小川、増山が日本一に挑む/全日本選抜体重別選手権展望

柔道 2018.04.07
 日本一の称号と世界への挑戦権をつかみ取る。体重別の日本一を決める全日本選抜体重別選手権が2日間にわたって行われている。明大勢は2日目に90キロ級の増山香補(政経2=修徳)、100キロ超級の小川雄勢主将(政経4=修徳)の2名が登場する。9月にアゼルバイジャンのバクーで行われる世界選手権への代表選考も兼ねた今大会。日本中の猛者たちを相手に明大戦士が挑む。


選手名所属近1年間の主な成績
100キロ超級出場者◆
王子谷剛志旭化成全日本選抜体重別優勝
佐藤和哉新日鐵住金全日本学生体重別優勝
小川雄勢明大グランドスラム東京優勝
太田彪雅東海大グランドスラム・エカテリンブルグ優勝
原沢久喜日本中央競馬会グランドスラム・デュッセルドルフ2位
上田轄麻新日鐵住金講道館杯3位
影浦心日本中央競馬会グランドスラム・パリ優勝
上川大樹京葉ガス
講道館杯2位

 100キロ超級に出場する小川は昨年末に講道館杯、グランドスラム東京を連続優勝。一躍この階級の有力選手に名乗りを上げた。豪快な投げ技に加え、足技や組み手といった細かいところの技術の向上も見られるなど成長著しい。昨年は原沢久喜(日本中央競馬会)に初戦で敗れたが、進化した今なら優勝候補の一角といって問題ないだろう。初戦の相手は太田彪雅(東海大)。実績では上回るが昨年の全日本学生優勝大会では敗れており、気の抜けない相手だ。ここを突破すれば準決勝では王子谷剛志(旭化成)との対戦が予想される。全日本選手権で連覇中の王者だが、過去の対戦成績は良く、決して勝てない相手ではない。逆のブロックにも昨年敗れた原沢、国際大会での実績十分の影浦心(日本中央競馬会)、元・世界王者の上川大樹選手(平24営卒・現京葉ガス)など実力者がそろう。油断できる戦いは一つもない。積極的な柔道で主導権を握っていきたい。


選手名所属近1年間の主な成績
90キロ級出場者◆
長澤憲大パーク24グランドスラム東京優勝
加藤博剛千葉県警察全日本選抜体重別2位
小林悠輔旭化成グランドスラム東京2位
増山香補明大講道館杯3位
向翔一郎ALSOKグランドスラム・パリ優勝
長井晃志日体大世界ジュニア3位
ベイカー茉秋日本中央競馬会グランドスラム・デュッセルドルフ2位
釘丸太一センコー
講道館杯2位

 90キロ級に出場する増山はこれが初出場。昨年秋から全日本ジュニア、全日本学生体重別、講道館杯と連続して3位入賞。今年に入ってもヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで国際大会初優勝を果たし、好調をキープしている。3月には無差別級の東京都選手権に出場するなど筋力アップにも取り組んできた。初戦からグランドスラム東京2位の小林悠輔(旭化成)と、強豪との対戦になるが、実績で劣る増山は思い切り戦っていくのみだ。

 出場人数が8人と限られており、出場するだけでも名誉のある大会。しかし、もちろん求めるものは結果だ。小川、増山ともに持つ力全てを発揮し、頂に立つ。

[加藤真人]

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