三ヶ田が準V! 永峯4位で計3名が入賞/全日本学生選手権(コンバインド部門)

スキー 2018.03.04
 2年生トリオが入賞を果たした。前半のジャンプと後半のクロスカントリーで競われるコンバインドで三ヶ田泰良(政経2=盛岡中央)が準優勝。また、4位に永峯寿樹(政経2=元・飯山北)、7位に中村優斗(営2=長野県公立飯山)と入賞者は計3名となった。現在の総合順位は3位。本日はクロスカントリー10キロフリーの試合が行われる。

 3人目の男が準優勝を遂げた。三ヶ田はインターハイを高校2年次にして制覇した実力者だが、昨年の今競技は同学年の永峯と中村が表彰台に上る中、9位。2日に行われたスペシャルジャンプでも同様に、2人が表彰台に上る中で10位と、表彰台の下からライバルを見上げてきた。だからこそ「今回は表彰台に上ってやろうと思った」。今シーズン力を入れてきたジャンプで永峯に続き2位につけると、後半のクロスカントリーでは一度順位を落としながらも、粘り強く首位を追走。最後は2位でフィニッシュした。インカレでは初となる表彰台に「うれしさ反面、悔しさ反面です。次こそは1位を目指します」と語った。アルベールビル五輪・金メダリストの三ヶ田礼一氏を父に持つ。そのため、実力はまだまだ未知数。来年以降、さらなる可能性を感じさせる。

 連覇の好機を逃してしまった。昨年は得意のジャンプで他の選手に圧倒的な差をつけ、逃げ切る試合運びを見せた永峯。しかし、今年は「いいジャンプができなかった」。勝負をかけた飛躍で88.5メートルとトップで折り返したものの、思うように後続と差をつけられず。クロスカントリーで失速し、4位にまで順位を下げた。昨年の王者だけに表彰台を逃した悔しさは大きいものとなった。

 同期の活躍が永峯を成長させる。優勝した傳田(早大)、3位の山本(早大)は長野県出身。「小学生からのライバル」と、共に成長を遂げてきた同期の台頭は強い刺激となっている。「来年は負けない」。今回の雪辱を果たすべく、まずはインカレで出た課題の修正に取り掛かる。

 クロスカントリー部門の10キロフリーとリレーを残し、目標の総合3位につけている。ポイント未獲得のクロスカントリー部門でも入賞者を出し、3位を守りたい。

[古賀章太郎・坂田和徳]

試合後のコメント
三ヶ田

「優勝を狙っていたこともあって、少し悔しい気持ちもあります。うれしさ反面、悔しさ反面です。昨日の修正点を、やることを明確にできていたので、シンプルにジャンプできました。昨日はアプローチがうまく組めていなくて、飛び出しで足を使うことができてなかったです。状態に力が入らないように意識してやりました。(1年間で意識してきたのは)今年はジャンプを意識して練習してきました。アプローチを安定させることを意識してきました。一番動き出しやすい場所に重心を落とすことで、自分の中心に重心を落とすことを意識して練習してきました。今年はビデオを見たり、アプローチを組んで鏡を見るようにしてきました。今までは感覚で組んできましたが、今年は目で見るようにしてきました。夜や練習前に見れる時は毎日見てました。結構、早稲田の傳田は走りが速くて、抜かれるだろうということを予測していて、そこでしっかり付いていこうということは考えていたので、そこで付いていけなかったのが今日の敗因だと思います。(国体では)どっちもまずまずでした。でも、走る方が、自分が思っているよりかは良かったです。寿樹と優斗、山本、傳田は同じ学年で、高校の時から競い合ってきた仲で、優斗と寿樹は僕よりもジャンプがうまくて、山本と傳田は僕よりも走るのがうまいです。僕はどっちも特徴がないので、4人を目指しながらやってきました。今日も寿樹が前にいたのと、傳田たちが後ろにいたというのは想定内でした。去年もコンバインドで永峯と中村が1、2位で、僕はギリギリで9位だったので、悔しい気持ちもありました。ジャンプもまずまず調子が良い中で、2人が表彰台に上って、僕だけ10位でした。だから、今日は表彰台に上ってやろうと思って、走りました。(来年への意気込み)来年こそは1位目指していきたいです」

永峯
「(今日を振り返って)まず昨日に引き続きいいジャンプができなかったです。1番では折り返したものの逃げ切れるとは思ってなかったです。2位の傳田が来て勝負だと思ったんですけど体が付いてこなくて結果は4位でした。1位を狙っていただけに悔しいです。(ジャンプで伸びなかったのは)やはり姿勢のズレですね。(そこが安定すれば)だいぶ記録も伸びると思います。(姿勢のずれの修正は)かなり細かいことで高校の時の顧問の先生がスペシャルジャンプの全日本のコーチなどによく呼ばれてる方でその方に見てもらってるという感じです。(まだ完璧に体に馴染んでいないフォーム)そうですね。まだあんまり体に染みついてないです。(クロスカントリーのターニングポイント)2位の傳田がくるまでは結構余裕があって体力的にも残ってていけるとこまで付いてゴールできればいいかなと思ったんですけど追い付かれてそこで最後まで粘れなかったことがポイントだと思います。(インカレを通しての課題)技術的な部分はもっと自信を持って冷静に飛んで走れれば十分補えたと思いますし、1位というのは見えてたと思います。1番はメンタル面の強化だと思います。(修正していきたい部分)今日のジャンプは30点ぐらいなのでそこで80、90と上がってくれば勝てると思うのでジャンプに力を入れたいと思います。クロカンは今から焦っても仕方ないと思うので自分のベストを出すだけです。なので、まずはジャンプです。(来年に向けて長期的なプラン)今年はクロスカントリーを強化的にやってきて思うように結果が出なくてジャンプも調子が上がらなかったので夏でうまくトレーニングを増やして来シーズンは年明けから調子を上げれるようにしたいです。(トレーニングとは)去年はフォームを意識しすぎてフォームに時間を費やしすぎてしまって基礎体力的な部分、体づくりができてなかったので来年は体も作ってフォームも固めて年明けを迎えたいです。(W杯への意気込み)できれば夏に行われるサマーグランプリでトップ10に頑張って入って冬の一戦目から10位以内に入っていければベストな状態で迎えられると思います。(今年のインカレを振り返って)1番は悔しい気持ちです。とても強く感じます。そして2番目は同じチームで優勝者が出て一緒に頑張ってきたメンバーが表彰台に登ったのは嬉しいし、良い刺激をもらいました。頑張って強くなりたいと思いました」

関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読