3位で信夫杯出場決定 首位・日大に6打差と肉薄/関東大学秋季Aブロック対抗戦
ゴルフ
2017.09.07
4位までが信夫杯に出場できる秋季Aブロック対抗戦。初日は4位タイと信夫杯出場に黄色信号がともる。しかし、2日目は見事な挽回劇を見せた。他大選手のスコアが落ちる中、堅実なプレーでスコアをまとめた。結果、昨年より一つ順位を上げ3位。5年連続の信夫杯出場を決めた。
信夫杯優勝へ、自信のつく試合となった。1日目は4位タイに終わり、試合後のミーティングで強気のプレー徹底することをメンバー全員で再確認した。そして4位タイで迎えた2日目、チームの底力を発揮する。全体トップとなる67のスコアを残した田中友理奈(法4=埼玉栄)を筆頭に、メンバー5人中4人がスコアを伸ばした。「自信を持ってプレーすることができた」(泉谷若菜主将・商4=麗澤)と、優勝校・日大とわずか6打差の合計287ストロークの結果を残した。チームは5月の春季ブロック戦は2日目に崩れ4位。スタミナ不足が課題だった。そこで、今大会前の合宿は昨年までよりも1日長く3日間。試合を想定した練習を行うことにより「最終日まで戦える体力をつけることができた」(田中)。春シーズンの課題を克服し、3位入賞を勝ち取った。
信夫杯は10月27日に行われる。「選手一人一人に実力がある」(泉谷)と、70台前半、60台のスコアを残す力のある選手はそろっている。創部初となる全国優勝も射程圏内だ。今大会で課題となった1日目のスタートを改善し、2日間を通じて安定したプレーを見せたい。その先に待っているのは優勝、ただ一つだ。
[渡部伊織]
試合後のコメント
泉谷
「1日目が終わって4位タイという結果でした。合宿でも2日目にスコアを上げる練習をしていました。合宿は8月の前半に1回、一週間前に1回やりました。3日間の合宿を2回やりました。ここ(こだまゴルフクラブ)でやりました。このコースの特徴は距離が長くてグリーンが小さくてグリーン回り勝負なところがあります。合宿ではその部分を確認しました。あとはレギュラー組のメンバーを段々絞って選手同士で競い合いながら本番を意識して練習しました。それが本番で練習の成果を発揮できたのはすごくうれしいです。私自身4年生として秋リーグが最後の試合になるんですけど、正直少し緊張していました。4年間の思い出というか色々な人に感謝をしながらラウンドをしました。2日目のスコアが良くなったのは合宿でもそれを意識していたのもありますし、選手一人一人に実力があります。昨日全員がいいスコアを出せませんでした。そこで、昨日のミーティングでしっかり考え直して自信を持ってプレーすることができました。春季対抗戦で2日目にスコアを落としてしまいました。全国大学対抗戦では2日目にスコアを上げることができて部員に勢いがつきました。その全日本の良いイメージが秋リーグでも発揮出来たと思います。中央学大や法大に勝てたことは自信になりましたし、優勝校とも6打差とすごく僅差でした。優勝出来るという自信がさらにつきました。監督からも昨日のミーティングで言われたのですが、最終ホールで絶対パーやバーディを取る。ボギーを打たないということを全員が意識しました。その一打が今回の3位につながったと思います。今大会は1日目のスタートが出遅れてしまったので、信夫杯は1日目から今大会の2日目みたいな良いスコアで回りたいです。私自身が足を引っ張ってしまったところはあります。同期や後輩から試合に出られるチャンスをいただいたので自分がチームを引っ張っていきながら全日本、信夫杯に臨みます」
田中
「チームに貢献できたので最後のリーグ戦で自分の力が発揮出来て良かったです。それが3位に結びついたのでとてもうれしいです。1日目は信夫杯に出られるか際どいところでした。それをバネに2日目に生かせたと思います。5バーディ、ノーボギーです。今日は元々ショットがすごく調子が良かったです。どうして昨日75になってしまったのだろうという感じでした。昨日は良いショットをスコアにつなげられなかった悔しさがありました。今日はそのショットを生かしたいと思っていました。個人戦も4年連続で日本学生に行けたので流れがよかったと思います。監督から言われたことが今日のプレーにつながりました。自分は流れが良いと弱気になってしまう部分があります。監督からはそういうふうに思わずに今日は自分の日だ、私の日だと思えと言われました。良すぎても今日は私の日だという気持ちでプレーすることが出来ました。その言葉がとても印象に残っています。今まで合宿は2日間しかやっていませんでした。試合も練習ラウンドを入れて3日間です。今回から3日間合宿に変えました。その点が最終日まで戦える体力をつけることが出来たと思います。どこが勝ってもおかしくないAブロックのレベルの高さなんですけど、春季対抗戦で負けた中央学大や法大に勝てたことはすごくうれしいです。一人一人が学校の一打だと思って頑張れました。今大会はショットが良いのにパターが全然入りませんでした。信夫杯ではショットを継続しつつパターを頑張ります」
橋添
「初日は成績が良くなくてチームに貢献出来なかったのですが、2日目は絶対に頑張ろうと思って初日よりはいいスコアで周れたので良かったです。今回のコースは結構アップダウンが激しいコースで飛距離が出ないので、セカンドを乗せれるようにティーショットをいいところに打つというのを意識していました。そういう意味では、2日目には80点くらいの出来だったと思います。スコア自体は初日から3打くらいしか変わらないのですが、2日目はパッティングが劇的に良くなって6打上がりました。そこが初日から2日目になるにつれて大きく変化したところかなと思います。今大会では1年生に頼っているというところがあり、来年は自分が主将になるのでチームを引っ張っていけるような存在になりたいです。信夫杯では2日間のトータルをアンダーパーで周れるように頑張りたいです」
青野
「団体3位に入れたというのはすごく嬉しいのですが、個人としてはメダリストを狙っていたので2日目にスコアを崩してしまったのは悔しいです。2日間60台で周るというのを目標にしていました。そこをクリアすることが出来なかったというのは課題です。爪の甘さが目立ったと思います。バーディーチャンスについたところで決めきれないとか、バーディーを獲った後にミスショットが出るといったところが原因です。春の大会後からショットの精度は上がってきていて、この団体戦の一週間前にプロの試合で予選通過もしていたので自信にもなりました。しかし、団体戦ということで普段とは違った緊張感があり自分のゴルフがしきれなかったというのはあります。信夫杯では、まずは自分のベストを目指したいと思います。あとはメダリストも狙いたいです。メダリストが獲れれば、必然的にチームにも貢献できると思うのでそこを目標にしていきたいです」
関野
「初日も2日目も微妙なスコアなので、もう少し頑張れたのかなとは思います。2日間とも72のパープレーが目標だったので、スコアについては納得してないです。課題はパッティングですね。ここ最近試合が続いていたので、体力さえ持てばという感じでした。今大会のコースも春のコースと同様にアップダウンが激しかっかのですが、2日間とも同じようなスコアで周れたというのは体力面で成長した部分だと思います。まだまだ集中力が切れてしまうこともあるので足りてはいないです。3位という結果は嬉しいですし、チームとしては法大に勝ちたいと思っていたので、そこをクリアすることができたことも大きいと思います。信夫杯では2日間パープレー以下で回れるように頑張りたいです」
信夫杯優勝へ、自信のつく試合となった。1日目は4位タイに終わり、試合後のミーティングで強気のプレー徹底することをメンバー全員で再確認した。そして4位タイで迎えた2日目、チームの底力を発揮する。全体トップとなる67のスコアを残した田中友理奈(法4=埼玉栄)を筆頭に、メンバー5人中4人がスコアを伸ばした。「自信を持ってプレーすることができた」(泉谷若菜主将・商4=麗澤)と、優勝校・日大とわずか6打差の合計287ストロークの結果を残した。チームは5月の春季ブロック戦は2日目に崩れ4位。スタミナ不足が課題だった。そこで、今大会前の合宿は昨年までよりも1日長く3日間。試合を想定した練習を行うことにより「最終日まで戦える体力をつけることができた」(田中)。春シーズンの課題を克服し、3位入賞を勝ち取った。
信夫杯は10月27日に行われる。「選手一人一人に実力がある」(泉谷)と、70台前半、60台のスコアを残す力のある選手はそろっている。創部初となる全国優勝も射程圏内だ。今大会で課題となった1日目のスタートを改善し、2日間を通じて安定したプレーを見せたい。その先に待っているのは優勝、ただ一つだ。
[渡部伊織]
試合後のコメント
泉谷
「1日目が終わって4位タイという結果でした。合宿でも2日目にスコアを上げる練習をしていました。合宿は8月の前半に1回、一週間前に1回やりました。3日間の合宿を2回やりました。ここ(こだまゴルフクラブ)でやりました。このコースの特徴は距離が長くてグリーンが小さくてグリーン回り勝負なところがあります。合宿ではその部分を確認しました。あとはレギュラー組のメンバーを段々絞って選手同士で競い合いながら本番を意識して練習しました。それが本番で練習の成果を発揮できたのはすごくうれしいです。私自身4年生として秋リーグが最後の試合になるんですけど、正直少し緊張していました。4年間の思い出というか色々な人に感謝をしながらラウンドをしました。2日目のスコアが良くなったのは合宿でもそれを意識していたのもありますし、選手一人一人に実力があります。昨日全員がいいスコアを出せませんでした。そこで、昨日のミーティングでしっかり考え直して自信を持ってプレーすることができました。春季対抗戦で2日目にスコアを落としてしまいました。全国大学対抗戦では2日目にスコアを上げることができて部員に勢いがつきました。その全日本の良いイメージが秋リーグでも発揮出来たと思います。中央学大や法大に勝てたことは自信になりましたし、優勝校とも6打差とすごく僅差でした。優勝出来るという自信がさらにつきました。監督からも昨日のミーティングで言われたのですが、最終ホールで絶対パーやバーディを取る。ボギーを打たないということを全員が意識しました。その一打が今回の3位につながったと思います。今大会は1日目のスタートが出遅れてしまったので、信夫杯は1日目から今大会の2日目みたいな良いスコアで回りたいです。私自身が足を引っ張ってしまったところはあります。同期や後輩から試合に出られるチャンスをいただいたので自分がチームを引っ張っていきながら全日本、信夫杯に臨みます」
田中
「チームに貢献できたので最後のリーグ戦で自分の力が発揮出来て良かったです。それが3位に結びついたのでとてもうれしいです。1日目は信夫杯に出られるか際どいところでした。それをバネに2日目に生かせたと思います。5バーディ、ノーボギーです。今日は元々ショットがすごく調子が良かったです。どうして昨日75になってしまったのだろうという感じでした。昨日は良いショットをスコアにつなげられなかった悔しさがありました。今日はそのショットを生かしたいと思っていました。個人戦も4年連続で日本学生に行けたので流れがよかったと思います。監督から言われたことが今日のプレーにつながりました。自分は流れが良いと弱気になってしまう部分があります。監督からはそういうふうに思わずに今日は自分の日だ、私の日だと思えと言われました。良すぎても今日は私の日だという気持ちでプレーすることが出来ました。その言葉がとても印象に残っています。今まで合宿は2日間しかやっていませんでした。試合も練習ラウンドを入れて3日間です。今回から3日間合宿に変えました。その点が最終日まで戦える体力をつけることが出来たと思います。どこが勝ってもおかしくないAブロックのレベルの高さなんですけど、春季対抗戦で負けた中央学大や法大に勝てたことはすごくうれしいです。一人一人が学校の一打だと思って頑張れました。今大会はショットが良いのにパターが全然入りませんでした。信夫杯ではショットを継続しつつパターを頑張ります」
橋添
「初日は成績が良くなくてチームに貢献出来なかったのですが、2日目は絶対に頑張ろうと思って初日よりはいいスコアで周れたので良かったです。今回のコースは結構アップダウンが激しいコースで飛距離が出ないので、セカンドを乗せれるようにティーショットをいいところに打つというのを意識していました。そういう意味では、2日目には80点くらいの出来だったと思います。スコア自体は初日から3打くらいしか変わらないのですが、2日目はパッティングが劇的に良くなって6打上がりました。そこが初日から2日目になるにつれて大きく変化したところかなと思います。今大会では1年生に頼っているというところがあり、来年は自分が主将になるのでチームを引っ張っていけるような存在になりたいです。信夫杯では2日間のトータルをアンダーパーで周れるように頑張りたいです」
青野
「団体3位に入れたというのはすごく嬉しいのですが、個人としてはメダリストを狙っていたので2日目にスコアを崩してしまったのは悔しいです。2日間60台で周るというのを目標にしていました。そこをクリアすることが出来なかったというのは課題です。爪の甘さが目立ったと思います。バーディーチャンスについたところで決めきれないとか、バーディーを獲った後にミスショットが出るといったところが原因です。春の大会後からショットの精度は上がってきていて、この団体戦の一週間前にプロの試合で予選通過もしていたので自信にもなりました。しかし、団体戦ということで普段とは違った緊張感があり自分のゴルフがしきれなかったというのはあります。信夫杯では、まずは自分のベストを目指したいと思います。あとはメダリストも狙いたいです。メダリストが獲れれば、必然的にチームにも貢献できると思うのでそこを目標にしていきたいです」
関野
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