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常陸宮杯、常陸宮妃杯事後インタビュー/常陸宮杯・常陸宮妃杯
ゴルフ 2023.11.2311月7~10日に片山津ゴルフ倶楽部西コースにて行われた常陸宮杯第2回全日本大学ゴルフ選手権、常陸宮妃杯第2回全日本女子大学ゴルフ選手権。各大学5人が出場し上位4人のスコアを採用し、合計で順位を決定する大会で、明大男子は11位、明大女子は10位となった。本記事では仲宗根寛瑛(営3=神奈川総合)、高木美咲主将(営4=近大付新宮)のインタビューをお送りする。(この取材は11月13日に行われたものです。※写真はゴルフ部提供です) ――今大会を振り返っていかがですか。仲宗根 「男子は4日間の競技だったのですが、初日がすごく風が強い日で難しいコンディションで、初日は10位で終えました。やはり難しいコンディションの中のゴルフだったのであまりスコアが伸ばせなかったです。2日目は少しコンディションが良くなったんですけれども、各大学がスコア伸ばす中で、自分たちは伸ばし切れなくて8位タイにとどまりました。3日目は、1回目が一番4日間の中で天気が良くて、全体でスコアが一番伸びた日だったかなと思うんですけど、4日間の中では順位を一つ下げていて、最終日は、雨が強い中で、ちょっと自分たちが耐えることができなくて。スコアを伸ばした大学もあったんですけど、自分たちはスコア落としてしまって、最終結果は11位となりました」 高木 「女子部は、3日間の競技で、初日から7位と、ちょっと出遅れてしまいました。予選カットが10位までなんですけど、2日目にまたスコアを落としてしまって、10位でぎりぎり決勝ラウンドに進出しました。最終日は男子と同様で天気があまり良くなくて、順位を上げたかったんですけど、上げることができず終わりました」 ――最終日、すごく雨が降っていたと思いますが、コンディションが悪い中で意識したことはありますか。仲宗根 「自分はどんなコンディションでも、例えば、初日の風が強い中でも、最終日の雨が強い中でも、平常心を保ってやろうと努めました。マネジメントは多少変わるんですけど、例えば雨の日は低い球でプレーしようとか、雨の日は少しボールが滑りやすくなってコントロールが難しくなったりするので、そういうのは気を付けようというマネジメント的な変化はあるんですけど、気持ちの面では平常心っていうのを心がけてプレーしたつもりです」 高木 「自分はいつも通りのプレーを心がけているのですが、天候が悪いともちろんスコアは伸びないですし。スコアを伸ばすといいますか、耐えられればいいなと思ってプレーしていました」 ――今大会では男子部、女子部それぞれどのような目標を掲げていましたか。仲宗根 「男子部は3位入賞を目標にしていました」 高木 「女子部は去年3位だったので入賞を目指していました」 ――今大会に向けて、団体戦、個人戦もあったと思いますが、それぞれ練習でどのようなことを意識して練習してきましたか。 仲宗根 「その前の週もスーパーリーグという、公式戦ではないんですけど大学の団体戦が行われていて、常陸宮の前哨戦として考えてプレーしていました。2日間の競技だったんですけど2日目にいいスコアを出すことができて、そのいいスコアのイメージを大切にしてプレーしていました。前の週のコースがすごく狭いコースだったので、ティーショットの正確性とかすごく求められるコースだったんですね。それでティーショットに関しては自信がついたので、ティーショットでどんどん振っていこうという意識で、常陸宮杯はプレーすること、それに向けて練習して、実際にプレーすることができました」 高木 「自分はプロテストがあってスーパーリーグには出ていないんですけど、ずっと試合や練習ラウンドが続いていたので日頃からスコアをつくっていく練習をしていました」 ――今大会で自分のプレーでも同じチームの方々のプレーでも、印象に残っているプレーはありますか。仲宗根 「自分は昨年も、この常陸宮杯に出場したんですがほとんど貢献できずに終わってしまって。今年も5人中4人のスコア採用で、最終日は自分のスコアが一番悪くて採用されなかったんですけれども、昨年は4日間中3日間採用されなくて。すごく悔しい思いをしました。その経験から、今年頑張ろうという思いが強かったので、3日目にチームでベストのスコアを出していたのはすごくうれしかったです」 高木 「自分は今回、3日間あまりいいプレーができなかったんですけど、2年の村上が初日に3アンダー69で上がってきてくれたことです」 ――今大会でチーム、個人それぞれの収穫と課題があれば教えていただきたいです。仲宗根 「個人的にはティーショットはその前の週のイメージを持って臨めて、すごく良かったです。いいティーショットでのいいプレーはできたなと思うんですけど、セカンドのアイアンショットの正確性が、他と比べてとても劣るものがあると感じたので、来年もまた1年ありますし、これからオフシーズンに入るので、そこの正確性をしっかり高めて、もっといいプレーをできるようにしたいです。チームとしては今、試合に出た5人だけではなくて、上位の大学はチーム全体の力があるので、出ている5人だけではなく、チーム全体の力の底上げっていうのをやっていきたいなと思っています」 高木 「自分は今回ショットがあまり良くなかったです。でも、今まで回ってきた中でも結構一番狭いんじゃないかなってくらい狭いコースなんですけど、そこでもっと安定したショットを打てるように、頑張りたいなと思います。団体としては、自分はもうこれで引退なんですけど、全体的に他の大学のレベルがすごく上がってきているので、全員のスコアの平均をもっと上げていかないと、これから関東リーグでも全国でも多分戦っていけないと思うので、頑張ってほしいなと思います」 ――今年度を振り返っていかがですか。仲宗根 「個人的には今年の初めに思い浮かべていた目標だったり、そのイメージには及ばない結果となってしまったんですけれども、5、6月にあった試合で、トーナメントでの自己ベストを出したり、そういったいい結果もあったので、自信につながる結果もありました。目標には遠く及ばない結果なので悔いの残る1年になってしまったなという印象ではあります」 高木 「自分はよくこの1年間は団体戦、個人戦含めて4年間で一番いい結果を残すことができたかなと思います。でも、1年生の頃から目標にしていた日本学生のタイトルを取ることは達成することができなかったですが、4年間で一番成長できたなと思うので良かったです」 ――4年間での一番の学びはどのようなところですか。高木 「自分は大学に入って団体戦っていうのを経験したんですけど、高校生まで個人で戦ってきたのとはやっぱり違って、団体戦だからこそやっぱり気持ちが強く、最後まで諦めない気持ちというのがついたなって思います」 ――今シーズンで一番印象に残る大会を教えてください。仲宗根 「春のリーグ戦で、男子は、大学の歴史でも結構久しぶりに関東リーグ3位に入ることができて。それが、すごくいい思い出になりました。スコアも明治大学のこれまでの歴史で出したことのないようなスコアを出すことができて、個人的にも、そこにすごく貢献できた自負はあるので今年一番の成果だったかなとは思います」 高木 「少人数で戦っている中で春も秋も3位に入賞できたことです」 ――今後の目標をお願いします。仲宗根 「来年私は4年生で主将を務めさせていただくので、しっかりチームをけん引して、背中で語れる主将になるのが目標です。そのために普段の生活面であったりゴルフのプレーでも見せていかなければいけないので、その自覚と責任をしっかり持って過ごしていきたいと思います。団体としての目標は、今年かなわなかった常陸宮杯3位入賞であったり、長い間念願であるリーグ戦優勝を意識して、シーズンのトレーニングだったり来年の試合に臨んでいきたいと思います」 高木 「自分はこれで大学ゴルフ部は引退になるんですけど、プロになることが目標で、これから頑張っていくので、来年、合格を目指して頑張りたいと思います」 ――ありがとうございました。 [井垣友希] READ MORE -
男女ともに主将が意地を見せつけた/日本学生選手権・日本女子学生選手権
ゴルフ 2023.08.27鳥取県の大山ゴルフクラブで行われた今大会。全国から地区予選を勝ち抜き、学生日本一を決める大会だ。つわものがたくさんいる中、明大からは山口泰知主将(商4=日章学園)、吉沢己咲(営1=本庄一)、高木美咲主将(営4=近大付新宮)、渋野暉璃子(文3=岡山朝日)の4人が出場した。 ◆8・22〜25 日本学生選手権(大山ゴルフクラブ)33位T 山口◆8・23〜25 日本女子学生選手権(同会場)6位T 高木 男子は、今大会初出場の山口が初日15位タイに着き、2日目に弾みをつけ第3ラウンドに進出した。「ティーショットは安定していたが、バーディーがあまり取れなかったので物足りなかった」(山口)。最終日は、3日目からスコアを二つ上げ、33位タイで終える。 女子では、今大会2度目の出場となる高木が初日、単独首位に立つ。2日目は、雷雲接近のため約2時間競技が中断されるなど難しいコンディションの中、順位を落とすが3位タイにつけた。「トップとは2打差だが、追い上げる方が強いと思っているので、明日はしっかり攻めて頑張りたい」(高木)。だが最終日は、スコアを伸ばすことができず、6位タイで終えた。 今大会最終日に残ったのは、男女ともに主将の山口と高木。主将としての意地はもちろん、最終学年としての意地をプレーから感じさせた。今回の悔しさを残りの試合につなげ、チームをさらに引っ張ってくれるだろう。二人の活躍から目が離せない。女子は9月5日から、男子は11日から秋季Aブロック対抗戦が始まる。主将二人をはじめ、渋野や吉沢も今大会で得たものを生かし、明大を勢いづけるだろう。次戦に期待がかかる。 [井垣友希]READ MORE -
男女ともに3位入賞! 全国への切符をつかむ/関東大学春季Aブロック対抗戦・関東女子大学春季Aブロック対抗戦後インタビュー
ゴルフ 2023.06.065月に開催された関東大学春季Aブロック対抗戦。女子は6~7日、男子は21~22日に競技が行われた。男女ともに3位という結果を残し、今月行われる全国大学対抗戦・全国女子大学対抗戦(以下、全国)に進出を決めた。全国に向け、男女ともに優勝を目指す。本記事では、山口泰知主将(商4=日章学園)と高木美咲主将(営4=近大付新宮)のインタビューをお送りします。(この取材は5月24日に行われたものです。※写真はゴルフ部提供です) ――新チームの雰囲気はいかがですか。山口「男子はすごく雰囲気がいいです。上下関係はありつつも、しっかりと仲が良くて、後輩が先輩に意見を言えるといった環境ができているのかなと思います」高木「女子は新1年生が入ってこなかったので、メンバーは変わらないです。でも、今までは上下関係があって、後輩が先輩に質問など直接はできなかったのですが、今は話しやすい状況というか、みんな仲良くていい雰囲気でやれています」 ――今大会に向けてどのようなことを意識して取り組まれましたか。山口「個人に関しては、まずは球数を増やしました。主将として結果も残さなければいけないので、今まで自分は球数をあまり打ってなかったので、そこを増やして変えました。団体としてはやはり競争力が必要かなと思いました。普段の部活の中でも、例えばアプローチ勝負などの小さい勝負を数多くやって、競争力を高めました」高木「女子としては合宿などでスコア取りをするのですが、しっかりスコア取りをしていく中でも、スコアを作っていく練習をしていました」 ――今大会を振り返ってみていかがですか。山口「今年は新1年生がすごく戦力となって大きかったので、けっこういいところまで行くのかなと思っていました。けっこう周りが思っていた以上のスコアが出て、いいところまで行けたのかなと思います」高木「女子はもう少し1位との差を縮められたかなと思います。初日でもけっこう差が開いていたのですが、10打差しかなかったので、2日目に耐えれば優勝もなくはないなと思っていました。でも、2日目に大きくスコアを崩してしまったので、そこが反省点かなと思います」 ――今大会中に主将として意識したことを教えてください。山口「一つ目は結果を残すことです。二つ目は、例年下級生の勢いがあるというかあまり怖さを知らないので、下級生にはガンガン攻めろという合図と、上級生は徹底的に握るということを指令しました」高木「主将として意識したことは、引っ張っていかなければいけないので、いいスコアで回らなければなという思いはありました」 ――試合に出るメンバーはどのように決められましたか。山口「男子部に関しては試合が開催されるコースで、部内で試合を行っています。その上位10名に入ったメンバーがレギュラーになるという形です」高木「女子も男子と同じです」 ――他大学の印象を教えてください。山口「他大学の印象は体が大きくて、少し威圧感がすごいなと感じました」高木「日大、福祉(東北福祉大)は毎日ゴルフ漬けで練習しているのですが、明治は勉強もしながらゴルフといった文武両道という感じです。たぶん大きな差はないと思うのですが、練習量が大きいと思います」 ――高木選手はMVPを受賞されました。その時の心境を教えてください。高木「うれしかったです。2年連続だったので、良かったです。MVPを取ることは、毎回目標にしているので、今年初の団体戦でMVPの目標を達成できたことはすごく良かったなと思います」 ――今大会で得た収穫と課題を教えてください。山口「チームで得た収穫は、2日目がトップタイだったことです。一番強い日大と合わせてのトップタイだったので、明治も日本一を狙える自信を得ました。チームの課題としては、下級生は頑張ってくれたので、自分も含めあと1人2人くらい実力を伸ばすのが課題かなと思います」高木「収穫したものはないですね。課題は去年からなのですが、全体的にスコアがあまり良くないので、もう少し耐えてほしいなと思います」 ――個人、団体それぞれに点数をつけるとしたら何点ですか。山口「自分の点数は40点で、全体の点数は90点です。自分の40点に関しては、2日間のスコアを伸ばせなかったことですかね。1日目は伸ばせたのですが、2日目を落としてしまったので40点です。全体としては、すごく良かったです。でも、その日ごとにスコアを落としている選手が採用されているので、そこの点が90です」高木「個人は70点で、自分も2日目にスコアを落としてしまったことが原因です。団体としては、40点です。初日は天気が良かったのにもかかわらず、スコアが良くなかったです。2日目は悪天候だったのですが、やはり耐えることができてなかったので、そこが原因だと思います」 ――主将から見て今大会のMVPはどなたですか。山口「男子は1年生3人と3年生の2人ですね。みんな良くやってくれましたが、特にその5名ですね」高木「女子は自分ですかね(笑)。初日5アンダー出せたので、そこでもし自分が5アンダーではなかったら6位との差もあまり開いてなかったので、自分が5アンダーで上がることができたのが今大会でも大きかったのかなと思いました」 ――次戦の意気込みと今年度の目標を教えてください。山口「男子部の全国大会の目標は優勝です。今年度の目標は秋のリーグ戦で優勝することです」高木「女子も同じく、全国は優勝で、秋の関東リーグでまだ優勝したことがないので、優勝することが目標です」 ――ありがとうございました。 [井垣友希]READ MORE -
ゴルフ部ルーキーインタビュー第3弾 吉沢己咲
ゴルフ 2023.04.12今年度、男女ともに関東学生ゴルフ連盟のAブロックに所属する明大ゴルフ部。新たに3人のルーキーの加入が決まった。本インタビューでは高校時代までの歩みや今後の意気込みを伺う。(※写真は本人提供です) 第3弾は吉沢己咲選手(営1=本庄一)のインタビューをお送りします。 ――ゴルフを始めたきっかけを教えてください。 「お父さんに勧められて始めました。今までお父さんがゴルフを教えてくれました」 ――お父さんの教えで今も大切にしていることを教えてください。 「説明するのは難しいのですが、小さい頃からずっとスイングリズムのことだけを教えてもらいました」 ――明大に進学した理由を教えてください。 「仲の良い先輩もいましたし、明大ゴルフ部の雰囲気が良かったからです」 ――明大ゴルフ部の活動には参加されているのですか。 「1回合宿に参加しただけですが、先輩方が優しくしてくれて仲良くさせていただきました」 ――憧れの選手はいますか。 「海外選手ですが、ロリー・マキロイ選手です。その選手のスイングに憧れています」 ――高校3年間を振り返るといかがですか。 「遠征試合が多かったので、学校を休んでしまうことも多くて勉強についていくのが大変でした。高校時代で印象に残っている試合は、個人で2位をとった昨年度の国体(国民体育大会関東ブロック大会)です」 ――海外の大会に初めて出場されたのはいつですか。 「中学3年生の時にフランスの大会(EVIAN CHAMPIONSHIP Junior Cup)に出場しました」 ――海外の大会はいかがでしたか。 「景色がきれいの一言です(笑)。高校時代はコロナ禍の影響で、出場はできませんでした」 ――自分の性格を一言で言うといかがですか。 「あまり緊張しないタイプなので、ずっとマイペースです」 ――自分の持ち味と苦手なプレーを教えてください。 「アプローチとパターのショートゲームが得意です。飛距離がないので、苦手な飛距離を伸ばしていきたいです」 ――4年間を通してどのような選手になりたいですか。 「この4年間で、ナショナルチームに入りたいです。日本アマチュアゴルフ選手権で優勝したいです」 ――ありがとうございました。 [井垣友希]READ MORE -
ゴルフ部ルーキーインタビュー第2弾 神田悠貴
ゴルフ 2023.04.11今年度、男女ともに関東学生ゴルフ連盟のAブロックに所属する明大ゴルフ部。新たに3人のルーキーの加入が決まった。本インタビューでは高校時代までの歩みや今後の意気込みを伺う。 第2回は神田悠貴(商1=浜松日体高)のインタビューをお送りします。 ――ゴルフを始めたのはいつですか。 「5歳ぐらいの頃、親の影響で始めました。試合に初めて出たのは小学校3年生ぐらいの時です。(ご両親がゴルフをされていたのですか?)そうです。両親がゴルフをしていて、一緒に練習場に連れて行ってもらっていました」 ――浜松日体高は中高一貫の学校ですが、部活動の雰囲気はいかがでしたか。 「中学高校一緒にやる部活だったんですけど、先輩も優しく接してくれて、楽しい部活でした。ですが、ルールやマナーはしっかり厳しく教えてくれたので、そこは今の自分にもつながっていると思います」 ――顧問の方はどんな方でしたか。 「顧問の方は優しい方だったんですけど、僕たち部員のためにすごく尽力してくれました。浜松日体には小さい練習場があるんですけど、そこのアプローチするところを人工芝から天然芝に変えて、より実戦に近い感じでやらせてもらったりとか、いろいろとお世話になりました」 ――中高の間で印象に残っている大会はありますか。 「一番印象に残っているのは、フジサンケイクラシックというプロの試合に出させてもらったことです。それはジュニアのフジサンケイジュニアという試合で2位になり、そこでフジサンケイクラシックの予選会(主催者推薦選考会)通称マンデーというのに出させてもらって、それも通って出場させてもらいました。たまたまうまくいってしまった部分もあるんですけど、本番ではすごく打ってしまって、改めてまだまだだなと実感させられました。すごく悔しい思いもしたので、そこからよりゴルフに熱心に取り組むようになりました」 ――プロの試合ですが、本番での緊張はありましたか。 「最初のティーショットでは緊張しましたし、アマチュアの試合とは全く場の空気感が違いました。それでも自分が一番下手なのは分かっていたので、1番ホール以降は堂々とプレーできたかなと思っています」 ――ゴルフをやっていて楽しいと思うことはなんですか。 「僕とお父さんとおじいちゃんと、三世代でできるというのも楽しい点ですし、競技をしていく点では練習して上達していくというのが楽しさになっていました。それが自分をやる気にさせていましたね。今もそうです」 ――明大に進学した理由を教えてください。 「学業とスポーツを両立して競技を続けていくうえで、最善な学校はどこかなと考えたときに明治大学かなと自分では思ったので、志望しました」 ――大学からは一人暮らしですか。 「一人暮らしです。(楽しみなことや不安なことはありますか)楽しみは楽しみなんですけど、全部一人でやらなければいけないですし、特にアスリートなので食事の面でしっかりやれるか心配です」 ――今も食事には気を使っていますか。 「ゴルフという競技の特性上、体重を増やしていかなければいけないというのが自分の中であるので、何を食べるかというよりはしっかり量を取れるかという感じですね。そこが一番です」 ――神田さんは182センチという高身長ですが、ゴルフの面ではメリットはありますか。 「身長が高いのはスイングの大きさも身長が高かったり、手足が長かったりすることで大きくなるので、そこは飛距離につながってくるのかなと思います」 ――これからの4年間を通して、どんな選手になりたいですか。 「技術面ではプロテストを卒業する年で合格して、ツアーに出ていきたいというのもありますし、何より人間として応援されるように、振る舞いとかも気を付けていきたいなと思っています」 ――4年間の目標を教えてください。 「日本学生(日本学生選手権競技)とか日本アマ(日本アマチュア選手権競技)とか大きい試合があるので、そのタイトルを取れるように頑張りたいです。リーグ戦でも優勝を目指して頑張りたいなと思います」 ――ありがとうございました。 [春木花穂]READ MORE -
ゴルフ部ルーキーインタビュー第1弾 金指統哉
ゴルフ 2023.04.10今年度、男女ともに関東学生ゴルフ連盟のAブロックに所属する明大ゴルフ部。新たに3人のルーキーの加入が決まった。本インタビューでは高校時代までの歩みや今後の意気込みを伺う。(※写真は本人提供です) 第1弾は金指統哉選手(法1=市立富士)のインタビューをお送りします。 ――ゴルフを始めたきっかけを教えてください。 「自分がゴルフを始めたのは2歳だったので自分では覚えていませんが、お父さんが練習場に行った際に一緒に連れて行ってもらいました。なかなか最初は当たらないのですが、最初から打ててしまって『やりたいならやる?』と言われて始めたのがきっかけです」 ――明大に進学した理由を教えてください。 「やはり自分の中で文武両道したくて、スポーツも勉強もバランス良くできるのは明大だと思い、進学を決めました」 ――明大ゴルフ部の活動には参加されているのですか。 「先輩方が自信を持ってプレーされていて、またマナーがとても良いなと感じました。やはりうまい下手だけではなく、誰からも尊敬されるようなプレーヤーに自分もなりたいと思っているので、その点を見習いながらうまくなっていけたらいいなと思います」 ――高校3年間を振り返るといかがですか。 「高校時代一番印象に残っている試合は、高3で初めて出た日本ジュニア選手権という試合です。2日目が終わった時は5位タイで、最終日に伸ばしたいなというところで、気持ちの面や実力も崩してしまった結果になってしまいました。これから3日間、4日間の試合が増えてくると思うので、そのような試合で最後まで勝ち切れるようなゴルフができるようになりたいと思います」 ――ゴルフをする上で大切にしていることはありますか。 「やはり自分が思うようにプレーできている時はいいのですが、思うようにプレーできない時でもマナーを大切にすること、同じ組で回ってくれている人もいるので組の雰囲気を悪くしないことや気持ちを表に出さないことが大切だと思います」 ――座右の銘を教えてください。 「座右の銘は『諦めなければ何とかなる』です。よくある『諦めたらそこで終わり』ではないですが、この先何が起こるかわからないので、たとえその日の自分の調子が悪くてもそこで諦めないで我慢できるプレーができればその次の日につながると思っています」 ――憧れの選手はいますか。 「憧れの選手はPGAで言うなら、ジョン・ラーム選手です。どのようなコースでも安定して上位に組み込めるスコアで上がってくるという点はすごいなと思います。また、自分のプレースタイルに似ているという点で言うと、日本人は蝉川泰果選手です。蝉川選手は飛距離を完全に武器にしてプレーしているので、蝉川選手のようなここ一番というところで攻め切れるプレーヤーになりたいです」 ――大学ではどのようなプレーを伸ばしていきたいですか。 「持ち味のドライバーの飛距離はこの先も追い求めていきたいです。課題にしているメンタル面では、自分にプレッシャーがかかる場面を多く経験する必要があると思うので、常に上位のハイレベルなプレーヤーと一緒に回れるポジション取りができればと思います」 ――4年間を通してどのような選手になりたいですか。 「全国に行っても『常に上位にいる選手だよね』と言われる選手、またチームを引っ張っていけるようなスコアを出せる選手になりたいです」 ――ありがとうございました。 [井垣友希]READ MORE -
プロ大会で健闘見せベストアマチュア賞受賞 高木美咲/スタンレーレディースホンダゴルフトーナメント事後インタビュー
ゴルフ 2022.11.1910月7日~9日に静岡県の東名カントリークラブにて行われたスタンレーレディースホンダゴルフトーナメントで、高木美咲(営3=近大付新宮)がアマチュア選手で唯一予選通過し、最終成績で28位タイにつく好成績を収めた。決勝ラウンドに進出した最上位アマチュア選手に贈られるベストアマチュア賞を受賞。プロの大会で健闘した高木に事後インタビューを行った様子をお届けする。――今大会にはどのような目標を掲げて挑みましたか。 「ツアーに出るのが2回目だったので、予選通過することを目標にしていました。予選通過後はスコアを落とさず伸ばせるようにプレーしていました」 ――今大会を振り返ってみていかがですか。 「目標としていた予選通過ができてベストアマチュア賞も取ることができたので、結果的に良かったのではないかなと思います。ですが、もったいないミスがたくさんあったのでそこを改善することができたらもっと上位に食い込めたのかなと思いました」 ――試合中に緊張はしましたか。 「特に緊張はなかったです。プロの大会だと自分は思い切りプレーするだけだと思っていて自分の思うようにプレーできました。普段の試合でもあまり緊張しなかったのですが、最近するようになりました。絶対に結果を残さなければいけないと感じたりすることもあるからなのかなと思います」 ――大会前の調子はいかがでしたか。 「調子はかなり良かったです。初日は雨で気温が15度くらいで寒かったので、調子自体は悪くなかったのですが気温に慣れることができなかったです。サスペンデッドで初日は6番までしかできなかったです」 ――結果や順位についてはご自身の中でどのように思いますか。 「初日は下から数える方が早い順位で、2日目は30ホールだったところ27ホールしか回れず、初日3オーバーで2日目に5オーバーまでいってしまいました。ですが、そこから4バーディを取れて、トータル1オーバーでした。予選通過はアンダーでないと厳しかったのですが2日目にスコアを伸ばせば通過できる位置でした。27ホール回って残りの3ホールは次の日の朝にあったのですが、そこでもバーディを取れて、1アンダーでカットライン上で通過することができました。結果1アンダーだったのですが、最後に気が緩んでしまいダブルボギーを打ってしまって、それが本当に悔しかったです。最終日に自分の同級生でトッププロの山下美夢有(加賀電子)と一緒に回ることができて、友人ということもあって気楽に回ることができ、スコアも同じだったのでそこは自信になりました」 ――特に難しかったホールを教えてください。 「東名カントリークラブ裾野・桃園コースはかなり狭くティーショットが緊張感のあるホールが多くて自分の中では全て難しいなと思ったのですが、特に難しかったのは12番の420ヤードの打ち上げのパー4です。風がフォローだといいのですが上げだと本当にきつくて、初日は雨で寒かったのでパー4は難しく、2日目と3日目は180、190ヤードくらいでとりあえず乗ればOKといった感じのホールなのですが、乗せる位置によってグリーンのアンジュレーションが難しくて、そこでバッティングや外したときのアプローチが難しかったです。420ヤードなのですが実際はもっとあるように思いました。セカンド地点から高低差がプラス20ヤードくらいあって、打ち上げでとても難しかったです。自分の地元が和歌山なのですが、ゴルフ場の雰囲気が東名カントリーとすごく似ていて。自分は東名カントリーのようなトリッキーな所も苦手ではないのですが、かなり難しいなと感じました。とりあえず乗せようと思って頑張っていました(笑)」 ――ベストショットが出たホールを教えてください。 「バーディが取れたところはベストショットが多かったですね。14番の右ドッグレッグのパー4では、セカンドショットもかなり良かったです。ティーショットも思い切って振れるホールで、セカンドも距離がそれほど残らなくて難しくはないのですが、ピン位置がマウントの上にきっていたのですが距離感も合わせてバーディをとれたのでうれしかったです」 ――日に日にスコアを伸ばしていましたが、やはりご友人と回ったことがいい影響をもたらしてくれましたか。 「それもありますし、キャディーを後輩にやってもらったことも良かったと思っています。村上(村上美空・法1=生光学園)にキャディーをやってもらいました。コミュニケーションをとって、常に笑っていたし、ミスしても『大丈夫です。まだまだいけます』と背中を押してくれたので頑張れました。先輩として頑張らなければとも思っていたので、それも結果につながりました。イレギュラーな3日間だったのですが、気楽に楽しくラウンドできたからこそいいスコアがでたのではないかなと思います。周りのおかげです」 ――ベストアマチュア賞を受賞した時の気持ちを聞かせてください。 「受賞したこともうれしかったのですが、プロの中で28位で終わることができたのがすごくうれしかったです。受賞後、皆さんからお祝いのメールや電話をたくさん頂いてそれもうれしかったです。父が見に来てくれていたのですが、予選通過してベストアマをとることを目指すというのをずっと言われ続けてきたので達成できて良かったです。かなり喜んでくれたのではないかなと思います(笑)」 ――プロの大会に出場して学んだことや印象に残っていることはありますか。 「一番印象に残っているのは技術についてです。初日は福田侑子(FBモーゲージ)さんと回ったのですが、雨で風も強い中で打つ球だったりアプローチだったりそういうところの技術はすごく勉強になりました」 ――今大会で得た課題はありますか。 「自分はあまりグリーンを外さないのですが、たまに外してしまってそういったときのアプローチや小技、ショートパットなどをもっとやっていかないといけないなと思いました。アプローチとパターは練習量を減らさないように頑張っています」 ――今後の目標を教えてください。 「この冬、来年に向けて練習してトレーニングで体づくりもしていって、来年は日本女子学生選手権(以下、日本学生)で優勝したいです。プロテストを来年に受けるのですが、日本学生で優勝すれば最終プロテストから受けることができるので、日本学生で優勝を目指します」 ――ありがとうございました。 [守屋沙弥香]READ MORE -
雨に苦しめられるも 耐え続け5位に/関東女子学生秋季Aブロック対抗戦後インタビュー
ゴルフ 2022.10.099月1〜2日で関東女子学生秋季Aブロック対抗戦が行われた。2日間ともに雨に見舞われたが、明大女子ゴルフ部は耐え続け5位という結果に終わった。今月行われる常陸宮妃杯では、優勝を目指して挑む。本記事では、高木美咲(営3=近大付新宮)のインタビューをお送りします。(この取材は9月28日に行われたものです) ――大会を振り返ってみていかがですか。 「初日から出遅れてしまって、最下位と2打差しか開いていなくて、本当に次の日どうなるか分からない状態でした。2日目も大雨で2時間くらい中断して、6位の駒大に逆転されたこともあって、みんなも焦っていました。ですが、プレー再開してからみんないつも通りのプレーができていて、駒大に巻き返すことはできました。順位上げることはできず5位といういい結果ではないですが、Bリーグの降格は免れたので良かったです」 ――1日目は全体の中で1番といった好スコアをたたき出しましたが、いかがですか。 「自分の中では全体の中でも1番で69というスコアが出て良かったです。10〜15メートルくらいのパターが入って、運が良かったのも結果につながったと思います。ただ自分の調子は良くなくて、前半の速報で全体のスコアを知って自分が頑張るしかないと思いました。後半は頑張って気合いで、3アンダーまで伸ばせました」 ――この試合に向け、個人や全体でそれぞれどのようなところを意識して練習していましたか。 「自分は試合が続いていて、調子の良し悪し関係なく調整することしかできないので、目標スコアを設定して、ミスしても気にせず前向きに考えていました。全体では、8月に合宿が2回ありました。その時のコースが難しくてスコアが伸びないコースだったので、練習ラウンドでしっかり観察して、ミスしてもリカバリーできるように合宿を行いました」 ――団体戦ということで、チームの雰囲気はいかがでしたか。 「最近は1年生から3年生で試合に出場することが多いのですが、チームの雰囲気は良いです。今回の結果はあまり良くはないですけど、みんながかみ合えば絶対にいい結果を残せると思います」 ――他大学の印象を教えてください。 「サザンヤードという会場はスコアが出にくいコースで行われたこともあって、東北福祉大、日大にいつも大差で優勝されるのですが、今回は2校ともあまりスコアが伸びていなかったので、優勝も狙えたのではないかと思いました」 ――試合を通して良かった点や課題を教えてください。 「チームとしては、初日が悪くて、2日目は全体の中でも3番目のスコアで耐えることができたので良かったです。チームの課題は、やはり耐えることだと思います。実力的にはみんな同じくらいで、メンタル的なことと迫った場面で耐えるということが必要だと感じました」 ――今回の試合で点数をつけるとしたら、個人・全体それぞれ何点ですか。 「個人としては40点くらいです。理由としては、2日目にスコアを落としてしまったのと目標にしていたMVPを取れなかったからです。チームとしては30点くらいですね。やはり上を目指していきたいので、もっと頑張っていきます」 ――次戦の常陸宮妃杯に向けての意気込みを教えてください。 「試合まであと1カ月で、それぞれ練習してしっかり調整して、このメンバーで優勝できると思っているので、優勝に向けて頑張りたいと思います」 ――ありがとうございました。 [井垣友希]READ MORE -
明大スポーツ第520号『レジャースポーツ特集』ゴルフ部インタビュー拡大版
ゴルフ 2022.07.167月14日発行の明大スポーツ第520号の企画面では、ゴルフの魅力を語ってくださったゴルフ部。その他、普段の部活動紹介も含めて新聞内ではやむを得ず割愛したインタビュー部分を掲載いたします。(この取材は6月25日に行われたものです) 仲宗根 寛瑛(営2=神奈川県立神奈川総合) ――どちらでゴルフをされていましたか。 「今横浜市に住んでいるのですが、小学校3年生くらいの時に引っ越してきました。そこからずっとお世話になっているのは、葉山国際カンツリークラブというゴルフ場です。そこでジュニアの育成会があるのですが、小学生の頃から高校3年生までずっとお世話になっていました。今も手伝いなどで行ったりしています。その育成会からプロになった方もいて、原英莉花プロも出身者です。女子プロが多いのですが、すごく刺激的な練習環境でした」 ――葉山国際カンツリークラブの魅力を教えてください。 「丘陵コースでアップダウンがとても激しいコースです。あまり距離はないのですが、その分狭くてティーショットが難しいです。そのような点からとても練習になるコースです」 ――始めたきっかけを教えてください。 「家族全員がやっていて、その影響です。父親も母親も、姉もいるのですが姉もやっています。この間、数年ぶりに家族で行きました(笑)」 ――やはりゴルフの魅力は世代問わずできるという点もあると思うのですが、いかがですか。 「自分もそう思います。90歳になった祖父がいるのですが、この間もゴルフを一緒にやりました(笑)他のスポーツでよく比べられるのは卓球などあるのですが、同じスポーツを離れた年齢の人とできるというところは魅力的だと思います。あとは、やはり自然の中でできるという点です。ゴルフ場に行くだけで自分は結構楽しくて気分が上がる感じがするので」 ――その他のゴルフの魅力を教えてください。 「自分はすごく渋い人間なので、ゴルフ場に行って自然の匂いや音を感じることが好きです。プレー面でいえば、バーディーを取ったときなどはすごくうれしいです。また、ゴルフは個人競技です。自分に言い訳ができないです。全部自分の力量で決まるので、そういうところはとても自分の性に合っていると思います」 ――自然の中でできる点はとてもいいですよね!たまにバンカーに蛇が潜んでいるコースなどもありますし。 「いますね(笑)鹿など出てくるコースもあります。伊豆半島の修善寺にあるゴルフ場に行った時に、そもそもよく鹿の出るコースらしいのですが、5匹くらい出てきました(笑)」 ――初心者向けのおすすめの施設を教えてください。 「『トップトレーサー・レンジ』という機械が練習場にあるのですが、この機械はボールの飛距離や弾道などを全部測ってくれる機械です。シミュレーションゲームなどもできるので、一緒に来た人たちと対決できたりもします。なので、この機械が置いてある練習場は楽しいと思います」 ――初心者が気を付けるべきポイントを教えてください。 「打球事故は命に関わるので、打つ人の周りに近づかないということや打つ人の前には絶対に出ないということです」 ――ありがとうございました。 [堀之内萌乃]READ MORE -
悔しさ残る春季リーグ 最善を尽くし入替戦へ/関東大学春季Aブロック対抗戦後インタビュー
ゴルフ 2022.05.295月21〜22日に関東大学春季Aブロック対抗戦(以下、春季リーグ)が行われ、6位となった明大男子ゴルフ部。今回出た課題を修正し、Aブロック残留を目標に入替戦に挑む。本記事では、縄田修一主将(法4=高川学園)のインタビューをお送りする。(この取材は5月23日に行われたものです) ――春季リーグを振り返っていかがですか。 「6校中6位に終わって、非常に悔しい思いでいます。主将として、とても責任を感じています」 ――今回のコースは難しかったですか。 「コース自体は、あまり難しいコースではなかったです。やはり団体戦は、個人戦と違った緊張感があり、メンタル面ではとても難しい面がありました」 ――出場するメンバーはどのように決めましたか。 「1日目の出場メンバーは、試合前に試合と同じコースで男子部レギュラー選考合宿を行い、10人に絞ってから8人を選びました。2日目は、1日目の結果と合宿の結果を参考に選びました」 ――春季リーグでチームの良かった点と課題を教えてください。 「1、2年生がレギュラーを多く占め、試合で下級生の活躍が目立ったことです。今後につながるいい経験になったと思います。課題は、今回の試合で5位だったチームとかなりの差があったので、チーム全体の技術力が不足していると感じました。やはり、チームとしての一体感は欠けていたと思います」 ――新入生の田中貫太選手(商1=福岡大大濠)は春季リーグで活躍されましたが、その点はいかがですか。 「1年生が活躍していることはチームとして心強いです。入学前から田中の実力がすごいことは知っていたので、期待通りの活躍をしてくれたという印象です」 ――入替戦に出場するにあたって強化していきたいことはありますか。 「時間は限られていますが、各自ベストに持っていけるように調整していく形を取っています」 ――今年度のチームはいかがですか。 「今年度のチームは活気が溢れていて、それぞれが高い目標を持って取り組んでいるので、いいチームだと思います」 ――今年度は主将として試合に出られますが、昨年度までとは違いますか。 「主将として、普段と違う気持ちでリーグ戦に挑んでみて、思うようなパフォーマンスをできなかったと感じています」 ――主将としての今年度の意気込みをお願いします。 「これまでの先輩方がAブロックに残留してくださっているので、入替戦で勝利して、Aブロックに残留することです。6月にある全国学生対抗戦の出場権を獲得したいです。そして、主将としてチームをまとめるだけではなく、スコアの結果でも引っ張っていきたいです」 ――ありがとうございました。 [井垣友希]READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
明大ゴルフ部は昭和35年の創部以来、50年以上の歴史を誇る伝統ある部だ。昭和39年には男子部が春・秋リーグ連覇を達成した。近年は優勝こそ遠ざかっているが、強豪ひしめく関東で健闘を見せている。個人に目を向けても、全国の上位に名を連ねる選手が毎年のように在籍する。男女ともにプロゴルファーを輩出しており、卒業生の活躍も輝かしい。普段は技術的な練習に加え、社会人として必要な礼儀や作法を身に付けるなど一人間の形成にも尽力している。部が目指すのは男女そろっての日本一だ。選手たちは今日も文武両道を極め、全国の頂を目指す。