(2) 萩田華歩マネジャー

相撲 2017.11.02
  第2回はマネジャーの萩田華歩(営4=掛川西高)を紹介する。たった一人の女子部員として、4年間支え続けたチームへの思いを伺った。

――入部のきっかけを教えてください
 母の影響でずっと相撲を見てきていました。生後4ヶ月から相撲に連れられていて、静岡出身なので近くに相撲部屋があったという訳ではないですが、両国や地方巡業に行っていました。ずっと相撲を見ていましたし、明大相撲部は名門なのでぜひ携わりたいなと思いました。募集もなかったのですが、自分で連絡取って、一度見学させていただいてから「マネジャーをやりたい」と伝えました。当時の4年生の主務さんの連絡先だけ載っていたので、見学したいと直接連絡し、入部の許可が出るまで2ヶ月かかりました。試用期間で本気かどうか試されて、正式な入部が決まったのは6月です。高校の時からマネジャーはやりたいと思っていましたが、進学クラスでしたので、運動部のマネジャーをするのはできず、大学入ったらやりたいと思っていました。

――明大相撲部何代目のマネジャーでしょうか
 私で7代目です。ちょうど一つ前と二つ前は7年に一度いました。女性の方で、一つ前の代の方とはお会いしました。私が入った頃は、女子マネジャーさんと被っていた先輩がいらっしゃらなくて、仕事内容も特になかったので、当時何をやっていたのか聞きました。時代は変わるので求められることが変わっていきます。なので自分で見つけて行動していました。

――仕事内容を教えてください
 相撲を何番取ったか記録しています。あとは合宿のご飯作りです。代によって変りますが、練習風景の動画を撮って送ったりしました。どういうことを監督たちに言われていたかメモも取っていました。日曜日のちゃんこ会のご飯の用意や雑用もします。

――明大以外の進学先も考えていましたか
 受験校は相撲がある大学受けていました。少しでも見れたらいいなと思っていました。

――男性だけの世界の中で鍛えられたところはありますか
 相撲自体が男の世界なので踏み入っていいところと悪いところの境目を見つけるのが難しかったです。部員ではあるけど部員ではなく、男女の差もあり、体育会と一般という違いもあります。近くまで応援に行きたくても女子は行けません。その境目がすごく難しかったです。

――大相撲と学生相撲の魅力の違いは何でしょうか
 学生相撲の魅力は団体戦です。大相撲しか見ていなかったので、入部した時は「なぜこんなにもチームワークが大切なのか」と疑問でした。個人の戦いだと割り切って戦えば勝てるのではないかと思ったこともありました。見ているうちに、チームワークの良さをわかりました。

――今年の明大の成長が見られた大会はありますか
 リーグ戦です。2年前にBクラスに落ちてしまったので、在籍中に戻って欲しいなと思っていました。去年も入れ替え戦で、大将戦で負けてしまい、今年こそはと。今回は、大将戦にいく前に決めてくれたのでよかったです。後輩たちは、他の大学と比べて若い学年の時から出場しているので、試合に対してすごく強く思っていると思います。チームワークの良さを感じました。

――今年はどんなチームですか
 すごく面倒見がいいです。1年生と4年生が話しているのもよく見られます。私が入部した時は滅多に見られない光景でした。変わってきたのかなと思います。

――同学年の存在は大きいですか
 ケガが多くてなかなか活躍できなかったので、今試合に出てる同期が、チームに貢献していてうれしいです。活躍している後輩たちの面倒もしっかり見ていてくれて、頼もしい存在です。後輩は可愛くてしょうがないです。目に入れても痛くないくらい可愛くて、入部した時から見ていると、すごい成長しているなと感じています。

――明大の粘り強さが発揮されるのはどのような部分でしょうか
 今までは気持ちで負けていました。勝てるはずなのに勝てない。でも今年は、団体戦で流れが悪い時にも切り替えています。選手の気持ちが強いです。

――明大相撲部で学んだことは何ですか
 わからないことは自分自身で決めるのではなく、人に聞いてから判断することがとても大事だと学びました。私がいいと思ってやったことも、相手にとってはいらないことかもしれないです。

――インカレまであと少しです。選手に期待することは何ですか
 残すところ少ないので、ケガしないように体調に気付けるようにしたいです。信じるしかないのですが、元気にインカレを終えてほしいです。自分の相撲を取って後悔せずに帰ってきてほしいです。

――ありがとうございました

[臼井美理亜]

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