最新記事 RECENT ENTRIES
-
古谷主将最後のインカレ 女子は4年ぶり団体で6位/全日本学生選手権
体操 2017.08.09古谷主将最後のインカレ 女子は4年ぶり団体で6位/全日本学生選手権 全日本インカレが富山市総合体育館で行われた。古谷安寿賀主将(営4=鯖江)の率いる男子団体は7位。4年ぶりの出場となった女子団体は網中萌華(商3=埼玉栄)が唯一全種目11点超えを記録したが、6位。男女共に結果を残せなかった。2日後に行われる種目別決勝には、鉄棒で古谷、床、つり輪、跳馬、平行棒で大谷陸人(営3=常盤大)、跳馬で小池雄貴(総合3=新田)、つり輪で富谷優二郎(政経1=埼玉栄)が出場することが決まった。[男子団体] 頼れる主将の最後の団体戦だった。男子団体戦で主将の古谷は得意とする最初の鉄棒で、13.500点のハイスコアをマーク。それ以降の種目も「ノーミスで終われた」と、苦戦しながらも、大過失なくうまくまとめた。昨年の今大会後に主将に就任した古谷。この一年は「プレッシャーもあって大変だった」。最上級生となり、1からチームをまとめるのは決して簡単なことではなかった。しかし、その中でもリーダーシップを発揮してきたからこそ「憧れと呼べる存在」(大谷)と、後輩に言わしめるほどに。最後には「4年間はつらいこともあったけど、毎日が楽しかった」(古谷)と、すがすがしい笑顔で振り返った。 新・大黒柱が明大体操部を引っ張る。大谷は今大会、合計点数76.550点で古谷を上回り、チームトップの点数を残した。昨年は成績を落としていた大谷。「本を読んで、試合前の入り方を勉強した」。研究によるメンタルトレーニングが、今大会の成績につながった。また、1年生の富谷も、初出場の全国の舞台でチーム2位の成績を残した。新たな二枚看板が新チームを悲願の一部昇格へと導けるか、注目だ。[女子団体] 久しぶりの大舞台で結果を残すことはできなかった。5月に行われた東日本インカレで2部4位の結果を残し、4年ぶりに出場した女子団体。メンバー全員が全日本インカレ団体初出場ということもあり、気合十分に挑んだ。しかし、最初の段違い平行棒で手放し技(手を放して棒の間を移動する)を網中以外ができず、9点台が2人と大きく減点。得意とする跳馬では全員が12点以上をマークしたが、床でも9点台を2人出してしまい、全体的にスコアが伸びずに6位。不完全燃焼に終わった。 課題は明確だ。平行棒の手放し技は、網中以外が演技構成に入れることができておらず、毎年点数を落としている。「ないと技の見栄えも違う」(長井彩佳・文2=埼玉栄)との言葉の通り、入れられなければ大きく差がついてしまう。そろそろ見直しの時期にきている。全力で課題を克服し、来年も全日本インカレ団体戦の舞台に戻ってみせる 初日の団体戦は男女共に結果を残すことができなかった。明日は種目別決勝。決勝には古谷、大谷、小池、富谷の4人が駒を進めた。中でも大谷は床、つり輪、跳馬、平行棒の四種目での出場となる。大谷は「出るからにはしっかりやって結果を残したい」と、強く誓った。決勝での4人の活躍から目が離せない。[佐々木渉]READ MORE -
齋田が3連覇達成! 有終の美で笑顔の引退/霜月杯
体操 2016.11.21齋田が3連覇達成! 有終の美で笑顔の引退/霜月杯 一般入部生のみが出場する大会の霜月杯が行われ、明大からは4人が出場した。団体戦は昨年の6位から2個順位を上げ、4位。個人総合では大会2連覇中の齋田祐暉(文4=サレジオ学園)が昨年の76.100点を大きく上回る80.150点を記録し3連覇を達成。4年間最後の演技を有終の美で飾った。 [男子個人総合] 圧巻の演技で4年間を締めくくった。すべての種目で13点を超えて、最後につり輪に挑んだ齋田。つり輪は自身の苦手種目。同時に「これで終わりかと思うとすごく緊張した」と大学最後の演技であるということがプレッシャーをかけた。それでも振動倒立技を決めると、静止技でもぶれずにピタリと止まり、迎えた最後の着地の場面。少し乱れたが、うまくバランスを取りフィニッシュ。演技が終わると2度ガッツポーズし、仲間と抱き合った。スコアは12.900点をマークし、種目別でも1位。個人総合でも「目標としていた」という80点超えの80.150点を記録。霜月杯3連覇となり「めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。 充実の4年間が終わった。一般入部生として体操部の門をたたいた齋田。全日本インカレでの団体メンバー入りを目指して練習してきた。しかし体操部は毎年多くの選手が推薦で入部してくる。団体メンバーに入るためには推薦生に勝たなければいけなかった。常に「追い掛ける」存在だった推薦生。彼らに追い付き、追い越すために何が必要かをずっと考えてきた。時には年齢に関係なく、推薦で入ってきた下級生に教えを請うこともあった。結局4年間で団体メンバー入りができたのは、東日本インカレのみだったが「自分よりうまいやつがいたから腐らずに成長できたと思う」と齋田。最後には「この代で4年間体操ができて本当によかった」と切磋琢磨した仲間への感謝の思いを口にした。[男子団体] 昨年から2つ順位を上げた。昨年は全体的にミスが多く、6位だった団体戦。今年は齋田、松戸亮(理工3=市川学園)、林弦樹(農2=立正大附立正)、山本大貴(政経2=国立)の4人が出場。「チームとして1カ月くらい前から通し練習をした」(齋田)と1つでも上の順位を目指しひたすら練習を重ねた。その結果「ミスも最小限に抑えられた」(山本)とチームは昨年の順位を2つ上回る4位。それでも総合点204.20点のうち、80点は齋田のマークした点数。来年は厳しい戦いが予想される。それでも「他のメンバーでうまくカバーして、もっと上位を目指したい」(林)とさらなる飛躍を誓った。 齋田はこの大会で正式に引退となった。絶対的戦力がチームから抜けるのは痛手だ。しかし「来年はもっと上を目指す」(松戸)と下級生は既に前を見据えている。これからオフシーズンに突入する。「弱点の補強に全力で取り組みたい」と松戸。体操部は来年に向け、進歩を続ける。[佐々木渉]READ MORE -
大谷種目別つり輪で5位/全日本学生選手権
体操 2016.08.25大谷種目別つり輪で5位/全日本学生選手権 全日本インカレの最終日、明大からは男女7人が種目別決勝に出場。男子では大谷陸人(営2=常磐大)がつり輪で5位、また女子では初出場のルーキー長井彩佳(文1=埼玉栄)が平均台で6位という成績を残し来年以降に期待の持てる内容となった。今大会で4年生が引退し新たに古谷安寿賀(営3=鯖江)が主将に就任。チームを引っ張ることとなった。 2年連続の決勝で、精神的な進歩を見せた。大谷は昨年に続き、種目別決勝のつり輪に出場。体を支えるバランスが要求されるこの競技。着地が乱れ、予選より点数が下がってしまい「去年に比べればやっぱり力は落ちたのかなという印象」と不満顔。それでも「予選よりも力技の秒数を意識して、長く止められたのはよかった」と予選で不安定だった、腕力が要求される力技に修正を効かせ5位という結果を残した。昨年1年生で出場した時は最下級生ということもあり不安でいっぱいだったが、今年は「ある意味吹っ切れて自信を持ってできた」と精神面で一回り成長した。2年生ながら既にチームの核となっている大谷。来年以降も主力としてチームに貢献する。 ルーキーが全カレで躍進した。今大会女子出場メンバーの中で唯一の1年生の長井は種目別決勝に平均台で出場。「緊張してしまった」と初出場の全国の舞台で戸惑いを見せた。しかし「萌華さん(網中・商2=埼玉栄)が先にいい演技をしてくれた」と先輩の姿を見て流れに乗り、ミスのない演技で6位という結果を残した。大会直前に足をケガした長井。当然、初出場ということもあり、かなり不安はあった。そんな時上級生の存在が大きかった。「彩佳なら大丈夫」と網中に励まされたことで、納得のいく演技ができた。「来年は団体で出場できる可能性があるので、みんなで高めあっていきたい」と長井。これからはエースの網中、藤倉朱里(政経2=都立駒場)を支える柱となる。 今大会は大谷、長井と男女いずれも下級生が決勝で上位に入る活躍を見せた。高校時代までを過ごした地元鯖江で鉄棒の決勝に出場した古谷は11位という結果だったが「地元の演技で楽しかった」と凱旋を喜んだ。これから体操部は新たなスタートを切る。主将のタスキは石井心健(政経4=藤井)から古谷に受け継がれた。石井は「チームの目標を達成してほしい」と悲願である1部昇格への思いを託した。ここからオフシーズンに入るが、来年に向けて体操部は進化を続ける。[佐々木渉]READ MORE -
チーム石井最後のインカレ 笑顔と涙の最後/全日本学生選手権
体操 2016.08.20チーム石井最後のインカレ 笑顔と涙の最後/全日本学生選手権 全日本インカレがサンドーム福井で行われ初日に男子団体が9位の成績を残した。石井心健主将(政経4=藤井)率いるチームの総合得点は391.150。決勝進出にはあと一歩で届かなかったが、この大会をもって引退する4年生にとっては最後の演技を笑顔で終え引退を迎えることとなった。種目別では、鉄棒で古谷安寿賀(営3=鯖江)、平行棒で西戸裕太郎(政経3=埼玉栄)、つり輪で大谷陸人(営2=常磐大)、そしてあん馬でルーキー白木雄大(政経1=市立船橋)がそれぞれ決勝に進出。3日目の決勝の舞台で実力の真価が試される。 チームを一心に引っ張り続けた。「一生忘れることのできない思い出になった」(石井主将)。第一種目の跳馬から始まり最終種目のつり輪での演技のこと。第四種目のゆかとその次のあん馬でミスが出てしまい点数が伸びず最後の種目に臨んだ石井主将。不安の中、つり輪へ手を伸ばそうとする石井のそばには自然と平野達哉(商4=豊浦)、齋田祐暉(文4=サレジオ学園)、湯浅剛至(営4=埼玉栄)の他の4年生が集まり最後の演技を行う主将の背中を押した。団体メンバーの平野に加え補助選手として団体メンバーを支えた齋田と湯浅の3人と石井主将が「一つ」なった瞬間だった。「今でもずっと心に残っている」と仲間の思いを胸に最終種目に挑み、大きなミスもなく無事に演技を終えることができた。演技を終えた石井主将は応援席の仲間に一礼すると真っ先にメンバーの元に駆け寄り成功の喜びを分かち合った。「最後この全日本インカレという大舞台で一つの目標に向かって全員で取り組めたことは本当によかった」(石井主将)と最後の団体戦を後悔なく終えることができた。 絶対的エースを超えた。ゆか、あん馬のミスが響き総合得点が伸び悩んだ石井主将を古谷、大谷、白木の下級生3人が初めて総合得点で上回った。特にルーキー白木は初出場ながら78.800得点でチーム一番の点数をマーク。そんな下級生を見て石井主将も「これまで掲げてきた1部昇格を達成できるメンバーがそろっているので頑張ってほしい」と後輩に対し思い残すことはない。明日で4年生は引退を迎え、チームは新たな世代へと引き継がれる。まだエースはいない。だがだからこそ、チーム全員が同じ立場で切磋琢磨(せっさたくま)し合える環境がある。「安寿賀さんや雄大もいるのでみんなで向上していってみんなでチームを底上げしていきたい」(大谷)。悲願の1部昇格への道をこじ開ける。 いざ、決勝へ挑む。全日本インカレ最終日に行われる種目別の決勝進出が決まった古谷、西戸、大谷、白木。それぞれ得意種目の鉄棒、平行棒、つり輪、あん馬種目での出場だ。今大会が初出場の白木も「出るからにはしっかりとベストを尽くせるようがんばりたい」と決勝の舞台に臆することなく挑む。各学年のエース演技に目が離せない。[長谷川千華]READ MORE -
目指せ400点越えで男子団体上位入賞/全日本学生選手権事前取材
体操 2016.08.18目指せ400点越えで男子団体上位入賞/全日本学生選手権事前取材 8月19日から全日本インカレがサンドーム福井にて開幕する。男子部は東日本インカレで398.400点のスコアで昨年よりもチーム力が高いことを証明。今大会ではゆかと跳馬のスペシャリスト・平野達哉(商4=豊浦)が新たにメンバーに加わり目標の2部3位へチームの雰囲気も上々だ。女子部は団体出場こそ逃したものの、昨年と同様4名が個人総合での出場権を得ている。全日本インカレへ向けて練習に励む選手たちに意気込みを聞いた。(この取材は8月9日に行ったものです)石井心健主将(政経4=藤井)――全日本インカレ選考会の全体の雰囲気はいかがでしたか 11人がやって補欠含めて9人が選ばれる中でも、熾烈(しれつ)な争いが行われたので全体のレベルは本当に上がっていると思います。東日本インカレからはケガ人が抜けて平野が入って、平野もスペシャリストなので東よりもゆかと跳馬の得点アップも期待できるし、4年生が複数人いることもチームの雰囲気にいい影響を与えてくれると思います――今回の団体メンバーで400点越えの自信はありますか 練習での通しの精度が上がっていると感じているし、西戸(裕太郎・政経3=埼玉栄)も個人総合に出る予定で練習はしっかり詰めていてくれるので400点というのは届くのではないかと考えています――1部昇格へのポイントはどこになりますか Dスコアでは慶應や東海、大阪体育大学には勝てていないので僕らは挑戦者としてミスは絶対しない。理想は6人6種目の36演技ノーミスということができればそれだけでかなりの武器になると思う。強い学校もミスは出ると思うのでミスのない演技で対抗したい――団体の不安点はどこですか あん馬は毎年穴にはなっているが、例年よりは完成度が高いので2種目目の平行棒ですね。平行棒で勢いに乗れたら心配ないと思うのでノーミスでいきたい――試合時間も例年とは違うことはどう影響しますか 体操競技は午前中からの方がきついと思うし、練習時間がいつも6時からだったのでそういう面ではグループが1個遅くなったことは有利に働くと思う。――サンドーム福井でできることに関してはどう感じていますか 僕の高3のインターハイがサンドーム福井でそれが一番の思い出になって、そのときに一番いい成績が出たので、それをもう一回出せたらこの上ない喜びです。天井が高いので練習で合わせていきたい――東日本インカレからの変更点はどこにありますか 鉄棒が東日本インカレでよかったので、あれから下り技を2回ひねりに変更するように練習しています。もともと苦手意識が高かったのですが、できるだけ得点を稼いでいきたいです――明大内でのトップ争いは 自分の一番の演技をしてそれを同期や後輩が越えていくというのであれば今後にもいいと思う。まずは全員がベストの演技をすることが一番大事なことで、それができた上で自分が2番目なら悔しいとかそういう気持ちはないと思います――個人の目標は 個人総合での入賞がまだできていなので最低でも10位以内を目標にしていきたい。東日本で82点取ったので81から82点をもう一度狙っていきたい――最後に全日本インカレの意気込みをお願いします ノーミスとはいってきましたが、それに囚われてミスしないように固まってしまうのではなく、みんなが楽しくやった結果みんながノーミスで目標の2部3位以上という目標が達成できればいいと思っています平野――最後の全カレということで今現在の率直な気持ちを教えて下さい最後の試合なので出れてよかったです。去年ケガをしてしまったのでその雪辱を果たすのとメンバーに迷惑をかけないよう試合に臨みたい。今年は前年よりも選考会のレベルが高くて少しのミスでメンバー落ちするので結構ドキドキでした。決まった時はすごくうれしかったです。最後の団体だったので是非とも団体に出たいと思っていてその連絡がきたときはすぐ親に連絡しました――ケガから復帰までの期間のリハビリを教えて下さいトレーニングが中心で、体感が弱いので基礎の基礎、倒立とか補強をやってリハビリをやってきました。最初は自分の足じゃないくらいに弱っていて、今までできたことの半分もできなくなってしまって、それに戻すのに全カレまでかかってしまいました。練習できなくてイライラするというか、でもやってしまったら治りが遅くなるのでその気持ちを押し殺しながらトレーニングしていた。みんなが練習をしている中自分は基礎のことだけをやっていたので正直、置いていかれそうという不安はあったけど、元々やっていた演技構成を少し下げてEスコア重視で演技していきました。今はもう去年と同じ演技ができるまでに回復して、ゆかで決勝残れば去年よりももっと上げた構成もできるのでそっちに挑戦しようと思っています――演技への不安材料はありますか昨年のようにケガをしないかということと、今年は跳馬の種目別を狙っているので、その一本目が立てるかどうか。それと跳馬がスタート種目で体が動いてない中で決勝を見据えた演技をするというのは緊張しています。去年よりも完成度は上がって二本目も用意できたので、優勝目指せると思います――練習の雰囲気はいかがですか明治はどこにも負けないほどいい雰囲気で練習していると思っています。やることはしっかりやってオフの日は遊んで、メリハリがあってどこの大学よりもやっている。選手間で調子が悪い人がいたら声をかけてあげるとか、無茶な技をやっている選手には試合前だからやめた方がいよとアドバイスをしたりはしています。人から見られるスポーツなので、自分がやっている感覚と周りが見るのとでは違うことが多々あるので周りの意見は取り入れるべきだと思います――最後に意気込みをお願いしますとりあえず今年は他の大学に明治も強いというのを見せつけることを目標に3位入賞を目指している。それと五輪で感動をもらったので次は僕らが明治の後輩に感動を与えられるように、背中で語れる演技をしたい古谷安寿賀(営3=鯖江)――現在の心境はいかかがでしょうか3年目なんですけど、一番楽しみですね。高校が鯖江で今回の開催地も鯖江なのでそれが一つの楽しみですね――5月の東日本インカレから何に一番重点を置いてやってきましたかミスをしないことです。技を詰め込むというよりはEスコアのきれいさを大事にやってきました。選考会では少しミスが出たんですけど、それほどミスが出ずにEスコアも結構高い点が出せたので試合を想定してできたかなと思います――団体ではどのようなところで貢献していきたいですか団体では得意種目は貢献して、苦手種目も1人ミスをすると雰囲気が壊れてしまうので、そこは無難にまとめて雰囲気を大事にしていこうと思います――現状で不安なところはありますかないですね。過去2年はあったんですけどそれがないっていうのが上級生になったって感じがします。今までの中で手応えは一番あります――石井主将に個人総合で勝ちたいという思いはありますかそうですね。チームですけど、勝ちたいという思いはあります――演技構成に変更はありますかないですね。急きょ技を入れても心の面とか会場変わったりとかで色々変わってくるので、そこは変えないでやっていこうかなと――最後に意気込みと目標を教えてください意気込みはチームみんなで全員が全部成功して3位以内が目標なんですけどとりあえずみんな36種目をミスなく終えることが目標です<男子団体出場者>西戸「チャンスだと思って思い切って演技したいとは思っています。鉄棒が最近安定して着地までまとめられるようになったのでそこを全国大会でどのような点数が出るのかは期待しています」大谷陸人(営2=常磐大)「去年は1年生でいろいろ緊張があって周りのサポートとかはできなかったので今回は本当に団体として貢献できたらいいなっていうのと、あとは今年から種目別決勝になったのでそれも出られたらいいなとは思っています」白木雄大(政経1=市立船橋)「チーム戦なので自分がしっかり貢献できるところをしっかり抑えて演技していきたい。あん馬の種目別でも決勝進出を狙っていきたいです」<男子個人総合出場者>齋田祐暉(文4=サレジオ学園)「目標は78点。今年1年間出し切りたいという気持ちが強く、個人なので迷惑をかける人はいないから悔いなく攻めてやれることは全部出したい。朝一で個人の演技をするので、いい演技をして団体メンバーを勢いづけさせられるような演技をしていきたい」<女子個人総合出場者>網中萌華(商2=埼玉栄)「4人で練習をやってきて雰囲気も良くて、楽しいので試合に出るからには楽しんでやりたいと思う。4年生が最後で二人とも出れなくて悔しい思いをしてたので、その二人の分まで頑張りたい。練習をたくさん積んで臨みたいけど、ケガもあってなかなか練習ができない中でもできることをしっかりやって試合の雰囲気からやっていきたい」 石井ひな子(文2=常盤木学園)「グループと東で一緒にやってきた4年生が通過できなかった分頑張りたいです。大学に入ってからノーミスの演技ができていなくて、いつも何かでミスをしてしまうのでインカレではノーミスの演技をできるように。いつも緊張して焦ってしまうので落ち着いて一つ一つ丁寧にやっていきたい」 藤倉朱里(政経2=都立駒場)「去年全カレに出られなくて、今年はチャンスをつかめたので全力で演技できたらいいなと思います。新しい技を入れたので、思い切って悔いの残らないようにやりたいです」他にも男子個人総合で小池雄貴(総合2=新田)、女子個人総合で長井彩佳(文1=埼玉栄)が出場します[体操部担当一同]READ MORE -
男子部はルーキーが鮮烈デビュー 女子部は団体通過ならず/東日本学生選手権
体操 2016.05.23男子部はルーキーが鮮烈デビュー 女子部は団体通過ならず/東日本学生選手権 男女団体通過とはならなかった。東日本インカレで男子団体は2部3位で全日本インカレ出場が決定し、個人総合枠も2枠獲得した。女子部は2部5位で全日本インカレに進めず。網中萌華(商2=埼玉栄)、石井ひな子(文2=常盤木学園)、藤倉朱里(政経2=駒場)、長井彩佳(文1=埼玉栄)の4名が個人総合で全日本インカレに挑むこととなった。<男子部> 最高の結果になった。男子団体は昨年の全日本インカレよりも10点以上スコアを伸ばし、398.400点で目標にしていた2部3位で全日本インカレ出場を決めた。第一種目の鉄棒で流れをつくるとゆかでは全員が大きなミスなく通し切り67.550点。昨年全日本インカレでブレーキになっていたあん馬と平行棒でも得点を大きく伸ばした。しかし、もう一つ目標にしていた400点にはあと一歩届かず。「400点を越せなかったのは神様が全日本インカレへ向けて頑張れって言ってくれたんじゃないか」(石井心健主将・政経4=藤井)と前向きに捉えた。 個人の結果も上々だ! エースの石井心は82.050点で「大満足」(石井心)の結果を残すとルーキーの白木雄大(政経1=市立船橋)も80点越えするなど各選手が自分の持ち味を発揮しチームに貢献した。今大会がデビュー戦となった白木は「緊張したが、いい演技ができた。(80点越えは)うれしい」。得意のあん馬では大会1週間前からDスコアを0.5点上げて挑みミスなく通しチームトップの13.800点を記録するとゆかと跳馬では14点を越えるスコアをたたき出した。「鉄棒と平行棒はまだ技が全て入っていないので全日本インカレまでに入れられるように調整していきたい」とさらに個人総合の得点向上へ意気込んだ。<女子部> 悲願達成とは行かなかった。3年ぶりの全日本インカレを目指していた女子部は最初のゆかでEスコアが伸びず、網中と宮田千嘉(政経4=大垣商)の二人がひねり不足の減点を取られるなどスタートダッシュに失敗。跳馬では高得点を連発したが、不安視されていた段違い平行棒が網中以外1桁点数のブレーキになった。最後の平均台も東日本グループでは少なかった落下が目立ち団体総合219.800点で全日本インカレ団体出場への挑戦が終わった。 後悔が残る演技となった。網中は昨年よりも得点を上げて東日本インカレを終えた。ゆかで最後のひねり技のひねりが半回転足りないことで1点の減点を受けたが、それ以外は東日本グループと同様ミスのない演技を披露。だが、昨年全日本インカレで失敗した段違い平行棒の降り技を挑戦する予定が、直前で変更し「失敗はしていないけど後悔はしている」。得点も東日本グループよりも4点落とし、課題も多く見つかった試合となった。「今回の試合の通しはいつでもできるようにしてどんどん新しい技を練習して入れていかないとこのままでは変われない」。全日本インカレでは後悔のない演技できるかは、この3カ月が重要になる。 男女正反対の結果に終わった。男子部は今回の団体戦で目標にしていた2部3位を達成しただけではなく、1部の国士大や昨年まで1部校だった駒澤大も上回り全日本インカレで1部昇格へも弾みをつけた大会となった。女子部は技が認められないなど大きなミスもあったが、Eスコアも全体的に低く内容にも精細が欠いた結果になってしまった。「去年は大会直前で練習を詰め込みすぎて疲労が残っていたので今年はしっかり調整していきたい」(石井心)。全日本インカレの開幕は8月19日。今大会で出た個人の課題を修正し、福井の地で成長した明大の力を見せつける。READ MORE -
全日本インカレ出場へ 大一番に挑む/東日本学生選手権
体操 2016.05.20全日本インカレ出場へ 大一番に挑む/東日本学生選手権5月21日に東日本インカレが開幕する。男子部はこの試合が今シーズンの開幕戦。昨年はケガ人を出しながらもサポート選手でカバーし合い、全日本インカレへ駒を進めた。今年は石井心健主将(政経4=藤井)をはじめとした昨年の主力選手に白木雄大(政経1=市立船橋)と石倉歩実(営1=埼玉栄)のルーキー二人がデビューする。女子部は4月の東日本グループでエース・網中萌華(商2=埼玉栄)が大学初の50点越えを果たすなど2年生世代の4人が昨年同様チームを引っ張った。今大会では2年生4人に加え宮田千嘉(政経4=大垣商)とルーキーの長井彩佳(文1=埼玉栄)の6人で3年ぶりの全日本インカレ団体出場を目指す。石井主将――開幕戦前の今の心境はどうですかすごく楽しみです。久しぶりの試合なので。僕自身もそうですし、試合に出る人たちの様子とかを見ても楽しみという思いっていうのが強いです。――オフシーズン期間に意識したことは練習内の通し練習で毎日大過失なくノーミスでということを意識してきた。今のところなんだかんだそれができているので調子自体はいいのかなと思います。――今年にかける思いはやはり最後の年で自分の持てる限りの力を全て出さずにおっさんになっていくのはつらかったので、どの競技もやり切りたい思いはあります。挑戦できる伸びしろは今後発揮する場面はないので、伸ばせることは全部伸ばすっていうのが理想です。――ルーキーの二人が今回デビューしますが若いので、その元気さを持ってやってくれれば上の代のメンバーも刺激になって頑張ってくれるのではないかと思います。若く元気にはつらつとした演技を見せてほしいです。――チームの手ごたえは部内の点数を付けて選考会をやったら去年の全日本インカレよりも10点近く上がっていたので、成績の結果を見たらかなりの手応えを感じています。――東日本インカレで順位を上げることに必要なことは開幕戦ということもあって試合慣れしていない時期に思ってもないミスも出たりするので、それが出た後にしっかり切り替えてその後の演技に挑めるかが重要だと思う。失敗を引きずることも多いので切り替えが大切。そこはチームでもいい雰囲気をつくってフォローすることが重要だと思います。チームのみんなで楽しんでやりたいです。――去年あん馬が苦手だったがルーキーの二人があん馬強いのでそういった面ではカバーできているが、逆につり輪が弱いのでそこは先輩が補っていければいいと思う。補えているという面ではチームの仕上がりはいいと思う。――今年の強いところは跳馬ですね。6人中4人がD難度の高い技を飛ぶので一番の得点源として考えています。僕の最終目標はドリックズなんですが、そこは夏合宿の最後の調整次第ですね。やるなら決死の覚悟でやります――東日本インカレのライバルは二校あるのですが、一つは国際武道大学で、もう一つは去年まで1部校だった駒澤大学です。駒澤に関しては希望的観測だけど、今年は戦力が落ちていると聞いたので駒澤に勝てればチームの自信にも全日本インカレへ向けても勢いづくと思います。――最後に東日本インカレの目標をお願いします団体としては2部校3位以内に入って全日本インカレ個人枠を2つ獲得することがまず大きな目標の一つです。個人としてもノーミスで80点取って景気づけしておきたい。チームとしても失敗しても意気消沈しないようにみんなで元気に楽しくやっていきたい宮田昨年の東日本インカレを振り返って――去年はチームで東日本インカレに出場しようという気持ちがみんな強くて、まとまったチームだったので、インカレ出場は決まりませんでしたがとてもいいチームでいい雰囲気できたと思います。――昨年のチームと今年のチームでの違いはありますか去年よりもことしのほうが団体で全日本インカレに出場する可能性が近づいた。メンバーもあまり変動がないですし、去年の屈辱を晴らすためにみんなで頑張ってこれたので、今年の方が意志も強く、力も強いチームだと思います。スキルアップもそうですし、一人一人の意志が強くなったことが大きい。――東日本グループの結果はいかがですか自分のできることはやったつもりではいるんですけど、もっとみんなのサポートができたかなと思う部分もあります。一人一人に声をかけたりだとか、自分が気を配って雰囲気を良くしたりだとか、失敗した人がいたしたら気楽になれるように声をかけたりできたらなと思う。――宮田さんから見た今の2年生自分が見ても心強いし、自分が見習う部分もたくさんある。でも、大学生としての経験が浅いので、その点で私の方がまだ分かるところもある。技では見習っていきたい部分もあるし、今の2年生が3、4年生になった時にどうなっていきたいかを見据えてもらえるように先輩でいられたらなと。――今年のルーキーはいかがですか初々しいですね。若くて、その若さで戦って思い切った演技をしてくれればそれで大丈夫だと思う。――最上級生になり気を付けている点はありますか自分が調子悪くても態度に出してはいけないし、周りが調子が悪くて悩んでたら声をかけたりだとか、明るい雰囲気を常に保ってみんなが自分のベストを発揮できるような雰囲気づくりを意識しています。――東日本インカレまでの主な練習は全員一つ一つの技をできるので、みんなで通しこみをして、試合と同じ雰囲気を作りつつお互いチェックし合いながら試合形式の練習を行ったり、限られた時間の中でどれだけ自分の力を出せるかというのを重視してやっています。――宮田さん自身の東日本インカレに懸ける思いを教えて下さい去年は3年生という立場で4年生を連れていきたいと思って頑張ったけど、今年は自分が4年生ということで今度は自分がチームを引っ張って、絶対に今年は全日本インカレに行きます。――最後に意気込みをお願いします最後になるかもしれないという試合なので、妥協せず自分の持っている力を出し切って、失敗はしないけど攻めた演技をして高得点を取っていきたいと思います。READ MORE -
網中が50点越え! 団体3位で東日本インカレ進出決定/東日本学生グループ選手権
体操 2016.04.25網中が50点越え! 団体3位で東日本インカレ進出決定/東日本学生グループ選手権 今シーズン開幕戦である東日本学生グループ選手権は女子団体が238.400点で3位に入った。団体では女子部のエース・網中萌華(商2=埼玉栄)が大学入学後初の50点越えを果たすと、藤倉朱里(政経2=都立駒場)も昨年からの成長を見せチームに貢献した。個人総合でも長井彩佳(文1=埼玉栄)が大学初公式戦で47.500点と高得点を残し、幸先のいいスタートを切った エースが自信を取り戻した。網中は今試合で演技を通して大きなミスなくまとめ50.900点を獲得。昨年の東日本グループから得点を大幅に上げる活躍を見せた。ミスが目立った昨年から技の難易度を下げて挑んだ今大会。「ノーミスの演技は久しぶりだったので自信につながる」。特に落下の目立った平均台では「1カ月前くらいから完成度が上がった」ことが自信につながり昨年の東日本グループよりも演技点を1.8点伸ばした。明大の50点越えは2009年の岡部紗季子(平23文卒)以来7年ぶり。「50点を越えられたことは自信につながった。東日本インカレでは採点が厳しくなると思うけど、それでも50点を越えられるように頑張りたい」。3年ぶりの全日本インカレ出場へ、復調の兆しを見せたエースの活躍は何よりも嬉しいニュースとなった。チームを引っ張る存在になった藤倉昨年の悔しさをばねに成長を見せた。チーム2位の成績を残した藤倉は第一種目のゆかと第二種目の跳馬でともにチーム最高得点を記録し、流れをつくった。昨年同世代で唯一全日本インカレに出られず。全日本インカレ後「あの人が頑張っているから私も頑張ろうと思ってもらえる”あの人”になりたい」と口にした。オフシーズンには誰よりも妥協することなく練習方法を確立。苦手の平均台は年明けに基礎から見つめ直し、シーズン初戦でノーミスの演技を披露すると、得意の跳馬もユルチェンコ(ロンダート後転飛び後方抱え込み宙返り)から転回前宙に変更し2年連続種目別入賞する活躍を見せた。「焦りすぎないで落ち着いてできたのは成長したと思う」と自分でも成長を実感している。「グループは通過点。東日本インカレに出ないと始まらない」と先を見据えている藤倉。東日本インカレでもチームを助ける働きを見せ、初の全日本インカレの舞台を狙う。 全体的に技の難易度を落として臨んだ今大会。その結果チーム全体として大過失が大幅に減少した。特に昨年の東日本インカレでミスが目立った平均台の落下を1回に抑えるなどチーム全体で周りのカバーができていた。さらに個人総合ではルーキーの長井が高得点を出し、出場した明大選手の中で3位に割り込むなど有望な選手も増えている。それだけに「このままでは段違い平行棒の得点が足を引っ張るのではないかという懸念はある」と松倉がいうように3年ぶりの全日本インカレ団体出場へ向けてのカギは、網中以外今大会と東日本インカレのルールの違いによる大幅な減点が予想される段違い平行棒の完成度がどこまで高くなるかだ。弱点を全員でカバーし、3年ぶりの目標の舞台へ。残り1カ月の個々の成長がチームの全日本インカレ出場につながるはずだ。[常光純弘]READ MORE -
齋田が2連覇達成 種目別2種でも優勝を果たす/霜月杯
体操 2015.11.25齋田が2連覇達成 種目別2種でも優勝を果たす/霜月杯 一般入部生のみで行われる霜月杯に明大から4人の選手が出場した。団体は6位と昨年を上回る結果出なかったものの、齋田祐暉(文3=サレジオ学園)が総合得点76.100点を得て2連覇を達成。今シーズンを締めくくる大会で大きな功績を残し、来年へ向け新たな課題も見つかった。[男子個人総合] 圧巻の演技を披露した。2連覇がかかった今大会で、齋田が個人総合で優勝を果たし、種目別の平行棒、鉄棒でも1位に輝いた。最初の演技だった平行棒と続く鉄棒では、着地がずれてしまったものの、どちらも13.500点の高得点を獲得。ゆかの演技では、ひねり技の着地で後ろ手をついてしまい大幅な減点を受けた。しかし、このままでは終わらないのが齋田だ。最終種目の跳馬では、本番前の練習で助走を合わせられずに失敗をしてしまう。しかし本番で、歩幅の合った助走で勢いをつけて飛び、きれいな回転と完璧な着地で思わずチームメイトに向けてガッツポーズ。「今回優勝は厳しいと思ったけど、安心した」とほっと胸をなでおろした。結果は優勝、王者の威厳を見せつけた。 [男子団体] 男子団体は昨年から1つ順位を落として6位に収まった。甲斐祥太郎(理工4=逗子開成)、齋田、松戸亮(理工2=市川学園)、山本大貴(政経1=国立)が出場し、今年の集大成である演技を披露。中でも、最上級生の甲斐はケガを抱えながらも「最後だしチームに貢献したかった」と団体のために力を振り絞った。また、今回は初出場となった山本は、新人戦から3週間という短い期間の中で限界まで演技の完成度を高め挑戦。しかし、落下や着地ミスなどの失敗が重なり反省点が多く残る。「来年この大会に向けて確実にレベルアップする」と明確な目標を設定した。 試合1週間前から団体メンバーは、チーム力と士気を上げるために開催場である首都大に出向き練習を行った。その成果もあり「いい雰囲気でみんな演技できた」(齋田)。だが、今回の結果に満足はしておらず、来年はメダル獲得を目標に3位以内に入賞することを誓った。 3連覇に向けてさらなるレベルアップを求める。今回出場した4人全員が課題を残したと口にした。齋田は優勝を果たしたものの、2年連続ゆかで大過失と満足はしていない。「来年の目標は個人3連覇、団体はメダル取りたい」と新たに大きな目標を立てオフシーズンへ突入する。[長谷川千華]READ MORE -
大谷 目標の80点越え達成に大満足/関東学生新人交流選手権
体操 2015.11.03大谷 目標の80点越え達成に大満足/関東学生新人交流選手権 全日本インカレ以来の公式戦となった今大会は、新人戦と交流戦が2日間にわたって行われた。明大からは、男子9人、女子6人が出場し、各々が磨き上げてきた演技を披露。中でも、新人枠で出場した大谷陸人(営1=常磐大)は、総合得点80.350の高得点を獲得し12位となった。種目別ではつり輪、跳馬ともに3位と上位に食い込んだ。 新人の中でひときわ輝きを見せた。すべての演技を終えた後「全体的にいい演技ができた」と大谷。第1種目、大谷が武器とするつり輪の演技では、絶妙なバランスを保ち力強い演技を披露した。跳馬では全日本インカレから半ひねりを加えたドリッグスに挑戦し、美しい回転と完璧な着地でEスコア9.000点と高い評価を受け14.600点と高評価。また、平行棒、鉄棒、ゆかでも全日本インカレを上回る得点で最終種目まで終える。総合得点は80.350と、目標だった80点越えを達成し大満足の結果となった。成長の跡が見えた。全日本インカレでは、得意のつり輪で種目別決勝まで残ったが、上位に食い込むことができなかった。それから約2カ月半、今年最後の大会となる新人戦に標準を合わせ、通し込み練習を徹底。「全カレに比べて今回は十分に通し込みをすることができた」と準備万端で挑み、体力、集中力ともに最後まで途切れることはなかった。そして、総合得点で全日本インカレの77.250よりも3.100高い得点を獲得。「冬も通し込みを続けて徹底して点が取れるようにしたい」とオフシーズンでも気は抜けない。来年の東日本インカレに向けて、さらなる成長と完璧な演技で挑みたい。 2週間後には霜月杯が迫る。今大会で今年最後となった選手も多くいる中、霜月杯では一般入部生が出場し演技を競い合う冬の最後の大会。昨年個人総合で優勝を飾った齋田祐暉(文3=サレジオ学園)も連覇を賭けたこの大会に挑む。また、今大会に出場した甲斐祥太郎(理工4=逗子開成)、松戸亮(理工2=市川学園)、山本大貴(政経1=国立)などのメンバーとともに団体優勝を目指す。今年最後の大会で1年間の集大成を飾ってみせる。[長谷川千華]READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
華麗な技とダイナミックな演技は見る者を魅了する。日本のお家芸としても知られる体操競技。男子は床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目。女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、床の4種目で構成されている。明大体操部は男子部と女子部に分かれており、5月に行われる東日本インカレで勝ち上がると、8月に行われる全日本インカレの出場権を獲得できる。また、11月には一般入部の選手が出場する霜月杯が行われる。現在、2部リーグに所属する体操部。1部昇格に向け日々練習を欠かさない。