今季開幕戦で団体3位を飾る/東京六大学対抗グライダー競技会

航空 2017.09.11
 今季開幕戦が埼玉県妻沼滑空場で行われた。明大からは初出場の3選手を含め5名が出場。大会2日目には池谷敬主将(営4=千葉市立千葉)と初の公式戦となった西野秀一(理工4=明大中野八王子)が周回を達成した。大会は3日目、4日目が天候不良によりノーコンテストとなったが、事故も無く無事閉幕。昨年は6位と最下位に沈んだが、層の厚さも増し団体3位と成長を見せた。

 航空とは言っても、動力を用いないグライダーで勝負する。上空へ飛び立つ際にはウインチと呼ばれるもので、一定の高さになるまでグライダーを引っ張る。その後は上昇気流(サーマル)を見つけて飛行する。コースにはあらかじめ着地点を含む4カ所のポイントが定められており、そこを全て通過して周回を目指す。だがポイントを通過する際は、ゴール地点は300m以上、その他は600m以上の高度が必須。周回のタイムも点数に関係する。さらに昨年の事故の影響から、高度280m以下になった場合は地上に戻るという規則が今年追加された。グライダー競技は、技術そして上空の状況を考えて臨機応変に対応しながら飛ぶという、頭脳派スポーツである。

 新ルールに苦戦を強いられた。昨年の関東学生グライダー競技会での事故により、280m以下を切れば着陸しなければならなくなった。だが大会が行われるのは、普段練習で使ってはいない妻沼滑空場。勝手が違うこともあり「280mになるまでに上昇気流を探し切れなかった」(池谷)。大会6日目は他大の選手が続々と周回を達成する中、明大はサーマルを発見できず。周回者0と大きな差が生まれてしまった。「技術のムラをカバーできるくらい部の総体を上げていきたい」(池谷)。ここ数年では多い5名のパイロットが出場しただけに、一人一人の役割を全うし、チーム力で戦えるレベルにしたい。

 約1カ月後には関東大会が控える。今回よりも出場する機体の数が増えるため、1回のフライトで粘り強く上空にとどまり続けたいところ。「関東で順位を上げて、全国大会に出場できるようになってもらえれば」と折原正規監督。上位9校に食い込み、全国の舞台へつなげたい。

[浜崎結衣]

関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読