(5)瓦版 集大成のインカレ 下剋上だ!

相撲 2017.11.03
 チーム全員で最終目標を達成する。11月4日、5日に堺市大浜公園相撲場で全国学生選手権が行われる。明大はBクラス予選から出場。Bクラスを勝ち抜き、Aクラスで3試合を戦い抜いた後、決勝トーナメントで雌雄を決す。夏に行われた全日本選抜金沢大会で王者・日体大を破る大金星を挙げており、インカレに向けて着実に力を付けてきた。6度目の優勝へ、下克上を果たす。

集大成
 全てはこの大会のために、稽古を積んできた。ポイントゲッターの田原勇也主将(政経4=報徳学園)は二陣で出場する。鋭い立ち合いからの押し相撲が特徴。電車道で相手を圧倒する。ケガの影響で3年生になってようやく本格的に相撲が取れるようになった苦労人は、昨年のインカレにも出場し団体ベスト8に貢献した。「キャプテンが引っ張ってくれている」(前田将吾・政経3=宿毛)と後輩からの信頼も厚い。9月に行われた東日本学生リーグ戦では、敗戦の危機で土俵に上がり、会心の相撲で勝利。チームを1部昇格に導いた。「田原先輩にいい思いをさせてあげたい」(藤原竜平・政経2=埼玉栄)と今度は下級生が田原の活躍を押し上げる。大学最後の大会。一つ一つかみ締めながら土俵に上がる。

総力戦
 若い布陣で相手に襲い掛かる。メンバーに選ばれた4年生は田原のみ。しかし、強力な下級生が後ろに控えている。3年生は中堅の前田と副将の北川貴之(商3=明徳義塾)。「チームで勝てたらいいが、自分の番では絶対勝ちたい」(北川)と昨年のインカレで活躍できなかった悔しさを晴らしたい。2年生は先鋒(せんぽう)の藤原と大将の東龍輝(政経2=文徳)に注目だ。藤原は高校時代に全国制覇を経験した実力者で、今年は全国学生個人体重別選手権で2位入賞を果たしている。また東も、力を付け、今一番勢いに乗っている選手。「試合で勝てるようになってきたことが自信につながっている」とインカレでは大将抜てきに気合十分。年に一回の大一番。勢いと経験の両輪で、最大の番狂わせを起こす。

[髙橋昇吾・星川裕也]


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