抗(きっこう)しており、接戦が予想されたものの終わってみれば45点差を付け、危なげなく勝利。「プレッシャーはあったが、しっかり勝利できて安心している」(吉原彩夏女子リーダー・文4=蕨)。また、3戦連続でチーム新を更新するなどチーム全体で上り調子を維持している。
 次戦はBブロック2位・東洋大との3位決定戦。昨年度リーグ戦3位の東洋大は格上だが、王座へ弾みをつけるためにも是非とも勝利を収めたい。

[藤田幸大]

試合後のコメント
[男子]
高井
――試合後のお気持ちとチームの今後についてお願いします。
 「王座を逃したことが本当に悔しいです。全国大会は目指すことができなくなりましたが、このチームで戦う試合は最後までチームの力を高めていけたらと思います」

米谷
――試合後のお気持ちとチームの今後についてお願いします。
 「自分があと18点を絶対に取れなかったというわけではないのでとても悔しいです。やはり前半、流れの良くないところがあったのでそこも含めてこの点差の原因なのかなと。次戦は入替戦に向けてどう弾みをつけていくかを考えて臨みたいと思います」

[女子]
吉原
――王座出場を決めてのお気持ちと今後の課題をお願いします。
 「3年連続で王座に出場しているのでプレッシャーはあったんですけど、接戦だった中でしっかり勝利できて安心しています。今後は王座も視野に入れて練習を重ねていくことと、チームの雰囲気が良い状態を継続していけるようにしたいです」

太田葉月(政経3=明大明治)
――今日の振り返りと王座出場を決めてのお気持ちをお願いします。
 「王座が決まることもあって緊張してしまったんですけど、雰囲気も良くていいコンディションで射てたと思います。王座に行けるというのは楽しみで、団体戦で全国に行けることがすごくうれしいです」