9年ぶりの決勝進出も、宿敵東海大に敗れる/全日本学生優勝大会

柔道
2017.06.27
 日本一に届かなかった。無差別級団体戦の日本一を決める今大会。初戦から3回戦を難なく突破し、鬼門の準々決勝では国士大に勝利。5年ぶりにベスト8の壁を突破すると、準決勝では昨年の準優勝校の日大と対戦。苦しい展開だったが逆転勝利を収め、決勝に駒を進めた。しかし、決勝は21回の優勝を誇る東海大に対し0―3と完敗。16年ぶりの日本一とはならなかった。

 逆転勝利で9年ぶりの決勝進出を果たした。迎えた準決勝は昨年の講道館杯100㎏超級3位の佐藤、今年のアジア選手権3位の向を擁する日大と対戦。先鋒(せんぽう)田中源大(政経3=高川学園)が指導3の反則勝ちで幸先良く初戦を物にする。しかし、続く次鋒金山天地(政経4=柳ヶ浦)、五将名垣浦佑太郎(政経4=愛知県私立大成)が引き分け。中堅野々内悠真主将(商4=崇徳)は接戦の末、日大の主将佐藤に技ありを許してしまう。さらにエースの小川雄勢(政経3=修徳)は開始36秒で関節技を決められ痛恨の一本負けに終わった。1―2で残り2戦。どちらかを落とせば敗戦が決定してしまう厳しい展開になったが、副将の神鳥剛(政経2=愛知県私立大成)は「やってやろうと思っていた」。相手は昨年の個人インカレで敗戦した向。「今、一番負けたくない」相手に対し寝技を織り交ぜながら、積極的に攻め続け、残り1分14秒で指導3を奪い反則勝ちを収めた。この勝利で同点に追い付き、そして内容差での逆転に成功。最後は大将川田修平(政経3=愛知県私立大成)が指導を二つ奪われながらも相手にポイントを与えずそのまま試合終了。「いい雰囲気で、みんなまとまっていた」(野々内主将)。16年ぶりの日本一奪還へ、自信を持って決勝に駒を進めた。

 王者との力の差は大きかった。進んだ決勝は0-3と東海大を前に1勝すら遠かった。先鋒(せんぽう)の野々内が引き分け、次鋒の小川に勝利の期待が高まったが、相手は今年の4月に行われた全日本選抜体重別選手権で3位入賞の太田。「小川にとっては同じ重量級で今後東京五輪を見据えて戦っていかないといけない相手」(猿渡監督)。しかし、開始1分27秒で技ありを献上してしまう。ポイントゲッターとして負けるわけにはいかない小川は、内股を中心に積極的に技を掛けていった。しかし、決定的な場面を作れず敗戦。続く五将名垣浦は引き分けると、中堅金山は指導3の反則負け。三将田中は開始1分余りで今年の全日本選手権準優勝のウルフに技ありを奪われ敗れた。この瞬間、敗戦が決まった。「ポイントゲッターのところで逆にポイントを取られてしまったことが、流れが変わってしまった要因」(猿渡監督)と準決勝での逆転勝利で勢いづいた流れを決勝に生かし切れなかった。東海大に力の差を見せつけられ、悲願の優勝を逃した。

 この悔しさは尼崎で晴らす。10月末に行われる全日本学生体重別団体が最後の団体戦となる。「4年生がしっかりとチームを引っ張って優勝したい」(名垣浦)。そのために「まずは個人戦がたくさんあるので、そこでしっかりと結果を残せれば団体で優勝を目指せるチームを作れると思う」(猿渡監督)。9月の個人インカレまで続く個人戦で、各々がスキルアップを目指す。悔しさをかみしめ、次こそ悲願の日本一を目指す。

[髙橋昇吾]

試合後のコメント
猿渡監督
「ポイントゲッターのところで逆にポイントを取られてしまったことがチームの流れが変わってしまった要因です。力の差があったと思っています。今日は本当に一回戦から接戦でしたし、気の抜けない戦いの中で選手たちの緊張感も増していって、準決勝の逆転勝ちでいい波に乗れたと思いました。決勝に関して言えば、その勢いを小川で止めてしまったと思います。(オーダーは小川のところに太田が来ることを読んでいましたか)太田か香川(東海大)かどちらかという考え方はありましたし、小川にとってはどちらが来ても同じ重量級で今後東京五輪を見据えて戦っていかないといけない相手だと思います。このチームは彼がしっかり勝たないと機能しないですので。(小川に向けて)まだまだやらないといけないこと身に付けないといけないことはたくさん見つかったと思いますし、今のままだったら他の選手に対策されて研究され、思うような柔道もできなくなってしまうと思います。だから、しっかり相手を投げて勝つ、一本を取れる柔道というものをこれからは集中的に練習させていきたいと思っています。反則を取って勝つという個人戦の戦い方ではなくて、柔道の基本である相手を投げて勝つという、抑え込んで一本取る戦い方を徹底して教え込んでいきたいと思います。本当に今日は反省してると思います。(9年ぶりに決勝進出ですが)負けたことが全てです。悔しさしかないです。9年ぶりの決勝といっても毎年優勝を目指してきているチームなので、そこに結果が伴わなかっただけです。今日は順調に決勝に来れて優勝できるチャンスもありましたが、もう一つ力が足りなかったことが結果に表れたと思います。(東京学生優勝大会後からどのような練習を)東京学生優勝大会では自分の型作りというか自分の柔道というものをしっかり確立するということをやり、そこから1ヶ月間は相手を倒す勝ち方、投げ方、一本を取る型を重点的にやってきました。ですので、それが発揮された試合というのは今回もあったと思うし、それが不十分であった部分もありました。今後さらにしっかりと強化していきたいと思います。(試合後『この悔しさを忘れるな』と選手たちにおっしゃっていましたが)1番は優勝できなかった悔しさです。相手がどこだろうと何の試合だろうと柔道というものは優勝しないと意味がないと思うし、準優勝で満足しているようだったら次はないと思います。どこのチームもそうだと思うけど、準優勝とか3位を目指している選手は1人もいないと思うので、そういうところは根本的なところだと思うので。そういう話です。(団体戦において大切なものは)役割分担です。それはチームの中心人物がいて、相手のポイントゲッターを封じる者がいて、そういう役割分担をしながらチームが一体となって一つになった時に勝てると思っているので、今日の試合を振り返ると小川がポイントゲッターでありながら、相手にポイントを与えてしまったとそういう状況が敗戦につながったのが要因でもあると思います。そこが大きなものを占めてるかな。私も小川と同じ重量級でしたし、学生の頃はポイントゲッターとしてやってきた経験があるので絶対どんな相手にも同じ学生なら負けないと。勝たないといけないという気持ちを改めて持ってやっていってほしいと思うし、この先にそれが例えばこの団体戦で全部一本を取ることができれば世界選手権、それからオリンピックというものが見えてくると思うので、一つ一つ大切に自分の柔道を作り上げることを考えながら練習に打ち込んでもらいたいと思います。(監督から見てチームを盛り上げてくれたのは)キャプテンがよくチームをまとめてくれたと思うし、副キャプテン、選手以外となった副キャプテンもよく選手をサポートしながらやってくれたと思います。特に4年生全員がチームを盛り上げてここまで引っ張ってきてくれたので、そこは監督としても感謝してます。(次の団体戦は尼崎(体重別団体)となりますが)ここから尼崎を見据えるのではなく、まずは個人戦でやらないといけないことというのはたくさんあります。東京都ジュニア、東京学生、全日本ジュニア、それから全日本学生と多く個人戦が続いていくので、そこでしっかりと結果を残せれば尼崎で優勝を目指せるチームというのを作れると思うので、まずは一つ一つの試合で結果を出させていきたいです。(これからの目標)もう日本一しかないです。何があっても日本一という思いでやってますので、それに選手たちも応えてくれるように練習でも弱音を吐かずに文句を言わずに私に付いてきてくれているので、そこで今日は優勝という結果は伴わなかったけども、これからもその明大の柔道というのを信じて、柔道に打ち込んでもらいたいと思います」

野々内
「最後のブザーはなってほしくないという気持ちでした。でも仕方ないです。これが勝負なので。(9年ぶりに決勝進出しましたが)優勝を目指してきたので、そういう点に関してはあと一歩東海大の方が上だったと思います。(東海大に敗れてしまったのは)自分は先鋒なので、あと指導一つ取っていれば、流れがこっちに来ていたと思います。そういう部分で最後の詰めということができてなかったと思います。最低で引き分けと言われていたんですけど、やっぱり一本を取った方が流れはいいので。東海大のオーダーを見ても先鋒の選手があの中だったら1番弱いので、あそこは取るべき場所でした。(今回に向けて練習では)競った試合を想定した練習をしました。例えばタイマーを1分に想定して、逃げる相手を投げて一本を取る練習をやってきました。東京学生の前もやっていたのですが、試合を想定した練習というのをここまでやってきました。(東京学生ではけが人がいましたが)今回までの練習は軽くなることはなかったんですけど、一人一人がケガへの対応をできていました。アイシングや接骨院とか体のケアというのをうまくやっていました。(チームとしての一体感がありました)東京学生の時よりは良い雰囲気でした。みんなまとまっていました。東京学生の時も優勝したいという気持ちはあったんですけど、そこまでの道のりがバラバラだったので、昨日もミーティングして選手だけではなくて、選手外もミーティングしました。他大と比べて人数が少ないのでその分一つにまとまっていこうということを道場で話しました。(ミーティングというのは)1週間に1回は必ずするようにはしてます。土曜日にその週の反省点を話し合っています。やっぱり気付くのは4年生なので、4年生が言うようにしています。(名垣浦は東京学生では不調だったが)今日は調子が良かったですね。やっぱり吹っ切れた部分があると思います。見てても東京学生に比べて前に出る姿勢が多かったです。みんなで勝ちたいという気持ちが出てました。(団体戦は最上級生の力がカギになりますが)自分らの代は結構仲良くてご飯に行くんですけど、東京学生で負けた後にも行ってどういうことが悪かったとか今度はこうしたいというのを話し合いました。ご飯は試合終わった後とか大会と次の大会の間が長い時とかは行きますね。(結果的には優勝できなかったですがまだ尼崎があります)尼崎もこれとは違って各階級の団体戦になってくるので、もっと難しくなると思うんですけど、その前の個人戦をしっかり戦い抜いて、そこで自信を付けて尼崎に向けてみんなで頑張っていきたいと思ってます。(今大会の収穫は)今まではずっとベスト8だったので、勝ち切って決勝まで行ったというのはすごく大きな進歩だとは思います。(進歩の要因は)一人一人が力を出し切ることができていました。決勝に関しては何も言えないんですけど、そこまでの道のりはみんな力を出し切ってました。それは良かったと思います。(東京学生はバラバラだったのは)優勝したいという気持ちがなかったわけではないんですけど、ここまで一体感を持って試合に臨むということは東京学生では欠けてました。優勝はしたいけど、みんながいろんな方向を向いてしまっていました。それをうまくまとめられたのかなと思います。東京学生の時はケガ人が多かったので、朝練とか走れない選手とかも多くて、『これはやばいんじゃないか』という不満がいっぱい出ていました。勝ちたいのは思っていたけどそういうことが口に出るというのは悪い影響があると思うので、今回はそういうのはあまりなくて、ただ勝ちたいという気持ちがみんなにあったのかなと思います。練習が終わった後に不満が口に出ていました。色々あったんですけど、今回はそういうのがあまりなくて、やっぱり最後なのでやるしかないと腹を括ってできました。(今回は万全の状態でしたか)東京に引き続いてのケガがある人もいたんですけど、それをカバーしながら練習もできていたので、自信はあったと思います。(これからの目標は)個人と団体のどちらもあるんですけど、しっかり個人戦は優勝して、尼崎につなげていきたいと思います」

名垣浦
「試合全体を振り返って、一試合一試合勝っていくことによって、チームの雰囲気が良くなっていたので、優勝できると思っていました。決勝で負けて悔しいです。自分自身としては、準々決勝までは全部ポイントをとって勝つことができていたのですが、準決勝、決勝と自分はポイントゲッターとしての役割を果たせなかったです。チームに迷惑をかけたと思います。今大会は9年ぶりに決勝に進出したのですが、そのことよりもただ悔しいです。団体戦で意識していたことは、ポイントゲッターとして全部の試合を勝ち切りたいという気持ちがありました。敗因は、せった試合で勝ちきれなかった部分だと思います。東京学生が終わってから強化してきた部分は、一人一人の気持ちや考え方を勝ちにこだわるということを意識してやってきました。今大会、自分自身、東京学生あまり活躍できていなかったので、4年生として最後の大会を食いの残さないように全力でやりたいと思っていました。団体戦で4年生としの責任を感じる場面があります。それは、ポイントゲッターの役割を決勝で果たせなかったことです。良かった点は、東京学生よりかは体が動いていたし、勝ち星を挙げられていたことが良かったです。次の団体戦にむけて、4年生がしっかりとチームを引っ張って、優勝したいです」

田中
「全体的に、怪我明けで膝がぐらぐらしていて怖かったのですが、意外と良い試合ができたかなと思います。明治大学自体としては、準決勝で、逆転されてから神鳥が取り返してくれたときにチームワークが良かったと感じました。東京学生から強化してきたことは、東京学生の時は怪我をしていて練習できていなかったので、終わってから、大きな体格の相手と練習してきました。だから、東京学生の時よりは自信がありました。決勝まで来れた要因として、みんなが最後まで諦めていなかったことと、全体的に一人一人がきっちり仕事をしていた点があります。東京学生と同じく東海大と決勝で対戦したましたが、前より無駄な失点が少なくなったと思います。敗因は、自分たちも追い込んで練習してきましたが、それ以上に東海大が優勝する気で練習して来られていたことが敗因だと思います。9年ぶりに決勝に進出したことについて、今まで準々決勝まで進めていなかったので、来年に向けて良い環境で試合ができると思います。次の団体戦にむけて、この悔しさをバネして練習して勝ちたいです」

神鳥
「悔しいですね。(ケガの状態は)万全に準備してきたつもりだったんですけど、練習と本番は勝手が違うんで、思うようにできないこともいっぱいありました。でも、選手として出ている以上言い訳はできないです。(完璧な状態ではなかったか)そうですね。ただ、状態というよりも自分の持っている力を出し切ることの方が重要だと思うので、そこは100%できたかなと思います。(国士大戦)先鋒戦で試合の流れが決まってしまうっていう大事な局面だったので、無理はせず引き分けでも元気のいい試合をするって感じでした。後ろには小川先輩も名垣浦先輩もいて、この2人は確実に取ってくれると思っていたので、そこへ流れをつくって行けたかなと思います。(仕事はできたか)監督からも引き分けでいいと言われていたので、そこはできたかなと思います。(日大戦)去年から見ていれば分かるように、小川先輩に頼りきりと言われても仕方ないチームで、こういう時にカバーできないと東海大には勝てないし、そういう面ではあそこで僕が一本取れば勝ちっていう状況だったので、動揺とかは特別なかったですね。仕事をしっかりしないと思っていました。(相手の向には全日本学生で敗戦)悔しさはありましたね。団体戦での負けはもっと悔しいと思うんで、やってやろうと思ってましたね。(意識は)しました。今一番負けたくない相手なんで。向選手は福岡の体重別を勝っていたんで、年内で戦えるチャンスはあんまりないかなと思っていたんで、組み合わせ見た時に、チャンスっていうかラッキーだと思いましたね。(内容でも完勝)形はどうであれ一本を取ればチームが優位に立つという状況だったので、なりふり構わず攻めていきましたね。(作戦通りできたか)作戦とかはあんま考えてなくて、投げられれば投げる、指導取れれば取るって感じでした。早い時間で指導2本来たんで、狙っていったんですけど、絞めの場面で決められればもっとベストだったのかなと思うんですけど、指導が取れたんで、勝つっていうのが作戦だったんでそれはよかったです。(東海大戦)今回は勝つ流れじゃないですけど、チーム一丸でいい雰囲気をつくっていけてたんですけどね。7つの試合で見るとだめだったんですけど、個々の試合で見ると東海大の選手は指導二つ取られたときに我慢する、逆に言えばうちが取り切れていなかったというところがあって、そういうところは見習わないと思います。うちは金山先輩が指導三つ取られてしまったし、そこで差がついてしまったかなと思います。(一番感じた差の部分は)一人一人が仕事できてたかどうかだと思います。(9年ぶりの決勝について)準々決勝で負けるより、一つでも上のとこで負けた方が悔しさは増します。ただ優勝は見えてきていることは確かなので、チーム一丸となって新チームも頑張りたいです。今回決勝に出たメンバーも4人残るんで。(秋の体重別団体へ向けて東海大を上回るためには)まずは個々の意識ですね。東海大は東京学生の決勝に出ている選手でも今回はメンバー外になっていたりしていて、それは選手層が厚いというよりもみんながメンバー入りしようという競争があるから、切磋琢磨(せっさたくま)しているんだと思います。僕らも下からの追い上げがあれば怖いので、もっとやらないといけないとなるんですけど、今のうちは諦めているやつが多いんで個々のアピールがチーム力につながるんだと思います。やることやって、個人個人が力を伸ばせば、去年は見えてなかった東海大の背中が見えてきているんで、もう少しかなと思います。今の3年生はスターが多くて、それに比べると僕らは全然なんで、もっと練習しなきゃダメですし、強い世代の背中を見てもっと頑張んなきゃと思います。(個人としては全日本ジュニアがまず秋に控えるが)もちろん優勝しますよ。今年は世界ジュニアもあるので、連覇がかかってマークされますけど、いいプレッシャーになりますし、そこを勝ち切るから意味があるんだと思いますし、同世代に負けているようでは話にならないと思います。今年は個人戦で負けなしで行くつもりなんで、あとは自分に足りない部分をもっと突き詰めていって、詰めが甘いことも今回分かったんで。(目標は)今年1年掲げていることはグランドスラム東京で結果を出して、年明けの欧州遠征につなげて、選抜体重別に勝てば世界選手権の代表も見えてくると思うんで、そういった意味では今日の向井選手との対戦は重要だったと思います。(90kg級はベイカー(日本中央競馬会)の負傷で混戦模様)去年1年出遅れた分、混戦になってくれたことはありがたいですね。今年はそれを取り戻す分、世界ジュニアも圧倒的に勝って、強さを証明すればチャンスは廻ってくると思うので、そのためには一回一回の練習を無駄にしないで、もっと考えて、もっと自分に厳しくやっていかなければダメかなと思いますね。(伸ばしていきたい部分)まずは決めきる技ですね。あとは筋力ですね。相手の力が勝っているとなかなか難しい面があるので。あとは寝技ですね。あと少ししか時間はないですけどそこまでに試作できればなと思います。(今後の意気込み)まずは全日本ジュニア、インカレ、世界ジュニアと連戦なんで、そこでいかに勝ち切って、尼崎ですね。もう東海大の優勝には僕たちもうんざりしているんで、そろそろ日本一になろうかなと思います」