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未経験者、経験者ともに好成績/関東学生新人個人選手権
アーチェリー今年15名と例年以上の人数が入部したアーチェリー部。期待の新人たちが、未経験者の部、経験者の部それぞれで好成績を残した。▼男子経験者の部11位 滝沢(法1)642点21位 渡邉(理工1)618点31位 松田(政経1)598点 37位 武舎(国日1)579点 49位 阿部(文1)521点 199名の選手が出場した未経験者の部では、「自分でも驚いた」という中島が4位。また名門・春日部共栄高野球部から明大アーチェリー部へと入部した異色の経歴を持つ坂井が後に続き5位と、近年ない好成績を収めた。昨年の最高順位は24位だが、今年は4名の未経験者が20位以内。「先輩の指導が行き届いていて丁寧」(坂井)と、これまで以上に上級生が指導に力を入れたことによる基礎の充実がこの好記録につながった。 経験者の部でも、中学・高校とアーチェリーを続けてきた滝沢が11位と健闘。滝沢は定期戦などにも出場して上級生に負けない活躍を見せており、今後リーグ戦の戦力としても期待が懸かる。 未経験者、経験者ともにこれまでを大きく上回る好成績を残した今年の1年生。この大会の経験はさらなる成長に結びつくはずだ。今後彼らが活躍する舞台が待ち遠しい。READ MORE -
悲願の1部昇格を果たす/関東学生リーグ戦
アーチェリーリーグ戦をブロック2位で終え入替戦への切符を手にした本学は、山口(商4)・新沼(商2)・小野(商2)・松原(農2)・長嶋(政経4)・加藤(商2)・大倉(法4)のオーダーで入替戦に臨んだ。50mでは序盤からエース大倉、長嶋ら上級生が安定して得点しチームを引っ張る一方で、加藤が第2エンド、第3エンド、第4エンドで上級生の得点を超える快射を見せる。50mを終え3位の東京理大に17点差を付け1部昇格ラインの2位で前半を折り返すと、30mでは近距離を得意とする新沼が調子を上げ、大倉、加藤とともに第3エンドから第6エンドまで55点以上を取り続け、東京理大を突き放す。終わってみれば3位の東京理大に63点の大差をつけ、前半57点差をつけられていた1位の明学大には26点差に迫る好成績。見事悲願の1部昇格を成し遂げた。 部員不足により廃部寸前だった女子部で選手として試合に出場する傍ら、指導者として全員未経験者であった現2年生を育て上げた現4年生は、この試合が最後の団体戦。試合後のミーティングでは下級生と抱き合い号泣する場面も見られた。 「強いから1部に昇格する」――至極当然の論理だが、このチームの強さは、単にアーチェリーの上手い下手では測れない。逆境を跳ね退けた者だけが手に入れる事のできる「真の強さ」を持ったチームなのだ。 1部昇格の悲願を達成した今、チームの次なる目標は王座決定戦への出場だ。1部に舞台を移す来年のリーグ戦には、育ててくれた4年生はもう居ない。その時こそが「真の強さ」を試される時だ。次なる目標に向けて、選手たちの新たな戦いは始まっている。☆試合後のコメント☆大倉(法4)「嬉しいの一言。去年の入れ替え戦は戦力的にも勝つことが厳しく、いかに経験を積むかがテーマだったが、今年は本気で昇格を狙えるメンバーで戦えたのが良かった。1部に昇格して、後輩に王座獲得という目標を残せたのが嬉しい。本当に自分は先輩や後輩、そして同期に恵まれたと思う。(2年生は)みんな負けず嫌い。選手として頼もしい。これからの女子部に期待してください」長嶋(政経4)「案外緊張しなかった。リーグ戦全体を通してもっと自分が引っ張りたかったので、多少のふがいなさは残った。(1部昇格は)1年の頃からの目標だった。アーチェリー部は家族みたいな存在。今後はOGとして王座獲得をフォローしたい」渡邉(商4)「(1部昇格は)みんなの支えがあったからこそ成し遂げられたと思う。(自分自身は)出し切れなかったけど、周りがやってくれたのが嬉しい。でも、やっぱり悔しい。結果を出したかった」加藤(商2)「先々週の同じ場所(拓大レンジ)での試合はボロボロで苦手意識があったが、今日は地に足がついたアーチェリーができた。(この2週間は)立て直すのが課題だった。4年生が抜けることについてはやっぱり不安が大きい。ずっと大倉さんと同じ的でやっていて心の支えとなっていたので、居なくなることが考えられない。先輩には“感謝”の一言です」新沼(政経2)「(30mは)短いから安心感があるが、逆に外すとショックが大きい。(先輩に一言)スコアが伸びなかったときに先輩が支えてくれたので本当に感謝している。これからは自分で解決しなきゃいけない。今後はスコアを上下させないのが目標。新しい舞台になるから気持ちを引き締めていきたい」READ MORE -
4年生の引退試合で悲願の1部昇格/関東学生女子リーグ戦
アーチェリー2位までが1部に昇格できる入れ替え戦。50メートル終了時点で3位と17点差の接戦となったが、30メートルでは安定して高い得点を叩き出し、1部昇格を勝ち取った。READ MORE -
7人が本選出場/関東学生個人選手権
アーチェリー今年もうだるような暑さの中、駒沢第一球技場で行われた関東学生個人選手権予選。昨年と同じく7人が本選出場を決めた。しかし、人数こそ同じ7人だが昨年に続き出場を決めた選手もいれば、昨年1年ながら本選に出場し、春のリーグ戦でも活躍した武舎(国際2)が本選出場を逃すなど、その顔ぶれは昨年と大きく異なっていた。 そんな中でも女子は3人が本戦出場を果たすなど健闘を見せた。特に注目すべきは、3年生女子5人中3人が本選に進出したという結果だ。春は女子のエース大倉を軸に最低出場人数ギリギリの中リーグ戦を見事に戦い抜き、1部昇格を懸けた入れ替え戦にも出場した。入れ替え戦では惜しくも1部昇格は逃したが、そこで得たものは大きかったはずだ。 本選出場を逃した田上主将(政経3)は、「調整がうまくいかなかった」と予選を振り返った。本選は8月25日から同じ駒沢第一球技場で行われる。出場を決めた7選手の活躍に期待だ。READ MORE -
女子、1部昇格ならず/関東学生リーグ1部2部入替戦
アーチェリー1部昇格を懸けた入替戦。大倉(法3)が661点と圧倒的な得点を叩き出すも4位に終わり、昇格は果たせなかった。READ MORE -
ブロック2位で入れ替え戦へ/関東学生2部リーグ戦
アーチェリーたった5人で入れ替え戦への切符を射抜いた。年1回行われるリーグ戦で、部員数の減少から存続の危機とまでいわれたアーチェリー部女子が4勝1敗。ブロック2位の大健闘で、見事1部昇格のチャンスを得た。 最大8名で出場し、女子は各チーム上位4名の合計得点を競うリーグ戦。3名以下しか出場できないチームはその時点で敗北が決まる。つまり勝つためには最低でも4名は出場しなければならないが、本学の女子部員はぎりぎりの5名だ。一人一人の負担が大きい中、支え合い一丸となって戦ってきた。 2部Aブロックの中では1、2を争う得点で初戦から順調に勝ちを重ねた。中でも大倉(法3)は他を寄せ付けない圧倒的な高得点でチームをけん引。2部の中では文句なしのトップレベル、1部でも十分に通用する彼女の実力は大きな力となった。他の4人も大倉頼りになることはなく懸命に戦った。 大一番は第4戦、それまで互いに全勝し、1位を争う上智大との一戦だった。人数も多く、昨年までは1部だった格上の相手。それさえ破れば、ブロック1位が決まる。しかし50m、30m、合計得点全てで大倉が最高得点をマークするも、わずか12点及ばずに惜敗した。 最終戦は1人が欠け苦戦を強いられたがなんとか勝利し、結果4勝2敗で2位。1位通過こそ逃したが、7人で戦った昨年も届かなかった入れ替え戦に出場を決めた。自分の射形を再確認すること、そして得点よりもまずアーチェリーを楽しむこと――これまでの戦いで見つかった課題を修正し、1部昇格を懸けて入れ替え戦に臨む。「とにかくベストを尽くす」(大倉)。たった5人で1部昇格なるか。5月10日、アーチェリー部は運命の一戦を迎える。READ MORE -
王座出場果たせず、悔い残る3位/関東学生1部リーグ戦
アーチェリー年に一度のリーグ戦が行われ、本学アーチェリー部男子は全5戦を3勝2敗。3800点台を叩き出す強豪に敗れ3位に終わり、目標としていた大学王座決定戦出場は果たせなかった。 昨年夏からリーグ戦を意識した練習を取り入れ、結束を固めて挑んだ。初戦の拓大戦では、そのまとまりや声援で終始相手を圧倒して勝利を収めた。しかし試合後の「このままの得点だと慶応には勝てない」(近藤主将・法4)という不安が的中し、100点以上の差をつけられて2戦目の慶大に敗北。続く3戦目も得点は伸ばせず、初戦の勢いも取り戻せなかった。 2敗を喫し、夢の王座は絶望的に。4戦目では、勝利は収めるものの昨年にはるか及ばないほど得点が落ち込んだ。しかし迎えた最終戦、射場には悔しさや絶望感ではなく明るく前向きな明治らしい雰囲気が。結果このリーグ戦で最高の3709点で早大を破り、昨年から一つ順位を上げた3位で彼らの戦いは幕を閉じた。 「王座に出るつもりでこの結果、練習での得点が出せなくて悔しい」。試合後、今大会で部を引退する4年生の胴上げが終わると近藤主将は悔しさをのぞかせた。目標は果たせなかったが、思うように得点が出せない中でも3位という結果。最後の団体戦を終えた4年生には笑顔が見られた。部は引退するが近藤主将をはじめチームを率いてきた斎藤(営4)や森(理工4)は、今後の個人選手権での活躍が期待される。 同じ1部に肩を並べる大学には、競技の合間に監督やコーチからげきが飛ぶ厳しいチームもある。「そういう厳しさがなくて、楽しい雰囲気でいい意味で楽にできるのが明治のいいところ」(武舎・国際2)。伸び伸びとした雰囲気の中アーチェリーを楽しむという彼らの姿勢を強みに、来年こそ念願の王座を射止めてほしい。 今回のリーグ戦は初戦から2年生が多く起用され、上級生にも劣らない活躍を見せた。拓大戦の50m、早大戦の30mで試合最高点を叩き出した渡邉、「今回は不甲斐ないとしか言いようがない。でもこの経験をこの先に生かしていきたい」と意気込む滝沢(法2)、「来年は主力になるから、うまく引っ張っていきたい」というチームの盛り上げ役・武舎。2、3戦目で起用された松田(政経2)も含め、今後の2年生の活躍に注目だ。READ MORE -
男女ともに4位でリーグ戦終える/関東学生リーグ戦
アーチェリー全日本王座出場を懸け、負けられない戦いとなった第5戦。相手はここまで4勝0敗と負けなしの強豪・日本工大。「向こうはすべてにおいて上。とにかく声を出して攻めるしかない」(近藤・法3)。その言葉どおり、序盤から攻め続けた。選手たちは声を出し合い高得点をマーク。本学がわずかにリードする形で前半を終えた。 続く後半戦。流れを生かしたい本学だったが、集中力の低下から細かなミスを連発。最終的に日本工大に逆転を許し、60点近く差をつけられ試合終了となった。 日本工大に敗れたことでリーグ4位が確定。2年ぶりの王座出場はならなかった。「平均的に高い点数を出すことができた。いいチーム作りを心がけてくれたみんなに感謝したい。今の3年生はみんなうまいし、経験豊富な1年生も入ってきた。来年は(王座に)出場してくれると思う」(西方主将・文4)とリーグ戦を振り返るとともに後輩に期待を寄せた。 新チームは早くもスタートしている。今後の活躍に期待したい。 一方で女子は、最終戦の立大に勝利したものの、前半の敗戦が響きこちらも4位が確定。1部昇格の目標を果たすことができなかった。READ MORE -
矢花、自己記録更新/関東学生選手権
アーチェリー本学からは予選を勝ち抜いた5名がこの本選に出場。9月に行われるインカレの出場権を懸けて戦った。前半から森、蓮見、齊藤の主力が調子を出せない中、矢花の活躍が光った。「予選の結果があまり納得いかなかったので得点を稼ぎやすい90m 、70mを中心に練習した」という矢花は、その言葉どおり90m、70mで自己新をマーク。勢いは止まらず続く50mでも自己記録を更新した。最終的に120人中6位という好記録で大会を終え、インカレの出場権を射程圏内とした。「思った以上によい結果で驚いている。緊張がいい方向に働いたのが勝因」と大会を振り返る。今後はインカレだけでなく、全日本選手権の出場も視野に入れて戦っていく。今後の活躍に目が離せない。READ MORE -
男女共に結果残せず/関東学生リーグ戦
アーチェリーリーグ戦最終日となった専大戦。全日本王座出場をかけ、なんとか望みをつなげたい本学だったが50mから苦戦を強いられ、きん差で前半戦を落としてしまう。続く後半戦、矢花(商3)を中心に巻き返すも逆転できずに試合終了。最終戦を勝利で飾ることはできなかった。リーグ戦5試合すべてに出場し、チームを引っ張ってきた森(理工2)は「個人として満足いく点数ではなかったが目標の630点に迫ることができてよかった。ただチームが負けてしまったのは残念。来年はもっと上位を狙いたい」とこの試合を振り返った。「実力があるチームだったが、それを毎試合出し切ることができなかった。応援もそろわず、最後まで流れがこなかった。去年のようなハングリー精神があればもっと上位を狙えたのかもしれない。やっぱり王座出場の目標が達成できずに残念」(太田主将・商4)と最後のリーグ戦を振り返るとともに悔しさをにじませた。 一方、入替戦出場を射程圏内とした女子は、同じく3勝1敗で並ぶ東洋大と対戦した。勝てば2位以上が確定し、入替戦出場が決定したが、本学は流れに乗り切れず完敗。並んでいた早大も勝利したため3位が確定し、入替戦の出場権を得ることはできなかった。「1部昇格」は来年へ持ち越しとなった。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
すべての部員が一般入部生。部員の9割近くがアーチェリー未経験者であるが、学生のうちに世界室内選手権代表になる選手を輩出するなど、数々のタイトルを獲得。原則、練習は授業が終了してから行われ、学業との文武両道を体現している。現在男女とも関東学生アーチェリー連盟の1部リーグに在籍しており、王座進出も果たしている。どんな試合でも大声で選手を応援するのが伝統。学生主体で運営されているのが特徴で、4年生を中心に、選手各々が王座で優勝という目標の下、日々自分に合った練習で技術を磨いている。