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悔しい4位も全国出場を決める/関東女子大学春季Aブロック対抗戦
ゴルフ 2019.05.08新体制まずまずの滑り出しとなった。4位で折り返した2日目、初日不調だった関野愛美(営3=埼玉栄)・花渕里帆(営2=千葉学芸)が見事な修正力を見せる。追い上げは一歩及ばなかったものの、昨年度逃した全国女子大学対抗戦への出場を決めた。◆5・7〜8 関東女子大学春季Aブロック対抗戦(セブンハンドレッドクラブ)▼Aブロック 明大ーー4位 「距離が長くアンダーパーのスコアが出にくい」(榎本剛之監督)とコースに苦しんだ初日。「このままではだめだとチームで話し合った」(雨宮梨乃・情コミ3=明大中野八王子)と気持ちを切り替え2日目に挑んだ。その中でも花渕は前日からスコアを四つ上げ、チームトップタイの1オーバー。「もう少し巻き返したかった」と悔いは残るものの、チームに勢いを与えた。2日目のチームスコアは297と上位3校を抑えて全体トップ。「一人一人の実力はある」(榎本監督)だけに出だしの遅れが悔やまれる結果となった。 堂々たるプレーで初舞台を飾った。トータルのスコアでチームトップの石川聖奈(商1=拓大紅陵)。2日目の9ホールでは、持ち前の強気のプレーで見事バーディーを決める。「ギャラリーがたくさんいて楽しくゴルフができた」(石川)。何事にも物おじしないメンタルと精密なプレー。大型ルーキーのさらなる活躍に期待がかかる。 躍進の年にしたい。即戦力のルーキーを迎え、さらなる戦力アップを図った今年度。出だしの遅れが響いたものの、2日目の追い上げではチームの勢いを見せつけた。「目標は優勝しかない」(榎本監督)。全国大会で強豪校へ肩を並べられるかがカギを握る。[仁科せい]試合後のコメント榎本監督――試合を振り返っていかがですか。 「悔しいです。それ以外何もないです。一人一人の実力はあるのですが、団体戦で優勝ができない。どうしたらスタートダッシュができるかっていうのは団体戦の難しさですね」――ルーキーの活躍もありました。 「石川は結局明大で1番でした。高橋幸(営1=埼玉栄)は、大学になるとギャラリーが入る、人に見られてゴルフをすることは高校にはないから、緊張したと。それで、まあ普段の実力が出せなかったと(言っていました)。2人とも今後楽しみな選手なので、そういう意味では心配はないと考えています」石川――大学のデビュー戦となりました。 「高校と違ってギャラリーがたくさんいて、楽しくゴルフができました。もったいないミスが目立ちましたが、スコアは納得できるので、全国制覇を目指し頑張りたいです」花渕――試合を振り返っていかがですか。 「スタートダッシュが出遅れました。1日目にスコアがまとまらなくて、2日目はもう少し巻き返したかったのですが、うまくいきませんでした。まだまだ足りないところだらけなので、全国で優勝できるように、部に貢献できるようにたくさん練習します」READ MORE -
有終の美まであと1歩 新チームに思いを託す/信夫杯争奪日本大学対抗戦・信夫杯争奪日本女子大学対抗戦
ゴルフ 2018.10.26歓喜の勝利は来年度に持ち越された。4年生にとって最後の大会となる信夫杯。昨年度10位の男子は、優勝争いからは外れるものの、全員がスコアをつなぎ、過去最高タイ5位。女子は2日目の追い上げならず、9位に終わった。◆10・25〜26 第62回信夫杯争奪日本大学対抗戦(千葉カントリークラブ)▼明大ーー5位第1日 281ストローク第2日 286ストローク 計 567ストローク【出場選手】梶原、斉藤、本間、鈴木、塚本、伊藤◆10・25〜26 第19回信夫杯争奪日本女子大学対抗戦(千葉カントリークラブ)▼明大ーー9位第1日 310ストローク第2日 310ストローク 計 620ストローク【出場選手】川野、橋添、雨宮、関野、田中、花渕[男子] チーム力が花開いた。混戦状態のまま迎えた2日目。チームトップである鈴木海斗(営3=拓大紅陵)の4アンダーを筆頭に、堅実なプレーで着実にスコアを重ねていく。チームスコアをアンダーパーにまとめ、前半シーズン課題であった〝本番で力を出し切る〟ことを克服。ハイレベルな戦いとなった今大会で、見事全国5位をもぎ取った。 今大会を最後に、4年生は引退となる。2年間主将を務めた梶原正吾(商4=沖学園)を筆頭に、精神的支柱が抜けてしまうものの「後輩たちに期待して卒業していきたい」(梶原)。先輩の思いを胸に新体制での挑戦が始まる。[女子] 悔いの残る幕引きとなった。1日目を8位で折り返した明大。「秋リーグ時の好調子がでなかった」(川野美穂・商4=明大中野八王子)とショットやパターに苦しめられ、厳しい戦況が続いた。ルーキー・花渕里帆(営1=千葉学芸)が2日間のスコアをイーブンでまとめる活躍を見せるも、チームとしては惨敗。昨年の3位入賞には程遠い9位でシーズンを終えた。 1年の集大成として挑んだ大会であったが「反省点の多い試合に終わってしまい、悔しい気持ちが大きい」(川野)。雪辱を果たす役目は、後輩たちに託された。[仁科せい]試合後のコメント梶原――自身最後の試合でした。 「やはり最後の大会、かける思いは強かったです。欲を言えばもっと上位で入賞したかったですが、5位という数字は自分がやってきた中で最高位タイなので、結果についてはよかったと思います」――4位とは僅差でした。 「今回は4年生が良くなくて5位でした。ただ、来年3年生が引っ張ってくれるので、引き継ぎもしっかりしていけば、もっと良いチーム、優勝が目指せるチームになると思います。後輩たちに期待して卒業していきたいです」川野――今大会振り返っていかがですか。 「2日間とも、最後の試合ということを意識し過ぎず、いつも通り行こうと考えていたんですけど、やはり引退試合だなと思う気持ちが強く、あまり思うようなゴルフはできませんでした。反省点の多い試合に終わってしまい、悔しい気持ちが大きいです」花渕――今大会振り返っていかがでしたか。 「周りのメンバーがあまり調子が良くなかったので、その分自分が良いスコアをだして上に引っ張っていきたい、と思って臨みました。しかし結果9位ですごく残念です。自分は朝日杯から出場していて計5日間で、スコアも安定してきたのはよかったなと思います」READ MORE -
大逆転で3位に! 男女そろっての信夫杯出場が決定/関東大学秋季Aブロック対抗戦
ゴルフ 2018.09.22劇的な勝利で締めた。初日の山梨学大戦は危なげなく制すが、2日目の日大との一戦は力負け。メダル獲得に最後の望みをかけた専大戦は、後半のダブルスで脅威の追い上げを見せ3位でフィニッシュ。2年連続となる信夫杯への切符を手にした。【1回戦】【準決勝】【3位決定戦】※2014年度まで行われていたマッチプレー方式が3年ぶりに復活。午前中のシングルスで各大学6選手、午後はダブルス3組がそれぞれ18ホールをラウンド。シングルス1点、ダブルス2点の計12点を2校で争奪し勝敗を決めた。 逆転のカギを握ったのは対戦方式の変更だ。命運を分けた3位決定戦。前半のシングルスを終え、1-5とリードを許す展開に。しかし、後半のダブルスで鈴木海斗(営3=拓大紅陵)・本間佑(商3=水城)の3年ペア、塚本岳(商2=立教池袋)・伊藤泰良(商1=千葉経大付)の下級生ペアが連勝を飾り同点。この活躍に梶原正吾主将(商4=沖学園)、斉藤史晶(営4=新潟産大付)の4年生ペアが応えた。「ゴルフ人生の集大成だったので、なんとしてでも3位を取ろうと思っていた」(梶原)。引き分け以上が求められる中、最終ホールの最終パットで逆転。ダブルス重視の今ルールの下、後半戦をモノにした明大に軍配が上がった。「間違いなく一生の思い出になった」(梶原)と試合後には涙も見せた主将の一言に、今試合に懸ける思いの強さが表れていた。 来月行われる信夫杯が4年生にとっては学生生活最後の大会となる。「悔いがないゴルフをしたい」(斉藤)。チーム一丸となって悲願の優勝を狙いにいく。 [丸山拓郎] 試合後のコメント梶原主将――今大会を振り返っていかがですか。 「思うようにいかずに追い詰められた状況だったのですが、本当にみんなでつかんだ3位という結果にすごく満足しています」 ――信夫杯に向けて意気込みをお願いします。 「またリーグ戦とは違うものなので、最高のチームで最後を締めくくれるように頑張っていきたいです」斉藤――試合後はいかがでしたか。 「うれしくて、自分でも感情を抑えきれませんでした」――信夫杯に向けての意気込みをお願いします。 「学生生活最後の試合なので、悔いがないゴルフをして優勝を狙えるように頑張りたいです」堤健太朗(政経4=明大中野)――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。 「春はレギュラーに入れなくて、今回は絶対に活躍すると意気込んでいました。このチームで戦えたのはうれしかったです」本間――3日間の日程はいかがでしたか。 「毎日2ラウンドやって肉体的にも精神的にかなり苦しかったですが、4年生にメダルを届けたいという気持ちでやっていて最後に逆転ができたのはよかったです」READ MORE -
春の雪辱を果たし3位 信夫杯出場を決める/関東女子大学秋季Aブロック対抗戦
ゴルフ 2018.09.07チームで逆境を乗り越えた。信夫杯※出場をかけて臨んだ秋季対抗戦。初日3位と好スタートを切った明大は、2日目も崩れることなく3位でフィニッシュ。春の悔しさから一転、全国大会の切符をつかんだ。 堅実なプレーが勝利を引き寄せた。春季対抗戦5位の結果を受け「Bブロック落ちも覚悟した」(田中)と臨んだ秋季対抗戦。苦しい場面もあったが、全員が我慢のゴルフを展開した。ルーキー・花渕がトータル1オーバーでまとめ、崩れない強さを見せた。また2日目から出場した雨宮は対抗戦初出場。緊張が見られた一方で、9ホールではしっかりバーディーも決めた。「下半身の強化に力を入れたので、飛距離が安定し、フェアウエーキープ率が上がった」(雨宮)。手応えをつかみ、レギュラー入りに名乗りを上げた。 エースが躍動した。1日目をチームトップのイーブンパーでまとめた関野。2日目後半の最初、10ホールをいきなりボギーするも「スイッチが入った」(関野)。気持ちを切り替え、直後に3連続バーディーを獲得した。2日間で142ストロークは出場選手トップの成績。見事最優秀選手に選ばれた。今季のラストを飾る信夫杯。今大会は下級生の活躍が光っただけに、4年生は悔しさの残る結果であった。最後の大会こそ「4年がスコアで引っ張る」(川野)と信夫杯への思い入れは十分だ。「全員で戦う」(橋添)チームの集大成を見せ、悲願の優勝を狙う。[仁科せい]※信夫杯…学生ゴルフの団体戦では最古の歴史を持つ全国大会。試合後のコメント橋添――信夫杯に向けて強化したいことは何でしょうか。 「上級生がスコアを残せていない現状があります。下級生がスコアを引っ張ってくれています。4年生や3年生でいいスコアを出して、全員で戦いたいです」雨宮――試合を振り返っていかがですか。 「初めてのリーグ戦で、率直にとても緊張しました。苦しいゴルフとなり、もう少しいけたかなとは思います。次の信夫杯でもレギュラーに入れるように頑張ります」関野――試合を振り返っていかがですか。 「Bブロック落ちを覚悟していて、入賞できるとは思っていなかったです。個人としては、本当にパターが入らなくて、我慢するゴルフで辛かったです。ショットが前の試合と比べて良かった分、パターが入らなかったのはもったいないと感じましたが、結果としてスコアが出て良かったです」――信夫杯への意気込みをお願いします。 「全員でもっと良いスコアで回りたいです。個人としては、去年MVPを取っているので、今年も取りたいです」花渕――信夫杯での意気込みをお願いします。 「春も秋も、ともにオーバースコアで終わっているので、信夫杯ではアンダーで回りたいです」READ MORE -
苦戦するも全国出場を決める/関東大学春季Aブロック対抗戦
ゴルフ 2018.05.28新体制としての初戦は、厳しい戦いとなった。初日を4位の中央学大と1打差の5位で迎えた2日目。課題に挙げていたティーショットを克服した本間佑(商3=水城)や、2年生ながら主力としてチームを引っ張る塚本岳(商2=立教池袋)が、堅実にスコアを伸ばす。昨年度から一つ順位を落としたものの、4位で全国大会への切符を手に入れた。◆5・26〜27 関東大学春季Aブロック対抗戦(サザンヤードカントリークラブ)▼Aブロック 明大ーー4位第1日 521ストローク第2日 520ストローク 計 1041ストローク【出場選手】梶原、斎藤、北村、本間、鈴木、鄭、塚本、中島、伊藤 決して満足のいく内容ではなかった。「合宿では、今までにないくらい良いスコアが出た」(本間)や「良いスコアが出た合宿の時の自分を出そうとした」(塚本)と、選手が口をそろえて言う春合宿での好調ぶり。しかしその成果は、スコア上には表れなかった。1打差を争う展開や、大事な場面のパッティング。勝ち抜くためには、梶原正吾主将(商4=沖学園)が言う「練習で出せるような結果を本番でも出すこと」は必要不可欠だ。「誰が一番期待できるというよりはみんな期待できると思う」(梶原)。その言葉が示すように、カギとなるのは総合力だ。一人一人が自らの課題と向き合い、チームとしてさらなる高みを目指すために。6月の全国大会でチームの真価が問われる。 [仁科せい]試合後のコメント榎本剛之監督——今回の4位という結果についてはいかがですか。 「だめでしょうね。去年ずっと3位で、今回は優勝、2位、その上を目指してたので。しかし僕より選手たちの方が、普段の力が出せなかったことを感じていると思います」塚本——ご自身のスコアについてどう思っていますか。 「悔しいですね。本当にもっと上を目指していたので。自分も思った以上にスコアが伸びなかったですし、チーム含めて不甲斐ないスコアだったかなと」梶原——活躍するための今のチームの課題は何でしょうか。 「今回はこういう結果に終わったのですけど、合宿等ではかなりいいスコアが出ていました。スポーツしている以上どうしても付いてくる問題なのですが、練習で出せるような結果を本番でも出すことです」本間——次戦への意気込みをお願いします。 「バーディーをそんなに気をつけるよりかは、まずはボギーを減らして、スコアを落とさないことを第一に考えたいです」READ MORE -
無念の5位で全国出場ならず/関東女子大学春季Aブロック対抗戦
ゴルフ 2018.05.07悔しさが残る順位に終わった。初日を終えトップを走る日大に10打差の5位と肉薄。巻き返しを図りたい2日目だったが、スコアをさらに広げられ順位を上げらないままフィニッシュ。辛うじてAブロック残留は決めたが、2年連続の全国対抗戦出場とはならなかった。 期待の新星が早くも輝きを放ち始めた。チームトップはルーキーの花渕里帆(営1=千葉学芸)。「2日間ともすごく緊張した」と大学入学後初めてとなる団体戦に独特の雰囲気を感じた。しかし、初日の最終ホールでチップインバーディーを取るなど堂々たるプレーを披露。1日目を1オーバーの73、2日目を72のイーブンパーとスコアを見事にまとめ上げた。 再起を図る。順位こそ5位に沈んだが、下級生の活躍がうかがえた今大会。「疲れを感じにくくなった」と多くの選手が語るように、オフ期間に行われたタイ合宿の成果も表れるなど確かな成長を遂げた。春の悔しさを胸に、秋こそリベンジを果たしてみせる。[丸山拓郎]試合後のコメント橋添恵主将(法4=山梨学院大付)――2日間を振り返っていかがですか。 「スコアをまとめることができなかったというのが一番悔しいところです。ピンチが多かったというのもあったのですがショットが良くなくて、それに気を取られ過ぎてしまったのが良くなかったのかなと思います」――チームとしての課題は見つかりましたか。 「今は1、2年生がスコアを出してくれている状態で、上級生は変なプレッシャーに崩れることが多いので、そこに負けないメンタルと、試合にピークを持ってくる調整ができる力が必要かなと思いました」川野美穂(商4=明大中野八王子)――ご自身にとってはどういった2日間でしたか。 「すごい調子が悪いというわけではない中で凡ミスが続いてしまって、そのミスを止めることができなかったのが今回の反省点かなと思います」――新チームの仕上がりはどう捉えていますか。 「関野(愛美・営2=埼玉栄)と花渕が安定してスコアを出せているので、ここから関東学生や秋の団体戦も活躍してくれると思いますし、部員同士そこに負けないように頑張って上位を目指していきたいです」花渕――初の団体戦での緊張はどのように克服されましたか。 「緊張しているということを言い聞かせることで、自分で感情を理解しながらプレーしていました」READ MORE -
創部初の3位入賞!/信夫杯争奪日本女子大学対抗戦
ゴルフ 2017.10.27創部初となる快挙を成し遂げた。晴天の中、4年生にとっては大学生活最後の団体戦となる信夫杯が今年も千葉カントリークラブで行われた。明大は初日を終え、トップの流通科学大と5打差の計303ストロークで全体の5位タイにつける。優勝の可能性も見えてきた2日目には関野愛美(営1=埼玉栄)が6アンダーをたたき出す活躍。しかし、追い上げも及ばず最終的には首位と5打差のままフィニッシュ。惜しくも優勝は逃したものの、最高成績となる3位入賞を果たした。 ルーキーの活躍が光った。チームの1番としてスタートした関野だったが、初日からパッティングに苦しみなかなかスコアを伸ばせず。それでも、4年生と出場する最後の大会だけに「足を引っ張らないように頑張ろうと心掛けた」と粘りのプレーを見せ、チーム2位の3オーバーで1日目を終えた。2日目はショットこそさえなかったものの、以前から課題としていたパターを克服。スコアをまとめ上げ、6アンダーの66でラウンド。この関野の活躍もありチームも3位に急上昇。また、2日間で141ストロークとなり最優秀選手に選ばれた。「2日目は朝からスコアが出そうな自信があった」と関野。事前取材では自ら結果を残し勝利に貢献したいと話していた中、見事に大仕事を全うした。しかし、華々しい結果を残しながらもスコアに波があると自己分析。「もっとスコアを安定させることが課題」と先を見据えた。さらに進歩を遂げた姿を見ることができるのか、今後のさらなる成長が楽しみだ。 有終の美を飾った。泉谷若菜主将(商4=麗澤)と田中友理奈(法4=埼玉栄)の2人にとっては今大会が4年間の集大成となった。初日がトップと5打差と優勝の文字が見えただけに「最初の印象としては悔しい」(泉谷)と悲願の全国制覇を達成できず悔しさも残る大会に。しかし、チームにとっては史上最高となる3位入賞でメダルを獲得した。個々の力はあるものの結果を出せずにいた昨年とは打って変わり、上級生から下級生まで一人一人がチームに貢献。課題を克服し、春のリーグ戦から始まり全国3位に輝くまでチームを築き上げた。そしてそんな4年生の今の思いは「来年は全国優勝してほしい」。念願の全国制覇を後輩に託した。[丸山拓郎]選手のコメント泉谷「1日目が終わってトップと5打差ということで正直いえば優勝を狙っていました。なので初めに感じた印象としては悔しいというものなんですけども、一つの目標であるメダル獲得を達成できたのはうれしいです。(大会への意気込み)北海道では4位という結果だったのですが、メダルを取れず選手としてすごい悔しかったです。なので今回はメダルをとるぞという強い気持ちがこの結果につながったのかなと思います。(2日目への緊張など)緊張という感じはあまり無かったです。ほんとに自分としては最後の試合で一年生の時から学んだことを思い出しながら1打1打打っていきました。(2日目のミーティング)監督からも『今日は自分の日だと思ってプレーしなさい』と言われておりましたが、今日は関野の日になったのかなと思います(笑)。(関野がMVP)彼女が1年生として入ってきてくれましたが、関野は明治に入りたいという強い思いがありました。その強い思いがこうやってスコアに繋がったのかなと誇りに思います。(信夫杯への合宿)台風の影響はありずっと雨でした。コンディションとしてはあまり良くない中での合宿だったのかなと思います。(4年間を振り返って大変だったこと)3年まではまずは自分のゴルフをするという考え方だったのですけど4年生になって、急に学校のために、チームのためにという考え方に変わりました。それから調子が悪くなりメンタル的なものだと思うのですがそこで自分自身大きく悩んでしまいました。3年生まであまりいい結果が出ない中で自分が主将になってどうやってチームを導くのかをよく考えました。そこがつらかったです。(後輩に伝えたいこと)本当にこの1年間、春リーグから信夫でどんどん順位を上げて強いチームになりました。それは同期だったり後輩の力があったからだと思います。来年は全国優勝を目指して欲しいです」田中友「(3位という結果について)この2日間全体を通して言うと、前回から課題としていたパッティングが修正できなかった反省点があります。でも、後輩たちがすごい頑張ってくれて最後の試合で今までで一番良い順位で終われたというのはすごいうれしいですし、良かったなと思っています。(やはり下級生の力は大きかった)そうですね。特に関野が最優秀選手になるほど今日は頑張ってくれたので本当にうれしかったです。(2日間を通しての自身の調子は)やはり初日はパッティングが悪く、2日目は長いパットは入っていたのですが短いパットでのミスが何回かありました。パッティングでカバーできたところもあれば、できなかったところもありました。ショットの調子はすごく良かったです。でも、その調子の良さをスコアにつなげられなかったのはちょっと悔しいです。(4年間を通して)今年1年間のチームメンバーの編成が良くなかったのではないかなと思っています。今回もそうなのですが、2打、3打で順位は大きく変わってくるのに試合に出場する5人の選び方が主将が勝手に決めるという形で。今回も本当はもっと上を目指せたのかなと思います。4年間を振り返ると2年生と3年生の頃はすごい辛い思いをしたのですが、それでも最後は良い形で終われたというのは良かったです。(最上級生という立場)今までとは大きく変わりました。後輩たちに支えられてばかりではいけないというのはプレー中に思うことが多くて、後輩がアンダーを出している中で自分がオーバーを打つのは絶対にいやですし、むしろ自分が引っ張ってこうというのは意識していました。(後輩に向けて)明治は他の強い大学と戦っているのですが、そういった大学の中でも勉強をして入学したり付属から上がってきたりする人がいてスポーツ推薦以外の人も頑張っている人が多いので、これから大きく成長していくのではないかなと思います。今日の結果も今までの最高順位だったのですが、やはり優勝したというのを聞きたいので期待しています」橋添恵(法3=山梨学大付)「関東で3位を取れたのでそれ以上の順位を目指して頑張ろうと思っていました。1日目は思い通りのプレーが全くできず悔しい結果になってしまい、2日目に挽回しようと思っていました。2日目もパットが良くなくて、あまりうまくいかなかったところを後悔しています。(良かったところは)セカンドショットが良くなかった分、アプローチで寄せることができたことです。(試合前は)入賞をしたいという気持ちでした。チームのために一打一打丁寧にやろうと思っていました。(今年は)個人戦で全く良い結果が残せず悔しいです。団体戦では春の団体戦ではあまりうまくいきませんでしたが、秋のリーグ戦では噛み合ってきて、今日の試合も入賞することができて良かったです。(来年は)主将になるので部のことを考えつつ、自分のこともおろそかにしないように頑張ります。(来年の目標は)最初は春リーグ戦で優勝することです。(そのためには)今回は連戦が続いて体力がないことを実感しました。体力づくりをして基礎を整えて春からまた頑張ります」関野「こだまも3位で、また3位に終わったのは悔しいですけど4年生にとって最後の試合で入賞できたというのはうれしいです。これで終わりなのは寂しいなと思いました。プレー中は足を引っ張らないように頑張ろうと心掛けていました。(2日間の波)朝日杯のときから調子は悪くて、信夫の初日も調子は良くなかったです。パターが決まらなかったのが原因です。2日目はショットは良くなかったのですが、パターは結構入ってくれたのでスコアは伸びたのかなと思います。課題としていたパターを克服できたのは大きかったと思います。(最優秀選手になりました)2日目は朝からスコアが出そうな自信があったので。根拠のない自身ですけど(笑)。今後もチームに貢献できるように頑張りたいです。(今後の課題)まだスコアに波があるので、もっと安定させることが一番かなと思います」READ MORE -
悔しい10位 上位入賞へ来年に期待/信夫杯争奪日本大学対抗戦
ゴルフ 2017.10.272年ぶりの信夫杯は満足のいかない結果に終わった。秋の団体戦日本一を決める今大会。男子は秋季Aブロック対抗戦で3位に入賞し、全国大会への出場を果たした。初日を9位で終え、2日目に巻き返しを図るも挽回できず。10位という結果で今シーズン最終戦が閉幕した。 我慢のゴルフが続いた。初日を終えて9位と出遅れ、目標としていたメダル圏内まで13打差。2日目も流れをつかむことができずに「自分のゴルフができなかった」(斉藤史晶・営3=新潟産大附)。バーディーを次々と奪う鋭いショットは影を潜める結果に。また、今大会を「大学の中で一番苦しい試合」だったと、振り返った梶原。初日の出遅れからか余裕のあるプレーをすることができなかった。選手がスコアを伸ばし切れなかったことも敗因の一つ。特に、秋の対抗戦では7アンダーとチームで一番スコアが良かった塚本岳(商1=立教池袋)が今回はアジアパシフィックアマチュア選手権出場のため不在。新鋭の穴はそう簡単には埋まらなかった。 下級生が成長の証しを結果で示した。今大会は片岡徳幸(法2=帯広柏葉)、鈴木海斗(営2=拓大紅陵)、本間佑(商2=水城)の2年生3人が出場。その中で片岡と鈴木がチームトップタイとなる146ストロークをマークし、安定感のあるプレーを展開した。本間は2日目こそ振るわなかったものの、先日の朝日杯で13位タイに輝くなど、確かな成長を感じさせた。「片岡、鈴木、本間の3人が去年から成長してくれた」(梶原)と、主将も後輩のレベルアップを喜んだ。「僕らがさらにレベルアップして、他の学年からも頑張ろうと思われるように」(本間)。この信夫杯で活躍が光った2年生からチーム力を高めていく。 来年の春に向け、戦いは始まっている。これで今シーズンの公式戦は終了し、約半年間のオフシーズンに突入。11月末からの合宿は「ゼロからスタートしたい」(梶原)と、まずは体づくりから始める。来年も今年のレギュラーメンバー全員が残るため、戦力低下の心配がない男子。新たに1年生が加入し、チームの層が厚くなることに期待が持てる。「全国大会でメダルを取る」(梶原)。来年こそ上位進出へ。この悔しさはもう、繰り返さない。[渡部伊織]試合後のコメント梶原「残念な結果でした。初日のスタートから出遅れてしまい、2日目に巻き返そうと思っていましたが、上級生、特に自分がスコアを落としてチームに貢献できませんでした。それが一番悔しいです。(うまくいかなかったのは)朝日杯と信夫杯を通して、パッティングから流れをつかめずにズルズルと行ってしまいました。大学の中で一番苦しい試合でした。(このコースは)ショットをグリーンに乗せることが前提のコースなのでショットが乗らないと始まらないと思います。(試合前は)監督からは上位を目指してこい、お前らならやれるというお言葉をいただきましたが、このような結果になってしまい残念です。今までの大会が練習ラウンドのスコアより良いスコアで上がれていました。今回は練習通りのスコアが本番に出ました。今後につながるような試合になるようにしっかり反省します。(1日目のとの違いは)昨日の時点で目標だったメダル入賞から少し離れてしまったので、春の全国大会の6位より上を目指していました。そこを通過しようと思っていましたが、達成できませんでした。(ホール間で考えていたのは)正直自分のことで精一杯で周りを見る余裕はありませんでした。本当に今日が大学でゴルフをしてきた中で一番長く感じ、一番調子が悪いのを経験しました。そういう意味ではいずれ来る悪いところが今日来ました。これは少しでも来年につなげられればと思っています。(今年は)3年生で急きょ主将を務めることになって不安も一杯でした。春リーグは3位という滑り出しで、秋リーグも3位で上々の成績を残せました。最後の締めくくりが残念だったと思いますが、全体のレベルは上がっているので良い一年だったと思います。(来年の目標は)全ての大会が最後になって新しくスポーツ推薦の選手も入って来ます。選手層が厚くなるので今年目標にしていた全国大会でメダルを取ることと、リーグ戦3位以上が目標です。今年は朝日杯に初めて出れました。来年は日本学生や関東学生の上位を目指して、少しでも大学に貢献したいです。(そのためには)一旦リセットしてゼロからスタートしたいと思います。来月末に合宿をするのでそこでゼロからやり直したいと思います。栃木県の杉の郷カントリークラブでやります。(2年生の活躍は)片岡、鈴木、本間の3人が去年から成長してくれました。責任感もあると思うので、それに奮起されて自分たちも頑張ります。成長してくれたのはすごくうれしいです」斉藤「チームとしても個人的にも全然思い通りの結果ではないと思います。調子も悪く、自分のゴルフができなかったのは悔しかったです。きっかけ自体はあったのですが、流れがうまく良い方向に持っていけなかったです。ずっといい流れでできず、どこかで途切れては我慢したプレーが続いた感じです。今後の課題としてはスコアを作る力というのが欠けているので、そこを意識しながら体作りや飛距離アップを目指していきたいです。(チームとしては課題だった2日目のスコアを伸ばした)伸ばしたとは言っても6月の北海道よりは上がってはいないので、そこは安定感を求めて追い詰めていきたいです。(2年生の活躍が目立った)このまま4年間突っ走ってほしいですね。自分もあと1年、後輩に負けないように努力していきたいなと思います」片岡「もっと上に行けたと思いますが、個人的には調子が良くない中でスコアをまとめることができたのかなと思います。チームに迷惑をかけられないなと思って臨んでいました。最初の方は硬くなってリズムに乗れませんでしたが、徐々にペースをつかんで自分のゴルフができてよかったです。(良くなかったのは)ティーショットが良かった分、フェアウェイからのショットでピンに絡むことがあまりできませんでした。もう少しショートアイアンの精度を上げたいと思いました。(このコースは)狭い方ではないですが、グリーン周りがバンカーも多くて難しかったです。乗せられないと難しいアプローチになってボギーになってしまうと思います。(印象に残ったホールは)今日の前半outで最後の3ホールで3連続バーディーで上がることができました。7、8、9番が連続で取れて良かったです。(試合前は)上位に行くために、アンダーは出さないといけないと思っていました。そのために各自で調整していたと思います。(1日目の試合後は)反省して、もったいないゴルフをせず、自分らしいゴルフをすれば順位が上がるということを話しました、(ホール間は)ミスしたホールはあまり考えずに次のホールに切り替えて回っていました。(安定したスコアを残せたのは)微妙なパーパットとかが入ってくれて、パターで救われました。ボギーになりそうだったところをパーにできたのが大きかったと思います。(今年は)団体戦ではチームにそこそこ貢献することができましたが、個人戦で全国大会に行くことができませんでした。(来年は)個人戦でも全国大会に行けるように頑張ります。チームとしてはリーグ戦や全国大会で上位を目指します。(そのためには)もう少し飛距離を伸ばしたり、安定したゴルフができるようにトレーニングや玉打ちもしっかりやりたいと思います。(2年生の活躍は)今回はたまたまです。しっかりスコアを出してみんなを引っ張っていきたいと思います」鈴木「みんなもっといけると思っていたので全員が全員悔しい思いをしていると思います。(試合内容)午前中が全然うまくいかなくて昨日も午前中に結構打ってしまいました。昨日と同じ流れになってしまったのですが、後半切り替えて3アンダーでした。後半に久しぶりにいいゴルフができて次に生かせるのではないかなと思いました。いい経験になりました。(今日の目標は)MVPを狙うという感じで、2日間で4.5アンダーくらいを出そうと思っていました。結果として初日で4オーバー打ってしまって今日はアンダーパーでゴルフしようと思っていました。(チームトップ)そうですが、自分自身も納得はいっていません。周りのみんなの方が悔しいと思うので、自分ももっとチームを引っ張っていけるようなスコアを出さないといけないと思っています。まあでも今回の2日目のプレーに関しては少し満足しています。(安定したプレーが持ち味?)練習ラウンドとかすると結構暴れたりするのですが試合になるとそこそこで収まります。周りからもそう言われているのですが、自分では結構必死になってやっているのですが、そういう印象を持っていただいてうれしいです。(オフシーズンに向けて)まだ体の線が細いので体を徹底的に鍛えます。ゴルフやるよりトレーニングをメインでやって来年活躍できるように頑張っていきたいと思います」本間「初日あまり良くなかったので切り替えていこうと思っていました。スタートはバーディーでいいものが切れましたが、そこからうまくつながらずズルズルいってしまいましたね。後半は落ち着いていけたらなと思ったんですけどちょっとミスが続いてスコアを大きく崩してしまったのでかなり悔しいところです。(自身の目標)朝日杯が良かっただけに団体戦も頑張りたかったのですがそこで、いいスコアを出せませんでした。春のリーグ戦では新入生も入ってくるので、スコアを出してチームにいい流れができるようにしていきたいです。(朝日杯の連戦)2日目悪くて切り替えていこうと思ったんですけど、振り返ってみるとちょっと引きずっていた部分はあると思いますね。(連戦の疲れ)今はわかりませんが結構疲れているんだと思います。ただ、そんなに体力もない方ではないと思いますし部活でトレーニングもしていますし疲れというのは言い訳できません。スコアを出せるように力をつけていかないとだなと終わってみて思いました。(2年生)同じ学年で高いレベルでできていて自分としてはすごい励みになっています。やはりこの3人でさらにレベルアップして、ほかの学年からも頑張ろうと思えるようにしたいです。自分たち3人でもっと頑張っていきたいなというのが思いです」READ MORE -
本間が大飛躍! 自己最高13位タイでフィニッシュ/朝日杯争奪日本学生選手権
ゴルフ 2017.10.25大学生の日本一を決める朝日杯が今年も千葉カントリークラブで行われた。決勝ラウンドの舞台には先月の予選を勝ち抜いた梶原正吾主将(商3=沖学園)と本間佑(商2=水城)が出場。初日から好スタートを切った本間は自己最高となる13位タイ。梶原は調子が上がらず33位タイと悔いの残る結果となった。両選手とも26日から2日間にわたって同コースで行われる信夫杯に向け、確かな収穫を得た。 大きな飛躍を遂げた。本間は先月に行われた予選を勝ち抜き、2年連続となる朝日杯への出場。監督からは「自分のゴルフをしてこい」と鼓舞され、初日から攻めのプレーでバーディーを連発。1日目を終え、首位と2打差の3アンダー・4位タイと好調な滑り出しを見せた。本人もまさかの順位に驚きを隠せない中、「優勝を意識した」。しかし、迎えた2日目はパッティングにほころびが見られる。序盤こそバーディーを取り波に乗るが、パー3の第3ホールで痛恨のダブルボギー。「周りの人の調子が良く焦ってしまった」と、焦りと緊張が入り交じりいつも通りのパットができなかった。その後は、ミスを取り返そうという気持ちが裏目に出てしまいスコアを伸ばせず。最終的にスコアを6つ落とし、通算イーブンパーの13位タイで大会を終えた。「もう少し上を目指したかった」と幸先の良いスタートを切っただけに悔しさが残った。 60位に沈んだ昨年から一変、急成長を見せた。オフシーズンにはスコアを落とす原因であったティーショットを強化。さらには、スコアにまとまりを求めるべくアプローチにも磨きをかけた。優勝こそ逃したものの、自身にとって最高順位となり本人も「すごい上出来。よく頑張った」と笑みを浮かべた。梶原主将も「本人の努力が形になって表れているのは主将としてもうれしい」と後輩の活躍を称賛。今後もその実力の発揮に大きな期待を寄せた。 26日からは団体インカレの信夫杯が行われる。朝日杯初出場となった主将の梶原は「調子はあまり良くなかった」とパッティングがさえず、33位タイで終える悔しい結果となった。しかし、主将は明日から行われる信夫杯に向け前を向いている。個人戦の2日間で得た感覚や、つかんだコースの特徴を団体戦に生かすと宣言。「団体戦に比重を置いていた」と信夫杯への思いはひとしおだ。悲願の全国制覇へ心身ともに準備は万端だ。[丸山拓郎]試合後のコメント梶原「率直なところもう少しいけたかなという結果でした。目標としてはシード権獲得を設定していました。初日にこけてしまい、2日目はいいところまできたのですが、あまり遅れを返すことができなかったので初日の遅れが原因かなと思います。調子はあまり良くはなかったです。団体戦に比重を置いていたので気持ちの持っていき方も普段とちょっと違いました。プレーに関しては、今回パッティングがすごい難しい中で、パッティングが重要になってくるなと考えていたのですが最後まで合わないまま終わってしまったので信夫に生かせればなと思います。ショットはあまり差がつかない部分だと思うので、あとはパッティングでもったいないミスを減らすことが大事になってくると思います。そこを朝日の2日間で学ぶことができたので信夫につなげられるようにしていきたいです。(本間選手の活躍)今年に入ってすごい成長してくれている印象です。本当に先輩としても主将としても頼りになる存在で刺激にもなっていますし、それ以上に本人の努力が形になって表れているのは主将としてもうれしく思います」本間「自分の去年とかの成績と比べるとすごい上出来で13位という成績はすごい嬉しいですが、初日がいい位置にいたので欲を言えばもう少し上を目指したかったです。(優勝を狙えた)優勝は意識しましたね。最終組で回れて、なるべく上を目指そうと思っていたのですが、パッティングから自滅をしてしまいました。(パッティング)1回ダブルボギーしてしまって自分でも焦っていた感じかもしれません。最初の方にバーディーを取ったのですが3番でダブルボギーでした。昨日通りそのままでいけば全然上位を狙えた位置なんですが自分の周りの人が良く焦ってしまったのかもしれないですね。(2日目の緊張)やはりしましたね。もうちょっと順位が下だったらそんなに焦ったりはしなかったと思うんですけどまだまだいい位置にいるというのがあり、取り返そうという気持ちが裏目に出てしまいましたね。(昨年からの躍進)去年の試合が終わってオフシーズン、春の合宿まで足りない部分を補おうと思って練習したのがいい方向に向きました。そのおかげで今年は日本学生にも行けて、日本アマチュア選手権にも出られました。こないだの国体の成績もよかったです。今年はすごい経験もできてまたこれが来年に生かせたらなという感じですね。(オフシーズンで改善した点)Tショットを強化しようと。ここでスコアを落とすことが多かったかなと思うのでTショットを磨いていました。あとアプローチが良ければスコアがまとまるのでそこも練習しました。今日もアプローチに助けられてそんなに大崩れしなかったかなというのがあります。グリーンは外れてしまったのですが、アプローチで後半に少し持ちこたえることができたので、そこはやってきた事が出たのかなという感じがあります。良かったですね。(主将からの言葉)主将や監督からは自分のゴルフをしてこいと言われました。消極的には自分もいかず、攻めていこうと思ってちゃんとバーディーも取れました。ほんとにそこは悪いなりにもいい所はありこれからに生かせるのかなって。(初日を終えての気持ち)いいゴルフをしていたのですがそんなにいい順位ではないかなとは思っていました。なのでぱっとみてびっくりしたというのが1番ですね。こんなにいい位置にいたんだというのが。(信夫杯へ向けて)今回プレーしていい所もあれば悪いところもあったので、その悪いところを反省して直して、いいところをたくさん出していけたらなと思います。悪いところはメンタル面もあると思います。こんなにいい位置でやったのが自分としても初めてでほんとに初めてづくしのことでした。初めてなのでいつも想定していないことが起こるだろうと思っていてふわふわしてしまいました。ただ、自分ではその割に頑張ったとは思います」READ MORE -
信夫杯に向けて/信夫杯事前取材
ゴルフ 2017.10.25団体戦の日本一を争う信夫杯が10月26日、27日の2日間で開催される。男子は2年ぶり、女子は5年連続の出場。9月に行われた秋季対抗戦は男女ともに3位と、関東制覇へあと一歩だった。東北福祉大や中央学大などのライバルを抑え、狙うは男女アベック優勝だ。 2年ぶりの信夫杯出場となる男子。秋の対抗戦では個々が粘り強いゴルフを見せ、初日の4位から巻き返しを図り3位につけた。大会後、梶原正吾主将(商3=沖学園)は信夫杯でもメダルを獲得し、歴代の最高順位を塗り替えることを誓った。春の全国大会では悔しさの残る6位に終わっただけに、この大会に懸ける思いは強い。関東の二強である東北福祉大と日大に加え、西の雄・大院大といった名だたる強豪校がひしめく舞台での戦いになるが、明大の選手層も厚く、決して引けは取らない。主将の梶原をはじめ、同じく3年の斉藤史昌(営3=新潟産大付)、下級生ながら大舞台での経験豊富な鈴木海斗(営2=拓大紅陵)や片岡徳幸(法2=帯広柏葉)ら実力派がそろう。全国トップレベルの選手が募る大会だけに、一つ一つのプレーの精度が求められ、いかにアンダースコアでコースを周ることができるかが勝負のカギを握る。 女子は4年生がチームの命運を握る。今大会が大学最後の団体戦となる4年生。泉谷若菜主将(商4=麗澤)はプレーとリーダーシップの両面でチームを引っ張る。「やる気を引き出してくれる」(橋添恵・法3=山梨学大付)と、後輩からの信頼も厚い。田中友理奈(法4=埼玉栄)は高校2年次に春のインターハイ5位の経験がある実力者。先日の秋季対抗戦2日目に全体トップとなる5アンダーを叩き出し、波に乗っている。1年次からレギュラーとして活躍する二人の最上級生が全国の舞台で躍動する。下級生も負けてはいない。1年次の会長杯を制した橋添、日本女子学生選手権3位の青野紗也(法1=日本航空)、トッププロも出場する日本女子オープン選手権に出場経験のある関野愛美(営1=埼玉栄)、日本女子学生選手権に初出場を果たした田中梨奈(政経1=明大中野八王子)など、実績のある選手が出場予定。安定感を武器に優勝争いに参戦する。秋季対抗戦では首位・日大とわずか6打差。悲願の初優勝は目の前だ。[丸山拓郎・渡部伊織]選手のコメント梶原「リーグ戦が終わったあとの朝日杯の予選でも良い結果を残せて決勝に進むことができたので、チームの調子は良いです。秋のリーグ戦が3位という結果で終わり一段落しているところですが、信夫杯に向けてチームの雰囲気はメリハリがついていて良いと思います。夏合宿は他の部員たちのレベルが高かったので、チームの中で上位のスコアで周ることを意識していました。今年は4年生がメンバーに入っていないので、3年生が主体となっています。昨年以上に一人一人が責任感を持ってプレーできています。レギュラーメンバーに関しては、去年以上に雰囲気良くできています。チーム的には一人一人の安定感は培われてきましたが、爆発力が東北福祉大や日大と比べて欠けています。秋リーグの2日目は爆発力を出せたので常にそれができれば優勝も見えてくると思います。信夫杯は過去最高が4位なので、今回は3位が目標です。東北福祉大、日大、大阪学大の三強の一角を崩せるように頑張ります。スコアでも人間性でも周りを引っ張っていって、他の人の手本となれるように頑張ります」北村征大(営3=明大中野)「(練習状況)今は体力づくりと飛距離をあげるために素振りをしています。(今の調子)良くも悪くもないという感じで、試合前に調整できたらなと思っています。(チームの雰囲気)いいと思います。卒業する先輩のためにもいい結果は残したいですね。4年生は引退してしまうので。(梶原主将についての印象)試合の時は春と秋どっちもいいスコアを出していてさすがだなと思います。主将としてすごいです。頼りになりますね。プレーで引っ張るの方なのですが皆のこといつも気にかけてくれています。(昨年との変化)スコアをつくるのがうまくなったかなと。そんなショット力とかも変わっていないのですがスコアは良くなっているのでスコアメークは上がりましたね。(自身の課題)自分の課題は、出せてもイーブンなのでもっとアンダーとかを出したいですね。1位、2位の上位の学校に追いつけるようなスコアを出していかないとなと思います。(長所)スコアを伸ばすことはあまりないのですがそんなに打ちません。そこが自分の強みだと思っているのですがそれをだんだんあげられて行けたらなと思っています。(意気込み)優勝目指して頑張りたいと思います」斉藤「秋のリーグ戦でも3位になりましたし、チームとしても調子は良い感じにキープできていると思います。自分が1年生のときと比べると、だんだんチームの意識が高くなっています。上級生だけでなく下級生もレベルの高いプレーをしますし、チーム全体でレベルが上がっていると感じます。(夏合宿の感想)夏合宿では一人ずつスマホで個々のスコアを確認できるように設定して、みんなのスコアを見ながらコースを周りました。お互いの成績を意識することで競争心を高めることができて良かったです。チームの課題点は2日目にスコアが落ちてしまうことです。初日だけでなく2日目でも良いスコアを残せるだけの集中力と体力が大事だと思います。東北福祉、日大、大阪学院の三強は意識しています。この3校にどこまで付いていけるかが重要になってくると思います。(目標)目標は、3位以内には入ることです。みんな手応えも感じています。自分は3年生として、チームを引っ張っていけるスコアを出したいです。消極的にならず、積極的なプレーができるように頑張ります」片岡「上がり調子であるので悪くはないです。もっともっと練習していけばスコアも出るのではないかとレベルも上がってきていると思います。そこは楽しみでもありますね。(学年が変わって)1年生の時は団体戦に初めて出場して余裕もなくのプレーでした。今回は2年になったので去年の反省を生かしながら余裕持って試合に臨むことができていたのでそこは成長したのかなという感じです。(チームでの役割)部全体でレベルアップしてきています。自分はビッグスコアも打てないのですけど3オーバー以内というか、打つ時も限度を自分で決めています。ここまでしか打っちゃいけないというのを明確にしながらやろうかなというのを心掛けていて、安定したプレーでチームに貢献したいです。(合宿で得たもの)今回の合宿で安定したスコアを出すことができていたのでショットなどの日々の練習した成果が徐々に発揮できました。(意気込み)初めてのコースなのでわからないことも多いのですが2日間出られたらチームに貢献できるように全力でプレーしたいですね。後、アンダーを目指してやっていきたいです」鈴木「今回は秋のリーグ戦で一番スコアが良かった塚本(岳・商1=立教池袋)が出ないので、その分自分たちでなんとかするしかないとみんな思っています。昨年は信夫杯に出場できなかったので、その分も頑張りたいです。夏合宿はこれまでより飛距離が伸びて、良い手応えがつかめました。昨年とメンバーが大きく変わったわけではないですが、部員全員がレベルアップをして良い状態です。昨年はBリーグに落ちてしまいましたが、今年はAリーグ3位が続いているので、4位以下にはもう落ちないぞという高い意識をみんなが持っています。みんな安定したスコアは出せるので、ずば抜けて良いスコアを一人か二人出せるようになったらもっと良くなると思います。信夫杯では東北福祉大、日大、大阪学大の強豪三つのうち一つでも倒すのが目標です。MVPを目指して気負わずに自分のプレーを出し切りたいです」本間佑(商2=水城)「(コンデション)朝日杯予選、国体共に2日間アンダーパーを出すことができています。スコアをまとめられているので試合に向けて良い気持ちで望みやすいと思います。(チームの雰囲気)リーグ戦で春秋共に3位に入り、とても良い雰囲気だと思います。2年が3人レギュラー入りしていて自分としてもとてもやりやすいです。(夏合宿を終えて)調子が悪いときにどう対処していくべきかです。調子が悪くてもスコアは出さないといけないので、そのためにどうするかをすごく考えさせられる夏合宿でした。(昨年との変化)部全体のレベルが非常に上がっています。個人個人のゴルフに対する思いが強くなっているのではないかと思いますね。(今の課題)耐えてイーブンパーでラウンドすることも大事ですが、バーディーを多く取り、スコアを伸ばすことが大事ではないかと思います。ただ、明大は最後まで粘り強いプレーが出来るので、2日目にスコアを伸ばすことができます。いいところだと思います。(意気込み)リーグ戦の2日目のスコアを見ているとチームのレベルはかなり上がっていて優勝することも不可能ではないと思います。2日間自分のゴルフをし続けてチームに貢献したいです」泉谷「(現在の調子)4年生なので引退試合です。すごく力を入れてやっています。調子としてはだんだん良くなっています。(自分の役割)一番気にかけているのは部員部員に気配りを心掛けています。レギュラーメンバーだけではなくてゴルフを始めた初心者の子もいるのでその子たちのスキル、レベルアップもできるようにしています。(チームの雰囲気)自分が入ってきた時から明治大学の女子ゴルフ部は仲がいい、明るいといわれ続けていています。自分が主将になってからもほかの大学と比べると明るく笑顔が絶えない部です。オンオフの切り替えもできている子たちなのでそれもいいです。(チームの課題)スタートダッシュをもっと伸ばすべきです。2日目にスコアを上げることはできるので1日目のスコアをもっと上げたいですね。(意気込み)自分が一年生で入った時からAブロックでやらせていただいます。そのステージでやれるということは今までの先輩方が気づき上げてきた伝統で、そこで自分たちが活躍できることに感謝しています。ゴルフ部に目をかけて応援してくれているのでその気持ちに恩返しできるように頑張りたいです」田中友「今、調子はそんなに悪くないと思うのですが、1年を通して日本学生などがある8月にいい波を合わせて練習をしています。それくらいのいい波が来るかなというのがまだわからないですね。ただ、悪くはないと思います。(最上級生になって)やはり今までは先輩に付いていくという感じだったのですが、責任感が付くようになりました。(責任感のプレッシャーとか感じたか)後輩も初心者で入ってくる子が多いのですが、みんな頑張ってくれていて刺激をもらえます。すごい応援もしてくれるしその後輩のために頑張りたいなと。出られない選手もいるのでそういう選手の分まで自分が出られているのだから絶対に貢献した位という気持ちですね。逆に原動力になっています。(チームの雰囲気)いいと思います。他の学校よりも仲良くて明治っぽいとはよく言われます。(強み)ゴルフはやはり個人戦なのでチーム力が発揮しづらいと思うのですが個人の力が発揮しやすいのがいいともいます。(意気込み)学生としても最後の試合になるので今までの成果を発揮できるような悔いのない試合にしたいです」橋添「後期に入ってたくさん練習できているので調子は良いです。秋のリーグ戦の順位も良かったので、チームの勢いはあると思います。(夏合宿の正解)夏合宿では、苦手なアプローチを重点的に練習しました。グリーンを外してしまったときのアプローチを強化しようと心がけました。今年は1年生も強いので、他の部員に負けたくないなと思えるチームです。(今の課題)チームの課題点は初日にスコアは出せますが、2日目に落としてしまうことです。体力づくりが必要だと思います。(目標)チームの目標はもちろん優勝することです。東北福祉大は意識しています。個人の力はあるので、それをかみ合わせることができたら優勝できると思います。アンダーでたくさん周れるわけではないので、オーバーパーしないようにイーブンを目指してプレーしたいです。自分の持ち味はアイアンなので、アイアンで寄せて短いパットで取っていきたいと思います。信夫杯は3年目で、過去2回は入賞できなかったので、三度目の正直で3位以内に入りたいです」青野「(現在の練習状況)全国大会だからといって特別な練習をしているわけではありません。日頃の練習を繰り返し、自分のゴルフスタイルを確立できるようにしています。(コンデション)今の調子はまあまあです。チームの雰囲気としては関東で3位に入賞したことで意識が高まっていると思います。(チームでの役割)精いっぱい自分の実力を発揮することですね。(主将について)優しくて面倒見がいい方です。(現在の課題)ショットの精度を上げることです。逆にチームの強みとしては安定感があることだと思います。(目標)自分のベストを尽くしてチームに貢献できるように頑張りたいです」関野「こだま(カントリークラブ)でのプレーを見ると、みんな調子は良いです。ベストを尽くすことができれば3位以内に入れると思うので、良いスコアで周りたいです。(今の課題)パターです。ショットの調子が良いときはグリーンに乗りますし、距離もバーディーチャンスに近いところに乗りますがなかなか入らないことが多いです。逆にショットの調子が悪いとアプローチとパターが良く、なんとかスコアを取っています。どっちみちスコアが変わらないので、ショットが良いときのパターの調子も上がってくればスコアは伸びてくると思います。(目標選手)私は紗也(青野)を目標にやっています。ショットがすごく安定していてどこからでもグリーンに乗せますし、ボギーを取らないプレーをするイメージがあります。(目標)個人の目標は、ベストスコアを更新することです。信夫杯は4年生最後の試合なので、良い結果を残してチームに貢献できるようにベストなプレーをしていきたいです」田中梨「信夫杯に向けて調整を進めている最中ですが、調子は良いです。今はチームが一丸となっているので、この調子でいけば信夫杯でも良い結果が残せると思います。夏合宿ではフックを直すためにスイング修正をしました。あとはパターを入念に練習しました。みんな練習ではもっと良いスコアが出せているので、本番でもそれを出せるようにしたいです。私は調子が良いときはスコアを出せますが、コンスタントに出せるわけではないので、得意のアプローチをもっと上達させて練習していきたいです。東北福祉大は毎年強いので意識しています。私は大学に入ってから団体戦に出たことがないので、まずは出場できるように頑張ります。信夫杯では少しでも明治に貢献できるように一打でも良いスコアを残したいですし、上級生みたいにチームに貢献できるように頑張ります」READ 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部の紹介 INTRODUCTION
明大ゴルフ部は昭和35年の創部以来、50年以上の歴史を誇る伝統ある部だ。昭和39年には男子部が春・秋リーグ連覇を達成した。近年は優勝こそ遠ざかっているが、強豪ひしめく関東で健闘を見せている。個人に目を向けても、全国の上位に名を連ねる選手が毎年のように在籍する。男女ともにプロゴルファーを輩出しており、卒業生の活躍も輝かしい。普段は技術的な練習に加え、社会人として必要な礼儀や作法を身に付けるなど一人間の形成にも尽力している。部が目指すのは男女そろっての日本一だ。選手たちは今日も文武両道を極め、全国の頂を目指す。