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表彰台には一歩届かず 松田の最高順位4位で終える/全日本学生選抜選手権
卓球 2023.11.27大会最終日となった2日目は、予選リーグを勝ち抜いた16人で決勝トーナメントが行われた。明大からは宮川昌大(情コミ4=野田学園)、松田歩真(商3=野田学園)、山本歩(商3=出雲北陵)が出場し、初戦で山本との明大対決を制した松田が4位という結果を収めた。 ◆11・25~26 全日本学生選抜選手権(きびじアリーナ)▼男子シングルス決勝トーナメント松田――4位宮川、山本――ベスト16 ベスト8を懸けた明大対決を制したのは松田であった。「相手(松田)の方が格上だったので、自分から向かうことを意識した」(山本)。その言葉通り果敢に攻めゲームカウント2-0とリードしていたが、予選リーグで全勝という圧倒的な強さを見せた松田が徐々に本領を発揮。1ゲームを奪い返し勢いづいた松田がそのまま山本に追い付き、勝負の行方は互いに負けられない最終ゲームに。点を取り合う互角の戦いとなったが「手の内を知っていたのでやりづらい気持ちもあったが、踏ん張ることができた」という松田が11-8で山本を制し、2回戦へと駒を進めた。 同じくベスト8を懸け決勝トーナメント初戦に臨んだのは、明大勢で最年長の宮川。相手の中村(愛知工大)は「高校の時によく試合をした選手で、負けたことがなかった」(宮川)という。しかし今大会では1ゲーム目から苦戦を強いられる。相手に連続ポイントを重ねられ、第1、2ゲームを続けて落とす展開に。それでも宮川はエースとしての意地を見せ、得意のフォアハンドで着実に点を重ねると第3ゲームを奪い返した。しかしそのまま逆転することはかなわず、ゲームカウント2-4で敗北。初戦で姿を消した。 唯一明大勢でベスト8に進んだ松田は順調に点を重ね勝利を収め、準決勝に進出。しかしここで今大会王者・小林(日大)に圧倒的な力の差を見せつけられストレート負けを喫する。松田の最後の戦いは3位決定戦となった。対する相手は、全日本大学総合選手権・個人の部(以下、全日学)で宮川を下し優勝した岡野(朝日大)。フルゲームのジュース戦にまでもつれこむ激闘となった。強敵を相手に「気持ち的にも体力的にもきつかったが、最後まで頑張った」という松田。長いラリーを制しポイントを重ねる場面もあったが、ジュース戦の末惜しくも敗戦し、最終順位4位で今大会の幕を閉じた。 しかし戦いはまだ終わらない。1月には全日本選手権(以下、全日本)が待っている。「悔しかったがいいプレーもできたので、練習を重ねて全日本でランク入りしたい」(松田)と選手たちは前を向く。今大会で得た収穫を胸に、全日本ではさらに良い結果を見られることを期待したい。 [下元天花] 試合後のコメント宮川――敗因は何だと思いますか。 「今年目標として、関東学生(関東学生選手権)優勝と全日学優勝という二つを掲げていました。関東学生は優勝できましたが全日学の決勝で負けてしまって、 その悔しさがずっと自分の中で今も残っていて、この大会に対する気持ちが自分の中では少し弱かったのかなと思っています。それがやはりプレーに影響したのかなと思います」 松田――今日の試合を振り返ってみていかがですか。 「優勝を目標にやってきたのでそれができなくて悔しいです。でも全日学ですごく悔しい思いをしてその分結果を残せたので、それはうれしく思います」 山本――良かったところと改善したいところを教えてください。 「良かったところは、レシーブからの展開が課題だったので、そこで前に比べて点が取れるようになった点ですが、競り合いになった時に戦術をうまく変えることができなかったのが負けた原因かなと思います」 READ MORE -
戸上隼輔 最後のパリ五輪選考会で張本下しV/全農CUP大阪大会 第6回パリ五輪日本代表選考会
卓球 2023.11.26 最後のパリ五輪代表選考会。戸上隼輔(政経4=野田学園)は準決勝を勝ち切ると、決勝では張本智和(智和企画)と対戦した。序盤は苦戦するも、最後は突き放して見事優勝を手にし、シングルスでのパリ五輪代表入りをほぼ確実とした。 ◆11・25~26 全農CUP大阪大会 第6回パリ五輪日本代表選考会(Asueアリーナ大阪)◆2日目▼男子シングルス 戸上――優勝 準決勝に勝ち進んだ戸上は、明大OB・有延大夢(平29商卒・現琉球アスティーダ)と対戦。強烈なフォアハンドもさく裂し、主導権を渡さず。3ゲームを連取し、第4ゲームへ。このまま勝利かと思われたが、先制点を奪われるとなかなか追いすがれない。一時は5点差まで広がるなど苦戦を強いられる。6―10でゲームポイントを握られたものの、ここから戸上が強さを発揮。一気に4連続で得点を重ね、ジュースに持ち込む。一進一退の攻防を制し、最後は15―13で勝利。決勝へと駒を進めた。 決勝の相手はこれまで幾度となく激戦を交わしてきた張本。まさに日本の〝頂上決戦〟だった。第1ゲームは張本の勢いに押され、3―11で先取されてしまう展開に。第2ゲームでも張本にのまれそうになる中、応援が背中を押したのだろうか。1―6という5点差から4連続得点、さらには5―7から5連続得点と圧巻のプレーを見せ、大逆転から試合を振り出しに戻す。第3ゲームでも勢いは止まらなかった。左右への振り分けで相手を翻弄(ほんろう)し2―1と勝ち越すと、続く第4ゲームでは、張本の猛追も振り切り3―1。最後は強烈なバックハンドが張本の卓上に吸い込まれ、勝利。「不安があっても自分のプレーを貫き通すことができた」。優勝が決まった瞬間、張りつめていた顔も緩み笑顔がはじけた。 思えば苦しい選考レースだった。全日本選手権優勝の直後、第1回パリ五輪代表選考会でまさかのベスト16。「オリンピックに出場するのは過酷だなと痛感した」。さらには第5回パリ五輪代表選考会には「声も出せないぐらいだった」と語るほどの体調不良に見舞われる。そんな中でも「自分の技術だったり卓球の幅が広がっていった」と成長を実感してきた。最後の選考会で優勝を飾り、選考ポイントでの上位2枠入りをほぼ確実とした戸上。パリへの道筋は、明るい。 [新谷歩美] ※試合後のコメントは別記事で掲載いたします。READ MORE -
手塚と高橋航は粘りを見せるも予選敗退 3人が決勝トーナメントへ/全日本学生選抜選手権
卓球 2023.11.26全国から実力者がそろった今大会。競技初日は予選リーグが行われた。明大からは宮川昌大(情コミ4=野田学園)、松田歩真(商3=野田学園)、山本歩(商3=出雲北陵)、手塚崚馬(政経3=明徳義塾)、高橋航太郎(政経1=実践学園)が出場。そのうち、宮川、松田、山本が決勝トーナメントに進出、手塚と高橋航は予選敗退となった。 ◆11・25~26 全日本学生選抜選手権(きびじアリーナ)▼男子シングルス予選リーグ 宮川、松田、山本――決勝トーナメント進出 手塚、高橋航――予選リーグ敗退 手塚は初戦から白星を挙げ順調に進んだが、3戦目で朝日大の梅村に苦戦を強いられた。1―1で迎えた第3ゲームでは6連続得点を許しこのゲームを奪われるも、続く第4ゲームは粘りのプレーを見せ2―2に追い付く。同点で迎えた第5ゲームは両者取っては取られる接戦に。プレー中何度も苦しそうな表情を見せ、惜しくも8―11で敗北。梅村との対戦が一番苦しかった試合と振り返り「サーブ、レシーブの部分でも今日はとてもミスが多かった」と悔しさをにじませた。 明大勢で唯一の1年生だった高橋航は「自分から向かっていくような試合ができれば」と強気で挑んだ。しかし日体大の泊との3戦目では思うように得点できず。「お互いラリーのタイプなので、(ラリーが)続くのは覚悟していた」という言葉通り、台上を球が大きな弧を描きながら何度も行き交った。大きく球を揺すられても食らいつき、意地を見せた高橋航。「(第1ゲームを落とし、)第2ゲーム目からもう気持ちを振り切ってプレーに挑んでいたので、だんだん自分の流れが来た」とゲーム後半では怒涛(どとう)の追い上げを見せ第2ゲームをモノにした。2―3で勝利を譲る結果となったものの「誰とやっても今日のようなプレーができたらいいかなと思う」とメンタル面での収穫も見せた。 手塚は来年1月に行われる全日本選手権へ、高橋航は東京選手権へ向けて鍛錬を続ける。また、圧巻の強さを見せた宮川と松田は全勝、山本は4勝1敗で予選リーグを突破し、翌日の決勝トーナメントに挑む。プライドを懸けた紫紺の戦いからまだまだ目が離せない。 [新村百華] 試合後のコメント手塚――今日の試合で自身に足りなかったところや反省点はありますか。 「メンタル的な部分もありますが、やはり技術では 1点のところで、自分のミスがあったり、1本多く入れていればというとこで焦ってしまいました。もう少し相手より多く返せるようにしていきたいです」 ――今日どのような気持ちで臨んだかを教えてください。 「去年はベスト16という結果でランクに入ることができたので、今年はそれ以上を目指そうと思って試合前の準備や気持ちを整えてきました」 高橋航――監督やコーチがいない今大会はどのように気持ちの管理をしていましたか。 「自分で考えなくてはいけないので、コーチとか監督だったら今何を言うかなという風に毎回考えて、自分が落ち込んだ時には、プラス思考になるようにうまくできたかなと思います」 ――今回の試合で改善したいところを教えてください。 「悪かったところ、改善しなければいけないなと思ったのは、やはり初めてやる選手もいたので、そういった選手にどう前半から自分のプレーをしていくかというのが大事だと思いました。各セットの前半で自分のプレーでリードできるようにしたいです」 READ MORE -
戸上が貫録見せ準決勝進出 宇田は惜しくも初戦敗退/全農CUP大阪大会 第6回パリ五輪日本代表選考会
卓球 2023.11.25パリ五輪代表選考会はついに最後の大会を迎えた。日本卓球界最強の16人が集結した今大会には明大から戸上隼輔(政経4=野田学園)と宇田幸矢(商4=大原学園)が参戦。宇田は大接戦の末惜しくも敗れたが、全日本選手権王者・戸上は貫録を感じさせるプレーで明日の準決勝に進出を決めた。 ◆11・25~26 全農CUP大阪大会 第6回パリ五輪日本代表選考会(Asueアリーナ大阪)◆1日目▼男子シングルス 戸上――準決勝進出 宇田――1回戦敗退 戸上は1回戦で三木隼(野田学園高)と対戦。緩い球を強烈なフォアハンドで仕留めるなど、冷静に試合を進める。各ゲームは接戦だったものの、4―0でしっかり勝ち切り準々決勝へ駒を進めた。一方の宇田は横谷晟(愛知工大)と大熱戦を繰り広げる。第1ゲームを奪われるも、続く第2、3ゲームを連取。そして第4ゲームは9―9から巧みなサーブ2本で奪取した。しかしその後3―3に追い付かれ、試合はフルゲームへ。最終ゲーム9―9の接戦から先に抜け出したのは宇田。強烈なチキータでマッチポイントを握る。だが横谷が意地を見せ、ジュースに持ち込んだ。振り出しに戻された宇田はその後不運にもネットインで10―11、続いてチキータがネットにかかり10―12に。惜しくもゲームカウント3―4で敗れ、初戦で姿を消した。 準々決勝に進出した戸上は、宇田を下した横谷と激突。途中、横谷の強打に苦しむも両ハンドで打ち合いを制し得点を量産する。1ゲーム奪われたものの終始安定したプレーで4―1で勝利を収め、見事準決勝進出を果たした。 パリ五輪代表内定へ向け、負けられない戦いが続く。「最後の選考会になるので優勝したいという気持ちはあるが、一戦一戦まずは自分のプレーを思い切り出したい」(戸上)。直近の国際大会で自身初の準優勝を果たした勢いそのままに、今大会での優勝そしてパリ五輪代表内定を目指す。 [末吉祐貴] ※試合後のコメントは別記事で掲載いたします。READ MORE -
愛知工大に2-3で敗れるも2部優勝 次世代への期待高まる/後期日本リーグ愛媛大会
卓球 2023.11.12大会4日目に行われた2部上位リーグ最終戦は全日本大学総合選手権・団体の部(以下、インカレ)決勝で敗れた愛知工大との一戦となった。1番手・2番手が勝ち星を挙げ勝利に王手をかけるもその後は3連敗。リベンジを果たすことはできなかったものの、2部1位で今大会を終えた。 ◆11・8~12 後期日本リーグ愛媛大会(愛媛県総合運動公園体育館)▼11・11 対愛知工大戦明大3―2愛知工大〇 上位リーグ最終戦は因縁のライバル・愛知工大との再戦となった。1番手・松田歩真(商3=野田学園)は「前日にシングルスで負けてしまって本当に悔しかったのでなんとしてでも勝ちたかった」と力強いフォアハンドで流れを渡さずストレート勝ち。いい流れで2番手・手塚崚馬(政経3=明徳義塾)につないだ。難敵・谷垣との対決となったが「絶対に勝つという気持ちが強かった」と左右に揺さぶるバックハンドで食らいついていく。一時リードを許したものの粘り強く戦いフルゲームの熱戦を制する。 セットカウント2-0と明大のリードで迎えた松田・飯村悠太(商1=野田学園)組のダブルス。谷垣・横谷組の速いチキータに苦戦を強いられ、ストレート負けとなった。続く4番手・山本歩(商3=出雲北陵)は序盤から激しい打ち合いになったもののあと一本が決め切れず。勝負は5番手・飯村までもつれ込んだ。第1ゲームから横谷に翻弄(ほんろう)され6連続失点。その後も勝負どころで踏ん張ることができず後期日本リーグ初の黒星を喫した。 7月のインカレでは宇田幸矢(商4=野田学園)、宮川昌大(情コミ4=野田学園)を擁するもまさかのストレート負けとなった明大。しかし、今回は両選手が出場していない中でインカレ王者に2-3と大健闘。来年度の新チームに明るい兆しが見えた最終戦となった。2部全勝優勝とはならなかったが、今年度初の団体戦優勝を決めたため来年は1部のトップクラスの選手たちと戦うことになる。「レベルの高い選手たちと団体戦ができることに感謝しつつ、向かっていきたいと思う」(髙山幸信監督)。日本最高峰の舞台に挑む来年度の紫紺たちに期待がかかる。 [七海千紗] 試合後のコメント高山監督――本日の試合を振り返っていかがですか。 「1番と2番はすごくいい内容で2点取れたのですが、そこから徐々に相手との力量の差、技術の差があったので、まだまだ愛知工大に対しては実力の差があるなと感じました」 手塚――谷垣選手に勝利できた要因は何だと思いますか。 「何回も試合をしている相手でやり慣れている部分はあったのですが、自分は向かっていく姿勢がやっぱりプレーにも影響するのかなと思います」 松田――今後どのような練習をしていきたいですか。 「本当にサーブとレシーブがダブルスは大事なので、そこをしっかりできればもっと勝てると思うので徹底的にやりたいと思います」READ MORE -
日本リーグ1部昇格決定! 信号器材、朝日大に勝利/後期日本リーグ愛媛大会
卓球 2023.11.10大会1日目、2日目にかけて行われた2部Bブロック予選を全勝で突破し、上位リーグに進出。3日目は信号器材、朝日大と対戦した。信号器材戦を快勝し、迎えた朝日大戦。セットカウント1-2と一時リードを許したものの4番手・山本歩(商3=出雲北陵)が大逆転勝利を決め、激闘を制する。この結果、1試合を残しての1部昇格が決定した。 ◆11・8~12 後期日本リーグ愛媛大会(愛媛県総合運動公園体育館)▼11・10 対信号器材戦・朝日大戦〇明大3―0信号器材〇明大3-2朝日大 日本リーグとは、トップクラスの実業団を中心に構成される日本最高峰のリーグ戦である。前期と後期の年2回行われ、明大は今年度から参戦している。1部昇格を目標に掲げる明大は予選を全勝し、2部Bブロック1位で上位リーグに挑んだ。大事な初戦は2部Aブロック3位の信号器材と対戦した。1番手の宮川昌大(情コミ4=野田学園)、2番手の山本がストレート勝ちを果たし、試合の主導権を握る。続く松田歩真(商3=野田学園)、飯村悠太(商1=野田学園)組は第1ゲームで2―7と大きく点差を離されたが、粘り強いプレーでジュースに持ち込みこのセットを獲得。勢いに乗った松田・飯村組は第2ゲームも果敢に攻め、11―5の大差で勝利を決めた。 続く2試合目は朝日大との一戦。1番手・宮川が快勝し、2番手・松田が相まみえたのは全日本大学総合選手権大会・個人の部(以下、全日学)で優勝した岡野。それでも松田は序盤から積極的なプレーを展開しゲームカウント2-0とするが、第3ゲーム以降は王者の猛攻を受ける。激しい打ち合いを制することができず、3連続でゲームを奪われ惜しくも敗れてしまう。 その後のダブルスもあと一歩及ばず、勝負の命運は4番手・山本に託された。2ゲームを連取され、あと1ゲーム奪われたらチームが敗北するという苦しい展開となったものの「冷静に落ち着いて戦術を組み立てることができた」と自分のプレーを貫き勝ち星を挙げてみせる。5番手・飯村は「自分から先に攻めるように意識した」と攻める卓球でストレート勝ちを収め明大の勝利を決定させた。 2連勝を果たしたことで1試合を残しての1部昇格が決定。明日行われる上位リーグ最終戦の相手は愛知工大。今年度の全日本大学総合選手権大会・団体の部(以下、インカレ)決勝で敗れた因縁の相手との再戦となる。「ライバル校に勝って全勝優勝をしたい」(宮川)。インカレのリベンジを果たし、全勝で有終の美を飾れるか。紫紺の躍進に期待がかかる。 [七海千紗] 試合後のコメント高山幸信監督――今大会のここまでの戦いを振り返っていかがですか。 「出場している7選手の調子が比較的上がっているように感じており、自分たちの力を出すことができたかなと思います」 宮川――主将として心がけていることはありますか。 「特に声かけはしていないのですが、自分が主将として春季リーグ戦、インカレ、秋季リーグ戦と全部優勝できずにきて、今回自分にとって最後の団体戦ということでどうしても優勝したい気持ちがありました。まずは1部昇格を確定できて良かったと思います」 山本――愛知工大戦の意気込みをお願いします。 「勝ったり負けたりしていて、今年のインカレも負けているので今回勝って次の試合に勢いをつけていけたらと思います」 飯村――本日の収穫と課題を教えてください。 「全日学が終わってから守りの部分を徹底して練習してきたのが最後の試合で出たのですごく良かったです。課題はもう少し自分から先に攻めるときに威力のあるボールを打てるようにすることです」 READ MORE -
宮川が準優勝 見せた4年間の成長の証/全日本大学総合選手権・個人の部
卓球 2023.10.31大会最終日を迎えた全日本大学総合選手権・個人の部(以下、全日学)。前日にベスト16入りを果たした宮川昌大(情コミ4=野田学園)、手塚崚馬(政経3=明徳義塾)、山本歩(商3=出雲北稜)がそれぞれ5回戦に挑むも、手塚と山本は敗戦。宮川は勝利を収め、そのまま決勝まで勝ち進んだが1―4で敗れて、優勝にはあと一歩届かなかった。 ◆10・26~28 全日本大学総合選手権・個人の部(いしかわ総合スポーツセンター)▼男子シングルス宮川――2位手塚、山本――ベスト16 明大からは総勢16人が参加した今大会シングルスも、16強が確定した段階で勝ち残ったのは3人のみとなった。手塚と山本はそれぞれゲームカウント0―4、1―4で勝利とはならなかったが、宮川は4―0で勝利し準々決勝へ。相手はTリーグ・岡山リベッツで活躍する谷垣(愛知工大)。Tリーガー同士の今大会屈指のカードが準々決勝で早くも実現した。「(谷垣選手には)ずっと負けていたので、全日学で試合できるのを本当に楽しみにしていた」(宮川)。第1ゲームは接戦の末に取るも、第2、3ゲームは終始押され気味になり落とす。リードを奪われたが「我慢してどんな態勢でもいいから、とりあえず相手のコートに返すことを意識していた」(宮川)。その言葉通り、第4ゲーム以降はラリーが長く続く場面が多く見られた。その中で代名詞といえるフォアハンドを叩き込み、3連続でゲームを奪取し見事勝利。「谷垣選手に勝つことができた。試合内容も良かったので、すごくうれしかった」(宮川)。勢いそのままに準決勝では同じ4年生の阿部(専大)に対し驚愕のストレート勝ち。決勝の舞台へと駒を進めた。 (写真:得点を決め、監督とガッツポーズをする宮川)「こういう全国系の大会は思うような結果を残せなかったので、ランク(ベスト16)を目指してそこからは一試合一試合優勝目指して頑張ろうと思っていた」(宮川)。迎えた岡野(朝日大)との大一番。第1ゲームはいきなり5連続ポイントを許し、6―11で奪われる。第2ゲームは先にゲームポイントを得るが逆転されてここも落としてしまう。「1、2ゲーム目の試合の入り方が、受け身になってしまった」(髙山幸信監督)。第3ゲームを取り返したものの、第4ゲームは10連続でポイントを奪われるまさかの展開。ゲームカウント1―3となり、後がなくなった第5ゲーム。先にマッチポイントを握られるも、今度は宮川が追い付いてジュースに持ち込む。だが反撃及ばず、カウント10―12で勝負あり。宮川は準優勝で最後の全日学を終えた。 宮川の全日学における過去の戦績は、一昨年度がベスト16、昨年度はベスト32と殻を破り切れていなかった。そしてラストイヤーで臨んだ今大会はついに決勝まで進出。「バックハンドの技術が入学した当時より良くなっている。それは今大会も随所に出ていた」(髙山監督)。準優勝と堂々たる結果で全日学を締めくくった宮川だが「自分のできることは全部やったけど、本当は優勝して終わりたかった」と悔しさもにじませた。その思いは必ずや日本リーグ、全日本選手権で晴らしてくれるだろう。 [北原慶也] 試合後のコメント髙山監督――宮川選手が谷垣選手との試合で勝利できた要因は何ですか。 「谷垣選手からいいボールを打たれて、精神的にめげそうなところでも踏ん張ったことが相手にとって逆にプレッシャーになったと思います」 ――後期日本リーグに向けて意気込みをお願いします。 「まずは1部昇格を目指します。試合がずっと続いちゃうので疲れもあるかもしれないですが、相手の胸を借りるつもりで学生らしい試合をしたいなと思います」 宮川――今の率直な気持ちはいかがですか。 「優勝目指して今大会に臨んでいたので、決勝で負けてすごく悔しい気持ちもあるんですけど、それでも今まで勝てなかった選手に勝って勝ち上がれたり、本当にトーナメントを勝ち上がるのは難しいんだなって今回改めて感じました。決勝まで来たことは自信になりました」 ――大会3日目はどのような気持ちで臨みましたか。 「特に変な緊張もなくリラックスして試合に臨めて、対戦相手は全員強い選手なので、自分を思い切って楽しく試合しようっていう風に思いました」 松田歩真(商3=野田学園)――昨日のランク決定戦はどのような戦略で臨みましたか。 「以前対戦したことがあり、自分の中でも勝つイメージがあったんですけど、相手が自分の嫌なところ突いてきて、そこにうまくはまってしまったので、今回は相手の方が良かったと思います」 ――3日目の試合をどのように見ていましたか。 「本当にみんなこの大会に向けて全力を尽くして、全力で準備してきたのを日頃近くで見ていましたし、一つでも多く勝ってほしいと応援していました。残念ながら優勝はできなかったんですけど、それでもすごいいい試合を3人が見せてくれたので、自分も一緒に頑張っていきたいなって思います」 READ MORE -
シングルスで3選手が16強進出 運命の最終日へ/全日本大学総合選手権・個人の部
卓球 2023.10.28石川県金沢市で行われている全日本大学総合選手権・個人の部(以下、全日学)。明大からも多くの選手が参加し、熱い戦いが繰り広げられている。2日目までにダブルスは競技が終了。明大勢の最高成績はベスト16と悔しい結果に。一方のシングルスでは、波乱もあったが3選手がベスト16進出を決め、最終日へと駒を進めた。 ◆10・26~28 全日本大学総合選手権・個人の部(いしかわ総合スポーツセンター)▼男子ダブルス宮川、山本組――ベスト16村松、寺下拓組――ベスト16手塚、安江組――ベスト16 ▼男子シングルス宮川、手塚、山本――ベスト16進出 大会初日にダブルスでベスト16までのペアが確定。明大からは3組が16強入りを果たしていた。しかしどのペアも強豪相手に苦戦する。全日本選手権ベスト8の宮川昌大(情コミ4=野田学園)、山本歩(商3=出雲北稜)組は、明大永遠のライバルである専大のペアと激突した。2―2で迎えた最終第5ゲーム。先制点を得るも、その後は相手のペースに。4―7と3点差をつけられたところで明大サイドがタイムアウト。ここで流れを変えたかったが、再開後も主導権は奪うことはできず敗北を喫した。宮川、山本組に加え、他のペアも白星を飾れず。ダブルス明大勢は16強で姿を消した。 一方のシングルス。全日学初参戦となった飯村悠太(商1=野田学園)は大会前に「谷垣(愛知工大)選手に勝つことが目標」と話し、3回戦でこのカードが実現。谷垣に食らいついたものの、結果はストレート負け。「競った時に1本取れなくて悔しかった」(飯村)。再び対峙(たいじ)する時、雪辱を果たせるか注目だ。また躍進を見せたのは村松凜音(営4=長野工)。3回戦では、シード選手に対し3―1で白星を挙げた。「シードとかそういうのをあまり考えずに、今まで通りの自分のプレーができれば勝てると思った」(村松)。村松は4回戦で敗退したものの、4年生の意地を見せた。第2シードで出場した松田歩真(商3=野田学園)もフルゲームの末4回戦で敗退するも、宮川、手塚崚馬(政経3=明徳義塾)、山本の3選手が28日のベスト8決定戦に進出。「全力で応援する」(飯村)。敗退した選手たちの応援も背に。運命の最終日を迎える。 [末吉祐貴、北原慶也] 試合後のコメント村松――大会全体を振り返っていかがですか。 「ちゃんと自分の力を発揮できたかなと思います。ダブルスとシングルスどちらともランク決定戦で負けてしまって、後悔はありますが、自分なりにはよく頑張ったかなと思います」 ――反省点はどこですか。 「自分の思ったようなプレーができなかった時に1本粘ったりとか、1本多く台に返球するというところがうまくできませんでした。あとはちょっと無理して得点を取りにいこうとしちゃったかなというのはマイナス点です」 飯村――具体的にどんな課題が見つかりましたか。 「バックに回転をかけられたボールに対してのブロックのミスと緩いチキータが来たときにミスが多かったので、その練習をしていきたいと思います」READ MORE -
最終戦に勝利するも優勝にあと一歩届かず 2位で大会を終える/秋季関東学生1部リーグ戦
卓球 2023.09.16秋季関東学生1部リーグ戦(以下、秋季リーグ戦)最終日。前日の日大に惜敗したものの優勝の可能性をつないだ明大は、最終戦・筑波大と対戦。優勝するには今試合に勝つことが絶対条件であった。大きなプレッシャーの中、4―1で勝利。しかし日大が勝利数で明大と並び、直接対決の結果から日大の優勝が決定。明大は惜しくも優勝を逃し、2位で今大会を終えた。 ◆9・1~9・14 秋季関東学生1部リーグ戦(所沢市民体育館他)▼9・14 対筑波大戦(所沢市民体育館) ○明大4―1筑波大 絶対に負けられない一戦、1番手を任されたのは手塚崚馬(政経3=明徳義塾)。筑波大のエース・三浦を相手に積極的な三球目攻撃で流れをつかみ2ゲームを連取する。しかし第3ゲーム以降は相手の猛攻に耐え切れず、続けざまに3ゲームを取り返されまさかの逆転負け。主導権をつかみたい大事な一戦目を落としてしまう。流れが筑波大に傾きかけたが、それを止めたのは今試合でリーグ戦最後となるエース・宮川昌大(情コミ4=野田学園)。カットマン相手に「カット打ちは得意だったので自信を持っていけた」(宮川)と、フォアハンドの強打を高い精度で決めていく。終始相手を圧倒しストレート勝ちを収め、3番手以降にバトンをつないだ。 3番手は今試合までシングルス全勝と勢いに乗る松田歩真(商3=野田学園)。「何としてでも2―1で回そうと思った」(松田)と意気込んで臨んだが、初対戦の相手のサーブに苦戦し2ゲームを失う厳しい展開に。しかし「もう一回気持ちを切り替えて、自分から攻めていく強い気持ちになれた」(松田)と持ち前の強い精神力で奮闘。激しいラリーもモノにし、3ゲームを奪い返す大逆転劇を起こした。この流れの乗りたい宮川、山本歩(商3=出雲北陵)ペア。「自分にとっては最後の試合だったのでどうしても勝ちたかった」(宮川)と、素晴らしいコンビネーションで試合を支配。「山本選手も自分の思いを背負って戦ってくれて、素晴らしいプレーをしてくれた」(宮川)。互いにカバーしあいながら戦い抜き、3―1で勝利。王手がかかった5番手には飯村悠太(商1=野田学園)が登場しフォアハンドの強打を軸に相手を圧倒。ストレート勝ちを収め、秋季リーグ戦を4-1の勝利で締めくくった。 6勝1敗で今大会を終えた明大。日大と勝利数は並んだが、直接対決の結果から惜しくも目標の栄冠には届かなかった。今期の団体戦は悔しい結果となったが、選手たちは次戦の全日本大学総合選手権(以下、全日学)に向けて前を向く。「団体戦で優勝できなかった悔しさをシングルスで取り返したい」(宮川)。この悔しさを糧にさらなる成長を遂げ、大学卓球界の王座を奪還する日は近い。 [晴山赳生] 試合後のコメント髙山幸信監督ーー今大会を振り返っていかがですか。 「実力通りの試合もできたかなというところが多いですかね。やっぱり、足りない部分があったから日大には負けたと思いますが、でもそれ以外の試合に関して言えば、実力を遺憾なく発揮してくれたのではないか、というところですかね」宮川――今大会を振り返っていかがですか。 「今年は自分が最上級生でもう一回グランドスラムを目標に頑張りましたが、終わってみれば優勝はできなくて、そこはやっぱり自分は最上級生なので責任というものを感じる部分はありました。ですが、やっぱり結果よりも自分はこのメンバーで試合できたことが本当にうれしかったので、結果はどうであれすごくいい団体戦だったと思います」 ――今大会で得た収穫はありますか。 「卓球の面ではあまりないのですが、本当に団体戦が楽しいなっていうのを改めて感じることができました。やっぱり明治大学というチームは本当にみんなが明るいし、みんなが勝ちたいっていう気持ちが本当に強いチームで、誰かが負けても誰かがカバーする、そういったチームです。負けた選手をお互いに励まし合って前に向いて進めるようにみんなやってきたので、団体戦の楽しさと明治大学の素晴らしさっていうのを今回改めて感じることができました」 松田――今大会を振り返っていかがですか。 「今回2位で終わってしまって非常に悔しいです。ですが、チームのみんなやサポートしてくれた人たちも含めて、全員が全力でやってくれて、結果2位だったので悔しいですけど、悔いはないです。これが今の自分たちの力なので、そこからまた来年の春まで時間がありますし、今年は全日学があったりするので、またそれに向けて一人一人が目標に向かってやっていけたらなと思います」 ――これからの大会に向けての抱負をお願いします。 「(全日学は)自分はシングルスのみの出場ですが、去年3位で目標としていたところまで行けましたが、準決勝では準備不足とかで負けてしまいました。今年は全日学優勝というのを目標にしていて、それに向かってこれからの練習であったりとか、私生活であったりとかを意識してやっていきたいなと思います」READ MORE -
大接戦も強敵・日大に敗れる 優勝は最終日へ持ち越し/関東学生秋季1部リーグ戦
卓球 2023.09.14開幕4連勝で迎えた秋季関東学生1部リーグ戦(以下、秋季リーグ戦)4日目は専大、日大との対決。専大戦では苦戦を強いられるも、1番手・手塚崚馬(政経3=明徳義塾)をはじめ粘り強いプレーで4─2の勝利を収める。しかし2戦目の日大戦では、4時間半の激闘を繰り広げるも一歩及ばず敗北。優勝の行方は最終日に持ち越しとなった。 ◆9・1~14 秋季関東学生1部リーグ戦(所沢市民体育館他)▼9・13 対専大戦・日大戦(所沢市民体育館) ◯明大4―2専大 明大3―4日大◯ 粘りを見せた。専大戦に勝利し、5連勝で迎えた日大戦。日大、明大とも2点を獲得し5番手として回ってきたのは、今回のリーグ戦シングルスでは一度も負けていない松田歩真(商3=野田学園)。「自分がダブルスを落としてしまったのでなんとしても勝つしかない」と挑んだシングルスでは、序盤は1─6となかなか自分のプレーを発揮できずにいたが、終盤に6ポイントを連続で獲得するなど徐々に本領を見せ第1ゲームを先取。続く第2、第3ゲームでは相手に8連続ポイントを許すなど相手の波に押され落としてしまったものの、「向かっていくという気持ちを忘れずに最後までプレーすることができた」と最後まで勝ちにこだわり続けた。第4、第5ゲームとも課題だったというサーブからの得点を多く決め、明大にとって大きな一勝をもたらした。 セットカウント3─3と、両校ともに絶対負けられない状況で7番手を任されたのは、2年生の櫻井倭(情コミ2=鶴岡東)。対する相手は4年生の主将と、相手の声援もより一層気合いが入る。そんなアウェーの雰囲気の中で、第1、第2ゲームを続けて落としてしまう。もう後がない櫻井だったが、「チーム全員で盛り上げてくれている。期待に応えられるようにプレーしよう」と意地を見せる。得意のフォアハンドで得点を重ね、第3、第4ゲームを連取。フルセットにもつれこむ激闘となったが、先にマッチポイントを握ったのは相手だった。結果は9─11と惜敗。だが2年生ながら果敢に挑み続けた櫻井のプレーは間違いなく次への成長につながるものであった。 優勝にはあと一歩手が届かなかったが、まだ希望は残っている。明大が優勝するには、最終日の筑波大戦で勝つことが絶対条件。「自分たちは目の前の試合だけ。他の試合を気にせず自分たちが勝って終わらすという気持ちで頑張りたい」(手塚)と最終日に向けてさらに磨きのかかる明大が、気持ちを切らさず勝利をつかみ取る。 [下元天花] 試合後のコメント松田――今日の試合を振り返っていかがですか。 「準備期間が少ない中で、なかなかうまいように力を発揮することができずチームに貢献できなかったことが悔しかったです」 ――次戦の意気込みをお願いします。 「まだ優勝する可能性は残っていて、このチームでプレーできるのは最後なので全員で楽しんでやりきりたいなと思います」 手塚――今日のご自身のプレーで良かったところを教えてください。 「自分は守ることが得意なのですが、プラスして攻めることができていたので、それで得点ができていたのかなと思います」 ――今日の明大全体の試合を振り返っていかがですか。 「他の大学よりやはりチーム力があるなと。みんなが絶対勝利を取りに行くという気持ちがあって、今日の2戦はとても強い相手でしたが、とてもいい試合だったと思います」 櫻井――今日の試合を振り返っていかがですか。 「7番という大役を任されて、3-3まで回る厳しい戦いになることは分かっていたので、そこで勝ち切れなかったことは本当に悔しいです」 ――成長した部分や収穫はありますか。 「0-2になった時にいつもの自分だと、1回ダメになるとそのままダメな状態で試合を終えてしまうことがありましたが、今回は2セット取られながらも追い付いたり、諦めずに勝負できたところが成長かなと思います」READ MORE
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【卓球部】卓球界の王者たれ2023
卓球界の王者たれ。世界で活躍する選手を幾度となく輩出し、常に大学卓球界トップに君臨し続けた明大卓球部。今年度は戸上隼輔主将(政経4=野田学園)を筆頭とする新体制で、悲願のグランドスラム連覇へとまい進する。本特集では、懸命に卓球に向き合う選手の姿を特集していく。READ MORE -
【卓球部】卓球界の王者たれ2022
卓球界の王者たれ。世界で活躍する選手を幾度となく輩出し、常に大学卓球界トップに君臨し続けた明大卓球部。今年度も松下竜巳主将(商4=野田学園)を筆頭とする新体制で、ここ4年遠ざかっているグランドスラム達成に向け、まい進する。本特集では、懸命に卓球に向き合う選手の姿を特集していく。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1931年に創部されて以来、世界で羽ばたく有名選手を数多く輩出してきた卓球部。2016年のリオデジャネイロ五輪では水谷隼(平25政経卒・現木下グループ)、丹羽孝希(平29政経卒=現スヴェンソン)が代表選手に選ばれ、団体戦史上初の銀メダル獲得に貢献した。 「卓球界の王者たれ!明治大学」というスローガンを掲げ、寮にある練習場で毎日練習を行っており、技術力だけでなくチーム力も培っている。大学卓球界にその名を轟かせてきた〝古豪・明治〟は、現在も新たな歴史を刻み続けている。