小松2回戦敗退 初の全日本で結果残せず/全日本女子学生選手権

剣道 2017.07.22
 各地方の予選を勝ち抜いた選手のみが出場を許される今大会。関東女子学生選手権でベスト4入りを果たし今大会に臨んだ小松加奈(商1=東奥義塾)が2回戦敗退に終わった。明大勢では唯一の出場選手だっただけに、チームとしても悔しさの残る結果となった。

 本領を発揮し切れなかった。2回戦の相手は関西王者・玉置(近大)。全国屈指の実力者であり、さらに小松がこれまでに対戦経験がほとんどない上段の構えの選手を相手に「やりにくさはあった」。得意とするメンも打ち切れず、試合中盤に立て続けにメンを取られて2本負け。2回戦敗退という入賞には遠い結果に「悔しい」と顔をしかめた。
 “全国“の舞台はやはり違った。大学初の公式戦となった5月の関東女子学生選手権ではルーキーながら自分の剣道を貫きベスト4入りを果たした。しかし、今回は「いつもと少し違った」と大学初の全国大会にあたり無意識に緊張を覚えた。1回戦は思うように体を動かせず、2回戦も「完全ではなかった」。大舞台でいかに最初からベストな状態に持っていくか、新たな課題が明確になった。

 小松の4年間は始まったばかりだ。ひたむきに稽古を積む姿に「これからどんどん伸びていく」と水田孝信監督も太鼓判。今後のさらなる成長が期待される。まずは9月から行なわれる団体インカレに照準を合わせる。昨年、明大を創部初の女子団体インカレ優勝に導いた大亀杏選手(平29商卒・現パナソニック)に憧れて明大に入学した小松。「全日本での優勝を見据えて」と既に意気込みは十分だ。この悔しさを団体戦で晴らしてみせる。

[高野夕]
 
試合後のコメント
水田監督

「決して小松の調子は悪かったわけではないのですが、近畿大学の上段が正剣ではなくタイミングが違うものだったということもあり、同じメンを二度も食らってしまい非常に残念に思います。テクニックのうまい上段に出鼻をくじかれた感じですね。いろんな上段、中段がいるけどもそれをどうこなしていくかが課題です。オールジャパンに入っている選手が小松を入れて三人いて、組み合わせ的にも散らばってくれたらよかったです。秋の団体に向けても頑張ってほしいです。今はオールジャパンの強化選手にも入ってますので、来年韓国で行われる世界選手権にも出場できるように頑張ってほしい。まだ大学に入って5カ月ですけど、彼女は努力するタイプで非常に熱心です。常に前向きな姿勢で努力をするタイプですので、これからどんどん伸びていくと思います」

小松
「大学で初めての全国大会だったので、自分は緊張とかあまりしない方なんですが、いつもとはちょっと違う感じがしました。大会の雰囲気のせいで体が緊張していたのかなと思います。(2回戦の相手は関西王者)意識はしてなかったんですが、上段の選手だったので中段とは違うのでやりにくさはありました。中段よりは苦手かなと思いました。高校時代も自分大将だったので、上段があまりいなくて。個人戦でもあまりやったことがないので慣れてないです。明治も女子には上段の選手いなくて、男子には1人いるんですが。だからこそこれから練習試合で上段の選手とやった時に学んでいかないとこういう結果になってしまうと思います。(メンを得意とするが、上段相手だと入りにくいのではないか)そうですね。相メンとかも取れなくなってしまうので。(2回戦敗退に終わったが)悔しいです。悔しいですけど、この後9月に団体も控えているので、それに向けてまた頑張りたいなと思います。(課題は見えたか)1試合目から100%の力でいけるようにしたいなと思いました。立ち上がりが悪いので。団体戦もそうですけど、負けたら終わりという状況で1試合目から勝てなかったら優勝までいけないし、1試合目を大切にして、そこで100%出して、そこから110、120%というふうに上がっていけたら優勝にも届くと思うので。(2回戦は)完全ではなかったと思います。まだ体が硬かったりしたかなと思います。(今後の目標)まずは関東団体で優勝して、全日本につなげて、全日本での優勝というところまで見据えて頑張っていきたいと思います」

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