悔しい10位 上位入賞へ来年に期待/信夫杯争奪日本大学対抗戦

ゴルフ 2017.10.27
 2年ぶりの信夫杯は満足のいかない結果に終わった。秋の団体戦日本一を決める今大会。男子は秋季Aブロック対抗戦で3位に入賞し、全国大会への出場を果たした。初日を9位で終え、2日目に巻き返しを図るも挽回できず。10位という結果で今シーズン最終戦が閉幕した。

 我慢のゴルフが続いた。初日を終えて9位と出遅れ、目標としていたメダル圏内まで13打差。2日目も流れをつかむことができずに「自分のゴルフができなかった」(斉藤史晶・営3=新潟産大附)。バーディーを次々と奪う鋭いショットは影を潜める結果に。また、今大会を「大学の中で一番苦しい試合」だったと、振り返った梶原。初日の出遅れからか余裕のあるプレーをすることができなかった。選手がスコアを伸ばし切れなかったことも敗因の一つ。特に、秋の対抗戦では7アンダーとチームで一番スコアが良かった塚本岳(商1=立教池袋)が今回はアジアパシフィックアマチュア選手権出場のため不在。新鋭の穴はそう簡単には埋まらなかった。

 下級生が成長の証しを結果で示した。今大会は片岡徳幸(法2=帯広柏葉)、鈴木海斗(営2=拓大紅陵)、本間佑(商2=水城)の2年生3人が出場。その中で片岡と鈴木がチームトップタイとなる146ストロークをマークし、安定感のあるプレーを展開した。本間は2日目こそ振るわなかったものの、先日の朝日杯で13位タイに輝くなど、確かな成長を感じさせた。「片岡、鈴木、本間の3人が去年から成長してくれた」(梶原)と、主将も後輩のレベルアップを喜んだ。「僕らがさらにレベルアップして、他の学年からも頑張ろうと思われるように」(本間)。この信夫杯で活躍が光った2年生からチーム力を高めていく。

 来年の春に向け、戦いは始まっている。これで今シーズンの公式戦は終了し、約半年間のオフシーズンに突入。11月末からの合宿は「ゼロからスタートしたい」(梶原)と、まずは体づくりから始める。来年も今年のレギュラーメンバー全員が残るため、戦力低下の心配がない男子。新たに1年生が加入し、チームの層が厚くなることに期待が持てる。「全国大会でメダルを取る」(梶原)。来年こそ上位進出へ。この悔しさはもう、繰り返さない。

[渡部伊織]

試合後のコメント
梶原

「残念な結果でした。初日のスタートから出遅れてしまい、2日目に巻き返そうと思っていましたが、上級生、特に自分がスコアを落としてチームに貢献できませんでした。それが一番悔しいです。(うまくいかなかったのは)朝日杯と信夫杯を通して、パッティングから流れをつかめずにズルズルと行ってしまいました。大学の中で一番苦しい試合でした。(このコースは)ショットをグリーンに乗せることが前提のコースなのでショットが乗らないと始まらないと思います。(試合前は)監督からは上位を目指してこい、お前らならやれるというお言葉をいただきましたが、このような結果になってしまい残念です。今までの大会が練習ラウンドのスコアより良いスコアで上がれていました。今回は練習通りのスコアが本番に出ました。今後につながるような試合になるようにしっかり反省します。(1日目のとの違いは)昨日の時点で目標だったメダル入賞から少し離れてしまったので、春の全国大会の6位より上を目指していました。そこを通過しようと思っていましたが、達成できませんでした。(ホール間で考えていたのは)正直自分のことで精一杯で周りを見る余裕はありませんでした。本当に今日が大学でゴルフをしてきた中で一番長く感じ、一番調子が悪いのを経験しました。そういう意味ではいずれ来る悪いところが今日来ました。これは少しでも来年につなげられればと思っています。(今年は)3年生で急きょ主将を務めることになって不安も一杯でした。春リーグは3位という滑り出しで、秋リーグも3位で上々の成績を残せました。最後の締めくくりが残念だったと思いますが、全体のレベルは上がっているので良い一年だったと思います。(来年の目標は)全ての大会が最後になって新しくスポーツ推薦の選手も入って来ます。選手層が厚くなるので今年目標にしていた全国大会でメダルを取ることと、リーグ戦3位以上が目標です。今年は朝日杯に初めて出れました。来年は日本学生や関東学生の上位を目指して、少しでも大学に貢献したいです。(そのためには)一旦リセットしてゼロからスタートしたいと思います。来月末に合宿をするのでそこでゼロからやり直したいと思います。栃木県の杉の郷カントリークラブでやります。(2年生の活躍は)片岡、鈴木、本間の3人が去年から成長してくれました。責任感もあると思うので、それに奮起されて自分たちも頑張ります。成長してくれたのはすごくうれしいです」

斉藤
「チームとしても個人的にも全然思い通りの結果ではないと思います。調子も悪く、自分のゴルフができなかったのは悔しかったです。きっかけ自体はあったのですが、流れがうまく良い方向に持っていけなかったです。ずっといい流れでできず、どこかで途切れては我慢したプレーが続いた感じです。今後の課題としてはスコアを作る力というのが欠けているので、そこを意識しながら体作りや飛距離アップを目指していきたいです。(チームとしては課題だった2日目のスコアを伸ばした)伸ばしたとは言っても6月の北海道よりは上がってはいないので、そこは安定感を求めて追い詰めていきたいです。(2年生の活躍が目立った)このまま4年間突っ走ってほしいですね。自分もあと1年、後輩に負けないように努力していきたいなと思います」

片岡
「もっと上に行けたと思いますが、個人的には調子が良くない中でスコアをまとめることができたのかなと思います。チームに迷惑をかけられないなと思って臨んでいました。最初の方は硬くなってリズムに乗れませんでしたが、徐々にペースをつかんで自分のゴルフができてよかったです。(良くなかったのは)ティーショットが良かった分、フェアウェイからのショットでピンに絡むことがあまりできませんでした。もう少しショートアイアンの精度を上げたいと思いました。(このコースは)狭い方ではないですが、グリーン周りがバンカーも多くて難しかったです。乗せられないと難しいアプローチになってボギーになってしまうと思います。(印象に残ったホールは)今日の前半outで最後の3ホールで3連続バーディーで上がることができました。7、8、9番が連続で取れて良かったです。(試合前は)上位に行くために、アンダーは出さないといけないと思っていました。そのために各自で調整していたと思います。(1日目の試合後は)反省して、もったいないゴルフをせず、自分らしいゴルフをすれば順位が上がるということを話しました、(ホール間は)ミスしたホールはあまり考えずに次のホールに切り替えて回っていました。(安定したスコアを残せたのは)微妙なパーパットとかが入ってくれて、パターで救われました。ボギーになりそうだったところをパーにできたのが大きかったと思います。(今年は)団体戦ではチームにそこそこ貢献することができましたが、個人戦で全国大会に行くことができませんでした。(来年は)個人戦でも全国大会に行けるように頑張ります。チームとしてはリーグ戦や全国大会で上位を目指します。(そのためには)もう少し飛距離を伸ばしたり、安定したゴルフができるようにトレーニングや玉打ちもしっかりやりたいと思います。(2年生の活躍は)今回はたまたまです。しっかりスコアを出してみんなを引っ張っていきたいと思います」

鈴木
「みんなもっといけると思っていたので全員が全員悔しい思いをしていると思います。(試合内容)午前中が全然うまくいかなくて昨日も午前中に結構打ってしまいました。昨日と同じ流れになってしまったのですが、後半切り替えて3アンダーでした。後半に久しぶりにいいゴルフができて次に生かせるのではないかなと思いました。いい経験になりました。(今日の目標は)MVPを狙うという感じで、2日間で4.5アンダーくらいを出そうと思っていました。結果として初日で4オーバー打ってしまって今日はアンダーパーでゴルフしようと思っていました。(チームトップ)そうですが、自分自身も納得はいっていません。周りのみんなの方が悔しいと思うので、自分ももっとチームを引っ張っていけるようなスコアを出さないといけないと思っています。まあでも今回の2日目のプレーに関しては少し満足しています。(安定したプレーが持ち味?)練習ラウンドとかすると結構暴れたりするのですが試合になるとそこそこで収まります。周りからもそう言われているのですが、自分では結構必死になってやっているのですが、そういう印象を持っていただいてうれしいです。(オフシーズンに向けて)まだ体の線が細いので体を徹底的に鍛えます。ゴルフやるよりトレーニングをメインでやって来年活躍できるように頑張っていきたいと思います」

本間
「初日あまり良くなかったので切り替えていこうと思っていました。スタートはバーディーでいいものが切れましたが、そこからうまくつながらずズルズルいってしまいましたね。後半は落ち着いていけたらなと思ったんですけどちょっとミスが続いてスコアを大きく崩してしまったのでかなり悔しいところです。(自身の目標)朝日杯が良かっただけに団体戦も頑張りたかったのですがそこで、いいスコアを出せませんでした。春のリーグ戦では新入生も入ってくるので、スコアを出してチームにいい流れができるようにしていきたいです。(朝日杯の連戦)2日目悪くて切り替えていこうと思ったんですけど、振り返ってみるとちょっと引きずっていた部分はあると思いますね。(連戦の疲れ)今はわかりませんが結構疲れているんだと思います。ただ、そんなに体力もない方ではないと思いますし部活でトレーニングもしていますし疲れというのは言い訳できません。スコアを出せるように力をつけていかないとだなと終わってみて思いました。(2年生)同じ学年で高いレベルでできていて自分としてはすごい励みになっています。やはりこの3人でさらにレベルアップして、ほかの学年からも頑張ろうと思えるようにしたいです。自分たち3人でもっと頑張っていきたいなというのが思いです」

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