信夫杯に向けて/信夫杯事前取材

ゴルフ 2017.10.25
 団体戦の日本一を争う信夫杯が10月26日、27日の2日間で開催される。男子は2年ぶり、女子は5年連続の出場。9月に行われた秋季対抗戦は男女ともに3位と、関東制覇へあと一歩だった。東北福祉大や中央学大などのライバルを抑え、狙うは男女アベック優勝だ。

 2年ぶりの信夫杯出場となる男子。秋の対抗戦では個々が粘り強いゴルフを見せ、初日の4位から巻き返しを図り3位につけた。大会後、梶原正吾主将(商3=沖学園)は信夫杯でもメダルを獲得し、歴代の最高順位を塗り替えることを誓った。春の全国大会では悔しさの残る6位に終わっただけに、この大会に懸ける思いは強い。関東の二強である東北福祉大と日大に加え、西の雄・大院大といった名だたる強豪校がひしめく舞台での戦いになるが、明大の選手層も厚く、決して引けは取らない。主将の梶原をはじめ、同じく3年の斉藤史昌(営3=新潟産大付)、下級生ながら大舞台での経験豊富な鈴木海斗(営2=拓大紅陵)や片岡徳幸(法2=帯広柏葉)ら実力派がそろう。全国トップレベルの選手が募る大会だけに、一つ一つのプレーの精度が求められ、いかにアンダースコアでコースを周ることができるかが勝負のカギを握る。

 女子は4年生がチームの命運を握る。今大会が大学最後の団体戦となる4年生。泉谷若菜主将(商4=麗澤)はプレーとリーダーシップの両面でチームを引っ張る。「やる気を引き出してくれる」(橋添恵・法3=山梨学大付)と、後輩からの信頼も厚い。田中友理奈(法4=埼玉栄)は高校2年次に春のインターハイ5位の経験がある実力者。先日の秋季対抗戦2日目に全体トップとなる5アンダーを叩き出し、波に乗っている。1年次からレギュラーとして活躍する二人の最上級生が全国の舞台で躍動する。下級生も負けてはいない。1年次の会長杯を制した橋添、日本女子学生選手権3位の青野紗也(法1=日本航空)、トッププロも出場する日本女子オープン選手権に出場経験のある関野愛美(営1=埼玉栄)、日本女子学生選手権に初出場を果たした田中梨奈(政経1=明大中野八王子)など、実績のある選手が出場予定。安定感を武器に優勝争いに参戦する。秋季対抗戦では首位・日大とわずか6打差。悲願の初優勝は目の前だ。

[丸山拓郎・渡部伊織]

選手のコメント
梶原

「リーグ戦が終わったあとの朝日杯の予選でも良い結果を残せて決勝に進むことができたので、チームの調子は良いです。秋のリーグ戦が3位という結果で終わり一段落しているところですが、信夫杯に向けてチームの雰囲気はメリハリがついていて良いと思います。夏合宿は他の部員たちのレベルが高かったので、チームの中で上位のスコアで周ることを意識していました。今年は4年生がメンバーに入っていないので、3年生が主体となっています。昨年以上に一人一人が責任感を持ってプレーできています。レギュラーメンバーに関しては、去年以上に雰囲気良くできています。チーム的には一人一人の安定感は培われてきましたが、爆発力が東北福祉大や日大と比べて欠けています。秋リーグの2日目は爆発力を出せたので常にそれができれば優勝も見えてくると思います。信夫杯は過去最高が4位なので、今回は3位が目標です。東北福祉大、日大、大阪学大の三強の一角を崩せるように頑張ります。スコアでも人間性でも周りを引っ張っていって、他の人の手本となれるように頑張ります」

北村征大(営3=明大中野)
「(練習状況)今は体力づくりと飛距離をあげるために素振りをしています。(今の調子)良くも悪くもないという感じで、試合前に調整できたらなと思っています。(チームの雰囲気)いいと思います。卒業する先輩のためにもいい結果は残したいですね。4年生は引退してしまうので。(梶原主将についての印象)試合の時は春と秋どっちもいいスコアを出していてさすがだなと思います。主将としてすごいです。頼りになりますね。プレーで引っ張るの方なのですが皆のこといつも気にかけてくれています。(昨年との変化)スコアをつくるのがうまくなったかなと。そんなショット力とかも変わっていないのですがスコアは良くなっているのでスコアメークは上がりましたね。(自身の課題)自分の課題は、出せてもイーブンなのでもっとアンダーとかを出したいですね。1位、2位の上位の学校に追いつけるようなスコアを出していかないとなと思います。(長所)スコアを伸ばすことはあまりないのですがそんなに打ちません。そこが自分の強みだと思っているのですがそれをだんだんあげられて行けたらなと思っています。(意気込み)優勝目指して頑張りたいと思います」

斉藤
「秋のリーグ戦でも3位になりましたし、チームとしても調子は良い感じにキープできていると思います。自分が1年生のときと比べると、だんだんチームの意識が高くなっています。上級生だけでなく下級生もレベルの高いプレーをしますし、チーム全体でレベルが上がっていると感じます。(夏合宿の感想)夏合宿では一人ずつスマホで個々のスコアを確認できるように設定して、みんなのスコアを見ながらコースを周りました。お互いの成績を意識することで競争心を高めることができて良かったです。チームの課題点は2日目にスコアが落ちてしまうことです。初日だけでなく2日目でも良いスコアを残せるだけの集中力と体力が大事だと思います。東北福祉、日大、大阪学院の三強は意識しています。この3校にどこまで付いていけるかが重要になってくると思います。(目標)目標は、3位以内には入ることです。みんな手応えも感じています。自分は3年生として、チームを引っ張っていけるスコアを出したいです。消極的にならず、積極的なプレーができるように頑張ります」

片岡
「上がり調子であるので悪くはないです。もっともっと練習していけばスコアも出るのではないかとレベルも上がってきていると思います。そこは楽しみでもありますね。(学年が変わって)1年生の時は団体戦に初めて出場して余裕もなくのプレーでした。今回は2年になったので去年の反省を生かしながら余裕持って試合に臨むことができていたのでそこは成長したのかなという感じです。(チームでの役割)部全体でレベルアップしてきています。自分はビッグスコアも打てないのですけど3オーバー以内というか、打つ時も限度を自分で決めています。ここまでしか打っちゃいけないというのを明確にしながらやろうかなというのを心掛けていて、安定したプレーでチームに貢献したいです。(合宿で得たもの)今回の合宿で安定したスコアを出すことができていたのでショットなどの日々の練習した成果が徐々に発揮できました。(意気込み)初めてのコースなのでわからないことも多いのですが2日間出られたらチームに貢献できるように全力でプレーしたいですね。後、アンダーを目指してやっていきたいです」

鈴木
「今回は秋のリーグ戦で一番スコアが良かった塚本(岳・商1=立教池袋)が出ないので、その分自分たちでなんとかするしかないとみんな思っています。昨年は信夫杯に出場できなかったので、その分も頑張りたいです。夏合宿はこれまでより飛距離が伸びて、良い手応えがつかめました。昨年とメンバーが大きく変わったわけではないですが、部員全員がレベルアップをして良い状態です。昨年はBリーグに落ちてしまいましたが、今年はAリーグ3位が続いているので、4位以下にはもう落ちないぞという高い意識をみんなが持っています。みんな安定したスコアは出せるので、ずば抜けて良いスコアを一人か二人出せるようになったらもっと良くなると思います。信夫杯では東北福祉大、日大、大阪学大の強豪三つのうち一つでも倒すのが目標です。MVPを目指して気負わずに自分のプレーを出し切りたいです」

本間佑(商2=水城)
「(コンデション)朝日杯予選、国体共に2日間アンダーパーを出すことができています。スコアをまとめられているので試合に向けて良い気持ちで望みやすいと思います。(チームの雰囲気)リーグ戦で春秋共に3位に入り、とても良い雰囲気だと思います。2年が3人レギュラー入りしていて自分としてもとてもやりやすいです。(夏合宿を終えて)調子が悪いときにどう対処していくべきかです。調子が悪くてもスコアは出さないといけないので、そのためにどうするかをすごく考えさせられる夏合宿でした。(昨年との変化)部全体のレベルが非常に上がっています。個人個人のゴルフに対する思いが強くなっているのではないかと思いますね。(今の課題)耐えてイーブンパーでラウンドすることも大事ですが、バーディーを多く取り、スコアを伸ばすことが大事ではないかと思います。ただ、明大は最後まで粘り強いプレーが出来るので、2日目にスコアを伸ばすことができます。いいところだと思います。(意気込み)リーグ戦の2日目のスコアを見ているとチームのレベルはかなり上がっていて優勝することも不可能ではないと思います。2日間自分のゴルフをし続けてチームに貢献したいです」

泉谷
「(現在の調子)4年生なので引退試合です。すごく力を入れてやっています。調子としてはだんだん良くなっています。(自分の役割)一番気にかけているのは部員部員に気配りを心掛けています。レギュラーメンバーだけではなくてゴルフを始めた初心者の子もいるのでその子たちのスキル、レベルアップもできるようにしています。(チームの雰囲気)自分が入ってきた時から明治大学の女子ゴルフ部は仲がいい、明るいといわれ続けていています。自分が主将になってからもほかの大学と比べると明るく笑顔が絶えない部です。オンオフの切り替えもできている子たちなのでそれもいいです。(チームの課題)スタートダッシュをもっと伸ばすべきです。2日目にスコアを上げることはできるので1日目のスコアをもっと上げたいですね。(意気込み)自分が一年生で入った時からAブロックでやらせていただいます。そのステージでやれるということは今までの先輩方が気づき上げてきた伝統で、そこで自分たちが活躍できることに感謝しています。ゴルフ部に目をかけて応援してくれているのでその気持ちに恩返しできるように頑張りたいです」

田中友
「今、調子はそんなに悪くないと思うのですが、1年を通して日本学生などがある8月にいい波を合わせて練習をしています。それくらいのいい波が来るかなというのがまだわからないですね。ただ、悪くはないと思います。(最上級生になって)やはり今までは先輩に付いていくという感じだったのですが、責任感が付くようになりました。(責任感のプレッシャーとか感じたか)後輩も初心者で入ってくる子が多いのですが、みんな頑張ってくれていて刺激をもらえます。すごい応援もしてくれるしその後輩のために頑張りたいなと。出られない選手もいるのでそういう選手の分まで自分が出られているのだから絶対に貢献した位という気持ちですね。逆に原動力になっています。(チームの雰囲気)いいと思います。他の学校よりも仲良くて明治っぽいとはよく言われます。(強み)ゴルフはやはり個人戦なのでチーム力が発揮しづらいと思うのですが個人の力が発揮しやすいのがいいともいます。(意気込み)学生としても最後の試合になるので今までの成果を発揮できるような悔いのない試合にしたいです」

橋添
「後期に入ってたくさん練習できているので調子は良いです。秋のリーグ戦の順位も良かったので、チームの勢いはあると思います。(夏合宿の正解)夏合宿では、苦手なアプローチを重点的に練習しました。グリーンを外してしまったときのアプローチを強化しようと心がけました。今年は1年生も強いので、他の部員に負けたくないなと思えるチームです。(今の課題)チームの課題点は初日にスコアは出せますが、2日目に落としてしまうことです。体力づくりが必要だと思います。(目標)チームの目標はもちろん優勝することです。東北福祉大は意識しています。個人の力はあるので、それをかみ合わせることができたら優勝できると思います。アンダーでたくさん周れるわけではないので、オーバーパーしないようにイーブンを目指してプレーしたいです。自分の持ち味はアイアンなので、アイアンで寄せて短いパットで取っていきたいと思います。信夫杯は3年目で、過去2回は入賞できなかったので、三度目の正直で3位以内に入りたいです」

青野
「(現在の練習状況)全国大会だからといって特別な練習をしているわけではありません。日頃の練習を繰り返し、自分のゴルフスタイルを確立できるようにしています。(コンデション)今の調子はまあまあです。チームの雰囲気としては関東で3位に入賞したことで意識が高まっていると思います。(チームでの役割)精いっぱい自分の実力を発揮することですね。(主将について)優しくて面倒見がいい方です。(現在の課題)ショットの精度を上げることです。逆にチームの強みとしては安定感があることだと思います。(目標)自分のベストを尽くしてチームに貢献できるように頑張りたいです」

関野
「こだま(カントリークラブ)でのプレーを見ると、みんな調子は良いです。ベストを尽くすことができれば3位以内に入れると思うので、良いスコアで周りたいです。(今の課題)パターです。ショットの調子が良いときはグリーンに乗りますし、距離もバーディーチャンスに近いところに乗りますがなかなか入らないことが多いです。逆にショットの調子が悪いとアプローチとパターが良く、なんとかスコアを取っています。どっちみちスコアが変わらないので、ショットが良いときのパターの調子も上がってくればスコアは伸びてくると思います。(目標選手)私は紗也(青野)を目標にやっています。ショットがすごく安定していてどこからでもグリーンに乗せますし、ボギーを取らないプレーをするイメージがあります。(目標)個人の目標は、ベストスコアを更新することです。信夫杯は4年生最後の試合なので、良い結果を残してチームに貢献できるようにベストなプレーをしていきたいです」

田中梨
「信夫杯に向けて調整を進めている最中ですが、調子は良いです。今はチームが一丸となっているので、この調子でいけば信夫杯でも良い結果が残せると思います。夏合宿ではフックを直すためにスイング修正をしました。あとはパターを入念に練習しました。みんな練習ではもっと良いスコアが出せているので、本番でもそれを出せるようにしたいです。私は調子が良いときはスコアを出せますが、コンスタントに出せるわけではないので、得意のアプローチをもっと上達させて練習していきたいです。東北福祉大は毎年強いので意識しています。私は大学に入ってから団体戦に出たことがないので、まずは出場できるように頑張ります。信夫杯では少しでも明治に貢献できるように一打でも良いスコアを残したいですし、上級生みたいにチームに貢献できるように頑張ります」

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