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難敵に敗れ1回戦敗退 全日本に向け課題を残す/関東大学選手権
空手 2017.10.09難敵に敗れ1回戦敗退 全日本に向け課題を残す/関東大学選手権 団体の関東王者を決める今大会。昨年の2回戦敗退を超える成績を狙った明大の相手は難敵・明海大。中堅の山田大樹(政経3=埼玉栄)が勝利を収めるも、明大の勝利は山田の1勝にとどまり、1回戦で姿を消した。 気持ちの余裕が思わぬ方向に転がった。負ければチームの敗退が決まる場面で登場した副将・渡辺湧(政経2=花咲徳栄)。開始35秒「あの形で取るのはいい」(渡辺)と理想の上段突きで幸先良く先制する。その30秒後にも、相手の攻めをかわして得意の上段蹴りで一本。4点のリードを奪い、勝負あったかに思われたが1分15秒に中段蹴り、その2秒後に上段突きを許し4点あったリードは1点に。ここからは逃げ切りを図るも、相手の勢いを止められず。残り13秒で2度目の中段蹴りを食らい、4―5。最後まで向かっていくも点を奪えず、大将につなげる勝利は挙げられなかった。渡辺は「気の緩みが出てしまった」と気持ちがプレーに影響したことを悔いた。佐々木誠之介監督も「集中力不足」とバッサリ。勝利を計算できる男の敗戦はチームにとって痛過ぎる1敗となった。 次にこの敗退を生かす。5月の東日本大学選手権で勝っていた相手だけに「向こうが明治に苦手意識があったと思う。対策されていた」(中野力斗主将・法4=花咲徳栄)。相手の作戦にはまり、終始後手に回ってしまった。1回戦敗退となったが、戦いはまだ終わらない。今月末には関東学生体重別選手権、そして来月には集大成となる全日本大学選手権が控える。「チーム一丸となって上にいきたい」(渡辺)。今大会の結果を受けチーム全体のレベルアップは不可欠だ。全日本では昨年のベスト16超えが第一関門となる。チーム全員で一つになり、次の舞台への扉をこじ開ける。[福永智隆]試合後のコメント佐々木監督「集中力が欠如しているのが負けた原因です。部の雰囲気は昔に比べれば変わってきたけど、今回の試合に関しては集中力が足りなかったです。(明海大は)最近、強くなってきています。しかし、負けていたとは思わなかったです。瀬戸際でやられてしまうことが多かったです。そこが集中力の欠如だと思います。周りばっかり気にしてしまっているところが良くなかったです。(渡辺が負けてしまった)集中力不足ですね。4点を奪っていて追いつかれてしまったのですから、集中力ですね。今試合は山田だけしか勝てていないのもすごく残念です。(次に向けて)次は全日本に目を向けています。集中力と練習量を突き詰めていきたいです」中野「3、4年生で(先鋒、次鋒、中堅の)3つをとれというのは言われていたので、準備はしましたが、負けてしまいました。(東日本では勝っていた相手)東日本の時は3タテで勝てましたけど、明海大は明治を対策するために合宿などもしていたらしいので、気迫に負けてしまったなという感じはあります。(対戦カードの運は悪かったか)自分達よりも相手の方が苦手意識を持っていたと思います。自分達がなにか思ったとかはなかったです。(和道会からここまで)新学期始まってから授業の関係もあって、最初の頃はメンバーもそろいませんでしたが、一昨日まで強化練習もしていて調子はすごく良かったとおもいます。(渡辺の試合は)勝てる試合だったと思います。まあ惜しいですけど。(自身最後の団体戦に向けて)明治大学も最後で、自分の空手人生も最後なので、悔いなく終われればいいと思います」渡辺「最初、勝っていたんですけど気が抜けてしまって後半逆転されてしまいました。(1ー2でまわってきた)引き分け以上じゃないと負けなので、引き分け以上には絶対するという気持ちでいきました。(上段突きで先制)あの形で取るのはけっこういいかなと思っていて、あれが毎回取れるようになったらどんどん上に行けると思うのでああいう感じで取れる技を磨いていきたいと思います。(上段蹴り)たまたまです。相手が攻めてきたところを足上げたら当たったという感じでした。得意技ではあるので、決まって良かったです。(4点リードしたが)そこから気が緩んでしまって一気に相手に攻められて、気持ちの切り替えがうまくできなくて負けてしまいました。相手に勢いで点を取られたかなと思います。同じ技で2回取られたのでそこが一番の反省点かなと思います。(1回戦敗退)全日本は行けるので、気持ちを切り替えてチーム一丸となって全日本で上にいければいいかなと思います。(体重別に向けて)今年、最後の個人戦なのでしっかり入賞できるように頑張りたいと思います」READ MORE -
団体戦3連覇 個人戦は田村がベスト4/和道会全国競技大会
空手 2017.08.21団体戦3連覇 個人戦は田村がベスト4/和道会全国競技大会 空手の伝統4大流派の一つ、和道会の全国大会が行われた。後期初めての公式試合となった今大会では、団体戦で優勝し3連覇。個人でも田村仁(法1=御殿場西)がベスト4に残るなど活躍を見せ、秋の関東大学選手権に弾みをつけた。 ライバルを下し3連覇を成し遂げた。トーナメントを難なく勝ち進み迎えた決勝戦の相手は立大。4年連続同じカードでの決勝戦となった。1勝1敗1分の接戦の中、副将で出場したのは明大で唯一今年度全日本学生選手権に出場した、経験豊富な渡辺勇(政経2=花咲徳栄)。先取するも立て続けに得点を奪われ、残り1分を残した時点で1-2とリードを許した。しかし、残り40秒で上段を突き同点。さらに残り23秒で再び上段突きを決め逆転勝利。大事な場面で貴重な勝利をもたらした。最後の大将を務めたのが伊藤博樹(政経1=世田谷学園)。勝てば優勝というプレッシャーのかかる重役だったが「普通にやれば大丈夫と思っていた」(伊藤)。その言葉通り、上段突きで得点を重ね安定した試合運びを見せ、3-1で勝利し優勝を決めた。 田村の活躍が光った。個人戦では4人が出場した。伊藤、渡辺が4回戦敗退し、迫はベスト8と結果の振るわない形となった。その要因に挙げたのが「スタミナ不足」(伊藤)。久々の公式戦で調整が困難であった。しかし田村は「体力が切れても気持ちだけは勝つと考えて試合に臨んだ」(田村)。技術だけでなく、強い気持ちでトーナメントを勝ち抜いていった。準決勝では惜しくも先取を取られ負けてしまったものの「自信がついた」(田村)。秋の関東大学選手権では田村のさらなる活躍に期待がかかる。 10月9日に行われる関東大学選手権に注目だ。今大会の団体戦では「引き分けるとこで引き分け、勝つところで勝つ、いい試合運びができた」(中野力斗主将・法4=花咲徳栄)と明大の強みであるチームワークを生かして優勝を勝ち取った。昨年は立大に敗れ2回戦敗退と悔しい結果終わったが「自信を持って臨みたい」(田村)。チーム一丸となって勝利をつかみ取る。[浅野拓磨]試合後のコメント中野「(団体戦は)後輩がよく頑張ってくれました。後期始まって最初の試合なので、勢いつけてここは優勝しようとはキャプテンとして言ってました。練習始まって何日かしか経っていたなかったんですけど思ってたよりみんな動けてました。今日は課題が多く見つかりました。体力面とか。立教は全然息切れしてないですけど、明治は疲れてました。そういうところは合宿に向けての課題ですね。良かったところは、取るところは取って引き分けるところは引き分けることができたことです。試合の運び的には良かったと思います。(優勝してみて)次につながる勝ち方だったので良かったと思います。課題が多く見つかった試合でした。普段試合に出てないような人も出てたので、そういう人たちの為にもなったかなと思います。合宿を終えたら学連の試合も始まります。自分も引退するのがもうそろそろだし、他の部員のためにも次の年、次の年とつながっていけるように学連に向けて頑張りたいです」伊藤「(団体戦優勝は)うれしいというよりかは、ほっとしています。(決勝の大将のプレッシャーは)勝てる相手だったので普通にやれば大丈夫かなと。今大会は大将ということが決まっていました。(今大会は)夏のオフあけてだったので、しっかりとした準備と調整が上手くいきませんでした。その中でも、取れる技、上段突きと離れ際の上段突き、を確認して、その技で取っていこうかなと思いました。(個人戦の4回戦敗退は)しっかり調整できなかったのが敗因ですね。調整は1週間前からでした。結構、体を動かす有酸素運動をやって、スタミナをつけ体が動けるようにすることを重視しました。これから大会が何個かあるので、オフから体を大会のモードに切り替えていかないといけないのでしっかりやっていきたいです。(これからの夏合宿は)スタミナがまだ追い付いてない部分があるので、まずは体作りから始めたいと思います。(今後に向けて)1年生なので気持ちよく思い切ってやって、結果を残せればと思います」田村「(個人戦を戦ってみて)自分は団体戦には出なかったんですけど、自分が個人で勝って勢いをつけれるように意識して戦いました。3位まで行けたので良かったと思います。(試合運びは)準決勝とか3分になって試合を重ねる毎に体力とかもどんどん奪われてくるので、そういった面でも気持ちをしっかり持って体力切れても気持ちだけは勝つと考えて試合に臨みました。(準決勝を戦ってみて)先手を取られてしまったんですけど、新しいルールの中で厳しい展開になってしまったんですけど、最後まで取ろうという気持ちを持っていたので、負けてしまいましたが一対一に持ち込むことができました。(準決勝の相手は)大きくて、どちらかと言うときれいな空手ではなくてパワーを武器としている相手だった思います。プレッシャーとか圧があつたんですけど、それをしっかり前で抑えて得点につなげるという意識はありました。もうちょっと早い展開で点を取って逆転につなげたかったです。そのためにはもっと攻め技を磨かないとなと思いました。(次に控えてる大会は)一番近いのはミニ国体です。明治大学として出る大会ではないんですけど、今日の団体はそれもあって温存という形で出ませんでした。明治としての大会は関東学連ですね。それは帝京とか国士舘と強豪校も出ますが、今日の見つかった課題に取り組んで自身を持って臨みたいです」READ MORE -
渡辺が得意の上段蹴りでベスト8 古川は笑顔で引退/関東学生体重別選手権
空手 2017.06.08渡辺が得意の上段蹴りでベスト8 古川は笑顔で引退/関東学生体重別選手権 各体重別に分かれて行われる今大会に明大からは、ケガ人を除く6人の選手が試合に臨んだ。その中で、67㎏級でエントリーした渡辺湧(政経2=花咲徳栄)が3試合を勝ち抜き見事ベスト8。また、古川かれん(政経4=日本航空)は今大会が大学ラスト試合。全力を出し尽くした。 悔いなく明大での4年間を終えた。今大会で引退となる古川は空手競技からも幕を引く。高校時代は形種目で高校選抜、インターハイ、国体で優勝経験を持つ実力者だった。しかし、4年生では組手に挑戦。今大会では1回戦で敗退という結果に終わったが「本当に後悔はない。楽しかった」(古川)。人生の中心だったという空手に笑顔で別れを告げた。 得意の蹴り技で勝ち進んだ。渡辺のベスト8を懸けた4回戦。開始30秒で伝家の大技・上段蹴りを繰り出す。切れのある素早い蹴りは相手の上段にピンポイント。3ポイント先取し、一気にリードを広げた。試合にも4―0で勝利。「大学で自分の得意な蹴り技ができていなかった」(渡辺)。決まると得点が多い分、モーションが大きく、決めるのが難しいのが蹴り技の特徴。強敵が集う大学でなかなか決め切れずにいた。しかし、今大会では4回戦に加え、2、3回戦でも蹴り技で勝利。5回戦では相手の勢いにのまれ負けてしまったものの、確かな成長を感じた。 個々の成長を団体戦で生かす。次の大会は11月の全日本大学選手権。4年生が出場する最後の大会になる。「悔いの残らないように頑張りたい」(渡辺)。その言葉通り、今季戦ったチームの集大成を見せつける。 [浅野拓磨] 試合後のコメント佐々木誠之介監督「今試合は攻撃を仕掛けていました。全日本につながる試合だったと思います。(成長したこと)気持ちの面でモチベーションを上げるように努力してくれたと思います。今日の試合は気持ちで勝ってくれました。(帝京大戦でやられる)帝京大の強いところは気持ちの差です。気迫とか。彼らは勝とうという気持ちが誰よりも強いです。そこが明大よりか上のところでした。(次はインカレが控えるが)気持ちの面が左右すると思います。技術的にはいい物を持っているので。ハングリー精神が一番大事だと思います」 古川「空手人生を振り返ると、正直1年前に終わったようなものでしたけど、最後この一年間形じゃなくて組手に挑戦したという切り替えは本当に良かったと思ってます。自分にとっては人生の中心が空手だったし、これだけは誰にも負けないというのが空手でした。(空手を離れて寂しい気持ちは)いや、ないですね。 やり切ったし、たくさん友達もできて、愛情を持てたし、寂しい思いは特にないです。これからもその友達とは関わっていけるので。周囲からも空手を離れることはもったいないとか、他の大学選んでおけばということは言われますが、次また大学選んだとしても明大を選んでると思います。本当に後悔はないです。楽しかったです。(明大での4年間)最高でしたね。空手部もよかったですけど、他学部のスポーツ推薦で入った友達とも刺激しあったりもできました。4年間早かったけど今までの人生で一番濃かったですし、一番自分自身が成長できる4年間だったと思います。(中高大の中でどれが楽しかった)中高の時は楽しかったし、成績も残せました。大学は空手以外にも学ぶことが多くて、楽しかったです。色々な経験もできて。(現役部員にメッセージ)これだけは絶対に負けないというものをみんなには持ってほしいです。それが空手じゃなかったとしてもそういうものを身に付けてほしいと思います」 渡辺「とりあえず入賞できて良かったです。試合中に関東団体の悪いところが直せました。成績どうこうよりも前回より成長できたのが良かったです。(悪いところとは)技を出した後の対応とかです。最後まで気を抜かないことを意識しました。それができました。(どのような練習)今までは得意技を生かせていませんでした。足技が得意なんですけど、大学ではあんまり生かせてなくて。今回はうまく使えて、すごく良かったです。(昨年よりもいい結果)昨年よりも成長できたということであればいいですけど、これで満足してたら上にいけないので。体重別なので。普通の試合は体重なんて関係ありません。これで満足しないで次も頑張りたいです。(今大会は)団体戦ではないので、チームがどうこうとか気にしなくていいし、個人の問題なので、そこまで勝ちにこだわらないで、自分のプレーができました。自分の得意技である足技を意識しました。(次は)次のインカレは次の4年生と組めるのが最後なので、悔いの残らないように上にいきたいです。(古川さん)1年生のころから、入学してからサポートしてくれて、すごい優しい先輩でした」READ MORE -
渡辺、入賞果たし2年連続全国へ/関東学生選手権
空手 2017.05.22渡辺、入賞果たし2年連続全国へ/関東学生選手権 7月に行われる、全日本学生選手権(以下、全日学)の出場権を懸けた、関東学生選手権が開催された。明大からは形で男女2人、組手で男女7人が出場。渡辺湧(政経2=花咲徳栄)が昨年の結果を上回るベスト16入賞で、2年連続での全日学出場を決めた。 巧みな試合運びで全国への切符を手にした。2年連続での全日学出場を懸けた4回戦(5回戦進出で全日学出場)。渡辺の相手は強豪国士大の成長株・磯(国士大)。試合は、序盤から積極的に攻めてくる相手に対して渡辺も負けじと反撃し、一進一退の攻防を繰り広げる。しかし、激しい打ち合いの中でも渡辺は冷静だった。開始48秒、相手の連続技を読み切り、下がりながら鋭い上段突きを一撃。見事に相手の顔を捉え、有効。 大きな先制点をつかみ取った。その後も、点が欲しい相手の猛攻が続くが、渡辺は集中を切らさず相手にスキを与えない。そして、1分40秒。気合いのこもった両者の突きは、相打ちに。勝負を左右する旗は、渡辺に上がった。ダメ押しの1点となり、2―0で勝利。試合を決めた。今大会での渡辺の躍進を後押ししたのは、2年生になって芽生えた自覚。「後輩に格好悪い姿は見せられない」。精神的な成長で、全国への切符をつかみ取った。 最後までペースをつかめなかった。初出場の伊藤博樹(政経1=世田谷学園)は、ヤマ場の上条(帝京大)との4回戦。開始49秒。相手に中段蹴りを決められ、2点を先制される。その後も「相手のスタイルが変わってうまく攻略できなかった」とここまで調子の良かった上段突きが相手を捉えられない。終始、相手に試合を優位に進められ、追い付くことができず、1―3で敗戦。「勝てた相手だったのですごく悔しい」と悔しさをにじませた。全日学にあと一歩及ばず、4回戦敗退となったが、佐々木誠之介監督は「期待以上にやってくれた」と評した。この雪辱は8月の和道全国大会で果たす。 昨年、形の部でベスト4に入った古川かれん(政経4=日本航空)は、今年は高校時代のインターハイ以来となる組手で出場した。3回戦で小林(帝京大)相手に、会心の上段突きで1点をもぎ取り、1―0で勝利。4回戦で敗れはしたが「楽しかった」とすがすがしい笑顔で振り返った。 仲間の分まで、大舞台での活躍を誓う。今大会では、渡辺が全日学の出場権を獲得したが、全国の切符は1枚にとどまった。唯一の出場となる渡辺は「挑戦者の気持ちで戦う」と意気込む。ルーキーとして出場した昨年は、ベスト16にあと一歩届かなかった。心身ともに成長を続ける2年目の男が、大舞台で、真価を発揮する。[浅野拓磨・福永智隆]試合後のコメント佐々木監督「(今日の試合を振り返って)昨年に比べれば、いい仕事をしたと思っています。せっかく、東日本3位取れたので、今度の10月の団体戦でフロックと言われないように、みんないい雰囲気できているので、その団結力をうまく利用して頑張っていきたいと思っています。(練習の変化は)昨年と一昨年と比べて、みんな真面目に、積極的にやっていると思っています。(渡辺について)調子が戻ってきたと感じます。全国出場も良かったと思っています。(渡辺の今日良かったところ)(渡辺は)試合巧者だと思います。思いっきりやってくれればといつも思っています。(他の2年生は)迫を含めて、みんな良くなってると思います。(伊藤について)彼は、期待以上にやってくれてます。(伊藤の成長して欲しい部分は)もっと、足腰がもう少したくましくなって欲しいです。身体が出来てないと感じてます。(田村について)田村は、動きはすごくいいので、決めを意識してくれれば、もっと良くなると思って、期待してます。(田村の形は)詳しくは分からないけど、自分が見ても上手いと思います。(渡辺の全国に向けて)体が大きい相手に弱さを感じるので、大きい相手でも、前に出れる選手になって欲しいです。(古川の評価)形で一生懸命やってくれたので、彼女なりの考えがあって組手に移ったけど、大学入って初めての試合で、一生懸命やってくれたと思います。あと、1年もないけど頑張ってやってほしいです。(チームの課題は)だらだらしないで、一生懸命やってほしいです。(今後に向けて)明るく楽しく元気に。団体戦の勝利目指して頑張りたいです」古川「初めて組手で出場して、ほんとに楽しかったです。形だと一人で練習してかなり孤独でしたけど、組手だと男子の部員も練習に誘ってくれたりだとか応援してくれたので、周りの大学も応援してくれたので楽しかったです。3回戦で、帝京大の年下の強い選手に勝てたのでそれが一番嬉しかったですね。(いつ頃から組手にシフトしようと?)昨年の夏の全日本学生が終わってからです。(10月の国体4位なのになぜ組手を始めようと思ったのか?)今までやって来た形を国体で最後にしようと思ってました。大学最後の1年間で、組手で頑張ろうと思って。組手で最後の空手人生を締めたいなと。もう社会人では続ける予定はないので。(組手では)高校の時にインターハイも出てて、大学では初めてです。(形をやめようと思った理由は)技術で勝ったところで結局ルールで負けるので楽しくないなと思ったのが理由です。(そうなる前まではオリンピックを目指していたか)3年の関東学生の前までは目指してました。事情があって、上の意向もあって、もう無理だなと。ナショナルチームが動いて、メンバーを外されて、はっきりと勝てないよと言われたので。まあそれは私が明大を選んだからなんですが、後悔は全くないですね。(これからは)組手一本です。形はやるつもりはなくて、男子と一緒に練習しながら頑張ります。もう体重別しか大会はないですが、頑張りたいです。(鳥取のコーチとは)もう全く練習はしてないです。明大の部活のみで。(課題)特にないです。内定が欲しいですね。まだまだスーツで学校にいってるので。練習もそんなにできてないですし、早く就職先決めて練習したいですね。目標は、悔いなく終わることですね。特に数字的な目標もないです。笑」渡辺「(今日の試合を振り返って)疲れました。とりあえず全日本個人決め、次につなげることができたのはすごく良かったです。最初は少し硬くなってしまったのですが試合を重ねていくうちに一試合ずつ徐々に良くなっていき、いつもの調子でできました。昨年負けたベスト32を決めるとき相手は一つ下の学年だったので、さすがに負けるわけにはいかなかったです。学年が一つ上がったことで気持ちの面でも余裕ができてそのおかげで今年はちょっとでもうえに行けたと思います。(二年生になって)今は後輩がいる分、後輩の前でかっこ悪い姿を見せるわけにはいかないので、そういうことも考えながら試合に望みました。そのおかげでちょっとはできたと思います。(負けた敗因は)体力が持ちませんでした。格上だったのでビビってたのもあるますが、一番は体力が持たなくて試合始まる前から息が上がっていました。高校の時からずっとそうなのですがスタミナが無いので、それは改めて感じられた部分でした。(インカレに向けて)自分より強い人がたくさんいるので、挑戦者の気持ちで頑張りたいです。入賞目指して頑張ります」伊藤「(今日の試合を振り返って)勝てた相手だったので、勝てていれば全日本にいけたということもあって、素直にすごく悔しいです。(4回戦は)3回戦の時に、刻み突きが決まっていたので、それを中心に攻撃しようと思っていました。でも、相手のスタイルが変わって、上手く攻略できなかったです。(苦手意識は)よく動く相手が苦手で、コートの隅に相手を持っていって仕留めたかったんですけど、それが出来なかったので、課題が見つかりました。(今日良かったポイントは)いつもより落ち着いて出来たことと前の突きが走っていたことが良かったです。(今日に向けて練習は)スタミナ不足が課題だったので、いつもより動くことを中心に練習してきました。(大学のレベルは)強い大学だとイケイケでくるので、そこを上手く対応しないと、勢いで相手に持っていかれるので、そこが高校と違うところだと思います。(自分自身の強みは)ある程度、身長もあるので、そこを上手くリーチを生かして、あとは色々なスタイルの相手に対応出来るようになれば、もっと良くなると思っています。(チーム全体は)先輩方、同期も含めて、いつもよりいい動きが出来たと思います。自分も先輩方をサポートしつつ、まだ、大会が残っているのでそこに上手く持っていければいいなと思っています。(団体戦は)団体戦の方が、個人戦より好きなので、気合いが入るのかなと思います。(チームの雰囲気は)練習からいいと思います。(先輩方は)練習の時から、自分がいい動きをしたら盛り上げてくれるので、そこはいい関係になってるかなと思っています。(今後に向けて)全日本に個人で出場することは出来なくなったんですけど、まだ、関東選手権の団体と全日本の団体が残っているので、団体戦でしっかり結果を残せるように頑張りたいです。明治の名を上に持っていけるようにしたいです」READ MORE -
新たな歴史を刻む! 初の3位入賞/東日本大学選手権
空手 2017.05.06新たな歴史を刻む! 初の3位入賞/東日本大学選手権 東日本の大学のみが出場できる、東日本大学選手権が日本武道館で開催された。過去、ベスト8が最高成績だった今大会。2回戦から登場した明大は、2、3回戦とストレートで勝ち進み、ヤマ場となった準々決勝の明海大にも3―0で勝利。準決勝の国士大戦では善戦むなしくも敗れたが、初の3位入賞となった。 得意の大技が勝負を決めた。初めて進出した準決勝の相手は、強豪・国士大。次鋒(じほう)で登場した渡辺湧(政経2=花咲徳栄)は、開始40秒時点で今大会の優秀選手に選出された佐藤相手に中段突き、上段突きを決め、幸先よく2点を奪う。しかし、1分13秒に、中段蹴りで技ありを奪われ、すぐさま同点に。相手に流れが傾きかけたように見えたが、最大の見せ場はここからだった。27秒後、渡辺の鋭い蹴りが、相手の頭を捉え、上段蹴りで一本。一気に形勢を逆転させた会心の一撃だった。その後も、相手の猛攻を受けながら「焦ることなく集中出来た」と、リードを守り切り7-5で勝利。格上相手に見事な勝利だった。 初の準決勝進出を決めたのも渡辺の蹴りだった。準々決勝の明海大戦でも、次鋒(じほう)で出場した渡辺。0-1とリードを許す苦しい展開だったが、残り50秒で鮮やかな上段蹴りで逆転。「たまたま入った」と謙遜(けんそん)したが、価値ある一本だった。ここまで和道会関東大会、六大学大会では格下相手に負け、不完全燃焼に終わっていた渡辺。今大会ではチーム唯一の全勝と、復活の兆しを見せた。 文句なしの切り込み隊長の仕事だった。最大のヤマ場だった準々決勝・明海大戦。先鋒(せんぽう)を任された清水一歩(法3=世田谷学園)の相手は昨年の関東学生選手権で3位入賞の実績を持つ坪内。強敵との対戦だったが「相手の勝ち頭を抑えれば、流れを持ってこられる」と気合十分に臨んだ。開始8秒、狙っていた上段突きを決め、有効を奪い、先制点を挙げる。44秒には上段突きで1点を返されたが「今日は勝てるという自信があった」と落ち着いていた。相手のリズムに乗せられることなく、均衡を保つ。そして、1分12秒に得意の上段突きを決め、勝ち越しに成功。その5秒後にも、上段突きで得点を挙げ、3―1で勝利。大金星を挙げた。大会後には「今回の結果に甘んじることなく気合を入れ直したい」。初の3位という快挙にも、浮かれることなく次を見据えていた。 チームの雰囲気が、ベスト4進出の原動力となった。「今年のチームは雰囲気が良い」と中野力斗主将(法4=花咲徳栄)をはじめ、多くの選手が口にする。また、練習では、お互いの良さを褒め、課題を指摘し合う。その練習の質の高さも今大会での快進撃につながった。次の団体戦での目標は、全日本大学選手権での優勝。「明治らしさ」を武器に、まだ見ぬ舞台へ駆け上がる。 [福永智隆] 試合後のコメント佐々木誠之介監督 「(3位という結果について)今年はひょっとしたらひょっとするかもです。気迫は前よりかなり良くなってます。あとは継続的な練習をきちんとやることが必要です。何しろうちは7人しかいないので。(渡辺の復活)良くなってきましたね。期待したいです。伊藤(博樹・政経1=世田谷学園)も良かったですね。(準決勝は昨年も当たった国士大との対戦だったが)あともう少しでしたね。そこは変えていかないといけないです。(スタミナ不足は?)まだまだこれからです。(準決勝は2分から3分になったが)後半で完全にばててましたね。もっと頑張ります」中野 「初めから良いブロックにいて頑張ればできるだろうという感じでした。練習でもみんな調子よくて、成果がもろに出た試合だったと思います。(主将になってからチームが良くなったが)今までがやばかった。それが普通になったって感じですね。明大の雰囲気を残しつつ、みんなスポーツ推薦で一般生がいないので、スポーツ推薦なりに頑張らないとなという感じでやってます。(どこが良くなったか)一番は試合というより練習ですね。今までの練習より質が良くなった。練習の2時間が充実してます。(課題だった突きは)突きは課題ですね。突きは空手の全てになってしまうので。まきとか監督から練習するように言われそういうのを取り入れてるので良くなっていると思います。(渡辺くんの調子が良くなっているが)そうですね。国士大戦も渡辺が2番行きたいと言ったので行かせました。それも自信があったということだと思います。調子の良い悪いは気持ち次第だと思います。すごい強い選手が不調でも気持ち一つで良くなるし、すごい弱い人は気持ち一つで強くならないですし、普通に戻ったというぐらいじゃないですか。メンタルを直したのだと思います。(これからの目標)目標は明治らしくやることです。具体的な目標は全日本学生選手権の団体戦で歴代の明治の記録を超えるようにしたいですね。もっと練習を充実させて、短時間で練習して勝つようにしたいですね」清水 「トーナメント見た時に、ブロックがすごく良かったのでベスト4は狙えるという話はずっとしていました。ですが準々決勝の明海が結構強豪なのでそこに照準を合わせてずっと練習してきました。(緊張は)高校に比べたら全然なくて、明治は自主性を大事にする部なので、自分たちで盛り上げてという感じです。だからプレッシャーとかなくて、やりたいようにできて、結果が出ました。(チームの雰囲気は)いいと思います。変な上下関係とかないですし、勝てばみんなで盛り上がり、負ければしっかり反省することができています。(調子は)3年生になって去年よりちょっと練習できるようになって、その分動きも良くなりました。今回そのままの調子で試合ができて、結果が出たので今は調子がいいと思います。(明海大戦前は)ルールが変わって、先取点を奪うとすごく有利なので、どんどん先に仕掛けて点を取ろうと。そして有利に運ぶようにと言われていました。なので、最初の1発目に集中して、狙っていきました。(先鋒(せんぽう)は)相手が向こうの5人の中だと勝ち頭だったので、ここを自分が抑えれば流れを持ってこられると思ったので、最低でも引き分けで、勝ちを意識しました。(上段突きは)狙いました。先制点も取れて有利に運べたので、良かったです。追い付かれても今日は勝てるという自信がありました。なので相手に取られても焦りとかはなく、落ち着いて自分の流れで試合ができました。得意技を出して取るという自信があったので、取れて良かったです。(今後は)この後個人戦も、団体戦もあり、個人では全日本が前期にあるのでそこに向けてみんなでしっかり、今回の結果に甘んじることなく気合いを入れ直して、みんなで結果が出したいです。(中野主将は)ムードメーカーでもあるし、メリハリがしっかりしていると思います。言うことは全部的を射ています。みんなもそれで従うし、だからリーダーとしての素質はすごくあると思います」渡辺 「今回はいつも以上に練習してきました。その練習の成果が出たと思っています。(今大会好調の要因は)新チームになって、練習方法が変わってきて、部の雰囲気も良くなりました。今まで、一番結束力もある良いチームになりました。充実した練習のおかげだと思っています。(具体的なチームの変化は)いい技がでたらみんなで褒め合ったり、互いに指摘し合ったり、いいムードができています。(初戦の緊張は)スロースターターなので、体が動かないことは分かっていました。試合を重ねていけば、大丈夫だろうと思ってやっていました。(準々決・明海戦の前のチームでのお話は)いつも通り自分たちの組み手をすれば勝てると思ってたので、特別な話はなかったです。(先制を許したときの心境は)焦りましたけど焦ってもいいことがないので、心の中で、焦らないと思いながら、1点1点返していこうと思いました。(上段蹴りは狙っていたか)たまたま入ったという感じです。(準決勝の良かったポイントは)他の試合と比べて、自分から攻めれたと思います。得意の蹴りがうまく決まったので、これからの自信にもなりました。(リードを奪い、相手が攻めてきた時は)先に点を取ったので、(ルール変更により)同点でも勝てたため、気持ちは楽でした。そんな焦ることなく集中できました。(自信になったか)はい。自信になりました。(これからの意気込み)関東の個人戦で全国につなげられるように頑張りたいです」READ MORE -
ルーキーが躍動! 個人戦は2人がベスト8以上、団体戦は2位/東京六大学大会
空手 2017.04.10ルーキーが躍動! 個人戦は2人がベスト8以上、団体戦は2位/東京六大学大会 東京六大学のみで行われる六大学大会が早大で開催された。明大は昨年5位だった団体戦で2位。個人組手ではルーキー2人が躍動。田村仁(法1=御殿場西)が準優勝、伊藤博樹(政経1=世田谷学園)がベスト8と結果を残した。 躍進を予感させた。昨年5位に終わった団体組手の初戦の相手は早大。前回王者との対戦だった。先鋒(せんぽう)の田村が「最低でも引き分けで回そうと思った」と、相手に攻められながらもポイントを与えず、0-0の引き分けで終わる。次鋒の伊藤は今試合が大学でのデビュー戦。「緊張した」と語りながらも、得意の突きを中心に5-0で相手を圧倒した。続く中堅の渡辺湧(政経2=花咲徳栄)は引き分けに終わったが、最後は副将の山田大樹(商3=埼玉栄)が勝利し、試合を決めた。この勝利でチームは勢いに乗り、5試合で3勝1敗1分けの2位。昨年5位からの進歩に、佐々木誠之介監督も「今年は期待していいかもしれない」。5月の東日本大学選手権に期待が持てる結果となった。 攻めのスタイルで勝ち上がった。個人戦にも出場した田村は「1年生らしく攻めの姿勢でやれた」と果敢に相手を攻め、破竹の勢いで勝ち進む。迎えた決勝の相手は慶大の主将・河野。ここでも臆することなく攻め、1分57秒に上段突きで有効を奪い先制する。しかし「最後に詰めの甘さが出てしまった」と、守りに入ったところを上段突きで攻められ、残り30秒で追い付かれた。このまま1―1で試合は終わったものの、最後は旗判定0―4で敗戦。惜敗となった。それでも「手応えはあった」。準優勝の結果を自信にさらなる飛躍を目指す。 個人戦では、もう一人の新人、伊藤もベスト8に入賞した。大学初めての大会で優秀選手賞を受賞したが「もっと良い結果が残せたと思う」と満足はしていない。今大会で大健闘したルーキー2人。空手部に欠かせない戦力を目指す。 新人の健闘もあり、団体戦、個人戦ともに好成績を残すことができた。しかし個人戦では迫昌太郎(法2=日本航空)、渡辺がそれぞれ1回戦、2回戦敗退と上級生が振るわなかった。今回の新人の活躍に刺激され、さらなる成長に期待したい。5月には東日本大学選手権が控えている。「今回の悔しさをバネに優勝したい」と田村。中野力斗主将(法4=花咲徳栄)の下、チーム一丸となって頂へ上り詰める。[佐々木渉]試合後のコメント佐々木監督 「今回の幹部がリーダーシップが執れるようになったので、今年は期待していいと思います。(団体戦2位という結果について)課題はありますけれど、頑張ってくれました。(2人の新入生の大健闘について)頑張ってくれていてうれしいです。2人ともやりようによっては伸びるんじゃないかなと思います。(突きと後ろに下がるのが課題だったが)前よりなくなりましたね。でも、僕が大事にしているのは規律なので。それも前より良くなりました。ムードも良くなってきてますね。中野(力斗)に憧れている選手が多くいるので、彼も幹部になれたことで頑張っているんじゃないかなと思います。(東日本大学選手権)いいところまで行ってほしいです。目標はもちろん優勝です」伊藤 「(大学初の大会で)1試合目は緊張したんですけど、次の試合から自分の動きができたかなと思います。体が大きい分、相手が前に出てくるところに合わせて前に詰めるようにしています。突きは得意です。(優秀選手賞に選ばれたが)今日の動きだと、個人戦もそうですけどもっと良い結果が残せたかなと思うので、ちょっと残念な気持ちです。(決勝前の田村選手とどんな会話を)相手の選手が大きくて体格の良い選手でしたが、前に出ないとああいう選手には勝てないので、気持ちを強く持って前に出ないと点数取れないぞと。(田村選手とは)高校時代から友達なので、大会があるとちょっと話してたりしていました。(チームの雰囲気は)先輩方も優しくてサポートしてくれるので良い雰囲気で今日はできたと思います。(東日本大学選手権に向けて)今日で大学生の試合がどんな感じかよく分かったので、次に向けて修正するところをちゃんとして、自分の団体戦でのポジションをしっかり把握して、やるべきことをやりたいです。(大学での目標は)スポーツ入試で大学に入っているのでスポーツをしっかりやって、4年間で何を身に付けられるかが課題だと思うので、4年後には成長した自分になりたいです。(空手では)団体組手の方が好きなので、先輩たちと一緒に良い成績を残せたらと思います」田村 「今回の大会は1年生らしく攻める姿勢で思い切りできました。団体戦は先鋒なんで勝って回したいっていうのがあったんですけど、負けたら先輩の負担になってしまうので、最低でも引き分けで回そうという気持ちでやりました。(チームは優勝した立大に勝利)去年も優勝した早大に勝っていて、やればできるのが明大なので、あの勝利は勢いづきました。(個人戦準優勝の要因)先輩方が後押ししてくれて、強い人はいましたけど、自信持ってできたのがその要因かなと思います。決勝では点を取った直後に得点されないように守りに入ってしまって、(点を)取られてしまいました。最後に詰めの甘さが出たかな、と。ただ、相手も強いので(善戦できたのは)自信になります。(東日本大学選手権に向けて)東日本大学選手権は国士大や帝京大など、強い相手もいるので、先輩方と力を合わせて優勝したいです」READ MORE -
個人戦はベスト4以上に2人が入賞 団体戦は3連覇ならず/和道会全関東競技会
空手 2017.03.19個人戦はベスト4以上に2人が入賞 団体戦は3連覇ならず/和道会全関東競技会 明大が所属する流派である和道会の関東大会が牛久総合体育館で行われた。個人戦では2人がベスト4以上に入賞。しかし、連覇中だった団体戦は決勝で敗れ、準優勝。新体制初の団体戦はほろ苦い船出となった。 格の違いを見せた。明大からは5人が出場した個人戦。11月の体重別選手権でベスト4に入賞した清水一歩(法2=世田谷学園)は準決勝まで相手に1ポイントも許さない圧倒的な強さで勝ち進み、迎えた決勝。相手は立大の鈴木。互いに攻めるもポイントにならず、旗判定2―2で最後は主審主導の判定勝ち。優勝を決めた。これで体重別選手権に続き、個人戦では二大会連続の入賞。新チームに欠かせない存在となった。 進化した姿を見せた。同じく個人戦に出場し、2回戦スタートとなった迫昌太郎(法1=日本航空)は「合宿で取り組んだテーマを反映できた」。得意の中段蹴りに加え、課題であった突きの精度を上げたことで、より多くのポイントを奪えるようになった。ベスト4までを蹴りと突きのコンビネーションで破竹の勢いで勝ち進み、迎えた準決勝。「試合が多く、スタミナ切れを起こしてしまった」。開始40秒で上段突きで有効を奪われると、攻めあぐね、0―1で敗退した。それでも、昨年のベスト8から順位を一個上げるベスト4入賞。試合後には「ここぞというときに勝てるようにしたい」と迫。さらに進化し、飛躍の2年目にする。 覇権を守れなかった。団体戦は準決勝までを難なく勝ち上がり、迎えた決勝の相手は立大。10月の関東大学選手権では敗戦している相手だった。先鋒はここまで団体戦全勝の、一月早く明大生として今大会に出場したルーキー・田村仁(御殿場西)。「勝てない相手ではなかった」としながらも、上段突きで2本の有効を取られ、0―2で敗戦。続く次鋒の渡辺湧(政経1=花咲徳栄)は2―1で勝利するも、中堅の迫が続けざまにポイントを奪われ1―7で敗れ、敗戦が決まった。試合後には、次の東日本大学選手権では「優勝したい」と迫。この借りは東日本大学選手権で返す。 団体戦は悔しい結果に終わった。しかし、即戦力として期待される田村が団体戦で2勝1敗で終え、清水が優勝し、迫が個人戦でベスト4に進出するなどの収穫もあった。田村は「目標は関東大学選手権で優勝すること」と強く語った。新チームは昨年超えられなかったベスト8の壁を超え、頂点を目指す。 [佐々木渉]試合後のコメント迫 「試合数がいつもより多く、スタミナ切れを起こしてしまったのが反省点でした。(個人戦ベスト4進出の要因)2年生として、新入生が入ってきたのでやることをしっかりやって、新入生に明大をこのように引っ張っていけばいいという背中を見せるように頑張ったので、結果はついてきたなという感じです。(年度初の試合にどのような気持ちで臨んだか)新体制ということで、しっかりチームワークを取っていこうという気持ちで臨みました。(ベストゲームはどこだったか)個人的には全部いい試合でなく、特にはないです。次はここぞというところで勝てるようにしたいですね。(今日良かったところ)合宿の中で取り組んだテーマが反映できたところです。(今後の目標)新入生も強いので、2年生として先輩の足を引っ張らず、後輩に尻拭いをさせないように自分なりに頑張っていきたいと思います。(東日本大学選手権の目標)チームは優勝が目標なので、優勝したいです」田村 「(大学初めての大会はどうだったか)明治大学の看板背負って戦う最初の大会だったので、緊張したが、1年生らしくやろうと思いました。楽しかったです。(個人戦、団体戦の敗因)正直勝てない相手ではなかったが、勝ち急いでしまった部分がありました。(団体戦の方が得意か?)得意ではないですが、みんなで試合をやるのが好きなので、気持ちは高まります。(2勝1敗で団体戦を終えられた要因)先輩が後ろにいるので、思い切りやろうと思えたことですね。(即戦力として期待されているが)高校からつけてきた力をしっかり落とすことなく、向上させていって、目標を達成できるようにしたいです。(明大は少数のチーム)人数は高校に比べると少ないですが、その中でも声を掛け合って、しっかり盛り上げていきたいです。(4年間の目標)関東大学選手権で優勝することです」READ MORE -
渡辺が個人団体共にベスト8/全日本選手権
空手 2016.12.12渡辺が個人団体共にベスト8/全日本選手権 学生から社会人まで出場する全日本選手権が2日間に渡って開催された。明大からは迫昌太郎(法1=日本航空)が山口県代表、渡辺湧(政経1=花咲徳栄)が栃木県代表で団体戦に出場。渡辺は個人戦にも出場した。男子団体組手では迫を擁する山口県が3回戦敗退、渡辺属する栃木県がベスト8進出となった。渡辺は昨年に引き続き個人組手でもベスト8に進出。個人・団体共にベスト8となった。【団体戦】 チームのベスト8進出に大きく貢献した。栃木県代表として出場した渡辺。「個人戦にも出る以上、恥ずかしい試合はできない」と初戦でチーム最多得点を挙げ、2戦目でも接戦をものにし、3戦目でも大勝。迎えた4戦目のチームの相手は茨城県。昨年3位の強豪との大一番に臨んだ。試合は茨城県のリードで進み、0―2と後がない状況で回ってきた渡辺の相手は福田(帝京大)。先月の関東体重別選手権では84㌔超級で優勝した相手。しかし「あまり気にしないように」と平常心で挑んだ。試合は開始27秒で渡辺が中段蹴りを決め、2―0で一歩リードするも、それ以降は追加点を奪えず接戦となる。終盤にスタミナが切れ、相手の繰り出す突きをよけるのが精一杯だったが、そのまま逃げ切り2―0で勝利。その後の副将が敗れ、ベスト4進出とはならなかったが、渡辺はチームで唯一の全勝。ベスト8進出に大きく貢献した。 山口県代表として出場した迫は初戦となる2回戦で石川県と対戦。副将として入り、1―0で回ってきた試合。開始18秒で中段突きを決め、先制する。続いて1分20秒にも上段突きで有効を奪い、2―0でリード。最後は、2分51秒に上段突きでダメ押しとなる有効を取り、そのまま3―0で勝利し、チームの勝利を決めた。その後の3回戦では前年度優勝の強豪・京都府と対戦。大将として入ったが、迫の出番なくチームは0―3で敗北した。【個人戦】 2年連続でベスト8進出を果たした。昨年、高校3年生ながら全日本個人戦でベスト8に進出した渡辺。今大会は1つ上であるベスト4を目標に臨んだ。初戦を不戦勝で終え、迎えた2回戦。「調子は良くなかった」という言葉の通り、序盤は相手を捉えられず攻めあぐねる。それでも1分10秒で上段突きを決め、2分28秒でも上段突きが決まり、2―0とリードで試合を進める。しかし残り7秒で相手に上段突きを決められ、2―1と詰め寄られてしまう。それでも最後は何とか逃げ切り、辛勝となった。 3回戦では埼玉栄高校の2年生で、東アジアジュニア&カデット選手権で優勝した嶋田と対決。「完全に技を読まれていた」と開始19秒で上段突きを決められ先制を許すと、その後も失点を重ねる。1分5秒に上段突きで有効を奪い、1ポイントを挙げて追い上げるも、1―5とリードされてしまう。そして残り35秒で予期せぬアクシデントが起こった。後がなくなり得意の蹴りでポイントを奪いに行った渡辺。しかし、相手の突きが渡辺の顎に直撃。その場に倒れ込んでしまった。結果としてこの試合は8―0の反則勝ちとなったが、次戦のベスト4決定戦は棄権し、不戦敗。昨年に続くベスト8で敗退した。 渡辺は目標としていたベスト4進出はならなかったが、個人・団体ともにベスト8に進出。迫も1年生ながら全日本に出場と、2人のルーキーは健闘した。これで今年の大会は全て終了となり、次の大会は3月の和道会。新チームで挑む初めての団体戦だ。この冬でさらに成長し、共に新チームに欠かせない戦力を目指す。[佐々木渉]READ MORE -
ベスト8入りならずも来年につなぐ4回戦敗退/全日本大学選手権
空手 2016.11.20ベスト8入りならずも来年につなぐ4回戦敗退/全日本大学選手権 今季最後となる団体戦が2日間にわたって日本武道館で行われた。2回戦からの登場となった明大は関学大を2-1で下すと、3回戦も田坂叡史主将(政経4=御殿場西)、中野力斗(法3=花咲徳栄)らの活躍で九州産大を破り4回戦進出を決めた。だが4回戦の天理大戦では1勝もできず敗退。目標のベスト8入りにはあと一歩届かなかった。 相手の方が一枚上手だった。2回戦から順調に駒を進め、迎えた天理大戦。強豪を破り関西2位となった相手に肉薄した戦いを見せたが、わずかばかりの差で及ばなかった。2敗1引き分けとし、後がない中で副将・田坂が登場。最初は互いに様子を見合うも試合が進むにつれ、相手の動きも活発に。旗は上がらないものの、相手が攻撃を仕掛けてくる場面が目立った。田坂も負けじと残り10秒で上段蹴りを繰り出したが、決め切れなかった。スコアは最後まで0-0のまま動かず、大将戦を残しての敗退が決定。目標とするベスト8を目の前に「このメンバーだったらいけると思っていた」(田坂)。少数ながらも実力者揃いの明大だが、簡単には勝たせてもらえなかった。力の差を埋めるべく、さらなる鍛錬に励む。 敗戦を糧にレベルアップを図る。大会を通じて試合終了間際での失点や技を決めても旗が上がらないという場面が多く見られた。対天理大戦では先鋒(せんぽう)の渡辺湧(政経1=花咲徳栄)が残り7秒で同点に追い付かれた。加えて渡辺が試合終了間際に繰り出した上段蹴りに旗は上がらず、そのまま引き分けに終わった。続く次鋒(じほう)戦でも山田大樹(政経2=埼玉栄)が残り4秒で中段突きを食らい、0-1で敗戦。勝利のためには技を決め、ポイントを奪わなくてはならない。「どんなところが足りないかをしっかり考えるようにしたい」(中野)。今後に向けて課題の克服が求められる。 来季に向け歩み出す。近年は2,3回戦で姿を消していた今大会。だが今年は4回戦進出と目標としていたベスト8に近づいた。チーム全体の意識の変化は監督、選手ともに実感している。来季の主将を務める中野は今大会でも他の選手への声掛けなど、すでに頼れる姿を発揮しており佐々木誠之介監督からも「もともと筋はあるから期待はできる」とお墨付きだ。来年こそ目標達成なるか。一人一人の強い意志で高みを目指す。[秋山祥子]試合後のコメント佐々木監督「最後だから4年生を出す、出さないとかの議論もあった。それでも練習の姿勢やチームの姿勢だったり雰囲気は良くなってきてると思う。僕はもう70過ぎていて、今の空手に関していいアドバイスはできっこないから、ひたすら真面目に行こうということをしつこく言ってきた。そう言いつつも明るいムードだけはつくりたいなとやってきた。それが少しは実ってきたのかな。合宿くらいから変わり始めたのかなという気はしている。かなり中野にも厳しく言ったしね。もともと筋はあるから期待はできる。あとは負けたときにもっと悔しがる気持ちがないといかんね。来年も目標は高く、インカレ優勝を目指したい」田坂主将「(大会を振り返って)みんなのモチベーションも高く、チームとしてまとまって試合に臨めたかなと思う。(天理大戦は)天理も惜しかった気がする。紙一重の差で負けてしまったと思う。一人一人が紙一重の差で負けてしまって、それは技の精度とかもう一歩前に出るとか、ちょっとしたところだがもう少しやり込んで体に染み着かせないといけないところ。もっと徹底して体に染み込ませることが必要。(体重別選手権からの成長)強化練習も実施して、みんなの個々の力も高められたと思う。(強化練習では)基本的に試合の練習をやり込んだり、基本の練習で技一つ一つを磨いたりした。(試合での技の判定)旗が上がらないのは審判から見ても曖昧なところなのだと思う。誰が見ても旗が上がるような技を出すように、特に明治にはそれが求められている。(ベスト8が目標だったが)あと一歩で悔しかった。本当にこのメンバーだったらいけると思っていたので悔しい。昨日とメンバーは変わったが、誰が出てもいいような力のあるチームだったと思うし、来年もベスト8を狙っていけると思うので後輩たちには頑張ってほしい。(主将を務めて)充実した1年間だったかなと思う。このチームに1番深く関われる存在として充実していた」中野「練習からしっかりやって、なあなあな雰囲気がキリッとした雰囲気に変わったのはあると思う。チームとしてはいい方向に向けているんじゃないかと思う。試合の内容も個人個人が仕事をできている感じだったので、悪くはなかったんじゃないかと思う。天理大戦はキーとなるポイントで取られてしまった。最初の渡辺もそうだし、山田も。山田は最後相打ちみたいな感じで、旗が上がったのが相手で、渡辺もいいところで打ち合って相手に上がった。そこが明治に上がるようになれば、もっと楽に勝てるようになる。どんなところが足りないかをしっかり考えるようにしたい。(新主将)今の雰囲気を崩さずというか、もっと良くしていくことと、来年の成績にこだわるというよりもみんなで笑って終われるようなチームにしていきたい」READ MORE -
上位進出に苦しむも清水が4強入りの奮闘/関東学生体重別選手権
空手 2016.11.04上位進出に苦しむも清水が4強入りの奮闘/関東学生体重別選手権 上位進出を目指したが、めぼしい成績は清水一歩(法2=世田谷学園)のベスト4のみにとどまった。団体インカレを約2週間後に控えた中で行われた今大会。清水のベスト4進出が最高成績となり、その他の選手は全員が3回戦までに敗退するというふがいない結果に。団体インカレに向け弾みをつけたい中で全体的な力不足が目立った大会となった。 課題だけではなく収穫もある試合になった。84kg超級に出場した清水は準々決勝で判定勝ちを収めると、すぐさま準決勝に臨んだ。対戦相手は強豪・帝京大4年生の福田。年上相手にも臆することなく戦い、着実にポイントを積み重ねていく。残り約1分で1点差とされるもすぐさま中段蹴りを決め2ポイントを追加。4-1と一気に引き離しこのまま逃げ切るかと思われたが、簡単に勝たせてはもらえなかった。残り34秒に上段突きを決められると、その後も同様にポイントを失い4-3と詰め寄られてしまう。相手の攻撃はとどまるところを知らず残り8秒で同点に追い付かれると残り1秒に突きを決められ、最後の最後で逆転を許し敗北。準決勝からは試合時間が3分になり「後半はバテてしまってやられてしまった」とスタミナ不足という課題が残った。だが結果は昨年のベスト8を超えるベスト4。これまでは自分から技を繰り出せずにいたが、今大会では自分から攻めることを意識。「今回はまだ100パーセントではない」としながらも、積極的に攻める姿勢が好成績に結びついた。これには佐々木誠之介監督も「彼は本当に良くなった」と太鼓判を押す。インカレに向け、果敢に攻めるようになったことは良い収穫となった。 部全体としては思わしくない結果に終わり「力不足だった」と田坂叡史主将(政経4=御殿場西)は悔しさをにじませた。しかし戦いはまだ終わらない。今月19、20日には団体インカレが行われる。団体戦で戦う大会でどこまで戦えるか。チームは来年に向け3年生が主体となり始めており、佐々木監督、田坂主将がともに3年生のリーダーシップに期待を寄せている。3年生の中野力斗(法3=花咲徳栄)は今大会欠場となったが、どのようにチームを高みへ引き上げるのかその手腕にも注目だ。チームはさらに団結力を深め、大一番に挑む。[秋山祥子]試合後のコメント佐々木監督「インカレを控えて彼らなりの課題を見つけられた大会だった。(渡辺(湧・政経1=花咲徳栄))が課題の突きで初戦を勝ち上がった)練習で突きを一生懸命やらせたからその成果は出たと思う。でもざっくばらんに言うと明治の選手はすぐに疲れてしまう。そこは日々の鍛練が望まれるところ。(清水がベスト4入り)彼は本当に良くなった。前はすぐに後ろに下がる癖があったんだけど、数カ月くらい前から自分から前に出て攻めるように意識が変わった。そこは一つの収穫かな。(全体的な課題)今の空手の選手はみんな小さい頃から空手をやってるんだから、自分の課題はつかんでると思う。そこを実行に移す部分が足りてない。今度3年生が幹部になるから、そこを3年生がいかにリーダーシップを取って変えていくかがカギになる。(2人の1年生について)1年生はよくやってくれている。迫(昌太郎・法1=日本航空)は蹴りにこだわって3回戦で負けたけど、まだ1年生だから自分のやりたいようにやっていいと思う。(インカレに向けて)ここから3年生が幹部でリーダーシップをとるからそこに期待している。大会まで強化練習でどんどんしごいてきたい。(インカレでの目標)もちろん優勝」田坂主将「(初戦敗退は)悔しい。個人の試合になるが明治みんなで上位を目指していきたいという思いで臨んだ。(2、3回戦敗退選手が多かったが)力不足だったかなと、チームとしても。(全日本に向けて)普段から全日本が1番の目標。前は基本が中心だったが、今は実戦、組手が中心になっている。今は僕が中心というよりも3年生に仕切らせている。来年の入れ替えの時期でもあるので。3年生はそういう意味では今までよりも自覚が持てているのではと思う。(3年の中野)力斗もやらせてみたら結構仕切る力があると思うので、結構期待している。(意気込みは)ベスト8。近いようですごい遠い壁ではあるが、ベスト8をまず確実に狙っていきたい」清水「今日はでき過ぎなくらい。普段はあんまり技が出せないが、今日は自分のベスト以上の動きができたかなと思う。(その要因は)監督とかコーチ陣の方々、先輩たちにいつも自分は試合中に下がるので下がらずにガツガツ行けと言われていた。今回はまだ100パーセントではないが前に出るようになった部分が結果につながったと思う(準決勝の試合について)スタミナ不足。試合が連続していたのもあるが準決勝から試合時間が3分になるので前半は良かったが後半はバテてしまってやられてしまった。(対戦相手)あんまり相手がどことか自分の場合はもう関係なく、気負いもすることなく自分のできることをそれなりにできたと思う。(昨年を上回る結果だったが)予想以上の出来だったので、これに甘んじることなく頑張っていきたい。来年も結果が残せたらいい。(インカレへの意気込み)明治は人数が少なく少数精鋭なので今日の反省も生かして、みんながいいところを出せるようにしたい。時間はないが練習をしてみんなが一丸となって結果が残せたらいい」READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1935年(昭和10年)に田中徳弥初代主将により「明治大学予科空手研究会」として発足した。空手部は当初から力を発揮し、第1回全日本大学選手権で栄えある初代王座に輝く。その後も第7回全日本学生個人選手権、第9回全日本学生選手権で優勝するなど強豪校として名をはせた。そんな空手部は推薦入部者のみならず、初心者から経験者まで隔てなく部員を募集。駿河台校舎にある専用道場で日々汗を流している。いまだ成し遂げられていない3度目の団体日本一を目標に、部員一丸となって稽古に励む。