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全日本選手権事後インタビュー 宇田幸矢×戸上隼輔【後編】
卓球 2022.02.261月に行われた全日本選手権(以下、全日本)。ダブルスでは、宇田幸矢(商2=大原学園)・戸上隼輔(政経2=野田学園)組が優勝。戸上はシングルスでも優勝と、単複二冠を達成した。今回は数々の激戦を勝ち抜き、優勝を手にした2人へのインタビューをお届けする。(この取材は2月17日に行われたものです) 全日本選手権事後インタビュー 宇田幸矢×戸上隼輔【前編】の続きとなります。 ――それぞれ、シングルスの結果を振り返っていかがですか。宇田:僕自身は特に良い結果でもなかったです。ただ、負けてしまった試合も今後の取り組み次第で価値のある負けに変換できると思うので、あの経験があったから今の自分がいると思えるように練習や試合に臨んでいきたいですね。戸上:シングルスは優勝しなければいけないと思っていました。今後選考が始まる中で、幸先が良い1年にしたいと思っていたので、これから苦しい道のりになると思いますが今後覚悟を持つための良いきっかけになりました。 ――Tリーグを大学生として戦うことについてはいかがですか。宇田:僕は高校2年生の時からドイツのプロチームで試合をしているので、大学生だからというのではなく、プロの選手としてどう結果を残すかということしか考えていないです。戸上:Tリーグはプロ化していて、子供たちが目指す1つの舞台だと思うので、変な試合はできないですし、自分たちの価値を上げられる1つの手段の大会だと思っています。いい経験もできますし、自分たちが頑張っている姿を応援してくれている方に見せられる大会なので、大学生としてではなく、プロとしてという気持ちでやっています。 ――2021年度を振り返っていかがですか。宇田:ダブルスは良くなっています。長年組んでいるのですが、お互いを理解して戦えているというところが結果に結びついているということや、場面、場面でお互いにアドバイスし合えて信頼してプレーできている。そこが一番大きいですね。戸上:2020年度はコロナの影響で大会の中止や延期が多くて、やっと2021年度の後半から試合も始まってきて、その中で残り少ないチャンスの大きな舞台で結果を残すことができて、飛躍した年になったと自分の中では思っています。 ――明大在学中での快挙ということについてはどのように感じていますか。宇田:大学に入る前に髙山さん(髙山幸信監督)の熱い話を受けて、進路で迷っているところもあったのですが、明大入学を決断することができました。あと2年間、なるべく結果を残すことが選手としての恩返しになると思います。その中で1つずつ結果を残せていることで少しずつ恩返しできているのかなと思います。戸上:明治大学は偉大なOBの方々がいて、伝統のある学校なので、5年ぶりにはなるのですが、明治大学として名前を残せたことはうれしく思います。 ――明大卓球部員として成し遂げたいことはありますか。宇田:大学生なので、大学の大会で、団体戦グランドスラムを達成することです。個人としてではなくチームで優勝することで明治大学のブランドがさらに上がっていくと思うので恩返しというのも兼ねて戦って勝っていきたいなと思います。戸上:今年、全日本で優勝してシングルス、ダブルスと取ることができて。大学の試合、インカレであったり全日学であったり、全部を明治大学でかっさらいたいという思いはあります。全日本で優勝して、今年はとてもチャンスがあるので、リーグ戦なども全部、明治大学が取っていきたいという気持ちです。 ――ファンの方に一言お願いします。宇田:全日本などの大きな大会やパリ選考も始まってきて、僕にとっては人生を懸けるような2年間だと思っているので、これから先、勝てない時期や、いい時、悪い時はいろいろあると思うのですが、自分の道を開けるように1つずつクリアしていきたいと思っているので、どんなときも熱い応援をしてくれたら嬉しいかなと思います。戸上:僕は2024年のパリに向けて今年から選考レースも始まりますし、一戦一戦、気の抜けない熱い戦いがこれから増えてくるので、期待してくれるだけで励みになります。なおかつ応援してくれるとさらに頑張れると思うので、ご期待とご声援のほど、よろしくお願いします。 ――今年度の目標と意気込みをお願いします。宇田:一番はオリンピック選考で常に上位に立って、一番ポイントを稼げるようにすることが一番の目標ですね。その中でTリーグや世界ランキング、世界選手権も大事になってくるので、全ての大会で勝ち続けられるようにしたいです。Tリーグでの調子はいいかもしれないですけど、大きな大会ではいい成績を残せていないので、一歩ずつ階段を登っていって、新しい宇田幸也というのを見せていけたらいいなと思います。戸上:僕の中ではまず、年内世界ランキング20位以内というのを大きく掲げていて、その中で国内のポイントというのも入ってきます。今年はオリンピックの選考会が第3回まであり、1位は50ポイントなのですが、その中で最大となる150ポイントというのを目指して、どんな大会でも勝てるような選手になりたいなと思っています。 ――ありがとうございました。 [大橋直輝・小井土大裕] READ MORE -
全日本選手権事後インタビュー 宇田幸矢×戸上隼輔【前編】
卓球 2022.02.251月に行われた全日本選手権(以下、全日本)。ダブルスでは、宇田幸矢(商2=大原学園)・戸上隼輔(政経2=野田学園)組が優勝。戸上はシングルスでも優勝と、単複二冠を達成した。今回は数々の激戦を勝ち抜き、優勝を手にした2人のインタビューをお届けする。(この取材は2月17日に行われたものです) ――まずは全日本を振り返ってみていかがですか。宇田:結果と内容は全く良くないという感じで課題と反省が残る大会だったと思います。ダブルスに関しては、いい流れを優勝に結び付けられたことが自分としては自信にもなりましたし、これからどんどん目標を高く持てると感じました。ですが内容自体はまだまだ課題の残る内容でした。しっかりと話し合って今後ダブルスに関してはさらに強くなれる試合だったと思います。準々決勝くらいから厳しい戦いが続いて台上技術自体は少しずつ良くなっているように感じています。ですが、選択肢を増やしていかなければ、世界と戦っていくには安定して勝てないと思います。自分たちはラリーになってからの得点がかなり多く、それぞれの持ち味ですが、それに関してパワーでいこうとし過ぎた部分がありました。2人の位置や距離感というのを理解して詰めていかなければならないと感じました。戸上:満足のいく試合というのはそこまでなかったですし、本当にギリギリの戦いを勝ち切ったという試合が多かったのです。ですが、追い込まれた状態で勝てたことはすごく自信にもなりますし今後の伸びしろを自分たちの中で見つけることができました。ただ、準決勝、決勝と0―2からのスタートでスタートダッシュの遅い試合が続いてしまいました。世界で戦うとなったら1ゲーム目から自分たちのプレーを強化していかなればならないということも見つかりました。1ゲーム目から落ち着いて相手をきちんと見てプレーをすればもっと強くなれるという実感も湧きました。 ――決勝での対戦相手である森薗政崇選手(平30政経卒・現BOBSON)・張本智和選手(木下グループ)ペアは世界選手権でも一戦交えていました。宇田:先月、試合をしていて世界選手権前もダブルスで練習していてお互い同プレーをしていくという想定や準備をしていました。ですが、そこで1、2ゲーム目は僕たちが空回りをしてしまい、いろいろと考え過ぎました。無理をし過ぎてしまったので向こうのほうが冷静だったと思います。ですが試合前はかなり自信がありました。自分たちがやるべきことをやれば必ず勝てると思っていたので、試合に入る前は冷静に入れたと思います戸上:何度も、世界選手権や世界選手権の合宿中で戦ってきたので手の内は分かっている相手でした。ですが、先ほど宇田が言ったように試合前考え過ぎていたというのが0―2になってしまった要因だと思います。ただ、3ゲーム目で冷静にプレーできたのは、負けていても自分たちのプレーを取り戻せたということがすごくいいと思いました ――決勝では先に2ゲームを奪われて後がない状況でした。宇田:嫌な流れというか、本当に1ゲーム目は仕方がないというか。相手も良かった分、自分たちが少し空回りしていました。自分たちが最後マッチポイント取った状態で追い付かれて負けてしまいました。3ゲーム目入る時は怖いな、ここの出だし次第ですぐ負けてしまうなと感じていましたが、ここから一球一球冷静に一点一点取るしかないと感じていました。戸上:2ゲーム目こちらがタイムアウトを使って、デュースで取られてしまったというのがあって出だしが本当に悪かったです。0―3で負けてしまう場面で自分たちがプレッシャーを感じながら試合をしていた中でも落ち着いて試合をすることができました。戦術転換などいろいろと組み立てることができて、いい面も悪い面もありました。最終的には、苦しい中で自分たちがいかに1点をどうやって取るかという試合だったので非常に苦しかったですね。 ――試合中はどのようなことを話していましたか。宇田:絶対に苦しい試合になると思っていたので自分たちの世界選手権で戦ってきたことを思い出しつつ、ですがそのままでは良くないと思っていました。やること自体はそこまで強くは決めていませんでした。戦術よりも技術的なこと、形的よりも感覚的にいこうねという話をしていて、自分たちがその場で自信持ってやれることをやっていこうという気持ちを持って試合をしていました。お互い信頼はしていますし、どちらもアシストも得点を決めることができることが強みのペアだと思います。戸上:試合に入る前は、自分たちのプレーをやり遂げようと話していました。その中で自分ちのプレーがうまくいかなかったことはありましたが、最後まで丁寧にプレーをすることができました。攻撃力がある自分たちのプレーは世界で通用するという自信は持っていますし、このペアに負けるわけにはいかないという強い気持ちは試合入る前から強かったです。 ――改めて、ダブルスの全日本優勝という結果について振り返っていかがですか。宇田:世界で3位になって、アジアでも優勝して、ここ最近結構良い流れできていたので絶対に取りたかった全日本で取ることができました。全日本で優勝できたので、今後パリ五輪を見据えて世界で優勝できるように頑張っていきたいですね。戸上:僕たちは2024年のパリ五輪を目指して頑張ってきて、これから選考レースもどんどん始まってきます。選考レースというのも長いようで短い期間なので、まず全日本でこうやって優勝できたこと、ナンバーワンというのを証明できたことはうれしいことでした。ですが自分たちの目指すところは全日本の優勝ではなくて世界での優勝なので、満足せずにやっていきたいと思います。 ――ありがとうございました。後編も引き続きよろしくお願いします。 [大橋直輝・小井土大裕]READ MORE -
平賀がベスト4入り!/関東学生選手権
卓球 2021.12.22関東学生選手権のシングルスが行われた。明大からは25人が出場し、4人がベスト16に駒を進めた。平賀龍生(文1=明豊)がベスト4入りし、ベスト16のうち3人が1年生と、ルーキーが好成績を残した。 ◆12・19~21 関東学生選手権(和光市総合体育館)▼男子シングルス 平賀――ベスト4 松田――ベスト8 菅沼、山本――ベスト16 1年生の躍進が目立った。ベスト4を懸けて争った平賀と松田歩真(商1=野田学園)。明大同士、そして1年生同士の対決だった。松田に関して「いつもは勝てない相手」と語る平賀。先に1ゲーム奪われるものの、その後は安定感を見せ3ゲームを連取。しかし、簡単には勝利を譲れない松田。運命の5ゲーム目は一進一退の攻防に。デュースにもつれ込んだが「いつも以上のプレーを出すことができた」(平賀)。17―15で激戦を制し、見事勝ち上がった。 準決勝は序盤から競り合う展開に。1ゲームずつ取り合い、ゲームカウント3―2で迎えた4ゲーム目。リードしていたものの、あと1点というところで相手のドライブで返せず。4連続得点を許してしまい、勝利を手繰り寄せることはできなかった。悔しさをにじませるも「いい結果を出すことができた」とランク入りに満足げな表情を浮かべた。 次に明大が控えるのは1月に行われる全日本選手権。今大会には出場しなかった宇田幸矢(商2=大原学園)や戸上隼輔(政経2=野田学園)などの有力選手も出場する。大舞台で紫紺たちが強さを見せつける。 [新谷歩美] 試合後のコメント髙山幸信監督――今大会の総括をお願いします。 「シングルスでいえば4人がランク入りして、ベスト8が2人でした。1年生中心に残れたのは明るい材料だったと思います。ダブルスの練習が少なかったと思います」 ――全体的な課題は何でしょうか。 「技術的なことでいえば、いいサーブが全体的に少ないのとサーブの種類が少ない。試合でサーブとレシーブは非常に重要ですので、これから重点的にやっていこうと思います」 平賀――課題は見つかりましたか。 「自分は守備力に自信があるので、守備力に偏りすぎないように攻撃面を強化していきたいと思います」 ――今後の意気込みをお願いします。 「出る大会全てを全力で頑張りたいです」 READ MORE -
宮川・手塚組悔しいベスト8/関東学生選手権
卓球 2021.12.20新型コロナウイルスの影響で延期されていた今大会。優勝を狙っていた宮川昌大(情コミ2=野田学園)・手塚崚馬(政経1=明徳義塾)組はベスト8という悔しい結果に終わった。4年生コンビの菅沼湧輝(営4=大阪桐蔭)・西康洋主将(商4=明徳義塾)組、山本歩(商1=出雲北陵)・松田歩真(商1=野田学園)組はベスト16に留まった。 ◆12・19~21 関東学生卓球選手権(和光市総合体育館)▼男子ダブルス宮川・手塚組――ベスト8菅沼・西組、山本・松田組――ベスト16 決勝戦の舞台に紫紺のユニホーム姿はなかった。常勝明治の敗北。宮川・手塚組は5回戦まで順調に勝ち上がったものの、ベスト4を争い迎えた6回戦。上村・阿部組(専修大)に辛酸をなめさせられた。「今回は優勝を狙っていた」(手塚)と話していたばかりに目標に届かない結果に悔しさをのぞかせた。 「最初から最後まで苦しい展開だった」(宮川)。第1ゲームは両者が交互に得点を重ねる大接戦。序盤は手塚がフォアドライブを決めるなど相手をリードしていた。しかし後半、相手の追い上げで「最後は受け身になってしまった」(手塚)。激しいラリーは続いても、決め手となる一手が出し切れず苦しい展開が続く。思うようにいかない展開に焦り、ミスも目立った。第2ゲーム終了時点で0-2という窮地に立たされた宮川は「もうきついなと思った」。打ち返された球がむなしく宙を切り、ストレートでの敗北を喫した。 しかし同時に今後の課題も見つけることができた。ベスト8の試合は「守備からの展開が多かった」(宮川)と振り返り、今後の課題として「攻撃的なプレーを意識していきたい」(宮川)と挙げた。悔しさをバネに躍進できるか。ダブルスで進化して、明大の強さを見られる日が楽しみだ。 [新村百華] 試合後のコメント宮川――ダブルスを振り返っていかがでしたか。 「今回はダブルスの試合が全日本学生選手権ぶりということで練習の時間はあまりなかったのですが、少し手応えを感じる試合だと思いました」 ――シングルスに向けて意気込みをお願いします。 「今回関東学生選手権ということで、明大が優勝を持って帰りたいという気持ちがあります。そのために自分が頑張らなければならないと思っているので、優勝できるように頑張ります」 手塚――ベスト8の試合はいかがでしたか。 「1セット目は気持ちが向かっていて良かったのですが、追いつかれたときに焦ってしまって、戦術が整わなくなってしまいました」 ――全日本選手権(以下全日本)に向けて意気込みをお願いします。 「全日本は日本で一番大きい大会でみんな強い選手なので、自分は向かっていくだけなので頑張りたいです」READ MORE -
宮川がシングルス優勝! 2度の明大対決を制す/全日本学生選抜選手権
卓球 2021.11.29全日本大学総合選手権・個人の部でランク入りした選手と全国の各学連で選抜された男女などそれぞれ48人が参加した今大会。明大からは4人が出場。3人が決勝トーナメントへと駒を進め、宮川昌大(情コミ2=野田学園)が大学卓球の王座に輝いた。 ◆11・27~28 全日本学生選抜選手権(カメイアリーナ仙台)▼男子シングルス 宮川――1位 出雲――2位 西――ベスト8 沼村――予選リーグ敗退 もはや明大に敵はいない。初日の予選リーグでは傷を付けることなく無敗のまま決勝トーナメントに進出した西康洋主将(商4=明徳義塾)、出雲卓斗(政経4=遊学館)、宮川。ベスト8では西、宮川が早くも明大同士での対戦となってしまうも、宮川が勝ち切る。途中、苦戦を強いられながらも決勝へと駒を進めた。 決勝に進出した宮川の相手はまたしても明大の選手である出雲。ゲーム開始早々、力強いフォアハンドで点数を取ると勢いそのままに1ゲーム目を先取。そして第2、第3ゲームも危なげなく連取した。「自分のいいプレーが展開できた」(宮川)。このまま1ゲームも譲ることなくストレート勝ちをするかに見えたが、第4ゲームで戦況は大きく変わる。「4ゲーム目から戦術を変えた」(出雲)。それまでバックハンドを狙われていたため、フォアハンドのコースに狙いを定めて打つよう意識をした出雲。この作戦変更が功を奏し、先に取られた3ゲームを取り返す形に。そして迎えたゲームカウント3−3、運命の第7ゲーム。「出だしが悪かった」(宮川)とこのゲーム序盤は出雲が主導権を握る。1−4と点差になかなか追い付けない宮川だったが「最後まで諦めずにプレーした」(宮川)。その言葉通り、質の高い球を打ち続け徐々に点差を縮めると一気に宮川のペースに。そして最後には大きく点差を離し優勝を飾った。 表彰式には決勝トーナメントに出場した3選手全員が出席。改めて明大卓球部の強さを見せつけた。それでも「自分の同じ学年には宇田幸矢(商2=大原学園)選手、戸上隼輔(政経2=野田学園)選手がいて自分も成績を残さないと」(宮川)とそこに慢心は一切存在しない。今後も明大最強トリオの一角は高みを目指し日々精進し続ける。 [小井土大裕] 試合後のコメント出雲――明大対決についていかがでしたか。 「4年生の意地で勝ちたいなとは思っていたのですが、練習試合とか→トルよりも相手の方が戦術の組み方がうまかったかなと思います」 ――3ゲーム連取からのファイナルゲームはいかがでしたか。 「最終ゲーム、2−1の場面で昌大(宮川)がいつもならミスしないボールをミスしてくれたので、集中力が切れたなと思っていました。しかし、そこで切れていなかったので、相手の方が上だったなと思いました」 宮川――今大会の総括をお願いします。 「今大会の前の練習では調子が良くなかったのですが、その分開き直ってプレーすることができたかなと思います」 ――決勝でまず3本先取した状況についてどうでしたか。 「1~3ゲーム目は自分のプレーができて展開がとても良かったのですが、4ゲーム目から出雲さんがうまく自分のしたいことをさせてもらえずに進んでいきました。最終ゲームも出だしが悪かったのですが、優勝したいという気持ちが強かったので最後まで諦めずにプレーしました」READ MORE -
戸上が優勝! 6名がランク入り果たす/全日本大学総合選手権・個人の部
卓球 2021.11.01 全日本大学総合選手権・個人の部(以下全日学)最終日。明大勢はランク入りした選手が6人と大躍進。ダブルスで3位に終わった戸上隼輔(政経2=野田学園)は明大として3年ぶりの優勝を果たした。 ◆10・28~31全日本大学総合選手権・個人の部(所沢市民体育館)▼男子シングルス 戸上――1位 出雲――ベスト8 宇田――ベスト8 沼村――ベスト16 西――ベスト16 宮川――ベスト16 ダブルスでの雪辱を果たした。出そろったのは戸上以外愛知工大の選手たち。決勝進出を懸けて田原(愛知工大)と対戦した。「気持ちで負けないような試合をしたい」と序盤から着実に得点を積み重ね、3ゲーム目には8連続ポイント連取するなど圧倒。危なげなく決勝に進出した。しかし、先ほどの試合とは一転して決勝では苦しい展開に。今大会3度目の愛知工大の選手となる髙見(愛知工大)に連続して得点を決められ、1ゲーム目を奪われる。勝負の2ゲーム目からは両者が強烈なフォアハンドの打ち合いを繰り広げる。ここでフォアの連打戦を制し、戸上は「相手にスキを与えない気持ちで戦った」と2ゲーム目以降3セット連取。しかしあと1セットを取れば優勝という時に、髙見も負けじと食い下がる。左右に揺さぶりをかけられ、相手に2ゲーム返されてしまう。フルセットまでもつれ込み勝負は運命の7ゲーム目。一進一退の中「最後まで諦めず強い気持ちを持っていた」。激しいラリーの応酬で体勢を崩されながらも戸上が意地を見せる。最後は4連続得点で見事王者の座をつかんだ。 全日学シングルスでの優勝は2017年の森薗政崇選手(平30政経卒・現 BOBSON)以来。最近は優勝から遠ざかっていたからこそ「まずは優勝を目指していかなければならない」(髙山幸信監督)。目指すは表彰台の一番上のみ。戸上、宇田幸矢(商2=大原学園)を中心に次こそは明大が上位を占めてみせる。 [新谷歩美] 試合後のコメント髙山監督――今大会の総括をお願いします。 「プレーの内容自体はみんな良かったので、できる力を出し切って負けた子もいればもう少しいい試合しているけれど工夫していれば勝てたという選手もいます。そういう意味で、この1年で数少ない試合なのでその中で貴重な体験をできた子も、また今大会を振り返って次回につなげていければと思います」 ――戸上選手の優勝についていかがですか。 「決勝がフルゲームまでいって苦しかったと思うがそうやって競り勝つことがとても大事なことなので今回はよく頑張ったなという感じです」 戸上――今回優勝できた要因は何ですか。 「追われる立場なので逆に挑戦するという気持ちでした。挑戦するという気持ちは中途半端なものではなく、絶対勝つというような自分は世界で勝てる自信があるので自覚をもって自分のほうが強いという気持ちがあって良かったです」 ――明大としては2017年以来の優勝になりました。 「森薗選手の代は非常に強くてインカレでもいい成績を残していて今度僕たちが結果を残していかなければならない立場にある中で、インカレだったり今回のダブルスも愛知工大の取られてしまったりしていて、もう一度明治の時代を作りたいというのがあります。OBを見習って偉大な先輩たちに傷を付けないようにもう一度立て直していきたいです」 西康洋主将(商4=明徳義塾)――今大会の総括をお願いします 「1年生から自分は今大会に出場していて3年目になりますが、徐々に結果として残せるようになってきました。優勝することはできませんでしたが、自分の成長も感じられました。ですが課題も見つかったのでもっと上を目指せるような選手になることが実感できた大会でした」 出雲卓斗(政経4=遊学館)――ベスト8に残りました。 「自分が実力を出して勝てるかどうかは分からなかったですが最後は4年生の意地で勝てたと思います」 READ MORE -
菅沼・西組が準優勝 宇田・戸上組は3位/全日本大学総合選手権・個人の部
卓球 2021.10.31大会3日目は男子ダブルスの準決勝、決勝が行われた。菅沼湧輝(営4=大阪桐蔭)・西康洋主将(商4=明徳義塾)組は準決勝を大逆転勝利。決勝ではあと一歩及ばなかったが、準優勝を果たした。宇田幸矢(商2=大原学園)・戸上隼輔(政経2=野田学園)組は準決勝で敗退し3位となった。 ◆10・28~31 全日本大学総合選手権・個人の部(所沢市民体育館)▼男子ダブルス 菅沼・西組――2位 宇田・戸上組――3位 男子ダブルス準決勝。第2ゲーム終了時点でゲームカウント0―2。菅沼・西組は窮地に立たされていた。「無理が出てしまっていた」(西)。決めなければいけない、精度の高いレシーブをしなければ負けてしまうという焦りからミスが連発。何としても流れを変えたかった。3ゲーム目以降はスマッシュなどで派手に点を取るのではなく、相手の苦手なところを攻める作戦に。この作戦が功を奏す。丁寧にコースへ打ち分けることで得点率は上昇。「我慢することができ、余裕のある気持ちで戦えた」(西)。その後も練習通りの戦術や展開で3ゲーム連取に成功。絶体絶命のところから見事、大逆転勝利を収めた。「作戦を地道にやって自分たちのペースにできたことが逆転の要因だと思う」(菅沼)。 決勝は1-3で敗れ惜しくも準優勝となった。この大会を4年間の集大成として位置づけていた菅沼・西組。目標のベスト4を達成し「全日本選手権(以下、全日本)に出場できることになったので、解散をもう少し延期できてうれしい」(西)。全日本での目標は優勝。大学卓球人生最後の大舞台を有終の美で飾るべく、まい進する。 先日行われたアジア選手権。宇田・戸上組は男子ダブルスにて日本勢45年ぶりの金メダルを獲得した。今大会の優勝候補にも挙げられていたが、準決勝で敗退。「世界選手権に向けて大きな課題が見つかったことが今回の収穫」(宇田)。常に見据えるのは世界。これからも世界で輝く紫紺から目が離せない。 [大橋直輝] 試合後のコメント西――決勝戦はいかがでしたか。 「大事な場面で2本サーブミスをして流れが悪くなってしまいました。2本目は9―10でミスをして終わらせてしまったので、そのような少しの甘さが優勝できない原因なのかなと思います」 菅沼――全日本への課題は何ですか。 「フォアの回り込みを大きく回り込めたらもっと良いパターンができる場面が何回かあったので、動けるように下半身を強化していきたいと思います」 宇田――ダブルスを振り返っていかがでしたか。 「相手のサーブやレシーブに対しての処理が負けた要因かなと思っています。その中でラリーに持ち込んだらこちらの方が有利なのですが、3球目や5球目で点を取られてしまったので、ミスというのが一番の敗因かなと思います」 READ MORE -
4年ぶりの王座奪還ならず、悔しい準V/全日本大学総合選手権・団体の部
卓球 2021.07.05大学日本一を決める全日本大学総合選手権・団体の部。明大は4年ぶりの王座奪還に向けて宇田幸矢(商2=大原学園)や戸上隼輔(政経2=野田学園)ら超主力選手を準備。決勝の相手は宿敵・愛知工大。5番手にまでおよぶ激闘の末に敗れ、悔しい準優勝となった。 ◆7・1〜4 全日本大学総合選手権・団体の部(島津アリーナ京都)▼決勝トーナメント1回戦 ◯明大3―0新潟大▼2回戦 ◯明大3―0同大▼準々決勝 ◯明大3―0関西学大▼準決勝 ◯明大3―0福岡大▼決勝 明大2―3愛知工大◯ 「今年は何としても優勝」(髙山幸信監督)。予選リーグから準決勝まで全てストレートで勝ち上がり、迎えた決勝の愛知工大戦。1番手の戸上がまさかの敗戦で幕を開けた。「流れをつくるために気合を入れて試合をした」(宮川昌大・情コミ2=野田学園)。2番手の宮川がエース・木造(愛知工大)相手にストレートで大金星。その流れに乗り、ダブルスでは戸上・宇田の最強ペアが勝利し優勝まであと1勝。4番手の宇田は今大会殊勲賞に輝いた田中(愛知工大)と壮絶なラリー戦を繰り広げる。しかしあと1点が入らず、全て11-9でストレートでの敗戦。王座奪還は5番手の西康洋主将(商4=明徳義塾)に託された。1ゲーム目を先取される苦しい展開も冷静に試合を進め2ゲーム目を取り返した。流れは明大かと思われたが、相手の勢いに押され3、4ゲーム目を落とし愛知工大の前に散った。 「2位は全然うれしくない」(西)。優勝だけを見据え宇田や戸上といった超主力級選手を準備した明大。しかし、その思いはかなわなかった。「宇田、戸上に続く選手を育てていかないと」(高山監督)。今大会で浮き彫りとなった宇田、戸上頼り。この課題解決のために今夏、明大卓球部一同で奮起する。 [大橋直輝] 試合後のコメント髙山監督――大会全体を振り返っていかがですか。 「決勝までは順調に勝ち上がってこれたっていうのもあると思うのですが、結果2位だったので、そこは残念です。素直に負けを認めてというか受け入れて何が良くなかったのかよく考えて次に生かさないといけないなと思います」 ――宇田選手と戸上選手はいかがでしたか。 「戸上はそんな調子悪くは見えなかったが、僕から見たら宇田の方が動きがちょっと良くなかったかなと思いました。あの2人については大学の中でも、日本の中でも注目されている選手だし、相手はどんどんと向かって来る。それに対して受け止めるのではなく、迎え撃つというか、自分からやるっていうことをどんどんやっていかないと目指される、目標とされる。そういったところが今回、技術的な部分では劣ってないので、精神的なところでもっと強くならないと。競る場面なんていっぱいあるし、競った中でできる、ボールを相手コートの中に入れる技術がないと強いとは言えないので。その技術を相手のコートに入れることができるのも精神力が強くないとできません」 西――決勝を振り返っていかがですか。 「みんなベストなプレーをしていたと思うのですが、最後そこで自分が5番で勝たなければいけない場面だったので、情けない試合をしてみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです」 ――今後の目標は何かありますか。 「今回は優勝することができなかったので、他の団体戦や全国大会がもし開催されることができれば、しっかり全てタイトル取れるようにこの悔しさをバネにして成長できるようにしたいと思っています」 宮川――木造選手に勝ちました。 「相手の方が格上なので自分は向かっていくという立場で試合ができたのが良かったかなと思います」READ MORE -
宮川2冠! ルーキー2人も躍動/関東学生新人戦手権
卓球 2021.06.23ルーキーを中心に頂点を競う関東学生新人選手権が行われた。明大は宮川昌大(情コミ2=野田学園)が優勝。山本歩(商1=出雲北陵)、平賀龍生(文1=明豊)の両1年生がベスト8進出を果たすなど1年生の活躍も目立った。 ▼6・21関東学生新人選手権(横浜武道館)▼男子シングルス 宮川――優勝 山本、平賀――ベスト8 松田――ベスト16 松下、手塚――6回戦敗退 對馬、村松、寺下――5回戦敗退 日置、向井、小笠原、山腰、大島――4回戦敗退 注目のルーキーが実力で結果を見せつけた。新型コロナウイルスの影響により軒並み大会が中止となった春。今年度初めての大会となったが、優勝した宮川を中心にベスト8に3人が進出するなど明大勢が躍進した。 宮川は圧巻の強さでダブルスに続き、シングルスでも決勝に駒を進めた。決勝の相手は1年生ながらに全日本選手権でランク入りしている実力者・小林(日大)。力強いドライブを武器に果敢に攻め続け第1セットを先取。続く第2、3ゲームはあと1点になかなか届かず、立て続けに2セットを取られ、逆転されてしまう。しかし、それ以降は今大会に向けて特に練習してきたというサーブで相手を翻弄(ほんろう)し流れをつかむ。「決勝は我慢できた」(宮川)と、粘り強く戦い最後はフルセットの熱戦の末に逆転勝利を収めた。 明大は宮川に加え、戸上隼輔(政経2=野田学園)、宇田幸矢(商2=大原学園)といった2年生に注目が集まるが、今年の1年生も要注目だ。今大会は山本、平賀の1年生コンビがベスト8に進出し、鮮烈なデビューを飾った。山本は「徐々にいいプレーが出てきた」と尻上がりに調子を上げ、フルセットの試合をものにするなど勝負強さを見せた。平賀は準々決勝で、宮川との「明大対決」を繰り広げた。「宮川さんは一つ一つのプレーの質が違った」と振り返りながらもひるむことなく真っ向勝負を演じた。この学年について髙山幸信監督は「他にもいい1年生はたくさんいる」(髙山監督)と自信をのぞかせる。次戦に控えるは2年前にまさかのベスト16に終わってしまった全日本大学総合選手権・団体の部(以下、団体インカレ)。その雪辱を果たし絶対王者の名を必ず取り返す。 [山岡慎] 試合後のコメント髙山監督――今大会の総括をお願いします。 「ベスト8に3人というのはもう少し入れたというのはあります。持てる力を出して苦しみながらも上に行った人や、なかなか結果が出なかった人もいて、満足してはいないが、そこはよくやったかなという感じです」宮川――今大会を振り返って 「新人戦という事で、シングルス・ダブルスは明治に優勝をもたらしたいという思いが強かったです。そして、明治が優勝するためには自分が頑張らなければと思っていたので勝つことができて良かったです」――団体インカレについての目標など 「団体インカレは絶対に優勝しかないと思っていますし、宇田選手や戸上選手に頼らず自分が相手のエースに勝つという気持ちでやっていきたいと思っています」READ MORE -
宮川・手塚組ダブルス優勝! 明治の強さを見せつける/関東学生新人選手権
卓球 2021.06.23関東学生新人選手権大会が開催された。明大からは12組が出場。うち、宮川昌大(情コミ2=野田学園)・手塚崚馬(政経1=明徳義塾)組が優勝。寺下拓海(商2=福井商)・村松凛音(営2=長野工)組も2位と好成績を残した。◆6・12、20~21 関東学生新人選手権(横浜武道館他)▼男子ダブルス 宮川・手塚組――1位 寺下・村松組――2位 松田・山本組――ベスト8 宮川・手塚組が実力を見せつけた。序盤の試合で「迷いがあった」(手塚)と立ち上がりは苦しく、デュースにもつれ込むも徐々に調子を上げ、決勝に駒を進める。「他のペアより得点パターンが多かったのが良かった」(宮川)。決勝は寺下・村松組と対戦し、明大対決となった。相手の強みであるサーブレシーブをうまく攻めさせない試合運びでラリーにもっていき、攻めたプレーで危なげなく勝利をつかんだ。お互いが右左というペアであったが、宮川の左からの強いフォアに対して、「自分にはなくて弱点でもあった」(寺下)と悔しさをにじませた。「自分たちが絶対に優勝しなければならない強い気持ちが力になった」(宮川)。エースの気概も勝利へとつながった。 ベスト8には3組が進出した。春リーグが中止となり初めての公式試合であったが、チームの実力を裏付ける結果となった。「今回の大会を通して、練習で自分の伸びたところを確認できたのが良かった」(斎藤清監督)。次の大会以降も、快進撃を予感させた今大会。「自分たちのチーム力を生かして絶対に優勝する」(宮川)。7月の団体インカレでも明大の活躍に注目したい。[新谷歩美・新村百華]試合後のコメント斎藤監督――明大対決はいかがでしたでしょうか。 「宮川が今までレギュラーとして頑張った成果が出ていました。手塚も決勝は伸び伸びとプレーしていました。逆に、村松、寺下は少し緊張した感じがしました」 ――就任して3ヶ月経ちましたが、明大の選手を見ていかがでしょうか。 「うまいですね。しかし、うまい選手が勝つというわけではないので、勝負にこだわっていけたらいいと思います。明治は、卓球界では君臨しなければならない存在と思っていますので、その重み、使命感を逆に生きがい、目標にしてどんどん上を目指していってもらいたいと思います。特に今年は全部の大会優勝すると言ってますので、今度のインカレも一つのステップとしてきちっと勝ってもらいたいです」 宮川――決勝の明大対決についていかがでしたか。 「普段からやり慣れている相手でしたが、挑戦者の気持ちで出だしから自分たちの気持ちでできたのが良かったと思います」 ――優勝できた瞬間の気持ちはいかがでしょうか。 「優勝はしましたが、うれしいというよりかはほっとした部分がありました」 手塚――今大会を振り返っていかがでしたか。 「今回、いい形で試合に勝てて優勝できたので、ここを通過点として次のインカレでいい結果を出せるように頑張ります」 寺下――今の気持ちはいかがですか。 「準決勝の相手が格上だったので、普段通りでは負けると思い、ミスを恐れずに攻めていくことを考えたら自分たちのプレーができたので、それが勝ちにつながったのが良かったと思います」 村松――今大会を振り返っていかがでしたか。 「自分達の得意とすることをすれば勝てることを強く感じましたし、逆に悪いところもカバーできたところはありました。自分たちの得意なことを伸ばしつつ、苦手なところはカバーしてお互いの良いところを増やしていければと思います」 READ MORE
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【卓球部】卓球界の王者たれ2022
卓球界の王者たれ。世界で活躍する選手を幾度となく輩出し、常に大学卓球界トップに君臨し続けた明大卓球部。今年度も松下竜巳主将(商4=野田学園)を筆頭とする新体制で、ここ4年遠ざかっているグランドスラム達成に向け、まい進する。本特集では、懸命に卓球に向き合う選手の姿を特集していく。READ MORE -
【卓球部】卓球界の王者たれ
卓球界の王者たれ。数々のスター選手を輩出し、先頭を走り続けてきた名門・明大卓球部。今年度は、藤井宗太主将(政経4=秋田)率いる新チームに伝統のバトンが受け継がれた。5月に行われた春季関東学生1部リーグ戦で優勝。最高のスタートを切ったチームは、ここ2年遠ざかっているグランドスラムへ。本特集は進化を続ける選手たちを取り上げる。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1931年に創部されて以来、世界で羽ばたく有名選手を数多く輩出してきた卓球部。2016年のリオデジャネイロ五輪では水谷隼(平25政経卒・現木下グループ)、丹羽孝希(平29政経卒=現スヴェンソン)が代表選手に選ばれ、団体戦史上初の銀メダル獲得に貢献した。 「卓球界の王者たれ!明治大学」というスローガンを掲げ、寮にある練習場で毎日練習を行っており、技術力だけでなくチーム力も培っている。大学卓球界にその名を轟かせてきた〝古豪・明治〟は、現在も新たな歴史を刻み続けている。